は行の本編用語集
【病院】
このロワにおいて最も休めない場所。本ロワでは二つあるが特にE-4の大病院を指す。
とにかく病院だと連戦が起き、戦いが終了しても数分でまた別の相手と戦うことになる。
東條悟、
ネガタロス、
擬態天道とマーダーが異常なほど集結していたのも特徴の一つ。
とりあえず混戦しまくり、休む間は無い。
やさぐるまさん、夏みかん、ケンジャキの三人は初期配置自体が病院でそこから抜け出せなかった可哀相なキャラクター。
現在生き残ってるのはようやくライダーになった兄貴だけ。
さらに
第一回放送以降、やたらと対主催キャラが集結し始めたのだがそれに合わせたかのように
紅渡、
相川始、
金居そして
五代雄介の極悪マーダーチーム
【Dを狩るモノたち】がE-4大病院を目指し始め、しかも
乾巧及び
門矢士の存在から高確率で彼らと対主催チームの間でライダー大戦が勃発すると予想されている。
それとは別に、トップマーダーの一人である極悪ステルス、しかも若干追い詰められていて手負いの獣の如くなおさら危険なニーサンこと
志村純一、戦力皆無だが覚悟完了し真っ黒になってしまった所長こと
鳴海亜樹子の二大ステルスが既に同病院に到達、対主催チーム内に潜伏している。
もうだめぽ……え? 残る一人のマーダー、
秋山蓮はどうしたって?
彼がマーダーとしてまったく期待されていない件については次の項目を参照して欲しい。
ちなみにD-1にももう一つ病院があるが、現在彼と合流したキャラをパートごと空気化させてしまう恐るべき空気キャラ・
三原修二がそこにいるためか、かなり空気となってしまっている。だが周辺に危険人物が跋扈しているにも関わらず極めて平穏であることを考えると、ある意味三原は平和の守護神と言えるのかもしれない。
【人が人を殺してはならない】
第113話『
第二回放送』で述べられた、大ショッカー首領である
オーヴァーロード・テオスが参加者に伝えたありがたいお言葉。
クウガ~キバ、Wの10の世界の参加者+ディケイド一行を集めて巻き起こしたこの殺し合いにおいて、僅か12時間で60人中38人が死ぬという超ハイペースの進行に対し、思わず漏れた愚痴である。
元はお前が殺し合いを開いたんだろとか、流石にそれを人を殺すのが楽しくて仕方ないグロンギのバルバに言わせるのはどうなんだとか、言いたいことはあまりにも多い。
けど仕方ない、彼は神様なんだもん。
そして予想通りと言うべきか、この発言を聞いた参加者や意思持ち支給品の面々はガチギレ。
しかしその怒り故にダグバにびびっていた橘さんが恐怖を克服する原因になった点などを見れば、人間贔屓の彼の目的は歪ながら果たされたのかも知れない。
【プロのサラマンダー】
2012年1月14日、パロロワ企画交流雑談所・毒吐きスレ7で行われた平成ライダーロワ語りにて
秋山蓮に与えられた称号。サラマンダーの意味は
こちらを参照。
彼はマーダーでありながら第一回放送を超えるまで、誰一人も殺していない。
これだけ聞くとパロロワにおいてよくある現象なのかもしれないが、彼の場合はまともに戦闘で勝った事がない。(同じサラマンダーの
牙王や、それに近い
ゴ・ガドル・バはほぼ全ての戦闘に勝利しているのに対して)というか、それ以外にもマーダーらしい仕事をほとんどしていないと言える。
そんな蓮の経歴(103話まで)を載せてみよう。
登場話で運良く同じ世界の住民である
北岡秀一と合流するも、次に出会ったのはよりにもよって最強クラスマーダーの一角バットファンガイアの
キングでありそのまま戦闘に。
ナイトとゾルダはファイナルベントを放つもバットファンガイアは生存しており、不意打ちを食らって蓮は気絶させられてしまう。(ちなみに北岡はそのまま死亡)
そこから
五代雄介、
フィリップ、
海東大樹、
草加雅人の四人に保護されるも、草加に装備を奪われてしまう。
