Internet Explorer 6 SP1 の統合について

本家のホットフィックスリストにあるCABファイルをHFCABSに入れれば統合できる。
ただし「SCRIPTEN.CAB」は日本語IEの場合は「SCRIPTJP.CAB」になる。
が、SCRIPT*.CABは、KB917344によって置き換わるので、結局このCABは不要。

また、BRANDING.CAB、SCRIPT*.CAB以外の7つのCABは、一度HFSLIPが実行されると新たに3つのCABに
作り直される。そして、次回の作業からはこの作り直された新しいCAB3つ(+BRANDING.CAB)が使われる。
新しいCABが作られた後は、BRANDING.CAB以外の元のCABは削除してもOK。


Internet Explorer 7の統合について (公式の翻訳)

HFSLIP 1.6.5 (またはそれ以降)では、3つの統合方法をサポートしています。
  • スリップストリーム (XPのデフォルト、2003は非対応)
  • 初回GUIログオン時にインストール (2003のデフォルト)
  • T-13にインストール

スリップストリーム (Windows XPのみ)
IE7を完璧にスリップストリームするために、以下のことを実行して下さい。
  • IEの修正パッチをHFに入れる (少なくとも最新の累積パッチは入れるように)
  • 最新のshell32.dllのアップデートをHFに入れる (現在は2月月例のKB928255)
  • SOURCEフォルダに正規のCDタグファイルを必ず入れる (WIN51など)

CDタグがSOURCEフォルダにない時はスリップストリームされません。代わりに警告メッセージを表示し、
新たなIE7インストーラを作成して初回GUIログオン時にインストールします。

初回GUIログオン時にインストール
Windows Server 2003でのデフォルトの統合方法です。
XPでやりたい時は、HFANSWER.INIでIE7GUILOGON=1と指定して下さい。
この方法では、modpe081.zipの中のmodifyPE.exeをHFTOOLSフォルダに入れる必要があります。

T-13にインストール
この方法でインストールするときは、必ず2007年10月に公開された最新のIE7セットアップパッケージを
使ってください。幸いこのバージョンではもうインストール時の正規品のチェックは無いので、
セットアップ後にアクティベーションをするだけです。
最新のパッケージでない場合、認証の必要なバージョンのWindowsにはインストールされません。
(※認証不要なVL版などは問題なくインストールされる)

この方法では、modpe081.zipの中のmodifyPE.exeをHFTOOLSフォルダに入れる必要があります。


Windows Media Player 9/10の統合について

どちらもWMP本体(mpsetup.exe / mp10setup.exe)をHFに入れてスリップストリーム統合できる。
修正パッチもHFに入れて統合可能。ただし、WMP9は自動再生リストがインストールされない。

また、WMP9、10どちらもHFSVCPACK_SW2でも統合できる。この場合は自動再生リストなども全てインストールされる。
ただし、スリップストリーム統合ではないため(T-13に自動インストールするだけ)、WMPの修正パッチをHFで統合できなくなる。

※ HFSVCPACK_SW2は本来/Q:A /R:NスイッチのEXE用だが、旧バージョンからの名残で例外的にmp10setup.exeにも対応。


Windows Media Player 11の統合について

WMP9/10と同様に本体(wmp11-windowsxp-x86-JA-JP.exe)をHFに入れればスリップストリーム統合できる。
ただしWindowsセットアップ後のウィザード(ユーザー名、ファイアーウォールの設定など)が表示されなくなる不具合がある。
WindowsXP-KB898543-v3-x86-ENU.exeをHFに入れると不具合は解消するが、英語版しかなく、使うと一部表示が英語になる。
KB894871でも不具合は解消でき、こちらは日本語版もある。ただし非公開パッチなので普通には入手できない。
ここで落とせる)

ちなみにWindows2000上で英語版のWMP11をXPに統合する場合に限り、HF\WMP11フォルダにEXEを手動で展開する必要あり。
日本語版など、ローカル版のWMP11にはこの不具合は無いとのこと(普通にHFに入れるだけでいい)。

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最終更新:2009年02月14日 00:00