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……


「シュライダーの部隊は全滅らしい」
「なーにが、『絶影』だ! 笑わせやがる 結局はこれだ」
「はは、しかも隊長だけ生き残ったらしいぜ」
「おいおい! 心中もできねーなんて… あいつの部下も可愛そうにな!」
「全くだぜ! つまりは部下を盾に生き残ったってことじゃないか!」
「あははははははっ!!」


………
……

ドックタグを片手に座り込む男にみすぼらしい少女が話かけてきた

「おじさん、お花買ってよ?」

「………」

「ねぇねぇ、おじさん」

「……あ、ああ」

「ありがとう、おじさん!」


その時大きな照明弾が上がった

照明弾の意味は『全軍撤退 作戦完遂』 …短髪の男にもそれを認識することが出来た



「わー!すっごい!」

意味も分かっていない少女が騒ぐ

「…お嬢ちゃん、あれが好きなのか?」

「うん! 花火!あれ花火って言うんでしょ!?」

「……ああ、そうだな めでたい時にはああやって花火をあげるんだ…」

「じゃあ、おじちゃんにも良い事ありますように! これタダであげるよ」

「………」

「また花火見れるかなー?」

「……ああ、いつでも見せてやるよ…」

「ほんと!? やったぁ!」

「………ああ」



少女が去った後、ただ一人残ったシュライダーにはもう剣の影は無くなっていた

そしてその代りに7人の影がシュライダーに寄り添うように…

ただただ揺れていた…

最終更新:2013年07月23日 20:31