キングヒグマの苔による伝令を受け、
現在窮地に陥っているシロクマさんとシバさんを救助する為
モノクマの群れが籠城しているしろくまカフェの目前までやって来た二人。
穏やかな雰囲気ではあるが若干疲れた様子の現ヒグマ帝国の指導者の一匹、
穴持たず49ツルシインと純白のブラウスとキャミソール姿の
天使のような輪を頭に浮かべる片腕の少女、天龍型軽巡洋艦二番艦、龍田改は
禍々しい瘴気を放ちながら君臨する数メートル先の建造物を睨み付けていた。
「さーて、死にたいロボットちゃん達はあそこかしらぁ?」
「……はぁ、やるしかないんじゃろうな」
現在しろくまカフェには彼の者が作り出したと思われる「起源弾の結界」とやらが
張られているらしい。完成度はどの程度か知らないが、もしあの中で魔術の類を使おうものなら
最悪ケイネス・エルメロイの様に全身の魔術回路と身体機能が破壊され再起不能になってしまう
恐れがある。なので突撃しても肉弾戦のみでモノクマ達と戦わねばならないのだが、
バーサーカーに勝利したとはいえその代償として左腕を失い、万全とは言い難い龍田と
能力が使えなければただの老ヒグマに過ぎないツルシインに果たして勝機はあるのだろうか?
しかも相手はあのシーナーさんすら出し抜きかけた彼の者の分身、モノクマの群れである。
「でもまあ、実際問題私が薙刀術で何とかするしかないのよねぇ。
やれやれ、終戦間際を思い出す絶望感だわー」
「そもそもなんでシバさんはあんな動きづらい恰好で突入したんじゃ?
魔法が使えんから防御力でも上げたつもりか?あの馬鹿め」
運勢を辿っただけのため姿形は分からないものの、しろくまカフェの屋根を破壊する程の重量を持つ
得体のしれない装備をシバさんが纏って突入したのはなんとなく理解できた。
シバさんはシロクマさんから聞いた話だと体術も極めているらしいが間違いなく台無しである。
「やはり融合の後遺症で元々精神が相当危険な状態じゃったんじゃろうな」
「段取りとしては突入したらまずシバさんをスーツから引っ張り出して
往復ビンタで正気に戻す作業から入らないといけないのかしら?」
「無理ならもう見捨てた方がいいかもしれん。貴重な戦力を失うことになるが背に腹は代えられん」
「前途多難ねぇ。ま、考えても仕方がないわぁ、それじゃあ、行きましょうか!」
「―――むぅっ!?」
「どうしました?―――あらあらぁ、なんだが最高に絶望的ねぇ」
「うーむ、もう終わったかもしれんな」
ツルシインが振り向いた方向から背中に重火器のようなブツを背負った50数匹のヒグマの一団が
ぞろぞろとこちらへ向かってきた。絶賛クーデター中の
艦これ勢、第七かんこ連隊である。
「敵も援軍を呼んでたみたいねぇ」
「やれやれ、穴持たずカーペンターズ達さえ使えれば奴らに対抗できたんじゃがなぁ」
「なにもかも後手後手ねぇ。シバさんは自殺でもしたいのかしら?」
前門のモノクマ、後門のヒグマ。挟み撃ちの形となり完全に詰んだかと思われたその時であった。
「―――おい、天龍提督!あそこにいるのはもしや本物の龍田さんじゃねーか?」
「なんだって!?うおおおおお!本当だ!ヒグマ提督が造った艦むすがまだ帝国に残ってたのか!」
「すげぇラッキーじゃん俺ら!しかもなんて刺激的な恰好なんだ!中破か?中破したの!?」
「きゃー!!!龍田姉さんこっち向いてぇぇぇ!!」
援軍部隊が立ち止まり、薙刀を構えた龍田に向かってみんなで前足を振って歓声を送り始めた。
その様子をみて唖然とする二人。そう、第七かんこ連隊は龍田提督と天龍提督を連隊長とする
姉妹丼勢。たまたま近くに居たから援軍に向かわせたとはいえ、まさかこの場に
