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………
……

「………今日何人殺った?」

苦いコーヒーを片手に短髪の男は呟いた

「はっ!自分は4名です!」
「自分は5名だと記憶してます!」
「自分は3名です!」

………

「……自分は1人も…です」

最後の一人が下を向きながら答えた
その場にいた軍人達が全員その男に視線を向けた


「も、申し訳ありません!隊長! ですが……ですが自分にはどうしても……」
「……そうか」

その男が言い終わる前に短髪の男はコーヒーを置いて席を立った

「…次は撃てるな?」

そういうと短髪の男は別のテントに向かう為に軍幕をあげた


「…は、はい!!」


その声は軍幕が降りる直前に放たれた



「……それが正しい筈なのにな」

夜道を行く短髪の男の小声に反応する様に愛剣が鞘の中で少し軋んだ…



………
……

「………俺は28人か…」
短髪の男は寝床でそう呟いた
誰の耳にも入ってはいないだろう

最終更新:2013年07月23日 20:28