ハレグゥエロパロスレSS保管庫@ Wiki内検索 / 「070901」で検索した結果

検索 :
  • 070901
    小麦色の白雪姫(二:198-206) 1 「あー、都会も夏はあっちいわね~」  大きなお屋敷に隣接するように設けられた小さなテラス。周囲にはお屋敷以外に背の高い 建物も植物も無く、風の通りは良いが容赦なく照りつける直射日光を遮る物も無い。  ビーチベッドにぐったりと寝そべりながら、彼女は乾いた喉から搾り出すように声を上げた。 その身には自らを太陽光線から守る物は殆ど身に着けていない。胸元と下腹部、必要最小限の 部分のみを隠し、その褐色の肌を惜しげもなく太陽の下に晒している。ここが都会の邸宅の 庭先では無く、海水浴場の砂浜といっても通じるような姿だ。ただし、その身を包む布地が レースやら刺繍やらが派手に入った真っ黒なアンダーウェアでは無く、至って普通の健康的な、 出来ればセクシー系でもカワイー系でも無い水着であれば、の話だが。 「母...
  • 070901_2
    小麦色の白雪姫_2(二:207-214) 3  アシオたちのいる場所はすぐに解った。  広い砂浜に大きく陣取ったマット、その中央にずらりと並ぶ四台のビーチベッドにはそれぞれ 個別にパラソルと小さなテーブルが備え付けられ、まるで元々そう言う設備が用意されていたのかと 思う程に豪奢なものだった。アレだけ派手ならこの海岸のどこにいても一発で辿り着けるだろう。  車に積んでいた大荷物を思い出す。その大部分がアレのための機材だったのであろう事は疑う 余地も無い。 「うは、よくやるなぁ……アレ見てよ母さん」 「ん……うん」  思わず大きな声を出してしまう。だけど母さんから返ってきたのはそっけない空返事だった。 その表情もどこか浮かない。まだ何か気にしているんだろうか。 「母さん、どうしたの?」 「え? ああ、んー……良く解んないんだ...
  • 070901_7
    小麦色の白雪姫_7(二:272-278) 8 「あー、なんかドッと疲れたなー」  部屋に戻るやいなや、ベッドに備え付けられた大きなソファに持たれかかる。 グゥもオレの隣にちょこんと座り、オレの肩に体重をかけた。 「グゥ───」  何を言う間も与えられず、唇が奪われる。  すぐにパッと離れ、グゥは頬を染めてくすりと笑った。  もう一度、今度はオレからグゥの頬に手を添え、唇を重ねる。  深く密着させず、舌も使わず、唇だけを味わうように優しく吸い付き、離れる。  そうして何度も、グゥと見詰め合いながらキスを交わした─── 「───なあ、ハレ」 「……ん」 「そろそろ、風呂に行った方が良いんじゃないか」 「……んー」  グゥの髪を撫でながら曖昧な返事を返す。  今、グゥはオレの股の間にお尻を収め、その背中をオ...
  • 070901_5
    小麦色の白雪姫_5(二:248-260) 6 「……では、早速やってもらおうか」  肩越しに流し目を送り、グゥは腕をしなやかに横に伸ばし、ローションを手首から肩まで 見せ付けるように真っ直ぐに垂らす。 「知らないぞ、どうなっても……」  オレは小さく深呼吸し、目の前に差し出されたグゥの腕に静かに触れた。 ローションの筋に沿って、両手で腕を包むように丁寧に塗り込めていく。  いつもの感触。ローションのせいで肌の触り心地はいつもと違ったが、何故か安心できた。 次いで、反対の手も同じように満遍なく塗る。ここまでは、滞りなく速やかに仕事は済んだ。 ……問題は、ここからだ。 「……次は、ここだな」  そう言うと、グゥは鎖骨の上にローションを横一線に引いた。身体のラインに沿ってトロトロと、 何本もの線がお腹の下まで垂れていく。 ...
  • 070901_4
    小麦色の白雪姫_4(二:224-231) 5  若干陰りは見えたものの、まだ随分と日は高い。ただ、いつ頃からか空を厚く覆いはじめた雲が 陽の光を遮る時間を徐々に伸ばし、ここに到着した時よりは随分と過ごしやすくなった。  少しだが風も出はじめ、依然水平線の向こうから立ち上るように増え続けている雲に文字通り 雲行きの怪しさを感じるが、まだ気にするほどでは無いだろう。  膝の上に乗ったグゥの頭を撫でる。肌と同じように色素の薄い毛が指の動きに合わせ さらさらと流れ、つまみ上げようとすると液体のようにするりと指の間をすり抜けていく。  頬に流れる髪を後ろに梳き、耳にかける。普段、髪に隠れ見る事の無い部分が露になり、 とくんと心が跳ねる。何故か、見てはいけないものを見ている気分になった。  グゥはオレと同じく海の方を向き、静かに目を瞑っている。...
  • 070901_8
    小麦色の白雪姫_8(二:279-288) 10 「……疲れた……ドッと疲れた……」  部屋に戻るやいなや、ベッドに備え付けられた大きなソファに持たれかかる。 グゥもオレの隣にちょこんと座り、オレの肩に体重をかけた。 「なんか、デジャヴを感じるな」 「……んじゃこの後も、似たような展開になる?」 「お前は……まったく」  呆れ顔で小さく溜息を吐く。しかしすぐに笑顔をくれ、オレの胸元にトン、と額を寄せた。 「……熱い」  胸に顔を付けたまま首を捻り、オレの左手にじっとりとした目を送る。  そこには先ほどアシオに手渡された蝋燭の瓶が律儀にも握られたままだった。 ……どうしよう、コレ。  ───あの後、オレの最後の叫声と共に、怪談大会は無事幕を閉じた。  パチンと電気が点くとついさっきまで部屋に漂っていた重苦しい空気が...