羆謹製艦むすの龍田本人が現れるなんて流石にロッチナも想定していなかったのだ。
「ふむ、どうやら奴らは龍田さんのファンみたいじゃな」
「あらあら、嬉しいわねぇ」
「どこまでもふざけたテロリスト共じゃわい、しかし残念ながらまだカムイは我らを見捨てておらなんだな。」
ツルシインは第七かんこ連隊の居る位置と反対方向にある岩場を指さし、龍田に告げた。
「あー、すまんな龍田さんや、
ちょっとあの岩場まで歩いてなんかセクシーなポーズでも取ってあげてくれんかの?」
「囮作戦かしら?私がひきつけてる間にツルシインさんが中に突入するのぉ?」
「いいからいいから」
特に断る理由もないので、しろくまカフェから少し離れた位置にある台座に様な岩場まで歩いた龍田は
その上に体育座りで座り込み、片足を大きく上げて、下着をチラ見せしながら
艦これ勢に向かってウィンクを決めた。
「うふふっ♪」
「「「「ウオオオオオオオ!!!!!龍田さぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!」」」」
それを観た第七かんこ連隊は全力で発情しながらしろくまカフェへ向こうのを止めて
龍田の居る場所へ地響きを上げながら殺到していく。
「……工程終了、じゃな」
そして、龍田の目前数メートルまで迫ったその瞬間、彼らのいる地面が突如陥没し、
50数匹のヒグマの群れが雪崩のように落下していった。
「「「「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!??????」」」」
第七かんこ連隊は何が起こったかも分からず漆黒の闇の中へと飲み込まれて姿を消し、
特に何をするでもなく戦線を離脱していった。岩から降りた龍田は地面に空いた大穴を避けて
ツルシインの元へ戻る。
「地脈を読んだのかしら?」
「あの辺りは地下水道を浅く作り過ぎたせいで地面が弱くなってての。まあ、これで少しはなったんじゃないか?」
「じゃあ、いい加減、突入しましょうか。ずいぶん時間が経っちゃったからもう手遅れかもしれないわね」
「うむっ―――なんじゃ!?」
二人が上を見上げると、しろくまカフェの屋根を突き破り、上空へ向かって何かが吹き飛ばされるのが見えた。
―――それは大きく装甲を歪ませたモノクマと、白と赤のカラーリングが施されたスリムな鎧姿の謎の男であった。
㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹
少し時間が遡る。
「よし、救援要請の伝令は送った。だれか動ける者が居るといいが。深雪さんは無事なんだろうか?」
なにやら秘密兵器を取りに行ったシバさんよりも先にしろくまカフェへ辿りついたキングヒグマは
物音を立てないようにこっそり扉の隙間から中の様子を伺おうとしていた。あの女は自分の知らないところで
色々怪しい行動を取っていた信用ならない人物だが、それでも五匹しかいない指導者の一角。
帝国の為にも見捨てる訳にはいかなかった。
「……か……ふ……っ」
「うぷぷ~深雪ちゃん我慢強すぎぃぃ。もう喋れなくなっちゃったかなぁ?ざんね~~ん!」
(んなぁっ!?)
カフェの中は凄惨を極めた光景が広がっていた。地面には血まみれの制服の切れ端を裸体に張り付け、
両腕の次に両足を付け根から無理やり引きちぎられ達磨状態になった
司波深雪が虫の息になりながら
血の海の上に転がっている。何か焼ごてのようなもので無理やり止血している為出血多量死は免れている
様子だが、既にショック死していてもおかしくはない。一体どんな精神力を持っているというのだろう?
(なんということだ……魔法が使えなければここまで一方的に嬲られてしまうのか?)
