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分身出来ると思った?残念枯れちゃいました! - (2013/03/19 (火) 15:31:15) の1つ前との変更点

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*分身出来ると思った?残念枯れちゃいました! ◆OmtW54r7Tc 「ここが呪泉郷か」 ビートチェイサーから降りたバラゴは、一言そうつぶやくと辺りを見回した。 どうやらここは、修行場らしい。 そして辺りにはいくつかの水のたまり場…泉が点在している。 「…なるほどね、それで『呪泉郷』というわけか」 すぐそこには、ガイドの看板にこの場所についての説明書きがされている。 どうやら、この泉に入ったものは水を浴びると姿を変える特殊な体質になるという事だった。 「放送までまだ少しある…少しこの場所について調べてみるか」 ひとまずバラゴは、近くにある社務所のような建物に入ってみることにした。 そして部屋の中の物色を始めた。 「ん?これは…」 そうしてしばらくすると、バラゴはあるものを見つけた。 バラゴが見つけたもの…それは呪泉郷の顧客名簿だった。 そこには泉の名前とその効能、溺れた人の名前(この殺し合いの参加者の名前もいくつかあった)、などが書かれてあった。 「…とはいっても、あまり僕には関係ないかな」 泉の効能は猫になったりブタになったり、あるいは性別が変わったり…あまりこの殺し合いで役に立つとは思えない。 阿修羅など強そうなものに変身する効能のものもあるようだが、暗黒騎士としての絶対的な力を持つバラゴにとっては気休めにしかならない。 「…ん?この泉の効能は…」 だが、そんな中一つだけバラゴの興味を引いた泉があった。 「双生児溺泉か…」 双生児溺泉。 それは水をかぶると双子になる体質となってしまう。 確かにこれがあればこの殺し合いを円滑に進めることができるだろう。 「だが、場所が分からないな。もう少し探ってみるか」 そうしてまたしばらくして、バラゴは地図を見つけた。 ご丁寧に、泉の場所が一つ一つ記載されている。 もっとも地図はその一枚だけで、他にはなさそうであったが。 「双生児溺泉は…あそこか」 バラゴは、地図に記された場所へと歩いて行った。 「ち……」 双生児溺泉のある場所へと向かったバラゴは、舌打ちをした。 双生児溺泉は…地図に記されたその場所は、枯れていた。 他の場所はちゃんと泉がわいているというのに、そこだけ水が一滴もなかった。 「まあ、当然か。そんなものを主催者が用意しているはずもない」 考えてみれば当たり前の話である。 浴びたものが分身する水など、支給品として少量用意するならともかく、マップに泉として配置していては参加者が増えまくり殺し合いがいつまでも進行しない。 それは、主催者の望むことではないのだろう。 だったら最初から地図に場所を記すなとも思うが。 多少残念に思いながらも、すっぱりと双生児溺泉のことを諦めたバラゴのもとに… 『初めまして、参加者の皆さん。私の名前はニードル。  加頭順、サラマンダー男爵と同じく、このゲームの企画に協力している者です。』 二度目の放送の声が響いた。 「…ふん、魔戒騎士共や一文字隼人は生き残っているか。そうでなくてはな」 放送で、バラゴの知る名前が呼ばれることはなかった。 いや、花咲つぼみの話を聞いたプリキュアや、先ほどの呪泉郷顧客名簿にあった名前など、名前だけなら聞き覚えのある者はいたが。 ニードルという男が出したボーナスのヒントについては、幼稚ななぞなぞに過ぎなかったためすぐに分かった。 とりあえず、不本意ながら直接手を下した参加者が一人もおらず、またその『ワープ地点』からも距離が離れているバラゴには、今の所関係ない情報だ。 