その後、ライジングアルティメットとなった五代の襲撃によって草加がナイトのデッキを落とし、戦力を取り戻す事に成功。フィリップと海東の二人と合流し、草加の暗躍や五代の変貌など、不可抗力とはいえ対主催である彼らが有利になる情報を提供する。
放送後
乃木怜治、さらに
乾巧や
志村純一と合流して情報交換の末、遂にサバイブのカードを取り戻した。
と、殺害どころか戦闘すらまともに行っていない様子。下手すると戦いになったキング以外には明確な殺意を抱いてすらいない。
そのせいか、彼自身は殺し合いに乗ったはずなのだが、周囲からはいまいちそう思われていない不思議。(読み手さんの中にも彼を対主催だと思っていた人がいたレベルである)
実際話数を重ねるごとにマーダーらしい描写は減少傾向にあり、最新話に至ってはサバイブを渡して貰った礼として本来敵であるフィリップに(ロストドライバーなしでは使えないといえ)自らの戦力であるエターナルメモリを譲渡したり、巧と険悪になりながらも(ライジングアルティメットに対抗するためとはいえ)チームの空気を悪くしたくないと一度はサバイブの入手を辞退しようとしたり、(草加のことは警戒していたのに)ニーサンこと志村純一を本物の御人好しだと思っていたり、仮にも優勝狙いのマーダーらしい様子がまるでない。
それ以前にも他のマーダー同様一度は地の石の入手を考えたものの、草加のような姑息な輩にはなりたくないと迷いを見せている……って、こいつ本当に殺し合いに乗っているのか?
余談だが、初代ライダーロワでも蓮はマーダーであったのだが結局誰一人も殺さないまま終わってしまった。(ちなみにロワイヤル×ロワイヤルでは一人殺しているものの、殺し合いに乗る事に迷いがあった)
ただ蓮は、そもそも原作でも殺し合いに乗りながらも人の命を奪う事に迷いがあり、結局最後までサラマンダーだった人物なので、ある意味では原作再現なのかもしれない。(シザース=須藤の殺害者をボルキャンサーとし、またオーディンの変身者、TVSPのベルデについては考慮しない場合の話だが)
これらを踏まえて、蓮は「原作からしてプロのサラマンダー」であるとの評価を頂き、この調子が続く以上は期待度最低マーダーとまで言われてしまっているわけである。
はたして蓮は、この評判を覆すことはできるのか!?
【平成ライダー早期退場四天王】
平成ライダーには、何度もロワに参加しながら多くの場合そのたびに早期退場してしまうキャラが存在する。その中でも、特にその強力なジンクスに囚われた四名を誰かがこう呼んだ――平成ライダー早期退場四天王、と。
特に平成ライダーロワだからか、本ロワではその四名全員が参戦し、やはり全員が早期退場するという結果に終わってしまった。そんな悲しい四天王をここに紹介したい。
早期退場四天王筆頭。詳しくは
【剣崎のジンクス】を参照。他の四天王とはジンクスの強さが違い過ぎる(回数的な意味で)。
ロワでの彼の不幸はジンクスの方で語り尽くされた感があるが、本ロワではさらに死後も
ン・ダグバ・ゼバの手にブレイバックルが渡って、ライダーロワ初のキングフォーム降臨の栄誉を奪われてしまい、それに加えてブレイドの力で皆を護ってくれと言う
門矢士への遺言も虚しく、ダグバの変身したキングフォームは一気に三人も退場させて生き残った対主催にも甚大な被害を与えるなど、不幸度が止まることを知らない。哀れな……
通称ザンキさん。初代ライダーロワ、そして本ロワでも、誰かを護るという鬼としての職務を全うし、一話で退場している。果たして反魂の術が解禁される日は来るのだろうか。
ご存じ赤い人気者なイマジン。未だに製作されるスピンオフで大活躍な彼もまたライダーロワNEXT、そして本ロワでも早期退場する運命からは逃れられてはいない。退場話自体は悪くなかったのだが、電王基本形態であるソードフォームすら披露する間もなく退場したことが惜しまれている。
