アットウィキロゴ
 岩盤ごとヒグマを吹き飛ばし、地下から上がってきた何者かは、突然の事態に動揺する一行が体勢を整えるのを待たず、夜空に跳び上がっていた。
 闇に溶けるような黒いボディースーツに、ピンク色の髪が嫌に目立った。
 月明かりに、その腕の鋭い鉤爪が光る。

 その爪が振り下ろされたのは、一行の先頭に居た、佐天涙子だった。
 『砂漠の月(デザートムーン)』のバット部分を構成し、佐天涙子はその初撃を受け止める。

「くっ――!?」

 ――少女型の機械!?

 死んだように無表情なその何者か――『H』のあまりにも異質な様相に、一行の混乱は続いた。


「誰!? 参加者じゃない!! ヒグマでもない!!」
「深雪、機械だ! ヒトが、半分を機械にされている匂いがする!! サイボーグクマにされた百合川このみと一緒だ!!」
「――機械!? 誰かを、あの江ノ島盾子がモノクマのようなロボットに改造したんですね!?」

 『H』の正体をいち早く看破したのは、百合城銀子司波深雪だった。
 浅倉威子に続き、『H』はまたしても司波深雪の記憶にない人物であったが、百合城銀子の嗅ぎ取った情報からは、江ノ島盾子の手に落ちた何者かであることは間違いないといえた。

「誰かって誰だよ! 普通の人間の動きじゃねぇぞコイツ!?」
「……まさか、劉鳳の兄ちゃんや白井の嬢ちゃんと一緒に来たっていう、救援部隊のヤツか!?」

 バットで必死に『H』の鉤爪と打ち合う佐天涙子に、黒木智子と左天が助けを入れようとまごつく。
 だが、あまりに速い剣戟の応酬に、割って入れる隙間が無い。
 さらに後方で、シュートベントの連装砲を構えた浅倉が舌打ちした。

「チッ、てめぇ位置取りが悪ぃんだよ! 真後ろに下がってくんなボケ! てめぇごと撃つぞ!?」
「おい浅倉やめろ! 側方から涙子を援護するぞ――!」

 天龍が浅倉をひっつかんで、佐天と『H』の脇に回ろうと走る。
 その間に、『H』の連撃を受けきった佐天涙子が、反撃に転じていた。


「おおお、『粉砕女子(ガールズビート)』ッ――!!」


 右打ちのスイングが、『H』の両手の鉤爪に受け止められる。
 ガリガリと火花を立てて押し合う涙子のバットに、風が巻き付く。

「響けぇぇぇぇ――!!」

 『気流歪曲(ストリームディストーション)』の風圧をまとい加速したそのフルスイングは、『H』を真っ向から弾き飛ばし、その体をホームランの軌道で叩き上げる。
 続けざまに、佐天は高く高く腕を伸ばした。
 手を挙げた上空に『砂漠の月(デザートムーン)』の全体が構成される。

 佐天涙子は、吹き飛ぶ『H』に向けて追撃の構えをとった。
 円筒状の空隙が空いた状態の『砂漠の月(デザートムーン)』を、銃口のように正面に向ける。


「『蒼黒色の(ダークリヴィッド)』ッ――!!」


 蒼黒いオーラが、その月のような金属球に満ちる。
 億兆京那由他阿僧祇の思念の牙が、月の中に回る。

 錆び付いた、自分の尾骶骨の底の扉のその向こうで、月が笑っている。
 もう、呑み込まれない。
 ああ、焦がれた明日に、笑い返す――。

 無差別に広がり続けるだけだった殺意が、時間と共に一点に凝縮されていく。
 1、2、3――。
 数え、声を張り上げる。


「――『第四波動(フォースウェーブ)』!!」


 そして佐天が手を振り下ろすと同時に、その蒼は収束した帯となって放たれた。
 それは彼女が憧れた、あの大好きな人の『超電磁砲(レールガン)』のような、『第四波動』のような一撃だった。
 『砂漠の月(デザートムーン)』から射出された太く蒼黒い光線は、『原子崩し(メルトダウナー)』にも似た、物質を破断する力場そのものであった。
 独力では身につけがたかった、能力の指向性とコントロールを、佐天涙子はこのアルター能力にてついに習得したということになる。