頭の隅にとどめておく程度でいいだろう。 「パンスト太郎…か」 そういえば、先ほど放送で名前を呼ばれたあの男、顧客名簿には二つの泉に溺れたとあった。 複数の泉に溺れた場合、その人物はどのような変身を遂げるのだろうか。 少し気になった。 「…まあ、せっかく来ておいて収穫なしの手ぶらというのもさみしいからな。少しここの泉を拝借していこうか」 そういうとバラゴは、社務所で見つけたいくつかの容器で、適当にいくつかの泉の水を掬った。 まあ、使う機会があるかどうかは分からないが。 「次は北のホテルへ寄ってみようか」 ビートチェイサーにまたがったバラゴは、北へと進んだ。 「これは…」 そこは、まさしく戦場跡だった。 辺りの木々は倒れたかあるいは消滅し、地面はボロボロで大きなクレーターまでできている。 しかし、周りに人の気配はない。 全滅したか、あるいは生き残りは既に移動をしたのだろう。 バラゴは、その戦場跡の中にできた大きなクレーターへと近づいた。 すると… 『Who are you?(誰ですか?)』 クレーターの中から、声が聞こえてきた。 それは、機械的ながらどこか悲しみを帯びた女性の声だった。 【1日目/日中】 【B-7/ホテル付近・戦場跡】 【バラゴ@牙狼─GARO─】 [状態]:胸部に強打の痛み、ダメージ(中)、疲労(小)、顔は本来の十字傷の姿に [装備]:ペンダント、魔戒剣、ボーチャードピストル(0/8)@牙狼 [道具]:支給品一式×3、ランダム支給品0~2、冴子のランダム支給品1~3、顔を変容させる秘薬?、インロウマル&スーパーディスク@侍戦隊シンケンジャー、紀州特産の梅干し@超光戦士シャンゼリオン、ムカデのキーホルダー@超光戦士シャンゼリオン、『ハートキャッチプリキュア!』の漫画@ハートキャッチプリキュア! 、ビートチェイサー2000@仮面ライダークウガ、呪泉郷の水(種類、数は不明。本人は確認済み)@らんま1/2、呪泉郷顧客名簿、呪泉郷地図 [思考] 基本:参加者全員と加頭を殺害し、元の世界で目的を遂行する 0:声の主(レイジングハート)との接触 1:冴島鋼牙と出会ったら、この手で葬る。 2:今のところ顔を変容させる予定はない 3:石堀に本能的な警戒(微々たるものです) 4:一文字隼人とキュアピーチは再び出会うことがあれば、この手で殺す。(ただし、深追いはしない) [備考] ※参戦時期は第23話でカオルに正体を明かす前。 ※顔を変容させる秘薬を所持しているかは不明。 ※開始時の一件で一文字のことは認識しているので、本郷についても認識していると思われます。 ※冴子と速水の支給品はまだ確認していません。 ※つぼみ達の話を立ち聞きしていました  そのためプリキュア、砂漠の使徒、サラマンダー男爵について知りました ※雷剛や閻魔斬光剣の召喚はできません。  バラゴはこれを制限の影響だと考えています。 ※零は放っておけば心滅獣身で闇に堕ちると考えています。 ※呪泉郷からいくつかの泉の水を拝借しました。種類およびその数については後続に任せます ※ニードルの出したヒントによりワープ装置の場所及び使用条件を知りました ※呪泉郷の双生児溺泉の水は枯れています 【呪泉郷顧客名簿】 原作で登場したものと違い、主催側が用意したもの 泉の種類と効果、およびその泉に溺れた人物の名前をリストアップした名簿。 【呪泉郷地図】 主催側が独自に用意した呪泉郷の地図。 どこにどの泉があるか記されている。 社務所にはバラゴが手に入れた一枚以外には置かれていない。 *時系列順で読む Back:[[第二回放送(裏)]]Next:[[温度差]] *投下順で読む Back:[[第二回放送]]Next:[[温度差]] |Back:[[Warrior~闇を駆けるキバ~]]|[[バラゴ]]|Next:[[復讐の美学]]| ----
