「……ひとまずはおはようと言っておこうか」

どうして自分はこうなっているのか、このクマは一体何者なのかを考えていると、どこかで見たことのあるクマらしきものが話しかけた。
自分を抱えているクマも、生物からおおよそかけ離れた外見ではあるが、やはり何処かで見たことがあるような気がする。
気がするのだが、後一歩まで出つつあるのに思い出せない。
それに何故、自分はこうなっているのかも分からない。
いきなり渦潮が発生して逃げようとしたが、謎の物体に遮られて結局渦潮に巻き込まれる――直前で記憶が途切れている。
五体満足であることから、どうやら助かったらしい。どんな方法で難を逃れたのは分からないが。

「……下ろして」
――分かったモン。

黒い着ぐるみのようなクマは反応は示さないが、人の言葉は分かるらしい。
ゆっくりと下ろしてもらい、御坂は久しぶりの大地に足をつけた。
改めて二匹の顔を交互に見やり、二匹に抱いていた疑問をぶつける。

「アンタ達は一体何者なの?」
「――獲物を屠るヒグマ、つまりは君の敵ってところだよ」
「……っ」

コミカルな姿のヒグマの発言を全て聞いた御坂の表情が引きつる。
自分は見知らぬ間にヒグマに捕まっていたのか――よりにもよって既存の生物とは到底思えないような体型をしているヒグマ二匹に捕まってしまうなんて。
しかしそんな自分の様子を見た、コミカルな姿のヒグマが笑い声を上げた。
妙にその姿が腹ただしい。

「冗談冗談。俺たちは君の味方だ」
「信用できないわね。最初にヒグマだなんて名乗っておいて、そんな言い分は信じられないわ」
「俺がヒグマならとっくに殺してるけどな」
「そうとは限らないじゃない」
「部外者の君を、今行われていることと関係の無い君を、ここで生かしておく理由はあるのか?
 答えはノー。君はイレギュラー、つまり乱入者だ。支障が出る可能性があるのに、生かすわけがない」

……考えてみれば確かにそうではあるが、どうにも納得がいかない。
この島で行われていることはまだ分からないが、侵入者がいれば始末するのが道理である。
ヒグマに諭されているからなのかは分からないが、どうにも納得がいかない。
まだ懐疑的な目を向けられているのに気付いたコミカルな姿のヒグマは顎に手をやって考えた後に、黒い着ぐるみのようなヒグマに体を向ける。
まるで友人でも紹介するように、コミカルな姿のヒグマは手を水平にして横のヒグマに向けた。

「……ちなみにこっちのクマに見覚えは?」
「……あっ、思い出した! くまモンよね!」
「大正解! じゃあ俺も分かるな」
「今思い出したわよ。アンタは……」
「なんだ?」
「――アナログマよね」
「そうとも俺こそが――クマーだよ全然違う!」

会心の解答だと思ったがどうやら違ったらしい。アンテナにその姿では、アナログマとしか答えようがない。
アナログマではない(自称)のクマーはアンテナを触りながら、これさえなければなー、とぼやいている。
しかし何故いきなり唐突に突然、アナログマではない(自称)のクマーはこんなことをしたのだろうか。
もしや全国的に知名度抜群の見た目を利用して自分は善良なヒグマだということを押し付けようとしているのか。
だとしたら大間違い、とんだ勘違いだ。着ぐるみの中にヒグマがいないとは限らない。

「そんなのに騙される程、アタシは甘くないわよ」
「……もういいや。疑ってていいから話だけは聞け」

アナログマではない(自称)のクマーは、どんよりとしたオーラを纏いながら言葉をつむぎ始める。
御坂は内心余裕をかましていて、どんな言葉にも動じない自信があった。

初春飾利佐天涙子はまだ生きている可能性がある」
「詳しく教えなさい!」

数秒後、首本を捉まれ持ち上げられて身悶えする面白い姿のヒグマと、そのヒグマを持ち上げている女子中学生の構図が出来上がっていた。


□□□


「あ、危うく死ぬところだったぞ……」
――余計なことをするからだモン。別に僕らがヒグマであることは教えなくてもよかったモン。
「いやだって教えておいたほうがいいかなって」
――お陰でいらない問答をするハメになり、挙句に死にかけた癖によく言うモン。
「返す言葉もございません……」
――自分に不利になるようなことはするんじゃないモン。

