「ピンポン」
里崎「ありゃ、ゲートにひっかかってもうた。もういっぺんや」
「ピンポン」
木佐貫「もう一度お願いします」
「ピンポン」
里崎「ウチほんな金属身につけてへんで」
木佐貫「手荷物もよく確認したいので、どうぞこちらへ」
里崎「ウチ怪しいもん違うでぇ」
木佐貫「では小谷野さん、お願いします」
小谷野「へへっ。任せろや」
里崎「なんで小谷野がここに…」
小谷野「お前ニセブランド品買っただろ」
里崎「ドキッ。ちゃ、ちゃうで。ちゃんと本物やで!」
小谷野「ちゃんと正規のショップで買ったか?」
里崎「正規やないけど…店の人が本物って言うたで!えらい安かったけどな」
小谷野「縫い目が雑だしタグが違うな…。これは没収な」
里崎「ほんなぁ…」
小谷野「さてここからが本番だ。ボディチェックさせてもらうぜ」
里崎「なんで!」
小谷野「最近よくいるんだよ。体内にヤク隠して持ち込もうとする奴が」
里崎「ウチほんなん隠してへん!せめてボディチェックは女の係官にさせてや!」
小谷野「うるせえ!黙って脱げ!隅々まで調べてやる!」
里崎「恥ずかしいからやめてえな!」
小谷野「とりあえず見える範囲には隠してないな。今度は奥を調査だ!」
里崎「ああん!」
小谷野「この小谷野探知棒が奥の奥まで調べつくしてやるからな。へへっ。たまんねえぜ」
里崎「怪しいブランド品なんて買わなきゃよかった!はやとぉおおお」
最終更新:2011年12月24日 12:21