 空中で口を開いた『H』が放つ桃色の光線と、佐天の放った蒼黒い光線がぶつかり合い散乱する。
 両者の砲撃はほぼ拮抗していた。
 少しでも気を抜けば、佐天は押し負けて呑み込まれそうだった。
 噛み締めた口の端から、血がにじむ。


「くっ――、これでも足りないの……!?」
「まだちょっと違うな。よく見てろ」


 全力を振り絞って光線を放つ佐天涙子の肩に、その時、ガントレットを嵌めた逞しい左手が置かれる。
 左天だった。


「――はい、『第五波動』!!」


 左天のガントレットが展開される。体に、いくつもの紋様が浮かび上がる。
 その顔に巻かれていた包帯が弾け飛ぶ。
 瞬間、光も通さない極大の漆黒の奔流が彼の右腕から放たれ、『H』の全身を呑み込み、島の遥か東側まで地表を削って吹き飛ばした。
 轟音と突風が渦巻く。
 その場に静寂が訪れるまでは、数秒の時を要した。


「……え!? おじさん、何その技!?」

 左天の左腕に抱えられたまま、佐天涙子は突然のことに目を白黒させた。
 走り寄ってきた天龍も、第一に出たのは驚きの声だった。

「今なんかさらっと出したけど、とんでもない大技じゃなかったか!?」
「佐天の嬢ちゃんには言ったろ、『第四波動にはまだ先がある』って。
 ……うーん、島の端までは吹っ飛ばせたと思うんだが、今の手ごたえじゃ倒せてないっぽいな。またこっち戻ってきそう」

 涙子と天龍の驚愕をよそに、左天は抉れた地面の遥か先を眺めてひとりごちた。

 反動で包帯が外れて吹き飛んでしまった左天の顔は、非常に整っており、額には仏の白毫のような、小さな水晶が嵌っていた。
 その場の女性陣が、多かれ少なかれ一様にドキリとしてしまうほどの魅力的な顔立ちであった。

「……え、おじさん包帯外したらめっちゃイケメンじゃん……」
「そりゃどうも」

 思わず呟いた佐天涙子の声に、素っ気なく左天は返す。
 抱えていた彼女を下ろして埃を払う左天の全身を、興味津々で涙子は眺めまわした。

「というか、おじさんは火傷してるわけでもないのに何でずっと顔に包帯してたのよ」
「まあ立場上、色々あんだよ」
「あー、おでこにその水晶埋め込んでるの隠したかったんだ。どうしたの? 若気の至り? 反社?」
「うーん、違うんだが似たようなもんかもしれん……。それでいいよ……」
「なにそれ思わせぶりじゃん。ちょっと教えてくれたって良いんじゃない?」
「はいはい後でな」

 左天に絡んで質問攻めにする涙子たちのもとへ、浅倉と黒木智子も続けてやってくる。

「んだよ、俺が遊ぶヒマなかったじゃねぇか。次は俺にやらせろよ?」
「というか今の、火山で誰かを襲ってたっていう『黒ずくめの衣服を纏った赤毛の少女』ってやつじゃ……?」

 彼女たちが突然の襲撃をしてきた『H』の正体について考察を深めようとしていた刹那。
 一帯は突然真っ暗な異空間に包まれていた。


    ヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾ


「――開廷」

 世界を切り替えたのは、たった一言の呟きだった。
 天龍が、この異変の正体に気づいて唸る。

「うっ、またユリ裁判が始まってる!」
「え!? 誰の!?」

 天龍と黒木智子が見回す後ろで、百合城銀子が、焼け焦げたヒグマを抱えていた。


「今回は簡易裁判所ですまない。ギリギリ間に合わせるにはこれしかなくてね、がうがう」


 それは、『H』が吹き飛ばした岩盤と共に、地下から転げ出てきた、帆布のハンモックまみれのヒグマだった。
 そこに歩み寄った司波深雪が、膝をついて問いかける。
 深雪は、そのヒグマに見覚えがあった。
 数時間前には彼女を拷問にかけようとしていた、艦これ勢の一味。忘れようもない相手だった。

「……夕立提督さんですよね? 地下で何があったんですか?」

 だが、静かに問うその声音には、もはや怨みよりも、憐れみの方が色濃かった。

 女性限定で、かつ生命の危機が訪れた一瞬にのみ発動可能な能力である『ユリ裁判』。
 本来ならば、転移した異空間の中には裁判所然とした会場と裁判長などが出現しているはずであったが、今は単に荒漠な黒い空間が広がっているだけだ。