  • 070901_6
    小麦色の白雪姫_6(二:261-271) 「鼻が痛い……」 「オレは耳ん中に入った……」  浅瀬にぐったりと膝を落とし、二人して息を切らせる。水中で暴れるのは危険だ。 特に塩水は場合によって思わぬダメージが追加されてしまう。グゥは目に涙を 浮かべながらしきりに鼻をかんでいた。オレも今日は塩分過多と診断されそうだ。 ……塩水って、しょっぺえなぁ。当たり前だけど。 「……ハレ」  ぐいと目をこすり、鼻声でオレを呼ぶ。 「その、グゥはまだ……」  頬を染めて俯き、自らの腰を抱いて身をもじる。目だけをちらちらとオレに向け、 グゥは一瞬きゅ、と唇を結んだと思うと静かに立ち上がった。 「体が、もう、熱くて……どうしていいかわからない……」  ゆっくりとオレに近づく。すぐ目の前にまで来たとき、オレの視界にはグゥの胸元が いっぱいに広がっていた。...
  • 070901_3
    小麦色の白雪姫_3(二:215-223)  ……って、何だこの雰囲気は。  ついさっきまでの騒々しさとのあまりのギャップに、頭がついてこれず身体も口も動かない。  まあ、別にオレはこのままでも……いやいやいかんいかん。何考えてんだオレは。 このままではまた妙な空気に引きずり込まれてしまいそうな気がする。ここは何でもいいから 口に出すべきか。 「グゥ」 「ハレ」  ───瞬間、お互いの口からお互いの名前が同時に飛び出す。  至近距離で顔を向き合わせ、目線がぶつかった。 「……ぁ……」 「…………」  次の言が出ない。それはグゥも同じようだった。咄嗟に視線をはずす、なんてラブコメの ようなリアクションも取れず、ただグゥと見詰め合ったまま時間だけが流れていく。  不意に強く、きゅっと手を握られる。それが合図のようにグゥは、静...
  • 070901_9
    小麦色の白雪姫_9(二:293-303) 12 「スッキリ、したか」  さらさらと頭を撫で付けながら、グゥはオレの額に小さくキスを落とす。オレはただ無言で 小さく頷き、グゥに頬をすり寄せた。  心地よい疲労感と眠気が身体を包む。このまままどろみの中に沈み込めたらどれだけ幸せだろうか。 だけど、まだ後始末が残っている。グゥの身体にべったりと付いたオレの欲望の跡をどうにかしないと いけないし、それに一つ、どうしても確認せねばならない事がある。 「グゥ……。グゥは、どうなの?」 「む……?」  オレの言葉にグゥは訝しげな目を向ける。 「グゥもちゃんと、その、いけたの、かな」 「…………」  グゥはますます眉間にしわを寄せ、口を一文字に引くとぷい、とそっぽを向く。そして小さな、 消え入りそうな程に小さな声で「うん」とだけ囁いた。 ...
  • 070901_10
    小麦色の白雪姫_10(三:004-013) 13 「こ、ここでいいのかな……?」 「ん……多分」  ピタリと、グゥの膣孔にオレの分身が押し当てられる。  ベッドに背を倒し、膝を立て大きく開くグゥの股の間に下半身を割り込ませ、それっぽい位置を 検討しながら分身をスリットに擦り付けているだけで既にオレの心臓も一物も爆発寸前だった。  必死で性教育の授業内容を思い出す。女の子のココには男の子のアレを受け入れるための小さな穴が 開いている。それは一応、発見できた。ついでに、女の子のココにはもう一つ穴が開いてる事も今、 はじめて気が付いた。  ……しかし、そのもう一つの穴ほどでは無いとは言え、小さすぎるんじゃないか、いくらなんでも。 こんな所に本当に入れて大丈夫なのだろうか。無理にこじ開けて、裂けでもしたら大惨事だ。 「そう言えば、女...
  • 070309
    耳(一: 333-338)   よし、部屋も片付いたし、ゲームでもやるか。   掃除機のコンセント抜き、部屋の隅に立て掛けるとテレビ台のゲーム置き場から携帯ゲームを取り出す。   母さんは今、アメを連れて街の病院に定期健診に出かけている。帰ってくるのは夕方頃だろうから、それまでは この家はオレの天下。ゲームし放題の天国だ。   ベッドの上にドスンと座り、携帯ゲームの電源を入れる。今ハマっているのは本格推理アドベンチャーの 「オイッスルーム」だ。いつでもセーブ出来るせいで、逆に止め所が解らずいつも母さんに怒られるまで ずるずると続けてしまう。だけど今日はその母さんもいない。一気にストーリーを進めるチャンスだ。   フと、自分の横で寝息を立てている少女が目に入る。こいつはこいつで昨日、夜中までゲームをやっていた。 こいつはオレと違い携帯ゲームには手...
  • 070209
    節分SS(一: 238-243) 1 「あ~~~~暇だな~……」 携帯ゲームの電源を切り、大きくベッドの上で伸びをするとごろんと寝返りを打つ。 ふかふかのマットに手触りの良いシーツ。洗い立てなのか、爽やかな石鹸の香りが鼻腔をくすぐる。 その質感も、その見た目も、自分の家のベッドのそれに比べずっとずっと高級なものに感じられる。 でもオレにとってそれはあまり居心地の良いものじゃあ無かった。 目を瞑ると、ジャングルの熱気やせせこましい我が家の情景がありありと脳裏に蘇る。 「今度はいつまでここにいるんだろな~…」 誰に言うでもなく、ぽつりと呟く。 ここはフィアスティン家。これで何度目か、いつもの母さんの突然の思いつきで、オレはまた都会の実家に戻って来ていた。 アメを定期的に祖母に見せる為、との名目だが、母さんにとっては半分バカンス気分と...
