スパイカー

スパイカー(アタッカー)
・まずは正確にミートして入れる
・次に相手コートを見て弱点を見つけてコースを狙う
・セッターとコミュニケーションを

1.レセプション(サーブレシーブ)返球率70%以上
サーブレシーバーとして、70%以上はきちんと返球できるようになること。そうで
なければ、チームのスパイク決定率が落ちるからだ。アウトサイドヒッターはリベロ
とともにサーブレシーブの中心となる。
2.確実に50cm幅でスプレッド攻撃できること
通常、サイドブロツカーは、アンテナから50cm幅は、空けて構えるようにし、ストレートコースは、レシーバーが拾えるという前提にしている(117ページ参照)。そこを狙って決められるようになれば、ブロツカーもサイドに寄らざるを得なくなるだろう。
また、セッターのサイドヘのトスが速ければ速いはど、アタッカーはクロスしか打てなくなりがちだが、そうすると、敵のブロツカーも的を絞りやすくなってしまう。速いトスでもストレートに打てるように
3.2段トスを打ちこなせること
勝利するチームには、レシーブが乱れた場面からでもスパイクポイントを取れるアタッカーが少なくとも2人は必要。前衛、後衛にかかわらず、つねにレフトサイドとライトサイドに2段トスを打ちこなせるアタッカーを配置するようにしよう。オポジットとアウトサイドヒッターがその役割を担う。
4.高いバックアタック決定率
セッターが前衛時に攻撃者数が減らないよう、セッター対角のオポジットはつねに後衛ではバックアタックで攻撃しなければならない。
5.セッダーに代わってトスを上げる能力
女子チームのライトポジションの選手は、セッターがトスを上げられないときに、つなぎ役として正確なトスも上げられなければならない。


スパイカーの役割と心得

最も得点に結びつきやすい攻撃であるスパイクを打つプレイヤーをスパイカーと呼びます。

スパイクに威力があるほどに相手のガードを破りやすいため、スパイカーにはボールを強烈にインパクトできる力、高い打点からボールを打つためのジャンプ力、何度でも高くジャンプするための体力、速攻するための俊敏力などが求められます。基本的に身長が高い選手がスパイカー向きですが、それほど身長が高くなくてもジャンプ力のある優秀なスパイカーもよく見かけます。

得点源となるポジションだけに相手からのマークやブロッカーに立ち向かい、チームが劣勢であっても諦めずに得点を取りにいくために、精神力も強くなければなりません。

ストレート・クロススパイク、時間差攻撃、クイックスパイクなど多数の攻撃、ブロッカーと勝負するのか?ブロックアウトを狙うのか?フェイントかけるのか?などスパイカーは瞬時に判断をこなすべきことが多くあり、状況判断力も問われるでしょう。

スパイカーが弱気になっては、チーム全体の士気も上がりません。積極果敢に得点を狙っていく大胆なプレーを行いつつも、冷静さを保ち、あらゆる状況で的確な判断をこなせるようになりましょう。

サイドからのアタックがチームの攻撃の要となる
サイドからのスパイクでは、クロスだけでなく、確実にストレートに打ち込んで
得点につなげる能力が必要です。
ストレートには、レシーバーがいますがアタッカーとの距離が短いため、かなり難し
いレシーブになります。ストレートに決められるようになることで、相手ブロックはサイ
ドに寄らなければなりません。つまり、クロススパイクが打ちやすくなるのです。
また、レシーブが乱れたときのハイセットて上がる確率も高いので、確実に打ちこなせ
なければなりません。
右利きの選手が多いため、とくにレフトからのスパイクは、チームの攻撃の軸となりま
す。左利きの選手がいれば、ライトからも同様に力弓重く打ち込めるため、戦術の幅が広が
ります。

レセプション能力が次の攻撃を左右する
アタッカーであると同時に、レセプション(サービスレシーブ)においてもリベロと並んで中心的存在にな
らなければならないのがサイドアタッカーの宿命です。
リベロだけに頼らずに、確実にセッターに返すことで攻撃のチャンスが広がります。レ
セプション成功率最低でも65%、できれば70%以上がひとつの目安となります。

 

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最終更新:2010年09月26日 14:53
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