 死に瀕しているヒグマである夕立提督を、百合城銀子はわずかに延命させつつ情報を引き出すためだけに、この能力を使用していた。
 適切な判決のタイミングを既に逸しているユリ裁判は、自ずと不完全であり、もう夕立提督の『死』という結末を覆すことはできない。
 せいぜい、その死に多少の執行猶予を付けられるかどうか、というところだった。


「……モノクマさんに改造されたあの子が、工廠をめちゃくちゃにしたっぽい……」


 そのヒグマ、夕立提督は、荒い息で語った。
 彼女は震える前脚で、その身の下から、さらにハンモックをぐるぐるに巻いた寸胴鍋を一つ取り出していた。

「あんなに作った肉骨茶(バクテー)の鍋も、これしか持ち出せなかった……」
「これが、キミのスキか」

 その鍋を受け取り、百合城銀子は夕立提督に膝枕をしながら、淡々と問いかけた。


「夕立提督。キミはただ上からの命令に漫然と従うだけで思考を放棄し、その作業の果てにこの島の状況悪化に加担してしまった。
 それは怠惰の罪だ。キミはその罪を冒してまで、どんなスキを求める?」
「誰かに……成果を……認めてほしい……。それだけっぽい……」

 夕立提督は、力を振り絞ってその寸胴鍋を指さし、言い放った。


「私は、スキを諦めない……。私の命も、行動も、全てはこの残った作業の成果物に……!」
「お、エスニック風のヒグマ鍋かよ、うめぇじゃねえか。なかなかやるな、ヒグマ」
「もう食ってる!?」

 その時にはもう、浅倉威子が寸胴鍋を抱えて、肉骨茶(バクテー)を鍋から直接すすっていた。
 情緒も何もないその行動に、脇で見ていた天龍が思わずツッコミを入れてしまう。
 幼女の浅倉は、手や口の周りについた脂を愛らしく舐め取りながら言い返す。

「なんだよ、結局この鍋を食ってほしいってことだろ? じゃあ死ぬ前に食って感想聞かせてやれよ」
「それはそうなんだろうけどさぁ……」

 天龍は呆れて額を抑えた。
 そんなこんなで、異空間の中で慌ただしく、鍋を囲んだ炊き出しのような絵面が作られる。

 『砂漠の月(デザートムーン)』の金属ウェハーを変形させ、お碗とおたまにして佐天涙子が鍋の肉骨茶(バクテー)をよそう。
 ダマスカス鋼のような木目状の紋の浮かぶ美しい鍛金茶碗が順にその場の全員に行きわたり、各人がそれに舌鼓を打つことになった。


「美味しいよ、夕立さん」
「ああ、美味いぞ」
「本当に……、懐かしい旨さだ。お前ら艦これ勢とは、もっと早く打ち解けたかったぜ……」
「良く煮込まれて濃厚だ、がうがう」
「こんなの初めて食べた。どこの料理? クセになる」
「マレーシア料理ですね」
「おう、俺にももう一杯くれよ」

 涙子、左天、天龍、銀子、智子、深雪、浅倉が口々に言う言葉を聞き、夕立提督は微笑んでいた。


「ふふ……、ありがとう……、嬉しいっぽい……」

 横たわり黒焦げになったまま、満足げな表情の彼女に、司波深雪は問いかけずにはいられなかった。
 自分の成果物を食べられて終わる――。
 そんな終わりは、深雪にとってはあまりにも無為に過ぎて、理解を逸していたからだ。


「夕立さん……、こんな結末で、良かったんですか?」
「バカだなぁ、シロクマさんは……。相手に喜んでもらうのが、一番のスキでしょ……? 自分じゃなくてさ……」
「自分じゃ、なく……?」

 だが、覗き込んでくる深雪に、夕立提督は笑みを深めるだけだった。
 『まだそんなこともわからないの?』とでも言うような、いたずらっぽい笑み。
 その印象的な表情が、深雪の脳裏に焼き付いた。


「ユリ、承認……」


 百合城銀子はそうして、微笑む夕立提督に膝枕をしたまま、彼女を優しく撫でた。
 ユリ裁判の荒漠な空間が、現実世界に戻る。
 雪の降る月夜の街並みで、既に夕立提督は息を引き取っていた。