  • 050907
    名無しさん ◆YqFCr1HvsY : レジィ×マリィ(初: 554-555) ここは平和なジャングル マリィ「ねえお兄ちゃん、赤ちゃんってどうしたら産まれるの?」 レジィ「!!」 マリィ「ねえ教えてよ・・・」 レジィ「(そういった事はくわしいと思ってたが・・・そうでもないんだな)」 マリィ「男の人と女の人が裸同士でなにかするのは知ってるんだけど・・・      具体的になにをするのか分からないの」 レジィ「へぇ~マリィはHだなぁ~・・・いいよ・・・教えてあげる・・・」 レジイはマリィのスカートとパンツを脱がせた。 そこにはまだ毛の生えていないキレイな縦筋が1本あるだけだった。 レジィ「ふ~ん・・・パイパンなんだ・・・」 マリィ「やだっ・・・お兄ちゃんたら・・・」 レジィ「いいか、ここをオマンコっていうんだ・・・もう濡れてるじゃないか...
  • 070121
    小ネタ(一: 150-152) 母さんの実家のお屋敷の方で色々あったらしく、また都会に行く事になった。 まあそれ自体はもうどうでもいい。飛行機も、何度も乗るうちにもう慣れた。 オレの懸案事項はただ一つだ。 「今回は何もするなよ、グゥ」 「ほう……今までグゥが何かしたか?」 「したね。都会に行くたび新ネタ披露しやがって」 「グゥには身に覚えがありませんな」 「あるね。ありすぎて両手の指じゃ数え切れないね」 思えば、初めて都会に行った時は物凄く疲れた。勿論グゥの所為だ。 荷物として運ばれていった時や、機長になって機内放送を流してきた時、 スチュワーデスに扮してメニューを持ってきた時……オレの胃に次々と 新たな穴が穿たれ、神経が凄まじい勢いで磨耗していくのがわかった。 まあ、いつもの事と言えばいつもの事なのだが……。 「グゥ...
  • 070124
    ハレ×ワジに萌えられるかどうか試してみるテスト(一: 161-164) あくる日の朝。 いつもの和やかなジャングルの学校の朝は、一人の少年の登場で崩壊した。 誰あろう、それはハレだった。 「おはよう……」 か細い声で形ばかりの挨拶をするハレを一目見たクラスメート達は、一様に言葉を失う。 ハレの姿を見て皆の和やかムードが凍りついた理由は、大きく二つだ。 一つは、常夏のジャングルにはそぐわない片袖のない真っ黒いコートを羽織り、踵に 拍車のついたブーツを履くという気の違った格好をしていたこと。 そしてもう一つは、普段他人に気を遣って無理にでも明るく振舞ってみせるハレが、 今日に限っては、目を合わせることすら憚られるような陰鬱でやさぐれたオーラを周囲に 振りまきまくっていたことだ。 席に座って、死んだ魚のような目でボーっと黒板を見つめるハレ...
  • 070127
    満田人間ハレ(一: 169-178) 1 「ハレ、ハーレー!早く起きなさいっ」 「…ん…ん~~~……」 くああ、と大きなあくびを一つ。 ここはジャングルの小さな村の、小さな一軒家。 少年は母の声に誘われ、今朝も爽快な目覚めを迎えた。 「どしたの?母さんがオレより先に起きてるなんて…」 「ん~?んふふー…いーから早く顔洗って来なさいな~」 「朝食が冷めるぞ」 「…朝食?」 言いながら、ダイニングからひょこ、と顔を出しウキウキとした声を上げる母と、反対に全くいつもの調子の 少女を見比べ、首を傾げる。二人ともなぜかエプロン姿のようだった。 …そう言えば、なんだかダイニングの方から香ばしい…と言うか若干焦げ臭い匂いが漂ってくる。 今朝は珍しく、母が台所に立ったようだ。…いや、本当に珍しい。 自分が何もしなくてもテーブルに料理が...
  • 070123
    小ネタ(一: 157-159) まずはillusion:72.5 『if』を読んで下さい。話はそれからです。 朝起きたらそこは異世界だった…… なんて展開は、オレ的にはもうツッコむ気も起きないほどに慣れきっていた。 まあ宝塚さながらのキラキラゴテゴテした雰囲気を醸し出すベルと母さんや、 オレに父親同様の異様なまでの長さの睫毛を期待するアシオと母さんや、 我が子に銃器の扱いを伝授しようとするロバートと母さんには参ったが、 その他は概ね不満はない。 きっかけがグゥがオレのモノローグを勝手に読んだこととは言え、あいつなりの 気遣いなのだと思うことにして、オレはこの世界を暫くの間楽しむことにしていた。 次にオレの父親になるのが誰なのか見てみたい、という好奇心もあったし。 レジィが父親だった世界では、オレとマリィは兄妹同然に育てられたって設定...
  • 070209_3
    節分SS.3(一: 257-267) ep 「グゥさん、ハレ様、豆持って来ましたよ!2007粒きっちり選り分けるのに苦労───あれ?カギかかってる……」 (おわっ、ロバート!?なんつータイミングで来んだよ!!もうちょい豆いじっとけ!) 「参ったな…俺、カギ預かってないし……」 (良かった……カギかけといて……) 「あ、ベルさん丁度良い所に!マスターキー持ってますよね?」 (えええええー!?何そのご都合主義なタイミング!!誰の脚本!?) 「何よあんた、ハレ様のお世話を任されてるのに、部屋のカギも持ってないの?」 「…ベルさんが、あんたなんかに大事なカギは預けられない、って……」 「…何?ナンか言った?」 「いえ………と、とにかくハレ様の部屋、カギがかかってるんですよ。開けて貰えませんか」 「馬鹿ね……あんたもうちょっと気...
  • 070209_2
    節分SS.2(一: 244-256) 4 「グゥ!これで勝負決めるからなっ」 「ふふ、面白くなってきたな」 オレは靴と靴下を脱ぎ捨て、グッと足を踏みしめると大きく身体をたわませ短距離走のスタートのような体勢を取る。 勿論、そのまま特攻してもまたヒラリとかわされるだけだろう。問題は左右どちらに避けるか、だ。 どちらに避けても確実に切り返すためには、恥ずかしがらずにグゥの姿をまっすぐ見据えるっきゃない。 そしてその脚でも腰でもどこでもいい、躊躇無くふん捕まえてそのまま押し倒す!! オレだって瞬発力には自信がある。遠慮さえしなければ、グゥにだって負けないはずだ。 「ほら、遠慮なくかかってこい」 グゥは相変わらず余裕しゃくしゃくといった表情で、棒立ちのままゆらゆらと隙だらけの姿を晒している。 いや、あれはノーガード戦法…!?ああやって身...