期待のニューカマー。元々は本ロワで熱血死しただけだったが一年も経たない内に変身ロワでも二話で死亡し、一気に早期退場四天王へと登り詰めた。現在オーズロワに参加中だが未だ登場すらしておらず、ジンクスを打破できるのかが内外のファンから注目されている。
一般人だから話題に上がらないのかもしれないが、正直
園田真理も彼らに劣っていない気がするのは筆者だけだろうか? いや、恐らく他にもいるだろう、
だが無意味だ。正直に言うとパラロワなんかじゃ普通に放送越えたしね。
なお、彼らが早期退場するのはまじめな話キャラの性格上やむを得ない場合が多いので、ファンの方は活躍の見られない不満は理解できるが、どうかその退場話を書いた書き手氏に誹謗中傷を行うことはやめて頂きたい。
単純にこの項目を設けたのは彼らが全員参加したロワが今のところここしかない(はずな)ので、紹介するならここしかないだろうと思ったからである。またそろそろ彼らの早期退場ネタに食傷気味の意見も挙がっているので、ネタにするだけでなく今後の自戒のためにも創設した。
ただ断っておきたいのは、嫌われているのは過去作でそうだったからと軽いノリで彼らを退場させることであり、退場させること自体が忌避されているわけではない。企画の性質上そうも言っていられないかもしれないが、そもそもはそのキャラが好きな人同士が集まって作られた企画であり、またキャラを借りて行う二次創作である以上、書き手諸氏は生存させようと退場させようとそのキャラクターに敬意を払うことを忘れてはいけない。今この項目を読んでいる貴方も私も、彼らのおかげでこの企画に出会い、同好の士を得て、ここで展開される物語を楽しめているのだから。
彼らが次にロワに参加した際には早期退場だろうと生還だろうと、我々をまた魅了してくれることを祈るばかりである。
……何かロワの用語集っぽくねーな(汗)。
【平成ライダーロワにおけるあだ名一覧】
感想雑談から本編に至るまで、様々な場所で呼ばれる参加者のあだ名達。
原作作者公認のものからファンによる敬称、ロワ内での行動によって付けられたものまで種類は色々。
また、平成ライダーシリーズのキャラクターは「~さん」と敬称をつけられることが多い(例:一条さん、冴子さん)。
主に劇中で敬称をつけられたキャラクターで、感想雑談などでも敬称がついていることも珍しくない(別にどっかのミストさんみたいな皮肉じゃねえぞ)。
【平成ライダーロワにおけるネタキャラ】
本ロワにおけるネタキャラ達。ポイントは「本ロワにおけるネタキャラ」であり、一般に認知されている平成ライダーネタキャラ四天王である橘さんや753が含まれていない、ということである。まあそれぞれ登場話から勘違いで
【Wの世界万能説】を提唱したり、貴重なバイクを破壊したりしていたけどね。
なお、空気キャラも本来は「影の薄さをネタにされたキャラ」であり、広義の意味ではネタキャラの範疇に収まるため、この項目で解説したい。なお空気キャラに参加者以外は含まないが、広義のネタキャラはこの限りではないかもしれない(もっとも、今のところは該当者いない……よね?)。
平成ライダーロワのネタキャラ四天王筆頭。テレビシリーズで言うところのウヴァさんに近い扱いで「アポロさん」の名で愛されている。仮にも平成ライダー10周年記念クロスオーバー作品のラスボスにも関わらず、溢れるその魅力は隠し切れない。
詳しくは
死亡者名鑑の彼の項目を参照にして頂きたい。
(厳密には『海東』の方だが)本来の平成ライダーネタキャラ四天王にも名を連ねる、ご存じニーサン。初登場話で「
いい心意気だ」「
感動的だな」「
だが無意味だ」と大人気の持ちネタを披露してくれた、原作からしてプロのステルスマーダーである。
ところが、園田真理を殺害した時点で即座に探偵の