 銀子が彼女を地に横たえるや、そこにいそいそと浅倉威子が寄ってくる。


「お、死んだか。じゃあコイツの肉もありがたく頂くとしようかね」
「――浅倉さん!?」
「おう、佐天っつったよな。お前も喰うか?」

 食べ終わった食器を片付けて『砂漠の月(デザートムーン)』に戻していた涙子が、その発言に反射的に振り向く。
 幼女の浅倉は早速夕立提督の身にかじりつきながら、悪びれもせず、彼女からもぎ取った肉片を差し出してくる。
 天龍がそこへ慌てて割り込んだ。

「おい! ちょっと、なんてもの勧めてんだ――!」
「……大丈夫、天龍さん」

 自分の代わりに浅倉を咎めようとしてくれた天龍をしかし、佐天は腕で差し止める。
 佐天涙子の眼差しはあくまで冷静で、そこにはもう嫌悪感はなかった。

「……浅倉さんはそれで良いのかもしれないけど。食べない。私は、こんな姿になっても、ずっとヒトでありたい」
「そうか。じゃあこいつの肉は全部俺がもらうぜ」

 あっさりと引き下がり、ぼりぼりとヒグマの骨ごとその生肉を喰らう浅倉は、自分の体積より大きい夕立提督の全身を、たちまち食らっていく。
 余剰分の体積は一体どこに行っているのか。それとも全てエネルギーに変換されているのか。
 不思議な光景であった。

 食べながら、涙子の言い分に思うところがあったのか、浅倉は涙子に向けて語り掛ける。


「……別に食った食われた程度でどうにかなるもんでもないと思うがな。そんな程度で自分が揺らぐなら仕方ねぇが。
 俺は何を喰っても、どんな姿になっても俺自身でいるつもりだぜ」
「浅倉さんが言うと説得力が違うわね……」
「そのヒグマ鍋と、この生のヒグマ喰うのと、どう違うってんだ?」

 苦笑する涙子に、ちぎり取った夕立提督の前脚を向け、浅倉は寸動鍋の肉骨茶を指す。
 全身をヒグマの包帯まみれにしている涙子は、自分の姿に視線を落とし、しばらく考えた。

 皇魁から独覚兵の話を聞き、食人の話を聞き、実際に目の当たりにし、肉食を忌避する感情は、確かにあった。
 だが同時に、とても肉を食べたいと、佐天自身は今確かに思っている。
 それはこの身に、大量のヒグマの血を輸血されたり、独覚ウイルスを含んだ脳漿を浴びたりしたせいか?
 ……いや、それは単に極大の火傷や疲労で、エネルギーを大量に消耗したが故の当然の反応のようにも思える。

 それらの点を踏まえた上で、では調理された肉を喰うのと、生肉を喰うのとで、何が違うのか――?
 涙子の答えは一つだった。


「……生食での感染症の危険とか、消化のしやすさとか、美味しさとか」
「……そう言われると、確かにそれはある」
「普通のヒトの消化器は、生肉の消化に向いてないのよ。生物の授業でも習うわ」
「わかった。お前は鍋食っときな」

 浅倉は納得して、夕立提督を食べ尽くした。


    ヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾ


「赤須子、修法の末に八位の竅(きょう)を開く。これ鬼骨なり。即ち鬼埋絡(キマイラク)なり。
 彼たちまち『アツユ』と成りて、二年間の間に邑人(むらびと)八百人を喫す――。
 ……心配していたが、乗り越えたか。嬢ちゃんの成長速度は、俺の想像以上だな……」

 浅倉と涙子のやり取りを見て、左天はそう独り言ちていた。
 そんな彼の元に、百合城銀子が歩み寄ってくる。

「新月の男、キミはこれまでもそうして、どちらかのスキを切り捨てようとして来たんだな?」
「……おい、お前さんはどこまで嗅ぎ取ってるんだ?」
「いや、具体的なことは何も? わかるのはキミの気持ちの揺れ動きだけだ」
「ヒヤヒヤさせんでくれ。不気味な女だぜ」
「どちらを選ぶか迷っているからこそ、キミはここに居るし、その迷いと選択がキミを形作ってきた。
 恥じることも悔いることもない。私はユリを咲かせるためなら協力する。必要ならいつでも言ってくれ」
「……ありがとよ、覚えておくぜ」

