マルドゥック水上都市

国名：マルドゥック水上都市国家

代表名："遺跡管理官"ロバート・モンデニーロ、"商人ギルド運営委員長"マルーデ・ブ・タリオン、"船長"ジャック

組織形態：議会制

軍事力評価	政治力評価	経済力評価	技術力評価
Ｂ	Ａ	Ａ	Ｃ＋

概要

どこの世界の産物かはわからないが、水上に浮かぶ巨大施設を都市中枢部として置く文字通りの水上都市。
地形の位置関係上、幾つもの国家を繋ぐ貿易の玄関口である。

幾つもの国家の流通の根源を抑えている為に、経済力は高く、その影響から政治力も高い。
しかし、技術力に関しては水運・湖川船技術力はあれど、その他に関しては低いと言わざるを得ない。
また、軍事力に関しても、流通の根幹を抑えていると言う事もあり、それは自衛に特化している。
しかも、長期的な自衛ではなく、短期的なそれであり、他国の援軍を当てにした側面があると言わざるを得ない。

起源としてはそれほど古くはなく、水上施設がここに墜ち、幾人の技術者たちが上陸後、都市として運営し始めたのが始まりである。
そして、その流通の要と言う性質上から商人たちの流入が増え、現在の国家としての成り立ちを得た。

国家としての運営は船団協会、商人ギルド、マルドゥック遺跡管理調査団の三組織が運営をしている。
マルドゥック遺跡管理調査団がいなければこの遺跡は管理・調整できず、商人ギルドがいなければ国庫が賄えず、船団協会がいなければ貿易が行えない。
この三竦みから成り立つ為に、表向きとしては平穏である。（無論、裏では他者よりより"儲かる"為の策謀が渦巻いているのは言うまでにない。）
結果として商業・貿易国家として、国境に接した国の流通・貿易を担っている。

所属NPC

"遺跡管理官"ロバート・モンデニーロ

「僕は遺跡が調査したかったってだけなのになんでこんな……」
「おおっ！！　こ、これはどこで手に入れたのか僕に密に教えてくれないか？！　密にっ！！」
性別：男
年齢：３２
一人称：僕
クラス：メイジ
信念：遺跡を調査する
概要：
マルドゥック遺跡の調査団筆頭で、現在の遺跡管理官にしてマルドゥック遺跡管理調査団のトップである。
冴えない容貌でかつ、自らの衣服などをあまり気にしない正に「学者・研究者」と言った様相の人間。
現状を憂いており、自身のやりたいことと噛み合っていない今を打破したいが、立場的にそうもいかなくなっている。
よって、その鬱憤は冒険者たちの持ち込むヘンナモノなどに多大に向けられている模様。

"商人ギルド運営委員長"マルーデ・ブ・タリオン

「金っ！！　金っ！！　金っ！！　金がなければ何も始まりはせんわっ！！」
「世の中全て金で動いておるとは言わん。だが先立つ者がなければ何もできんのもまた事実だ」
性別：男
年齢：４８
一人称：わし
クラス：－
信念：商売繁盛
概要：
オークかナニカだ、と陰口をたたかれる容貌の中年男性であるが、これでも立派な商人ギルド運営委員の委員長の一人である。
ごうつくでがめつく、守銭奴であるがその根幹には幼い頃の貧乏だったころの思い出がある為であり、世の中金だけではないが、大半は金で解決できるを地で行く。
そんな彼にとっては正にこの地は楽園。流通の根を抑え込んでいるのだから儲かる一方である。
だが、儲けすぎるのもよくはないと言う事を知っているのか、彼の経済手腕は敏腕であるのは事実だ。

"船長"ジャック

「おう、船出だぜ野郎どもっ！！　帆をはれ取り舵だぁっ！！」
「船の上じゃ俺様が一番偉い。たとえ国王様が相手でもな。海の上をあまり舐めるんじゃねぇ……と言いてぇがここはただの湖だかんな。まぁ気にすんな」
性別：男
年齢：３９
一人称：俺、俺様
クラス：ロード
信念：意義
概要：
ひげもじゃの一見海賊ではないかと思える巨躯の男。船団協会のトップの一人であり、船団最強たる"蒼"の主でもある。
元々はどこかの海軍所属であったが、落ちぶれたのかあるいはほかに理由があったのか。
今はマルドゥック水上国家の船団で"船長"をやっている。
豪放磊落な性格で、また気さくな男であり、よく仲間たちと酒を飲みかわしている。

"船団協会最終兵器"　"蒼"

「大人しく降伏する事を提言します。さもなくば沈めます」
「仰ってる言葉の意味を理解しかねます。より詳しく解説を願います」
性別：女性
年齢：不明
一人称：本機
クラス：投影体
信念：他者を守護する
概要：
巨大な戦艦の投影体であり、時代を数百年近く先走る最新鋭の大砲を多数有するオルガノン。
船団協会の最終兵器であり、マルドゥック水上国家の守護の要である。
その姿は少女のように幼く可憐であるが、その本体を顕現させたが最後、彼女の守護する船団を襲おうとする族は藻屑となって沈むだろう。
戦艦の投影体と言う事からか、人間の価値観・概念に関して疎く、よくそれを他者に問いかけている。