  • 070127_4
    満田人間ハレ4(一: 197-201) 6 「すまない…グゥのせいで、こんなことになってしまって…許してくれ…」 「ゆ、許すも何も、オレ、ぜんぜん怒ってなんて無いよ!!   オレの方こそごめんな…グゥがそんなに気に病んでたなんて、ぜんぜん気付けなくて…」 「ううん、ううん…謝るのは、グゥの方だ……でも、よかった…本当に…」 「グゥ……ありがとな」 結局あの後、特に何ごとか起こることもなく、二人は手を繋いで森を出た。もちろんグゥはちゃんと服を着ている。 ジャングルを抜けると、幸いにも見知った道に辿り着くことが出来た。それほど遠くには行っていなかったようだ。 「ところで…さ。その、オレの気持ち、なんだけど」 「…?」 ハレは横に並んで歩いている少女の手をきゅ、と強く握り、数度深呼吸するとある決意を伝える覚悟を決める。 しかしグゥ...
  • 070726
    時かけ(二:169-176) 1 「いや~、結構面白かったな~!」  2時間近くも凝視していたテレビから目を外し、ううん、と大きく伸びをする。 そのままバタンと後ろに倒れ込み、身体の緊張を解すようにゆっくり息を吐いた。  テレビを見ている間は意識していなかったけど、背もたれもなくただの床に長時間同じ姿勢で 座っているとやはり疲れる。ソファか、せめて座椅子くらいは欲しい所だ。  ただその疲れも、いつものようにTVゲームで遊んだ後ほどではないが。 「やっぱDVD買っちゃおっかなー、『時かけ』!」  そう、今日は知る人ぞ知る名作『時をぶっかける少女』の放送日だったのだ。  それも金曜の夜九時という時間帯。早朝でも深夜でも無く、休日前のこの日、 この時間に、一家団欒を彩る晴れの舞台でこの映画が上映されたという事実に オレは深い感慨を覚...
  • 070127_2
    満田人間ハレ.2(一: 179-187) 3 (フー…スッキリした…) ジャー、と勢い良く水の流れる音が密室に響く。 ハレは腹中の不安要素を取り除き、実に晴れ晴れとした表情でバシャバシャと手を洗っていた。 しかし洗面所の鏡に写る、満田のジャムでべったりと汚れた自分の口元を見るとすぐさまその表情に影が差す。 グゥに一杯食わされるなんて、今に始まったことではない。その悔しさも、すでに治まっている。 しかしその勝敗を分けた一瞬、自分の顔に迫ってきたグゥの顔が、その後自分の唇を襲った感触が、ハレを悩ませていた。 「ッタク、グゥノヤツ~!」 照れ隠しか、自分の心に湧き上がる妙な感情を吹き飛ばすように、一人大きな声を出す。 「ッテ、ナンダコノコエ!?」 その自分の声に驚き、また大きく声を上げるハレ。 ヘリウムガスを吸ったときのような、やたらと...
  • 070127_3
    満田人間ハレ3(一: 188-196) 5 (もう母さんも行っちゃったか。   そんで当然、保険医もいないと。ちょっと悪いことしちゃったかなー) 家に帰ると、そこに人の気配は感じられなかった。 母はもう狩りに出かけたのだろう。クライヴも当然、母のいない家などに用はあるまい。 学校で保険医と交わした交換条件は少しいじわるだったろうか。 いや、あんな条件を求める方が悪いのは明白だ。いい気味、いい気味。 ハレはただいまもおかえりも誰とも交わすことなく、家に入る。 結局グゥとも、ばらばらに学校を出たと言うのに、今日も一緒に帰ってきた。 今は声を出し辛いのでそれは助かったのだが、グゥの「おかえり」をちょっと聞いてみたかったな、なんて のんきなことを考えてしまう。 「…先にお風呂、入っていい?」 グゥは家に着くなり、入浴の準備を始め...
  • 070414
    メイドインヘヴン(二:90-97) 「ほら、早く来て。母さん、最近全然シてないからすっごく溜まってるのよぉ……」  ベッドにうつ伏せに寝そべり、甘ったるい猫なで声でオレを誘う。自らの腕を枕にし、足をパタパタと 仔犬のしっぽのように振るその子供っぽい無邪気な仕草とは裏腹に、オレを真っ直ぐに見詰めるその潤んだ瞳や 艶やかな声は、実の息子であるオレから見ても十分に大人の女性としての魅力に溢れていた。オレはその瞳に、 その声に惹かれるように彼女の傍らに腰を下ろす。 「うふふ……ホントに久しぶりね……。私はもう準備できてるから、早くしましょ……」  母さんはそう言うとオレのふとももにくすぐるように指を這わせた。  じわりと、熱気が伝わってくる。湯上りのまだ乾き切っていない、ほんのりと上気した素肌がぴたりと密着し、 むっと湿り気を帯びた空気が周囲を包み込んだ。 ...
  • 070206
    ハレとグゥと異世界のグゥ(一: 230-232) 朝起きたらそこは異世界でした、なんてのが通用するのは二次元の世界のみ。 現実世界でそんなおかしなこと言ってる奴がいるとすれば、そいつは妄想癖があるか 妄想しか出来ないような奴だ。 ……と、そんな風に思っていた時期が、俺にもありました。 何故過去形かって? そんなもん決まってるだろ。 今オレのいるこの世界こそ、オレにとって紛れもない異世界だからだ。 さて、何から話せばいいのやら。 昨晩、オレはいつものようにグゥにおちょくられ、暗澹たる気分で一日を終えようとしていた。 家の外では友達や大人に気を遣い、家の中では破天荒な家族や居候に翻弄される。 こんな夢も希望も安らぎもない生活に一時安息の時間を与えてくれるのが、オレにとっては ゲームと睡眠だった。現実逃避と笑わば笑え。こうでもしなき...