*分身出来ると思った?残念枯れちゃいました! ◆OmtW54r7Tc 「ここが呪泉郷か」 ビートチェイサーから降りた[[バラゴ]]は、一言そうつぶやくと辺りを見回した。 どうやらここは、修行場らしい。 そして辺りにはいくつかの水のたまり場…泉が点在している。 「…なるほどね、それで『呪泉郷』というわけか」 すぐそこには、ガイドの看板にこの場所についての説明書きがされている。 どうやら、この泉に入ったものは水を浴びると姿を変える特殊な体質になるという事だった。 「放送までまだ少しある…少しこの場所について調べてみるか」 ひとまずバラゴは、近くにある社務所のような建物に入ってみることにした。 そして部屋の中の物色を始めた。 「ん?これは…」 そうしてしばらくすると、バラゴはあるものを見つけた。 バラゴが見つけたもの…それは呪泉郷の顧客名簿だった。 そこには泉の名前とその効能、溺れた人の名前(この殺し合いの参加者の名前もいくつかあった)、などが書かれてあった。 「…とはいっても、あまり僕には関係ないかな」 泉の効能は猫になったりブタになったり、あるいは性別が変わったり…あまりこの殺し合いで役に立つとは思えない。 阿修羅など強そうなものに変身する効能のものもあるようだが、暗黒騎士としての絶対的な力を持つバラゴにとっては気休めにしかならない。 「…ん?この泉の効能は…」 だが、そんな中一つだけバラゴの興味を引いた泉があった。 「双生児溺泉か…」 双生児溺泉。 それは水をかぶると双子になる体質となってしまう。 確かにこれがあればこの殺し合いを円滑に進めることができるだろう。 「だが、場所が分からないな。もう少し探ってみるか」 そうしてまたしばらくして、バラゴは地図を見つけた。 ご丁寧に、泉の場所が一つ一つ記載されている。 もっとも地図はその一枚だけで、他にはなさそうであったが。 「双生児溺泉は…あそこか」 バラゴは、地図に記された場所へと歩いて行った。 「ち……」 双生児溺泉のある場所へと向かったバラゴは、舌打ちをした。 双生児溺泉は…地図に記されたその場所は、枯れていた。 他の場所はちゃんと泉がわいているというのに、そこだけ水が一滴もなかった。 「まあ、当然か。そんなものを主催者が用意しているはずもない」 考えてみれば当たり前の話である。 浴びたものが分身する水など、支給品として少量用意するならともかく、マップに泉として配置していては参加者が増えまくり殺し合いがいつまでも進行しない。 それは、主催者の望むことではないのだろう。 だったら最初から地図に場所を記すなとも思うが。 多少残念に思いながらも、すっぱりと双生児溺泉のことを諦めたバラゴのもとに… 『初めまして、参加者の皆さん。私の名前は[[ニードル]]。  [[加頭順]]、[[サラマンダー男爵]]と同じく、このゲームの企画に協力している者です。』 二度目の放送の声が響いた。 「…ふん、魔戒騎士共や[[一文字隼人]]は生き残っているか。そうでなくてはな」 放送で、バラゴの知る名前が呼ばれることはなかった。 いや、[[花咲つぼみ]]の話を聞いたプリキュアや、先ほどの呪泉郷顧客名簿にあった名前など、名前だけなら聞き覚えのある者はいたが。 ニードルという男が出したボーナスのヒントについては、幼稚ななぞなぞに過ぎなかったためすぐに分かった。 とりあえず、不本意ながら直接手を下した参加者が一人もおらず、またその『ワープ地点』からも距離が離れているバラゴには、今の所関係ない情報だ。 頭の隅にとどめておく程度でいいだろう。 「[[パンスト太郎]]…か」 そういえば、先ほど放送で名前を呼ばれたあの男、顧客名簿には二つの泉に溺れたとあった。 