 思わせぶりが過ぎる、飄々とした百合城銀子の言葉に、左天は取り繕った軽口で返す。

 肉骨茶の寸動鍋をデイパックに仕舞っていた天龍がその時、遠くから飛来する何かを感知していた。


「――矢が飛んでくる! 俺たちを追尾してる、誘導弾だ!」


 移動の準備をしていた一行が、その知らせで色めき立つ。
 左天が島の東の端まで吹き飛ばしていた『H』が、その長遠距離からこちらを狙撃してきたということだ。


「涙子、構えてくれ! 俺が『烱烱潭』で観測する!」
「わかった!」

 天龍が佐天涙子に走り寄る。
 天龍峡十勝に由来する精密観測技法『烱烱の潭』で、佐天涙子の『疲労破壊(ファティーグフェイラァ)』を操作して防御する――。
 死の河にて、魔弾の射手リップヴァーン・ウィンクルの弾丸を防いだコンビネーションだ。


「あ……――」


 だが、佐天は立ち上がろうとしたその瞬間、頭から血の気がひくのを感じた。
 立ち眩み――。
 彼女はそのまま天龍の腕の中に、へたへたと崩れ落ちてしまう。

 ヒグマードとの死闘、瀕死の火傷からの復活、浅倉威子との激戦と能力の急激な進化。
 佐天涙子の体力はとっくに限界を超えていた。
 食事で胃が満たされ、気が緩んだ瞬間、今日一日の疲弊が一気に彼女へ押し寄せていたのだ。


「大丈夫だ、涙子。私がやる」
「黒木さん……?」


 その時、佐天涙子の肩を叩いて前に出たのは、青いツナギの黒木智子だった。
 彼女には、その誘導弾を確実に迎撃できる技のあてがあった。

 それは黒木智子が、『砂漠の月(デザートムーン)』を纏った佐天涙子を見て思いついた技法――。
 正確には、彼女の姿をきっかけに、智子が月霊髄液に関して思い出した新たな技法だった。


「Fervor, mei Sanguis(沸き立て、我が血潮)――!!」


 智子の号令と共に、球状だった水銀が沸き立ち、智子の体を駆け上がる。
 それは瞬く間に、古代の闘士のような全身鎧となって彼女を覆った。

 ――『月霊髄液クロス・フォーム』。
 それは、天才だけが纏うことを許されるとされる、驚愕の水銀聖衣。

 ケイネス・エルメロイの親族であるライネス・エルメロイも行使することのある、月霊髄液を直接身に纏い装備する形態だ。
 装着することで、月霊髄液は装着者自身の魔術演算を補助し、その駆動に使用する魔力も最適化・最小化することができる。
 それは魔術回路の貧弱な一般人であった黒木智子に、最も適した技法と言える。

 聖衣を纏う智子の両手の手甲には、続けてヒグマのような爪が形作られていた。
 その太い爪を掲げ、智子は魔力を巡らせる。

 ――グリズリマザーの爪は言うなれば『直死の魔爪』だった。
 私は間近でその宝具を見続けてきたんだ。そこに、この月霊髄液の演算能力があれば――!!

 1、2、3――。
 数え、腕を振り上げる。
 高く高く、黒木智子の体が宙に舞い上がった。


「『神経締めする娘の爪(キリング・フレッシュ・フレッシュリィ)』 ――!!」


 雪の月夜を翔ける骨の矢。
 飛来し襲い来るジャストタイミングで、跳び上がった智子の爪はそれを迎撃した。

 黒木智子の纏う月霊髄液の鉤爪が、骨の矢の『死』の線を精密に捉える。
 切り裂かれた骨の矢は、骨髄を漏らして、ぼろぼろと空中で砕け散っていた。

 衝撃を水銀の鎧でいなし着地した智子を迎えたのは、浅倉の拍手だった。

「やっぱその能力イイな、確かあの青いヒグマの技だろ?」

 嘲笑うように拍手する幼女に、智子は苦虫を嚙み潰したような表情で聖衣の爪を向けた。


「テメェ……! これはマザーの技だ!! 何度も言うが、お前のじゃない!!」
「いいさ、二度も見られりゃ十分だ」

 食べ終わった夕立提督の爪先を楊枝のように使って歯の隙間を掻き、その『爪楊枝』も口に放り込んで噛み砕き、浅倉は嗤う。
 智子と浅倉の睨み合いは、間に割って入った天龍と左天に止められる。