フィリップに事件現場を発見され、バットショットにあっさりアルビノジョーカーの姿を撮られるという、プロとは思えないポカをやらかしてしまう。
そんなことも知らずに井坂先生を殺害するが、ここでも強力なアイテムであるウェザーメモリを全力で見逃すという本日二度目のポカをやらかした。
その後もU良太郎に化かし合いで敗北するなど苦労を重ねながらも
天美あきらを殺害、さらに井坂先生の死体の前で、というロマンチックな死を
園咲冴子に与えるなど大活躍するが、良太郎と
村上峡児の二人に正体を悟られたにも関わらず始末できなかった、とミスを自覚する(でももう色々と遅い気が……)。
その後は
乾巧と合流、とりあえず彼を騙してあきらと冴子を殺したのは良太郎と社長の二人ということにし、その後に合流したフィリップ達にもその誤情報を信じさせるが、擬態の専門家・ワームである乃木怜治にはバリバリ疑われている。
また
海東大樹からも海東純一と同じ容姿という理由で警戒され、二人の牽制によってせっかく蓄えてきた装備の一部を奪われるなど残念な展開が続く。
加えて言うと、良ちゃんと社長の悪評を流すと言っているも、本ロワでは世界ごとのキルスコアが発表されるのに555・電王の世界ともにキルスコアは0で、逆にニーサンの所属する剣の世界のキルスコアは既に6人(内ニーサンのスコアは4人!)にも及ぶため、その時が来れば簡単に嘘がばれることも見落としてしまっている。
それでもプロのステルスマーダーか! と言いたいところだが、よく考えたら原作でも被害者のダイイングメッセージを全力で見逃していたのでこんなものなのかもしれない。
空気キャラである者。誰もが認める空気キャラの筆頭。
本人の用語集も参照。
よりによってデルタになる前から呼ばれたため登場話では目を覆いたくなるほどヘタレでもあり、そのヘタレっぷりに
リュウタロスも堪忍袋の緒が切れ、初期配置場所であったサーキット場にて特訓を施す。
こんなことをして一向に他の参加者と関わらないもんだから空気なわけだが、おかげでゴオマを中心とした乱戦に巻き込まれずに済み、ほぼ無傷で第一回放送を迎えるのだから侮れない。おそらくこの時点ではどんなステルスマーダーよりもステルスである。
惨劇の場から錯乱し逃走して来た麗奈を拾って放送を越えたわけだが、この時点で三原は三人の参加者としか出会っていない(一応、
乾巧がオルフェノクではないかという考察や、リュウタロスとの情報交換は行ったが……本当に参加者なんだろうか?)。
第一回放送後、夜の
病院の電気を点けっ放しにするという豪胆なことを暗いのが怖いというヘタレな理由で決行するが、他は女子供だけなら誰かに保護して貰えるまでは自分が頑張らなければ、と少し成長を見せる。
幸いなことにその後にやって来たのは
津上翔一&
城戸真司の対主催主人公コンビであり、彼らに護って貰えるからもう安心だと思った彼だが、真に恐るべきことは主人公を二人もチームに加えたにも関わらず彼らごと空気化したことだろう。
彼らのいる会場西側は無差別マーダーのロワ充が四人も徘徊する危険区域だというのに、マーダーは悉く病院を避けて市街地に向かって行く。
彼らがロワ充だから闘争を求めたと言えばそれまでだが、灯りの点いた病院に突撃しても戦えるはずだ、マーダーと全くと言って良いほどにエンカウントしないのは三原の空気力のせいだ、と言われたら反論できない気もする。
だが彼と合流したキャラごと空気になる代わりに、影が薄い故に平穏が訪れるので実は平和の担い手だという見方もある。
そんな空気っぷりも、ガドル戦を終えた753チームが病院を目指したことによって遂に終わりを告げる。
総勢8人もの参加者が集い、しかも西側の参加者は他に瀕死のユウスケと一条のコンビと、ダグバ及び
寺倉という無差別マーダーの二人しかいないため、第二回放送までに病院できっと何かがあると期待されているのだ……何か起きるよね?
