どしゃぶりの日に 二人でさした傘
家の傘立てに 今でもたっている
2人の想い出は 傘と共にあり
あれから少しも 進んではないね
どっから道を踏み外したのかなんて
君に聞いても仕方がないんだけど
僕は知りたくなった
思い出の傘は 今はもう役に立たないけど
綺麗な思い出だけ 傘の内側に閉じておいてくれるだろう
君はもういなくても 思い出だけは
ずっと ここにあるから
いつも通りの日 君と過ごしたあの日
でも少し違った 別れの言葉が
いつしか言葉少なくなったのかなんて
胸に聞いても見つからないんだけど
僕は
いつまでも探してる
思い出の傘は いつまでも傘立てに置いてある
傘に目をやる度 周りの景色が滲んでぼやけて見える
思い出が綺麗過ぎた でも笑いあえる日は いつかやってくるから
傷付いた心と傘
僕の心を映す傘
何か魔法にでもかかっていたのか
だけどやっと解けたみたい
思い出の傘はいつしか家の片隅に追いやられ
それと同じように思い出もまた心の片隅へと
君をもう追わないよ思い出だけをそっと心に秘めて
最終更新:2009年01月19日 23:49