「不満はあるだろうが後にしてくれ! とにかく助かった、智子!
 もう、東からさっきのヤツが高速で接近してきている! 悠長にしてられねえ。さっさと移動しねぇと!」
「おい、浅倉の兄ちゃん? 嬢ちゃん? さっき、なんかドラゴンみてえな乗り物に乗ってきてたろ。
 アレに俺たちも乗せてくれ。色々喰わせてやったんだからそれくらいしてくれても良いだろ?」
「おう、違いねぇ。良いぜ、乗せてやらあ」
『アドベント』

 左天に言われるが早いか、浅倉はアドベントカードを取り出し、その場にドラゴン形態の獣艇・ジェノドレッドサバイバーを召喚した。
 7名の一行を乗せて、その龍の船は夜の空へ滑り出す。
 西南西へ、A-5のヒグマ島希望放送を目指して飛び始めたドラゴンから、浅倉は名残惜しそうに後方を眺めやった。


「……さっきの女機械、この獣艇・ジェノドレッドサバイバーで迎え撃ってやりてぇんだがなぁ」
「そんな余裕ありませんって!」

 その浅倉をたしなめるように、司馬深雪が龍の背をにじり寄ってくる。
 そして続けざまに、彼女は次なる一手を打つよう、浅倉に頼み込んだ。
 今までのやり取りから深雪は、この凶悪犯罪者が、快楽で戦闘に興じようとはするものの、ある程度の正当性を持った取引には普通に応じてくれるということを把握していた。

「浅倉さん、先ほど見せてもらったように艦娘と魔法少女の能力を持っているなら、あなたはやはりテレパシーなどで通信ができるはずです。
 江ノ島盾子の手の者に追われ始めた以上、早急に他の生存者と連携を取らねばなりません。
 あなたの島への移住には最大限の便宜を図りますから、主催者としてもぜひお願いします!」
「テレパシーなぁ……。そこまで言うなら、まあ試しにやってみるか」

 深雪の期待通り、浅倉は面倒くさがりながらも、目をつぶり、意識を集中する。
 宙に呼び掛けた可愛らしい声が、一行の脳裏に響いた。


「――おい、誰か、聞こえるかァー?」


 魔力で拡散された浅倉威子の念話が、島中に広がる。
 瑞鶴が振り撒いていた妨害電波が消えた今、その声は、確かに目標の人物の元に届いていた。
 うろたえた男性の声が、浅倉の脳裏に響き返してくる。

『――え? どなたですか、このてれぱしぃは!?』
「おう、武田じゃねえか、オレだよオレ」

 幼女は聞き覚えのあるテレパシーに、華やいだ声を上げた。


    ヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾ


「この早さで戻ってくるとは……思ったより厄介なことになったか……? やるしかねぇか……?」

 獣艇・ジェノドレッドサバイバーの上で、通信する浅倉たちをよそに、左天は一人後方の東の闇を見ながら唸っていた。

「さっきのピッチリスーツの女の子、黒幕に魔改造された外部の救援部隊の人ってことだよな……? 情報を総合するに……」
「そうなる。やっぱりあのレベルのが島の各地にあと何人もいるとしたら、このままじゃいかんよな……」

 水銀聖衣を纏ったまま警戒を続ける智子が、彼の後ろににじり寄る。
 その言葉を受け、左天は意を決して、涙子の方に向き直った。


「おい、佐天の嬢ちゃん。ちょっと訊きたい」
「……なに、おじさん?」
「お前、更なる力を得て、あの女の子や、この島の人を助けたいか?」
「――!? そりゃ、そうしたいに決まってるわよ!」
「もし力を手に入れられなかったら、永遠に苦しんで死ぬとしてもか?」
「……どういうこと?」

 天龍に抱えられて寝そべる佐天涙子に、左天は視点の高さを合わせるように屈みこんだ。


「俺は、お前が更なる力を得るための試練を与えることができる。だが、その試練をお前が突破できる保証はない。
 突破できなければ、お前は永遠に自分の精神に閉じ込められて死ぬことになる。
 ……お前は十分頑張ってきたし、十分強くなったと思う。だから、無理してこの提案を受ける必要はない」


 左天は、涙子の頭にそっと手をやり、包帯だらけの彼女の髪を優しく撫でた。
 娘を慈しむ父親のようなその手つきに、涙子はなぜか切なさばかりを感じた。
 彼の言わんとしていることはすなわち――。