  • 070321
    Jungle sValentine.4(二:36-42) 4 [Dokibeki Material ~ 2nd Season~]     『 - Hare Side - 』  ピピピピ……ピピピピ……  耳慣れた電子音が頭上から聞こえる。  いつ聞いても不快なその音は毎朝毎朝、飽きもせずにオレの意識を強制的に覚醒させてくれる。  オレはベッドのヘッドボードの上をまさぐり、まだ朦朧としている頭に痛いくらいに響くその音の発生源を手探りで探す。 コツンと指に当たる、四角く冷たい金属の手触り。その頭を指先で思い切り押し込むと、カチンと無機質な音を立ててようやく その耳障りな騒音は止まってくれた。  ああ、もう起きなきゃあならない時間だ。起きて顔を洗って、制服に着替えて朝飯を食べて、そして学校に行く。これだけの 作業を朝一から毎...
  • 070204
    枕小ネタ(一: 219-221) 「おい、グゥ……グゥ? どこだ?」 「ここ、ここ。どこに目をつけておるのだね君は」 「……また枕になってんのかお前は」 半身を起こして枕から頭を離し枕を見やると、枕カバーからにゅっと頭を出したグゥと バッチリ目が合った。 ここ数日、グゥはずっと枕になっている。理由? 俺が知るかよ。 こいつの行動原理なんか知らんし、知ったところでオレの理解を超えているだろうし。 ギリギリ理解できるところで言うと、こいつは常に快楽原則に生きてる事と、オレの 困った姿をウォッチングする事を楽しみにしている事くらいか。 「居候の身やし、分を弁えなくてはな」 「別にそんな、自分を卑下する事ないだろ……」 「保険医の所為でベッドが狭いとぼやいていたのはハレではないか」 「今日は母さんも保険医もいないんだし、こっちで寝たらい...
  • 070320
    埋めネタ(一: 348-349) 「はぁっはぁっ……い、いく、ぞ……!」 「き、来て……ン、あ、ああああぁぁ………ッ!!」  果てる瞬間、俺は可能な限りその細い身体に密着し、剛直を彼女の中に根元まで突き入れた。 ドク、ドクと、己の分身はその脈動に合わせ何度も彼女の最も深い場所へ精を流し込む。 射精を続けながらも、俺は内部に残った精も全て吐き出すように小刻みにピストンを繰り返す。 彼女もそれを手伝うようにキュウキュウと俺を強く締め付けて来る。どうやら、彼女も絶頂を迎えたようだ。  痺れる腰に力を込めゆっくりと引き抜く。彼女の膣孔はまだ物足りなさげに開き、ヒクヒクと呼吸をするように蠢いていた。 そこから、トロリと白濁した粘液が流れ出る。それを見るだけで俺は身体は疲れも忘れ、またむっくりと、先ほどよりも力強く隆起する。 「あっ、ま、まだ……するの?」...
  • 070317
    Jungle sValentine(二: 11-18) 1  放課後も過ぎ、静まり返った教室に小さく、カラリと扉のスライドする音が響く。  窓から差し込む四角い夕焼けが、一つだけ照らし出していた長細い影をその空間にもう一つ、増やした。  正直、本当に来てくれるかどうかは賭けだった。それもどちらかと言えば、負ける確立の方を高く見積もっていたと思う。 ただその不安感は、彼女のオレに対する予測好感度の問題ではなく、彼女の掴み所の無い性格によるところが主な要因なのだが。 とにかく、彼女はこうして来てくれた。オレの心がトクトクと鼓動を早め、これから起こる…いや、起こすべき事に対する 準備をはじめる。  彼女は教室内にオレの姿を確認すると、後ろ手に静かに扉を閉め、真っ直ぐにこちらに向かいピタリと目の前で止まった。  そしてオレの目を一直線に捉え、...
  • 070218
    ハレ÷5=?(一: 285-289 293-297)  さて、今回は一体何から話したらいいものやら。  時間を越えたりとか保険医と入れ替わったりとかグゥの腹の中でひと悶着あったりとか、超常現象 盛りだくさんのある意味でとても充実してるだろう青春を送る俺は、大概のアクシデントには慣れていた。  そりゃあちょっとは驚きはするが、ともすれば「まあグゥだしな」の一言で全てを片付けてしまいそうな 投げやりな自分がいたりして、オレの価値観が根本から崩壊しそうなことを憂いてたりする毎日だ。  とにかく、オレはちょっとやそっとじゃうろたえたりしない……そう思っていた。今までは。  でも、ちょっとこれはないだろう。 「なぁーにブツブツ言ってやがんだ。飯はまだかー?」 「全く……お茶の一杯も出せないんじゃやってけないよ」 「そもそも、男子が台所に立つこと自体間...
  • 070303
    チキン(一: 313-324) 1 「グゥ、出来たよー」 「ん……うん」   オレの声に、グゥはゲームのコントローラーを置きダイニングに入って来る。   テーブルの上には、ほかほかと美味しそうな湯気を立てるグラタンが二つ。   今夜は、母さんは狩りで留守だ。どうせ狩りの後は酒盛りで、明日の昼ごろまで帰っては来るまい。   いつもならオレが適当に何か作るのだが、どう言う風の吹き回しか、今日は母さんがグラタンを作って置いていてくれた。 夕飯はそれをレンジで温め直しただけ。作りたてと比べれば流石に落ちるが、母さんの作るグラタンはそれでも美味しい。   グゥがテーブルに着くのを確認し、いただきますを言うとオレはグラタンをパクパクと口に放り込む。その味はいつもの 母さんの作るものと変わらない美味しさだったが、一ついつもと違う点に気付いた。中の...