複数の泉に溺れた場合、その人物はどのような変身を遂げるのだろうか。 少し気になった。 「…まあ、せっかく来ておいて収穫なしの手ぶらというのもさみしいからな。少しここの泉を拝借していこうか」 そういうとバラゴは、社務所で見つけたいくつかの容器で、適当にいくつかの泉の水を掬った。 まあ、使う機会があるかどうかは分からないが。 「次は北のホテルへ寄ってみようか」 ビートチェイサーにまたがったバラゴは、北へと進んだ。 「これは…」 そこは、まさしく戦場跡だった。 辺りの木々は倒れたかあるいは消滅し、地面はボロボロで大きなクレーターまでできている。 しかし、周りに人の気配はない。 全滅したか、あるいは生き残りは既に移動をしたのだろう。 バラゴは、その戦場跡の中にできた大きなクレーターへと近づいた。 すると… 『Who are you?(誰ですか?)』 クレーターの中から、声が聞こえてきた。 それは、機械的ながらどこか悲しみを帯びた女性の声だった。 【1日目/日中】 【B-7/ホテル付近・戦場跡】 【バラゴ@牙狼─GARO─】 [状態]:胸部に強打の痛み、ダメージ(中)、疲労(小)、顔は本来の十字傷の姿に [装備]:ペンダント、魔戒剣、ボーチャードピストル(0/8)@牙狼 [道具]:支給品一式×3、ランダム支給品0~2、冴子のランダム支給品1~3、顔を変容させる秘薬?、インロウマル&スーパーディスク@侍戦隊シンケンジャー、紀州特産の梅干し@超光戦士シャンゼリオン、ムカデのキーホルダー@超光戦士シャンゼリオン、『ハートキャッチプリキュア!』の漫画@ハートキャッチプリキュア! 、ビートチェイサー2000@仮面ライダークウガ、呪泉郷の水(種類、数は不明。本人は確認済み)@らんま1/2、呪泉郷顧客名簿、呪泉郷地図 [思考] 基本:参加者全員と加頭を殺害し、元の世界で目的を遂行する 0:声の主(レイジングハート)との接触 1:[[冴島鋼牙]]と出会ったら、この手で葬る。 2:今のところ顔を変容させる予定はない 3:石堀に本能的な警戒(微々たるものです) 4:一文字隼人とキュアピーチは再び出会うことがあれば、この手で殺す。(ただし、深追いはしない) [備考] ※参戦時期は第23話でカオルに正体を明かす前。 ※顔を変容させる秘薬を所持しているかは不明。 ※開始時の一件で一文字のことは認識しているので、本郷についても認識していると思われます。 ※冴子と速水の支給品はまだ確認していません。 ※つぼみ達の話を立ち聞きしていました  そのためプリキュア、砂漠の使徒、サラマンダー男爵について知りました ※雷剛や閻魔斬光剣の召喚はできません。  バラゴはこれを制限の影響だと考えています。 ※零は放っておけば心滅獣身で闇に堕ちると考えています。 ※呪泉郷からいくつかの泉の水を拝借しました。種類およびその数については後続に任せます ※ニードルの出したヒントによりワープ装置の場所及び使用条件を知りました ※呪泉郷の双生児溺泉の水は枯れています 【呪泉郷顧客名簿】 原作で登場したものと違い、主催側が用意したもの 泉の種類と効果、およびその泉に溺れた人物の名前をリストアップした名簿。 【呪泉郷地図】 主催側が独自に用意した呪泉郷の地図。 どこにどの泉があるか記されている。 社務所にはバラゴが手に入れた一枚以外には置かれていない。 *時系列順で読む Back:[[第二回放送(裏)]]Next:[[温度差]] *投下順で読む Back:[[第二回放送]]Next:[[温度差]] |Back:[[Warrior~闇を駆けるキバ~]]|[[バラゴ]]|Next:[[復讐の美学]]| ----

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