「……でも今のままじゃ、あの女の子や、初春たちを助けるのには、届かないかもしれないのよね?」
「ああ、届かないだろうな」

 左天の返事に、涙子はふらつく体を起こした。

 届かないことくらいわかっているつもりだった。
 だけど、そんな自分でも、そんな自分だからこそ、まだココで諦める訳にはいかなかった。

 力を振り絞る。
 1、2、3――。
 数え、踵を上げてみる。
 それは泣きそうになる度に試した、小さな頃に覚えた魔法だ。
 自分を鼓舞し、奮起するための。

「私は、この島に来てからずっと、乗り越えられなきゃ死ぬだけの試練の連続だったわ……。
 大好きな人たちにこの手を届かせるためなら、今更、後になんて退かない!
 ――落胆も諦めも、不要(ニードレス)だから!」

 つまさきだちを繰り返し、ずっとずっと、夢見た未来に手を伸ばし続けてきた。

 『第四波動』を得て。
 力に呑み込まれそうになった自分を抑え。
 協力してその力を揮うことを覚え。
 最小範囲に力を繰り返し制御することを覚え。
 聞きかじった波紋法を身に着け。
 磨き続けてきたスカートめくりの技術と風を組み合わせたりして。
 試行錯誤の末に『疲労破壊』を編み出し。
 怒りと共に死にかけて救い出してもらい。
 『蒼黒色の波紋疾走』で無理心中のような殺意をばらまき。
 『凍結海岸』で冷静さを取り戻し。
 その場にいた人と死んだ人の全員の助けを借りて死の河を乗り越え。
 あの蒼い月の炎で身を焦がし。
 また沢山の人に助けてもらって生き返らせてもらった。

 その末に自分自身の真の能力を得ても、まだ届かない――?
 いや、さっき左天のおじさん自身も見せてくれたはずだ。
 『第四波動にはまだ先がある』――。
 きっと『砂漠の月(デザートムーン)』にも、絶対、先がある。

 それならば私は、またつまさきだちをして、手を伸ばすだけだ。


「――今夜の私は、月にも、手が届くわ」


 そう言い切った佐天涙子の眼は、力強い意志に満ちていた。
 その眼差しを見て、頷いた左天は、立ち上がって百合城銀子の方に歩み寄った。

「よし、わかった。百合城の嬢ちゃん、ちょっとおでこ出してくれ」
「……がうがう」

 銀子はしばし左天の眼を見つめ、そして納得したように一度頷いて前髪を上げる。
 彼女の額に、左天は自分の額を触れさせた。
 すると彼の額の水晶が、突然眩く輝きだす。
 その輝きに、佐天涙子は思わず目を覆う。


「うわ、なんなの――!?」
「『PF・ZERO(ポジティブフィードバック・ゼロ)』……。
 これは断絶の壁からの挑戦だ。佐天涙子。お前のスキは本物か――?」


 額の白毫を輝かせた左天は、涙子に向き直り、厳かにそう問うた。
 手招きしながら笑っているその姿は、涙子にはまるで仏か、観音のようにも見えた。


【E-4 街 夜中】


【浅倉威子(三代目浅倉威)@仮面ライダー龍騎、艦隊これくしょん、魔法少女おりこ☆マギカ、ヒグマ・ロワイアル
状態:ヒグマモンスター、女性、艦娘、魔法少女
装備:ソウルジェム(濁り:極小)@魔法少女おりこ☆マギカ
道具:なし
基本思考:本能を満たす
0:女の体になってイライラがなくなったぜ! 今までで最高の気分かも知れねぇ!
1:とりあえず、一番ウマの合った武田観柳を探すとするか。
2:戦いが終わった後、このヒグマ島に移住してえ。
[備考]
※ミズクマの力を手にいれた浅倉威が分裂して出来た複製が単為生殖した二代目浅倉威と那珂ちゃんから生まれた三代目です。
呉キリカの干渉により染色体がXXとなり、成熟も中断されたために、幼女の肉体です。
※呉キリカと那珂ちゃんの性質を受けたために、魔法少女・艦娘になりました。
※固有武器はカード、固有魔法は『ミラーモンスターの使役』です。
※ソウルジェムはカードデッキ型。魔法少女衣装のベルトのバックルとなっています。
※その性質上、本来の仮面ライダーの状態と遜色ない戦闘が可能です。
※契約モンスターは、今まで捕食したヒグマや艦娘関連の兵器が融合した『獣艇・ジェノドレッドサバイバー』とされる存在のようです。
※獣艇・ジェノドレッドサバイバーはバイク、戦艦、ドラゴンなど様々な形態へトランスフォームできます。