「仕方がないなー、良し、次はこれで行こう!」
「……え……?」
モノクマの右手が展開し、中から細長いドリルが飛び出す。
二匹の別のモノクマが手足のない深雪を持ち上げ、下腹部をドリルモノクマの前に突きだす。
「むかしむかし、アメリカの狂った医者が男性を無理やり女性に改造して殺しまくった事件があってねぇ。
やり方がえぐいのなんの、胸部にシリコン胸を縫合して局部を切断して腹に孔を空けちゃうんだよ。電動ドリルでね」
「……ひぃ……!」
「ん?そろそろ喋りたくなったかな?」
深雪が恐怖の色を浮かべたのを見逃さなかったモノクマがニヤニヤ嗤う。
「だ……だれが……!」
「じゃーしょうがないねぇ。処女消失オメデトウ!ひゃっはー!」
ぶちぶちガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ
「…………ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」」
「あはははは深雪ちゃんの初めてをボクちんが奪っちゃったよあははははははは!!」
「―――――ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!」
突然、いても経っても居られなくなったキングヒグマが裏扉を破壊して内部へと突入した。
襲撃に不意を突かれたモノクマ達を両手を振り回して吹き飛ばしながら半乱狂になりながら深雪の元へと走る。
「ゲェェェ!?キングヒグマ!?」
「シロクマさん!今助けるぞ!―――ぐわぁ!?」
数十匹のモノクマに取り押さえられ、キングヒグマが地面に倒れ伏す。
「あー、びっくりした。まさか君が味方も連れて来ずに一人でやって来るとはねぇ」
「……これでもキングなのでな。仲間を見捨てることは出来んのだよ」
「まーいいや。一石二鳥だね!あれ?そういえばなんで苔の能力を使わないのさ?」
地面に組み伏せられたキングは不敵に笑った。
「偶然、貴様が張った罠を知ることが出来たのでな。もうお前は終わりだ」
すると次の瞬間、しろくまカフェの天井に穴が空き、何がとてつもなく重い物体がカフェの中に舞い降りた。
「な、なんだこいつは!?」
「やっと来たかシバさん!!」
「……お……にいさま……?」
それは、白いボディに赤いラインが入ったゼントランディーのポットのような防護スーツであった。
かつてルロイ・ウィリアムスが熊と戦う為に作りだしたという切り札、グリズリースーツ。
その実物に瓜二つのオーバーボディを着た
司波達也がゆっくりと体を動かした。
「深雪……すまない、遅くなってしまった」
「……いいえ……きてくれると……しんじていました……」
関節が碌に動かないスーツの中で司波達也は静かな怒りを露わにする。
「彼の者聞いてるか、ここを去る前にお前を消すことにした。
貴様は俺の唯一の感情を刺激した。理由はそれだけだ」
「きゃーこわーい!……なんてなぁー!」
二十数匹のモノクマの群れがグリズリースーツに殺到し、その鋼鉄の爪を突き刺した。
やはり動きが制限されまくっているのか回避行動も取らずに全ての攻撃を喰らうシバさん。
だが全てのモノクマは爪が刺さったまま抜けなくなり宙ぶらりんにぶら下がってしまう。
「……な、なにぃ!?」
「チタンの装甲の下に鎖かたびら、さらにその下にはまたチタンの壁更にその下に……
何重にも層になった装甲はヒグマでも貫くことは出来ない。これが機動性を無視して
堅牢性を究極まで極めたグリズリースーツだ」
「でもそれじゃ君も攻撃出来ないじゃん!鉄の棺桶だよこれじゃ!
転がしちゃうよ~?多分こけたら終わりだよこれ?」
「俺の心配よりまず自分の心配をすることだな。―――はぁっ!」
爆発音と共に、グリズリースーツの前面の赤いブロック状のパーツが弾け飛び、
それが深雪を捕まえているモノクマ達にぶつかり彼らをシロクマカフェの壁に埋め込ませた。
「なんだと!?」
「いや、それだけじゃない!?」
深雪の近くに転がっている赤いブロックパーツの中から白い風船のようなものが膨らんでいく。
それは徐々におおがらな人間のような姿を形成していき、深雪の前に立ちつくす。
『やあ、はじめましてシロクマさん』
「あれは……!?」
「ベイマックス?ベイマックスじゃないか!?
