正しいフォームで踏み切ってジャンプした後にはきちんとバレーボールをとらえて打つための正しいスイングが重要です。
まず、基本的にはバレーボールを自分の右肩の前でとらえるということが重要です。もちろんこれは右利きの選手の場合です。左利きの選手なら左肩の前。毎回この位置で
スパイクを打てるようになることが基本中の基本です。
近年のトップレベルチームでは体の中心(体幹)に近い位置、つまり顔の前の方でボールをとらえる方がパワーのあるスパイクが打てるとか、最も高い打点でスパイクを打つことができるとか言ったことが科学的にも言われているようですが、それはあくまで応用編です。
ここではバレーボール初心者から社会人チームなどのレベルを想定してお話しますのでこれらの説明はあえてしません。
さて、ではなぜ右肩の前でボールを打つことが重要なのでしょうか?
それはスパイクフォームと関係してきます。
よくかぶると言われるようにスパイクの時にバレーボールを右肩の上や体の後方でとらえている選手を目にします。
これはもっともボールに力を伝えられるポイントを外しており、力強いスパイクが打てません。
よくバレーボールにぶら下がっているなんていう表現もされます。
ボールと肩や体の位置を横から見ると一直線になっているからです。
きちんとボールを右肩の前でとらえれば、そんなフォームにはならないはずです。
また、肩や背筋などに大きな負荷がかかり、将来的にケガを引き起こす可能性も大きくなります。
この意味で毎回きちんと、右肩の前でバレーボールをとらえてスパイクを打つようにすることが大切なのです。
これはスパイクのみならず、
サーブにも言えることですが。
スパイクはバレーボールを右肩の前で打つ!
これは常に意識するようにしてくださいね。
最終更新:2010年09月23日 13:33