ちなみに久々の登場だった三原は前回頑張ろうと言っていたはずなのにガドル死亡時の爆発や
アルティメットフォームvsキングフォームを見てすっかりヘタレてしまった。
ただこれはさすがに希硫酸(満足の人じゃないよ)に襲われてから殺し合いと無縁だったのに、いきなりあんな大怪獣バトルを目の当たりにしたら怯えて当然だと言える。むしろ翔一くん達も怯えろとは言わないがもう少し強く警戒しても良いぐらいだ。だがそこで見る者を不安にさせるような張りつめた表情ではなく、頼り甲斐のある優しい笑顔を浮かべられるからこそ、彼らは仮面ライダーなのだろう。
三原もいつかは熱血対主催に覚醒して空気キャラの汚名を返上し、翔一達のような仮面ライダーとして活躍することはできるのだろうか!? (……難しそうだなぁ)
【平成ライダーロワにおける不幸キャラ】
本ロワにおける不幸なキャラ達。なお原作での不幸度は基本無視する。ロワなんてものに巻き込まれた時点で不幸確定だが、ここではその中でも突出したメンバーを紹介したい。
【支給品:五代雄介】。洗脳されて天道を殺害、しかもその際に使用したゴールドメモリの副作用で精神汚染されてしまう。
これだけでも十分不幸だというのに
金居達からは完全に支給品扱いされ、そしてそれは読み手からも変わらず、アイテムだの支給品だの言われたい放題である。他の不幸キャラは心配されているのにメタ視点でさえネタにされる五代さんこそが不幸キャラ筆頭だろう。
え、アポロさんも性格上そう見え難いだけで五代さんと同じじゃないかって? いや、あの人普通に運も良かったし……
登場話からダグバと一緒に予約されたり、その結果同行者の尻彦さんが退場したりしてはいたが安定した対主催だった……のも第一回放送を迎えるまでの話。
まず放送の前後で自分の世界の仲間が三人も殺されていることを知る。さらに後一歩というところで
草加雅人を救えなかったが、不幸中の幸いか気づいていないためできればこのまま知らずにいて欲しい。
その草加の命を奪った銃声に気づいたため
天道総司と共に現場に直行、金居の嘘を見抜いてしまい戦闘に突入する。だが圧倒的強さの支給品:五代雄介の猛威から巧を護るために天道がカイザギアしてしまい、オルフェノクである自分のために天道が犠牲になったことに深いショックを受ける。
ちなみにちょうどその頃、初期同行者だった
紅音也も再会したダグバに殺されていた。
何とか天道の遺志を継いで再起するも、次に出会ったのは真理の仇である
志村純一。しかしニーサンに言葉巧みに騙されてしまい、その後に合流した対主催チームの
乃木怜治とも険悪、挙句の果てには寿命による灰化現象と言うタイムリミットが始まった……ってたっくんが何をした!?