グリズリースーツにベイマックスを仕込んでいたのか?しかし何故今ここでベイマックスを!?」
叫ぶキングヒグマ。
確かに魔工科の首席でロボット研究会所属のシバさんならベイマックスのパチモン
(よく見ると頭に耳のようなものがついている)を作っていても不思議ではないが、
突然の事態に動揺するモノクマ達。だがそれが致命的な隙となった。
眩い光と激しい爆風と共にグリズリースーツが細かいパーツに分かれてバラバラに吹き飛んだのだ。
超重量の鎧の破片が徹甲弾と化してモノクマ達に襲い掛かり、装甲を歪ませながら次々と壁や天井にめり込んでいく。
「ウオオ!?」
自分を捕まえていたモノクマ達が爆発に巻き込まれて吹き飛ばされた為解放されたキングは
深雪に危害がないか心配になり、立ち上がって彼女の方を観る。
『よし、よし』
赤いブロックから飛び出したベイマックスが深雪の体を優しく包み込んで徹甲弾から守っていた。
白い抱きしめたくなるボディは弾力があるのである。
「ああ、このためか」
『あ、キング様、早くここから逃げた方がいいですよ。私はシロクマさんを守るのが精いっぱいですので』
「なにっ?」
「……ふう、油断したねぇ」
「そうだな、だがもう終わりだ」
「え?」
「やはりオーバーボディを重ね着するのは肩がこるな。ずいぶんスッキリした」
何とか回避し、硝煙の中をうろつくドリルモノクマの背後から声が聞こえ、振り向くと同時に
強烈なアッパーカットを顎に喰らい、モノクマは天井を突き破って上空へ吹き飛ばされた。
「九重忍術。今の技は魔法じゃない。れっきとした格闘技術さ。
――――まあ、外へ出てしまっては関係ないだろうがな」
自力での十メートル以上の跳躍により吹き飛ばされたモノクマに追いついたシバさんは
先ほどとは打って変わってスリムな外見の防護スーツを着ている、色が白くなっている以外は
かつて彼が開発したムーバル・スーツそのもののデザインであった。
カフェの上空へ跳んだことにより結界の影響をうけなくなったシバさんは
両手から魔法式を展開しながらモノクマを睨み付ける。
「なるほど~。何があったか知らないけどせっかく張ってた起源結界がバレテーラな訳ね。
くししっ。でもラッキーは今回だけだよ。切嗣の骨格は大量にクローニング培養してるし
もうすぐ全ての艦これ勢に大量生産した起源弾が行きわたる。もう魔法使いの時代は終わったのさ。
それに、何処に結界が張ってるか分かんないから君の便利な精霊の眼もこれからは迂闊に使えない。
どうやってボクの本体を見つけるつもりだい?」
「俺はまだ実力の半分もこの島で使っちゃいない。本当の地獄はこれからだ。覚悟するんだな」
「怖いなーくししっ」
モノクマが口を開け、中に仕込んだ拳銃から起源弾を発射しようとした瞬間、
左手の手刀に発生させた分解魔法でモノクマの首を斬りおとし、そのまま右手をモノクマの腹へ叩き込んだ。
すると、落下するモノクマの体が眩い光に包まれて行き、
凄まじい熱量と共に爆発し、真下のシロクマカフェを木端微塵に吹き飛ばした。
バリオン・ランス
シバさんが分解魔法の天敵である多重障壁魔法ファランクスを破る為に開発した
近接格闘用マテリアルバーストである。
魔法で宙に浮いたシバさんは吹き飛ばされる破片の中から白い球状の物体、
ケアロボット・ベアマックスに優しく包まれて安全を保ちながら空を舞う深雪の姿を
確認した後、左手で銃の形を作り彼女に向けて再生魔法を発射した。魔法式に包まれる深雪を
観ながらシバさんは短く呟いた。
「……ミッション・コンプリート」
【C-4 しろくまカフェが建っていた爆心地/午後】
【司波達也@魔法科高校の劣等生】
状態:健康
装備:グリズリースーツ軽装型、攻撃特化型CADシルバーホーン
道具:携帯用酸素ボンベ@現実、【魔導】デッキ
[思考・状況]
基本思考:妹を救い、脱出する
1:邪魔をするなら、容赦はしない
[備考]
※融合解除して元に戻りました
※カードの引きがびっくりするほど悪いですが、普通に一枚ずつ使うので関係ないです
※グリズリースーツを装備したことでHIGUMAと互角以上のパワーが出せるようになりました
※重ね着していたグリズリースーツの下にムーバルスーツを着こんでいました
【穴持たず46(シロクマさん)@魔法科高校の劣等生】
状態:ヒグマ化、再生中
装備:なし
道具:ベアマックス
[思考・状況]
基本思考:シバさんを見守る