正座をしてうなだれているクマーの正面にはくまモン。心なしか怒っている様子。
そんなシュールな光景を御坂は遠目で見つつ、クマーから聞かされた情報を頭の中で反芻させる。
ここで行われているのは人間同士の殺し合いで、ヒグマは反乱防止及び殺し合い促進の為に放たれている。
ヒグマの戦闘能力は並大抵の人間なら軽々殺し、実力者でもあっさりと殺し、人知を超えた存在でようやく立ち向かえるくらいの強さ。
こんなフザけた獣を作り出し、且つ殺し合いを企画したのは――

(有富春樹……! アイツは私が倒したハズなのに……!)

スタディコーポレーション取締役にして、暗部組織『スタディ』を率いる男、有富春樹。
ヒグマを作り出し、多数の人間を拉致して殺し合いを強制させた黒幕。
しかも国外へと行った布束砥信を呼び、ヒグマの研究に巻き込んでいたなんて。

(もう一度ブッ倒さなくちゃ分からないみたいね……!)

大方、自分達が作り出したヒグマが如何に実用的かを調べる為に催された殺し合いであろう。
ならばもう一度潰さなければならない。
クマーが言うには、第一放送が終了した時点ではまだ、佐天さんと初春さんは死んではいないらしい。

――但し可能性だ。放送は早朝に行われている。現在は昼。だから、生きているかどうかも分からないがな。

既に手遅れという状態ではなかった、ということを喜ぶべきだろう。

(上等よ。だったらさっさと見つけ出さないとね!)

そうと分かれば早速行動……したいのだが、未だ調子が戻らなかった。
まあこの短時間で回復している方がよっぽどおかしいのだが、ヒグマを迎撃できるくらいの余力は欲しかった。
クマーとくまモンの二匹がいるとはいえ、クマーは重症で戦闘を行うには多少不利を強いられてしまう。
となるとくまモンに頼るしかない、が現時点でのくまモンの戦闘能力が分からない。
クマー曰く、俺よりも実力は断然上と言っているが、クマーの実力が分からないのでやはり分からない。
念には念を入れたい。信用していないというわけではないが、いやまだ少し怪しんではいるが。

「大丈夫だって、信じろ! いざとなれば血を吐き出して攻撃するからな!」
――それは本当に攻撃になるのかモン……?

……本当に大丈夫なのだろうか?

――ほら、彼女が不審そうにコッチを見てるモン。君が頼りないせいだモン。
「本当に大丈夫だからね!? 俺は結構強いし!」
「……はいはい、分かったから。そんなに迫らないで」

興奮した様子で迫るクマーに、御坂は右手で彼の顔を後ろへ押しやった。
今となっては頼りになるのはこの二匹しかいないので、信用せざるをえない。
どうにも不安になってしまうのは、二匹の外見によるものなのだろうと御坂は頭の中で結論づける。

「さて、森の中は何があるか分からないし、かといって後ろは危険だ。となると前へ進むしかないな」
――とりあえず建物がある場所へ行くかモン? そっちのうほうがいそうだモン。
「御坂ちゃんも建物がある方でいいかな?」
「別にどこだっていいわよ。私はここの地形には疎いしね」

そうと決まれば歩こう、クマーが先導をきって歩き出し、そこへ御坂、くまモンの順に続く。
御坂は疲弊している為、ヒグマである二人がフォローできるような順列だった。
くまモンは素手でも戦えるので、スレッジハンマーは戦いに不利な重症を負っているクマーが持つことになった。
最初は頭に突き刺さっているアンテナを引っこ抜いて武器にしようとしたが、思っていたよりも深く突き刺さっていたらしい。
とっとと引っこ抜いてもとの姿に戻りたいという思惑もあったが、このままでは中身ごと引っこ抜く危険性があったのでクマーは渋々止めた。
溜め息を吐いて、ぶつぶつ文句を言い出すクマーへとくまモンが近寄る。


「あーあ、これさえなければなあ。アナログマに間違えられないのによ」
――別にそれで困ることはないから別にいいモン。むしろ人気者になれるモン。
「それ俺の人気ちゃうやん……」
――幼女にモテるかもしれないモン。
「俺このままでいいわー。全然良いわー」