  • 070331
    Jungle sValentine.6(二:64-75) 6  この遊園地は現実世界にもある有名なテーマパークをそのまま再現しているらしい。ここに来る時だけは 複雑な気分ながらもついワクワクしてしまう。  ここは入場料さえ払えば、中のアトラクションは全てフリーだ。現実逃避のためにここに篭った事も何度かあった。 日が暮れるまでコーヒーカップで一人回り続けた記憶がもはや懐かしい。  とりあえず移動する事にしよう、と歩き出した瞬間、ぐんと腕が引っ張られつんのめってしまった。 いや、引っ張られたんじゃない。オレの腕が何かに縛り付けられその場からびくともしなかったのだ。 見ると、オレの腕にしがみついたグゥが、固く目を瞑り身を縮こまらせたまましゃがみ込んでいた。 「グ、グゥ?」 「………む。もう、着いたのか?」  ちょんちょんと肩をつつくと...
  • 050908
    グゥ×ハレ?(初: 558) 「グゥ、晩飯何が良い?」   いつものように、ハレがグゥにリクエストを聞くと 「コンドーム」 「はぁ?」   ハレは、鳩が豆鉄砲喰らったような顔をした。 「いやいや、誠一が欲しいらしくてな。」 「え?なんで誠一さんが・・・まさか・・・」 「察しが良いな。さすがハレ。」   ―確か、母さんのが枕の下に堂々とおいてあったけど・・・ 「ほう、枕の下か。」   ハレはグゥが思考を読めることを思い出した。 「ちょっとまて!」 「問題ない。二人は激しく愛し合っている。さすがに何ヶ月も二人きりでいるとそうならない方が不思議だ。」 「そう言う問題じゃないんだけど・・・」   ―でも、あの二人がかぁ。ちょっと興味あるかも。って、ヤベッ! 「ハレも興味を持っているではないか。決まりだ。さっさともってこい。」   下...
  • 070726_2
    時かけ_2(二:177-182) 3 「……グゥ」  震える声で、やっとそれだけを口に出す。  それに応えるように、グゥの腕の緊張が少しだけ緩んだ。 「大切な家族……」 「え?」  胸元から、くぐもった声。グゥは相変わらず顔を伏せたままだったが、ようやく 会話をする体勢が整ったようだ。出来れば、もう少し心穏やかな状態に身を置かせて 頂けると助かるのだが。 「……グゥは、ハレの大切な家族で、友達なのか?」 「うぐぅ……ッッ」  開口一番から致死のダメージを孕んだ言葉が心臓に突き刺さる。ドクンと、地震でも 起きたかのように全身が揺れた気がした。 「……はぁ……。そうだよ。グゥはオレにとって、大切な家族で、友達ですっ」  もう、既に全部聞かれてしまったってのは解っていた事だ。多少なりとも覚悟は 出来ていた。オレは潔く……...
  • 070414_2
    メイドインヘヴン.2(二:98-103) 「あの、さ。ホントにやるの?」 「いいから、早く」  グゥの横に座り、何とか説得を試みようとするがまるで聞く耳を持ってくれない。確かに人に耳をかいて欲しいとは 思ったが、いくらなんでもついさっきまで耳かきと言う行為の具体的な内容を知らなかったグゥにされるというのは、 大げさじゃなく大惨事の予感、と言うか悪寒がもりもり沸いてくる。 「何事も経験だ」  お前が言うな。  ……とは言え、確かに耳かきなんてものは実践してナンボではある。しかしその第一被験者がオレと言うのは ちょっとどころじゃなく不安だぞ。事前に病院の手配をしておいた方が良いのではなかろうか。  しかしグゥはオレの気持ちも知らぬげに、早く早く、とふとももを叩き催促している。もう諦めるしかないのか。 オレは小さく深呼吸し、覚悟を決めるとえいや、とばかり...
  • 070321_2
    Jungle sValentine.5(二:43-51) 5 →A:すぐに学校に行って教室で転校生を待とう。  余計な事をして面倒な目に遭うのはやはり避けたい。オレは駆け足で学校に向かう事にした。 元々、歩いても30分とかからない距離にある学校だ。走れば10分もあれば着く。  オレの通う学校の名前は『私立雀友学園』。「雀友」は「ジャングル」と読むらしい。どんな当て字なんだかさっぱりだが、 どうせ知ったところで無駄な知識がまた脳のキャパシティを切迫するだけだからあえてグゥには聞いていない。  雀友学園は小・中・高までを一つの敷地内に収める巨大な学校だ。グプタはその高校校舎にいるはずだが、そちら側には 見えない壁があってどうしても行く事が出来なかった。  最初はこの細くうねった道路…グゥによると日本の道路はこんな風らしい…にも困惑したけ...
  • 070317_2
    Jungle sValentine.2(二:19-27) 2 「うむ、あの難関キャラ、ラーヤすらも落とすとは。さすが天性のギャルゲー体質ハレよ」  スタッフロールが終わると、これまた見飽きたタイトル画面に戻って来た。しかしこの場所だけは妙に落ち着く。 ここに居ると何のイベントも起きないからに他ならないのだが、とにかくここだけが今のオレの唯一の安全地帯だ。 …頭に響くこの皮肉めいた声さえなけりゃあもっと良いのだが。 「おいグゥ! これで全員クリアしたろー? さっさとこっから出してくれよ」 「まあそう慌てなさんな。お楽しみはこれからですよ」 「この状況を楽しんでんのは主にお前一人だけどな」  オレは頭の中に響く声に話しかける。ここに来てから、その声の主の姿は一度も見ていない。本人は今回はナビゲーターに 徹するとか言っていたが……どっちに...