0:諦めない。
1:時間を稼ぐ。
2:江ノ島盾子には屈しない。
3:私はヒグマたちに対して、どう接すれば良かったのでしょうか……。
4:残念ですが、私はまだ、あなたが思うほど一人ぼっちではないようです。有り難いことに……。
[備考]
※ヒグマ帝国で喫茶店を経営しています
※突然変異と思われたシロクマさんの正体はヒグマ化した司馬深雪でした
※オーバーボディは筋力強化機能と魔法無効化コーティングが施された特注品でしたが、剥がれ落ちました。
※「
不明領域」で司馬達也を殺しかけた気がしますが、あれは兄である司馬達也の
絶対的な実力を信頼した上で行われた激しい愛情表現の一種です
※シロクマの手によって、しろくまカフェを襲撃していた約50体の艦これ勢が殺害されました。
※モノクマが本当に魔法演算領域を破壊する技術を有しているのかは、今のところ不明です。
※ベアマックスはベイマックスの偽物のようなロボットでシバさんが趣味で造っていました
【
穴持たず204(キングヒグマ)】
状態:健康、吹き飛ばされた為生死不明
装備:なし
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:前主催の代わりに主催として振る舞う。
0:シロクマさんの救援に向かう。
1:島内の情報収集。
2:キングとしてヒグマの繁栄を目指す。
3:電子機器に頼り過ぎない運営維持を目指す。
4:モノクマ、ヒグマ提督らの情報を収集し、実効支配者たちと一丸となって問題解決に当たる。
5:ヒグマ製艦娘とやらの信頼性は、如何なるものか……?
6:シバさんとシロクマさん……大丈夫ですか? 色々な意味で。
[備考]
※菌類、藻類、苔類などを操る能力を持っています。
※帝国に君臨できる理由の大部分は、食糧生産の要となる畑・堆肥を作成した功績のおかげです。
※ミズクマの養殖、キノコ畑の管理なども、運営作業の隙間に行なっています。
※粘菌通信のシステム維持を担っています。
【穴持たず49(ツルシイン)】
状態:健康、失明 、吹き飛ばされた為生死不明
装備:水晶の鼻眼鏡
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:ヒグマ帝国と同胞の安寧のため建造物を建造・維持し、凶兆があれば排除する。
0:起源弾の結界は真じゃったか。それにしてもシバは莫迦じゃなかろうか。
1:シバ、お主、地上に何か建てたな? その資源と人材を何故こちらにまわさなかった……!!
2:帝国にとって凶とならない者は基本的に見守ってやっていいんじゃないかのぉ。
3:帝国の維持管理も骨じゃな。
[備考]
※あらゆる構造物の縁起の吉凶を認識し、そこに干渉することができます。
※幸運で瑞祥のある肉体の部位を他者に教えて活用させたり、不運で凶兆のある存在限界の近い箇所を裂いて物体を容易く破壊したりすることもできます。
※今は弟子のヤエサワ、ハチロウガタ、クリコに海食洞での作業を命じています。
※穴持たずカーペンターズのその他の面々は、帝国と研究所の各所で、溢水した下水道からヒグマ帝国に浸水が発生しないよう防水工事に当たっています。
【龍田・改@艦隊これくしょん】
状態:左腕切断(焼灼止血済)、中破、ワンピースを脱いでいる(ブラウスとキャミソールの姿) 、吹き飛ばされた為生死不明
装備:三式水中探信儀、14号対空電探、強化型艦本式缶、薙刀型固定兵装
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:天龍ちゃんの安全を確保できる最善手を探す。
0:出撃します。死にたいロボットはどこかしら~。
1:当座のところは、内地の人間を守って事故を防げるように行動しましょうか~。
2:この帝国はまだしっかりしてるのかしら~?
3:ヒグマ提督に会ったら、更生させてあげる必要があるかしら~。
4:近距離で戦闘するなら火器はむしろ邪魔よね~。ただでさえ私は拡張性低いんだし~。
[備考]
※ヒグマ提督が建造した艦むすです。
※あら~。生産資材にヒグマを使ってるから、私ま~た強くなっちゃったみたい。
※主砲や魚雷は
クッキーババアの工場に置いて来ています。
※第七かんこ連隊が地下洞へ落下しました
※モノクマが最後に言った起源弾の流通云々は真実なのかブラフなのかは不明です
最終更新:2015年01月25日 19:46