くまモンが元の場所に戻ると、そこには元気を取り戻したクマーの姿があった。
先程とは打って変わってアンテナをぽかぽか叩いていたりしていたが、今はすりすりと優しく撫でるような手つきに変わる。
一体クマーに何を吹き込んだのか、御坂はくまモンに聞きたかったがくまモンは話すことができないので聞きようがない。
といってもクマーから溢れる残念なオーラから察するに、きっとうまく言いくるめられたのだろう。
例えば人気者であったアナログマの容姿ならば、女性の好評を得ることが出来るぞ、だとか。

「うへへ……これで幼女の人気者に……」

大当たりだった。しかも結構危ない熊だった。

「本当に大丈夫なんでしょうね……」
「へっ? ああ、いや大丈夫大丈夫。ロリペドでも気にしないでくれ」
「気にするわよ!」

18歳未満に性的に興味を示すのがロリペドで、つまるところ自分はその対象に入ってしまっている。
初春、佐天、黒子も当然その対象に含まれる。
ということはまさかであるが……

「アンタそれが目的じゃないでしょうね!」
「馬鹿を言うな。俺は幼女の味方であって幼女を襲うようなそんな悪辣漢みたいな真似はしないぞ」

澄ました顔でクマーはそう答えて、前を向いて再び歩き出す。
この返答を信用していいものか、信用せざるべきか。
御坂のクマーに対する評価は一向に下がりっぱなしで、本当に信用していいものか不安になってくる。
そんな様子を見てくまモンは溜め息を吐いた。

――これ、本当に大丈夫かモン? 何だかクマーが喋る度に酷くなってくモン。

ヒグマであることをバラし、頼りにならない姿を露見させ、挙句には自分の性癖まで知られて、これでは信用しろというほうが無理ではないか。
しかも性癖が性癖なので、より一層不安になるはずだ。ああ、自分が会話できたらどんなに楽か。
御坂よりも不安を抱えながら、くまモンは後に続いていく。
ふと、御坂が足を止めているのに気付きくまモンも足を止める。
御坂の前を歩くクマーを見ると、クマーはハンマーを力強く握り締めているのが見えた。

「……ヒグマだ。しかも知らない、見たことのないヒグマだ」

奥を見るとクマーが言った通りヒグマがそこにいた。
毛の色が若干黒ずんでいる、それ以外は何ら変哲のないただのヒグマがそこにいた。
クマーも、そしてくまモンも存在を知らないヒグマがそこにいた。
ヒグマは表情を変えずにゆったりと近づきながら、話しかけてくる。

「先輩方、始めまして。穴持たず402ですよ」
「は? よんまるに? おいおい、なんでそんなに増えてやがる。80体くらいしかいなかったんじゃねえのか」
「正確な数は知りませんけど僕のナンバーより多いことは確かですよ」
――あ、有富は何を考えてるモン。そんなにヒグマを増やして、一体何の意味が……

ある一定の距離になったところで、穴持たず402は止まり、顔を御坂の方に向ける。
クマーとくまモンは御坂を庇うような立ち位置になり、それを見た402は訝しげに二匹を見た。

「あのー、それじゃあイレギュラーを殺せないんですが……」
――その前に質問に答えるモン。有富は、一体何を考えてそこまでヒグマを生成したモン?
「有富さんは、ね。死にました。ヒグマのクーデターでね」
「ああ、死んだ……は? 死んだあ!? クーデターぁ!?」

それを聞いたクマーは驚愕の表情に固まった。もちろんそれは、くまモンと御坂も同様である。
もう既に有富が死んでいて、しかもその原因がヒグマのクーデターとは、これは考えもつかない。
となると有富以外の研究員も死んでいる可能性が高い。ならば何故、第一放送が行われたのだ?
ゲームの進行役がいないのだから、第一放送など行えるはずもないのだが。


「今ゲームを仕切ってるのはキングヒグマさんです。帝国のキングさんですよ」
――ソイツが黒幕モンね。全く変なことをしてくれるモン。
「帝国っておい……頭が痛くなる……」
「ちょっと待ちなさい! 有富以外も殺したっていうの?」
「教える必要は無いけど……まあいっか。布束さんだけ、生きてますよ」