  • 070321_0
    虹(一: 351-352) 「アメ、ちゃんとご飯食べてる?」 「大丈夫、大丈夫。濃厚な白濁液にむしゃぶりついてますよ」 「赤子の前であまり不穏当な発言は控えて頂けませんかね……」  掃除機を片手に部屋を忙しなく往復しながら、ハレは心配そうに声を掛けて来る。 勿論、私の心配をしているのでは無い。私の膝の上にいるアメを心配しているのだ。 私はベッドに座り、アメに離乳食を与えている。アメは何の警戒心も無く、私の差し出す スプーンをぱくんと咥え美味しそうに租借していた。  アメが生まれてから、もう一年以上が経過している。しかしまだ声も出せず、歩けもせず 一人では何も出来ない。本当にあと数年すれば、ハレや私のようになるのだろうか。聊か、信じ難い。  赤ん坊とは……人間とは不思議なものだ。皆、このように生まれ育ち、今に至るのだろうか。 誰かの世話を受けな...
  • 070317_3
    Jungle sValentine.3(二:27-32) 3  思い返してみると、全てはグゥの掌の上だったってコトが良く解る。ここまで入念に凝った世界を作っているんだ。 グプタとのやり取りもほとんど予測の範囲だったのだろう。たとえあの通りの流れにならなかったとしても、どうにかして この展開に持って行ったに違いない。オレや周囲の人間をイジって楽しむためなら本当に労力を厭わないヤツなのだ、この悪魔は。 「女はみんな小悪魔なのよ」  お前は正真正銘の悪魔そのものだろ。それもかなり上級のそれに違いない。もう魔貴族とかそんな偉そうな称号を持ってても オレはちっとも驚かないぞ。 「せっかくグゥが男の欲望を具現化してやったと言うのに、そんな言われ方は心外ですな。ハレももっと素直に楽しんで良いんだZE?」  …なぁ、もうあんまり無意味な事を考えるのは辞...
  • トップページ
    ハレグゥエロパロスレSS保管庫@Wiki ここは2ちゃんねるハレグゥエロパロスレのログ保管庫です。 18歳未満の方は閲覧をご遠慮下さい。☆ メニュー ◇編集のすすめ◇ 新しいページを作る ●ページ名は初回投稿時の年月日を半角数字のみの羅列で。例) 2007年2月10日の場合、「070210」と入力。 作品の見出し(タイトル) ●行頭に"****"と入れると「見出し」として認識されます。●表記は「コテトリ(あれば)」:「作品タイトル(あれば)」:「カプ」の順で。●( )内にはスレ番、レス番を表記。例) (初: 34 36 39-41)"初"は初代スレの事。2代目スレは"一"、3代目(現行)スレは"二"と表記(現行スレの番号が"アフロ2個目"のため)。レス番は飛び飛びであれ...
  • 040731
    小ネタリレー(初: 296 299 301 302 304) 296 名前: 名無しさん@ピンキー 投稿日: 04/07/31 02 12 ID 73FDD2uf 保守ついでにネタ投下 「ある日、ウェダが街を歩いていました。すると、どこからともなく 続きキボンヌ 299 名前: 名無しさん@ピンキー [sage ハレの口調は難しいな] 投稿日: 04/08/01 00 07 ID wYi/nrdb  すると、何処からともなく、良く耳に馴染んだ錯乱気味の声が聞こえて来ました。 「ってかナンだこれどーなってんだコレーっ!? …ってお前はナニやってんだグゥーッ!?」 「まあそう騒ぐ事もなかろう。人に見られて困るのはハレ方だぞ」  路地裏から聞こえて来るのは、どうやらハレとグゥの声のようです。 「やめろよグゥ…ってそれちょっとグゥさん犯罪です...
  • 051009
    鉄kudu : グゥ×ハレ(初: 658 689 707 713) ある月夜の晩のこと。 地上を照らす真昼の太陽はとっくに山へと深く沈み、代わりに妖しく美しい満月の光がジャングルの夜を優しく包んでいた。 深夜2時。誰もがもう寝入っている時間帯。 だがある一軒の家のみ、灯りがついていた。 そしてそれと共にそこからはピコピコやカチカチなどテレビから無機質な音が漏れていた。 「・・・すぐクリアできると思ったんだけどな・・・。」 声の主のはゲームが思いどうりに進まないことにいらだっているようだった。 「まだ起きていたのかハレ・・・。」 背後から聞こえた少し低めな声に、少年は少しびっくりしてコントローラーから手を離した。 「グゥ・・・。お前こそ起きてたのか。母さんは今日集会で帰らないって言ったろー。早く寝ろよな!」 「・・・・・・。」 グゥは無言でハレを...
  • メニュー
    ◇◆◇案内◇◆◇ トップページ メニュー ◇◆◇作品◇◆◇ ハレ×グゥ 03/12/20 04/01/12 04/01/3004/01/31 04/03/20 04/04/04 04/04/08 05/03/25 05/08/17 名無しさん ◆YqFCr1HvsY 05/09/08 05/09/11 鉄kudu 安らぎ ◆oQBdDOhBfw ハレ×グゥ@22歳 06/11/21 06/12/08 小ネタ(機内) 小ネタ(if) 枕小ネタ 満田人間ハレその1 その2 その3 その4 節分SSその1 その2 その3 チキン 耳 虹 メイドインヘヴンその1 その2 時かけその1 その2 小麦色の白雪姫その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 ハレ×マリィ 04/01/25 日頃のお礼 ある雨の日 ゲームの世界 ハレ×グゥ×マリ...
  • 040912
    日頃のお礼(初: 324-326 328-334) 「あ~あ、最近オレ疲れてるよなァ。人に気ィばっかり遣ってさー。なんかこう、気持ちいい事でも 起きないかなー」 「気持ちイイ事?」 「うん。他の事ぜーんぶ忘れちゃうようなさぁ。まあこんな事グゥに言っても仕方ないけどさ」 「気持ちイイ事……」   何気無い会話。言い出したハレですら即座に忘れてしまうような、他愛の無い愚痴。   そう、本来ならば何でも無い事で終わる筈だったのだ。   言ったのがハレでさえ無ければ。   聞いたのがグゥでさえ無ければ。   いつでも何処でも誰にでも、とても気を遣ってくれる。   この自分にだって、いつも優しくしてくれて。   目が綺麗。顔も可愛い。自分とどちらがより可愛いかと問われれば、たぶんハレの方が可愛い。   笑顔を向けられると、身体の奥の方が少し熱...