しかも真っ先に脱落した同じ世界の仲間である木場の同行者だった翔太郎には、他ならぬ木場からの情報で「ファイズは悪」だと勘違いされているし……たっくんェ……
……ちなみにニーサンとの合流話のタイトルは「
狼と死神」で、実際ニーサンは存在自体が死亡フラグの一つなのだが、巧と関わりがある参加者もかなりの割合でお亡くなりになられているので案外死神具合も負けていないのかもしれない……
原作からしてクロスオーバーのため、こういったことには慣れっこな主人公。
だが公式チートで対主催は茨の道、それを証明するかのように初戦で
牙王にフルボッコにされる。もしアポロさんが来なければ命はなかっただろう。
その後は病院で剣崎と共闘、彼の最期を看取るが、この際もし休まず外に出ていれば 夏海を救えたかもしれない。少なくとも、命の恩人に
ガイアメモリを使わせずに済んだはずだ。だが夏海は死亡し、北條もメモリの副作用で精神に異常をきたした結果後にダグバによって殺害されるという結末に。
夏海の死を知った士は破壊者モードに入りかけるが、音也の説教と、
鳴海亜樹子の放送によって再起する。だがそこで共に行かなかった結果か、放送後に音也もダグバに殺され、また所長は完全に黒化してしまった。自身は
ゴ・ガドル・バに負けて剣崎から託されたブレイバックルを奪われ、それがダグバの手に渡ってユウスケ達を傷つけ、剣崎の遺言を全力で反故にしてしまう。
さらに知らない内に恩人の息子である渡を筆頭に
【Dを狩るモノたち】から命を狙われることになり、そんな危機的状況にも関わらず、キバーラからは長話の末弱体化している可能性を告げられて絶賛大ピンチである。
以上の三名は以前より安定して名前が挙がっていた。彼らに続くような人材と言えば誤殺を行った
葦原涼や
小野寺ユウスケの名が挙げられるだろう。
涼は登場話からマーダーに騙されて対主催を誤殺するという幸先の悪いスタートである。その後亜樹子を救うが恩を仇で返される、というかまず亜樹子もマーダーである。
士の説教で持ち直すも閣下にボコられ士から託されたブレイバックルを奪われ重傷(まあ不死身なのですぐ回復したが)、その後も亜樹子に思い切り利用してやろうと狙われている。だが士やヒビキ達支えてくれる仲間もできたため、不幸キャラを脱することができるかもしれない。
一方でユウスケはダグバにもう一人のクウガとして目を付けられ、そのために次々と他の参加者が殺害されることに。しかもそのせいで黒目のアルティメットフォームとなるも、二度目の変身では恐れていた暴走を起こし
桐谷京介を殺害してしまった(ただユウスケがトドメを刺したものの、その前の時点でもう助かりっこなかったのだが……)。その後自分の全てを犠牲にする覚悟でダグバに挑むも敗北、アマダムに損傷を受け、さらにテラーによって恐怖心が増幅させられた結果罪の意識から自殺未遂に走り、思考欄にも自殺願望しか書かれていないなどかーなーりヤバい状況にある。
また
津上翔一や
野上良太郎もそうとも知らずにマーダーを助け、それぞれ二人も犠牲者を出してしまった。
左翔太郎は木場に自分を庇って死なれ、その下手人である
相川始をそうとも知らずに助けてしまい(ってか知らずにマーダー助ける奴多過ぎだろ)、後の同行者である音也もまた、彼を庇って死んで行った。しかも音也の焼死体を目にする寸前に照井の惨殺された姿を発見したり、さらに翔太朗自身も本当に一度死んだりした。そのたびにちゃんと相応の精神的ダメージを受けているにも関わらず、これでもまだ絶望していないとしてホッパーゼクターに認められていないってどれだけタフガイなんだこのハーフボイルド。
参加者ではないがキバットバットⅢ世もかなり不幸だ。物心付く頃からの相棒が説得虚しくマーダー化することに始まり、渡を救ってくれる仮面ライダーを探してある対主催チームと合流したと思ったらダグバと遭遇してしまって己の右目と共に仲間の半数が失われ、加えて自分が頼ったユウスケの黒目化やその原因である惨劇を己の無力さや判断ミスのせいだと思い、心身ともに参ってしまっている。
それとぶっちゃけメモリを登場させるだけだった
木野薫と
井坂深紅朗の二人の医者も実はかなりカワイソス(※不幸とはちょっと違う)ではないかという説もある。とはいえ死者の中で最も不幸なのは医者達よりも
剣崎一真だということはおそらく周知の事実だろう。
え、主人公が多過ぎる? 主人公が不幸な目に遭うのは原作再現という奴である。
最終更新:2019年08月29日 23:52