その言葉を聞いて御坂はホッとする。
何故か目の前のクマーもホッとしている様子だが、気にしないことにする。

「……とりあえず先輩方はそこをどいてください。
 実験を円滑に進めるには実験を阻害する部外者を始末しなくてはいけません。
 見たところ彼女には首輪が無いじゃあありませんか。これはよくないです。
 偶然見つかってよかった。外に出たかいがありました。では」

――横へ飛ぶモン!
「御坂横へ飛べ!」
「分かってるわよ!」
「処刑のお時間です」

不穏な気配を察した一人と二匹は、くまモンと御坂は右へ、クマーは左へ、彼が言葉を言い終える前に飛ぶ。
次の瞬間402の口から、光線が放たれていた。
瞬く間にクマー達がいた場所に到達し、地面を貫通しながら突き進んでいく。

「……? 何故侵入者まで……」

くまモンとクマー、二匹が取った行動は帝国に忠実な402にとっては理解しがたいものだった。
立ち上がったクマーは素早く相手の懐へと潜り、スレッジハンマーを相手の顎へと振り上げる。

「こういうことだ、察せ!」
「ぐがっ!?」

棒立ちだった402は避けることもできず、直撃をくらって後退する。
脳を揺さぶられているような衝撃に、視界がくらくらし反撃に転じることができない。
やっと平常に戻るも、目を開ければクマーが直ぐ傍まで迫ってきていた。

「もらった!」

ぶつかる寸前でクマーはジャンプして、相手の後方へと回る。
クマーのスレッジハンマーが今度は、脳天に目掛けて振り下ろされる。

「おおっとっとお」

しかし402は焦った様子も無く、前へダッシュしてこれをかわした。
体勢をクマーの方へと変更した402は、口を大きく開き光線を放つ。
予備動作一切無し、発生1Fの遠距離攻撃がクマーを襲う。
着地したクマーは直後にやってきたビームを、また横へと飛んで避けた。

「こ、これが先輩に対する後輩の仕打ちかよーっ!」
「自業自得でしょうが。名誉の戦死という扱いにしますから大人しく死んでください」
「シャレにならない! 輪郭だけにされるよりも酷い仕打ちだ!」

近距離の武器のハンマーしか持たないクマーにとって、402のビーム攻撃は正しく脅威にして障害だった。
無駄に太く、速度は結構速め、チャージなんてなかった、この上連射可能とは性質が悪すぎる。
ともかく近寄れない。細かくビームを連射されては逃げるのに精一杯だ。
ていうか太いって。逃げる度に毛がチリチリするんですが。熱いってマジで。

「あ」
「お終いですね」

ずっこけた。漫画でよくあるような、何もないところで躓いて地面とキスをしてしまった。
402が口を開ける。こうなれば最早自分に成す術はない。
距離から察するに、恐らく10秒もたたないまま死ぬのではないだろうか。
そんな呑気に考え事をしていると、後ろから黒い影が見えた。
ちなみに呑気に考え事をしていたのは助かることが分かっていただけで、決してもう死ぬとか考えていたわけではない。
断じて。

――チャージ無し、連発可能、高速で移動、威力は抜群、結構太め、まるでビームライフルモン。

くまモンは相手の背後へと回って、蹴る構えに入る。
もう既に光線を放つモーションへ移行していた402は、気配には気付いても反応することができない。

――君はどちらかというと後方支援に適したヒグマ。どうせ一対一なんて想定してないモン。何故なら近寄られることがないからモン。

くまモンはジャンプして、402の高等部目掛けて延髄切りを放った。
衝撃で402の口は強制的に閉じ、ビーム放たれず前へとよろける。

――もう一匹ヒグマがいればこうはならなかった……詰めが甘いモン。さて……
「とどめーっ!」
――あっ、バカやめるモン!


しかし遅かった。勝ちを確信し、興奮していたクマーに言葉が届くはずもない。
全身全霊、渾身の力を込めてスレッジハンマーが402の頭部目掛けて振り下ろされる。
ピ○ポ君を屠ったその怪力は伊達ではない。容易く402の頭部は粉砕された。
呆気なく402は地面に倒れ付す。