  • 050930
    『明日もきっとアルコール依存症(保健医受け)』(初: 612-614) 今日は楽しい実験をしてみようと思います。 まず用意する物。  ・ちんちくりんステッキ (ムチ状の物がベスト。枕元に忍ばせておく)  ・酒 (種類は問わないが、新製品の物が好ましい)  ・ハレ&ウェダ&保険医 (親子水入らずが望ましい) 以上の物を使って、人間の生態を観察してみましょう。 日が落ちて真っ暗になったジャングルの夜。 ハレの家に珍しくクライヴが訪れた。 「こんばんは~~~!ウェダちゃん居るっ!?」 「あら先生。こんな夜更けに珍しいわね」 「ウェダちゃんに会いに来たのさーー!」 ウェダに抱きついて、キスをしようとする保険医。 「ちょ・・・酒臭っ! ・・・先生、酔ってる?」 「酔ってないよ~~~ん! んーっウェダちゃん、大好きっ!」 「あ...
  • 041109
    小ネタ(初: 360-361)   ばくん。 「え、ぇ~、あたしが上なのぉ?  もぅ、先生ったらぁ?」   ベッドの上で笑顔を見せ合っている母さんと保健医はもうこの際放っておくとして、今オレってどうなってんの!?   安心しろ、ばれてはいないようだ。   いやいやいやいや、ばれるとかそういう問題じゃなくて何で目の前に二人がいるのに完全無視されてるかってことっていうかグゥもどこにいるんだよっ?   ふふふ、グゥはいつもお前の中にいるさ。   ・・・・・・いや、ふつーに気持ち悪いんだが、っていうか母さんと保健医が本気っていうか頼むからこんなとこ見せないでくれよ~。   おお、ウェダが保健医の上に跨り、淫らに腰を振っているぞ。   うっさい実況せんでいい! 「ぁ、ぁん、先生、あっ・・!」 「・・・・・・ウェダちゃん」   あ~~~!   何...
  • 051207
    安らぎ ◆oQBdDOhBfw : アルヴァ×ハレ(初: 793-794) 暗い地下室  四方を無粋なコンクリートで固められた部屋 かつての屋敷の主人によって作られ、やがて忘れ去られた筈だった部屋に 在るはずの無い影が3つ在った 「フフフフ・・・・どうだよ 良い眺めだろう?」 「くそ、アルヴァ ソイツを放せ!」 「あれー、ハレ 助けてー」 「・・・・・放せ?何を言っている?コイツは喜んで此処に居るんだぜ?」 「いやー、言わないでー」 「・・・・・・お前、改心したんじゃなかったのかよ!」 「改心?あんなハッピーエンドな終わり方してたまるかよ」 「ああー 見ないでー」 「・・・・・・・・・お、お前に対する恨みを忘れた訳じゃねぇからな、だから・・・・えぇっと」 「この女に、だ」 「そ、そうだ、この女に『お前の大事な友達を傷つけたくないだろ...
  • 050911
    522 : ハレ×グゥ(初: 560 603) ジャングルの真夜中は静かだ。 無駄な明かりもなければ雑音もない。村全体が静まり返っている。 夜も遅いというのに、ハレの家にはまだ明かりがついていた。今日はウェダが村の集会でいない。きっと酔い潰れて朝まで帰って来ないだろう。 ーピコンピコン ハレの家からゲームの音が響く。家の中ではハレがテレビに向かって格闘していた。しかしクリアする事を諦めたのか、ゲームの電源を切る。 「止めたのか」 ハレの背後にグゥが歩み寄って言った。 ハレは溜め息を吐きながらチャンネルを変える。 -ハッ…あぁん 「!!?」 ハレは驚いてテレビのスイッチを切った。 もう深夜だ。成人向け番組が放送されていても何もおかしくはない。だがハレは突然流れた嬌声にしばらく呆然としていた。 「なんだ、そんなに興奮したのか?」 背後からグ...
  • 050917
    小ネタ(初: 537) 14歳になったハレが、ジャングルに戻っていた時のある日のこと、 またグゥのせいで、保険医と体を入れ替えられてしまう。 結局、翌朝には前と同じように元に戻れたハレだったが、 学校へ行くと、女たちが集まりってなにやら話をしている。 「全く、ハレがあそこまでやるとは思わなかったわよ…」 「今度と言う今度は…」 以前の記憶が甦り、いやな予感がするハレ。 なんとかその場をそっと去ろうとしたが、 「アーー、ハレ!」 やはり逃げられなかった。 「あ、あの、皆さん…ど、どうしたんすか。こんな朝早く」 睨みつけるレベッカ、ラヴェンナ、アディを始めとした、 村の女の人たちに引きつった愛想笑いをするしかないハレ。 「とぼけてんじゃないの! 昨日みんなにワイセツ行為したでしょ!」 レベッカは、また前と同じことを言っている。 いや...
  • 040125
    ハレ×マリィ(初: 167) ハレ「何?話って?」 マリィ「あ、あのね・・・////聞きたいことがあるの・・・」 ハレ「なに?」 マリィ「あ、あの・・・昨日お兄ちゃんの部屋に入ったらね・・・ 本があったの・・・でね、その本にね・・////」 ハレ「その本に?」 マリィ「は、裸の女の人がね・・・・ついてたの・・・///////」 ハレ「ふぅ~ん・・・・え゛!ええ!!そ、それってまさか・・・」 マリィ「ハレは知ってるの?」 ハレ「え?ああ・・・ちょ、ちょっとね・・ハハ・・・ (心の声:思いっきりエロ本じゃーん!!)」 マリィ「でね、それ見てたら・・なんかむずむずしてきちゃって・・ それで、その本に、男の人のおちん○んがね・・・/// 女の人の・・その・・アソコにいれてるの///」 ハレ「マリィ!そ、そんな話はいいからさ、遊ぼうよ!」 ...
  • @wiki全体から「070901」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
目安箱バナー