「はっはっはー! どうだ御坂ちゃん! 俺はこんなにも頼りがいがあるんだぞー!」

クマーは誇らしげに、且つ嬉しげに402を殺したことを御坂に報告した。

――な、何しやがんだモーーーン!!
「え、何がはぁっ!?」

くまモンの渾身のストレートがクマーの右頬に見事クリーンヒットし、宙を舞って地面へ墜落する。
どうやらくまモンの怒りには気付かなかったようだ。

【穴持たず402 死亡】


□□□


――何を考えてるんだモン! 折角色々情報を聞き出せるチャンスだったのにモン……
「スマン。ついカッとなってうっかりと、な」
――完全に犯罪者の言い訳だモン……
「誰が性犯罪者だ! 何もしてないだろ、まだ!」
――そこまで言ってないモン。それより『まだ』とはどういう意味モン。
「ねえ……402が言ってたことがアタシは気になるんだけど……」
「おお、そうだった! 402が言ってたことなんだが……」
――露骨に逸らすなモン……

有富達主催陣は布束砥信を除いて全員死んだ。キングヒグマによる、ヒグマのクーデターによって。
そしてキングヒグマは帝国を建設し、ヒグマを量産している。数は少なくとも402よりは上。
キングは実験を有耶無耶にしていない以上は、実験は継続しているのだろうが、目的は今のところ不明。

「いい気味ね。懲りずに悪事なんて働くからそうなるのよ」
「あー、くそ。こんなに大事になってるなんて想定外だ……」
――キングの目的は分からないけど、実験が滞りなく続いているってことはキングは実験に干渉するつもりはないと見るモン。
「となると、さっさと生きてる参加者を探したほうがいいな」

当面の目標が決まったので再び一人と二匹は歩き出す。
二回目の放送が流されるまで、後僅かだった。

【C-7 塩茹でされた草原/昼】

【くまモン@ゆるキャラ、穴持たず】
状態:疲労(小)、頬に傷
装備:なし
道具:基本支給品、ランダム支給品0~1、スレッジハンマー@現実
基本思考:この会場にいる自分以外の全ての『ヒグマ』、特に『穴持たず』を全て殺す
1:他の生きている参加者と合流したいモン。
2:メロン熊……、キミの真意を、理解したいモン……。
3:ニンゲンを殺している者は、とりあえず発見し次第殺す
4:会場のニンゲン、引いてはこの国に、生き残ってほしい。
5:なぜか自分にも参加者と同じく支給品が渡されたので、参加者に紛れてみる
6:ボクも結局『ヒグマ』ではあるんだモンなぁ……。どぎゃんしよう……。
7:あの少女、黒木智子ちゃんは無事かな……。
8:バーサーカー許さないモン
[備考]
※ヒグマです。
※左の頬に、ヒグマ細胞破壊プログラムの爪で癒えない傷をつけられました。

【クマー(穴持たず55)@穴持たず】
状態:アンテナ、腹部と胃と背骨の一部が蒸発(止血・被覆済み)、腹の中が血の海
装備:背骨を補強している釣竿@現実、ロリ参加者(守備範囲広し)の顔写真、アンテナになっている宝具
道具:無し
基本思考:この会場にいる幼女たちを、身を挺してでも救い出す
1:御坂ちゃんの友達は必ず助け出してやるからな!
2:死んだ子を悔やんでも仕方ない! ネクロフィリアの趣味はないからな!
3:あのメロン熊ちゃんも見つけ出して、話をしよう!
4:布束さんは生きているらしい。できるなら救出したいな。
[備考]
※鳴き声は「クマー」です
※見た目が面白いです(AA参照)
※頭に宝具が刺さりました。
※ペドベアーです
※実はカナヅチでした
※とりあえず体の一部でも残っていれば動ける能力を持っています。
※ヒグマ細胞破壊プログラムで受けた傷は壊死しており、受傷箇所を取り除いてからでないと再生できません。


御坂美琴@とある科学の超電磁砲】
状態:ずぶ濡れ、能力低下
装備:なし
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:友達を救出する
0:くまモンとクマーと行動。
1:佐天さんと初春さんは無事かな……?
2:津波って、どうなったんだろう?
3:あの『何気に宇宙によく来る』らしい相田マナって子も、無事に戻って来てるといいけど。
4:今の私に残った体力で、このまま救出に動けるかしら……?
5:黒子……無事でいなさいよね。
6:布束さんも何とかして救出しなきゃ。
[備考]
※超出力のレールガン、大気圏突入、津波内での生存、そこからの脱出で、疲労により演算能力が大幅に低下しています。


□□□

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年08月13日 01:54