【佐天涙子@とある科学の超電磁砲】
状態:『アツユ』、深仙脈疾走受領、アニラの脳漿を目に受けている、右手示指・中指が変形し激しい鱗屑が生じている、溢れ出す魂、大量のHIGUMA細胞を移植されている
装備:ヒグマの体毛包帯、『砂漠の月(デザートムーン)』
道具:焼失
[思考・状況]
基本思考:対ヒグマ、会場から脱出する
0:まだ届かないなら、さらに先へ手を伸ばすだけ――!!
1:初春を守る。そのためには、なんだってできる――!!
2:もらい物の能力じゃなくて、きちんと自分自身の能力として『第四波動』を身に着ける。
3:私の能力の名前は、――『砂漠の月(デザートムーン)』!!
4:これが月の炎。月の心。月の恋――。ああ、なんて、青い――。
[備考]
※第四波動とかアルターとか取得しました。
※異空間にエカテリーナ2世号改の上半身と左天@NEEDLESSが放置されています。
※初春と協力することで、本家・左天なみの第四波動を撃つことができるようになりました。
※熱量を収束させることで、僅かな熱でも炎を起こせるようになりました。
※波紋が練れるようになってしまいました。
※あらゆる素材を一瞬で疲労破壊させるコツを、覚えてしまいました。
※アニラのファンデルワールス力による走法を、模倣できるようになりました。
※“辰”の独覚兵アニラの脳漿などが体内に入り、独覚ウイルスに感染しました。
※殺意を帯びた波紋は非常に高い周波数を有し、蒼黒く発光しながらあらゆる物体の結合を破壊してしまいます。
※高速で熱量の発散方向を変えることで、現状でも本家なみの広範囲冷却を可能としました。
※『月(ソーマ・チャクラ)』を回しました。
※『鬼骨(アグニ・チャクラ)』を回してしまいました。
※自分の真の能力/アルター能力に、『砂漠の月(デザートムーン)』と命名しました。三日月状のウェハーの集合体として形成された巨大な金属球であり、中心部分はバット状にもなる、融合装着・自律駆動が共に可能な武器であり演算装置です。
※『砂漠の月(デザートムーン)』の芯のバット部分は、『粉砕女子(ガールズビート)』と呼ぶことにしました。


【左天@NEEDLESS】
状態:健康、顔面の包帯が外れている
装備:自分のガントレット
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:全能者になる。嬢ちゃんの成長にも興味がある。
0:『天使』を手に入れて全能者になる算段が立っちまったなぁ。佐天の嬢ちゃんとどっちを優先すべきかねぇ。
1:まだ諦めんなよ嬢ちゃん! じゃねぇと折角出て来れた甲斐がねぇ!!
2:このじゃじゃ馬には、まだまだ先があるんだぜ!?
[備考]
※佐天涙子の支給品です。
※異空間に閉じ込められている間、空間が開く度に顔を覗かせていたため、いくつかの異なる場所に何らかの話をつけているようです。
※百合城銀子の能力を『PF・ZERO(ポジティブフィードバック・ゼロ)』で習得しました。


【穴持たず46(シロクマさん)@魔法科高校の劣等生】
状態:ヒグマ化、魔法演算領域破壊、疲労(中)、全身打撲、ヒグマの血がついている、溢れ出す魂
装備:なし
道具:なし
[思考・状況]
基本思考:兄を復活させる
0:諦めない。
1:やった! 助かった! やはり私はお兄様に導かれています!
2:江ノ島盾子には屈しない。
3:私はヒグマたちに対して、どう接すれば良かったのでしょうか……。
4:残念ですが、私はまだ、あなたが思うほど一人ぼっちではないようです。有り難いことに……。
5:私はイソマさんに、何と答えれば、良かったのでしょうか……。
6:何なんですか低能クソビッチって!?
[備考]
※ヒグマ帝国で喫茶店を経営していました
※突然変異と思われたシロクマさんの正体はヒグマ化した司波深雪でした
※オーバーボディは筋力強化機能と魔法無効化コーティングが施された特注品でしたが、剥がれ落ちました。
※「不明領域」で司馬達也を殺しかけた気がしますが、あれは兄である司波達也
 絶対的な実力を信頼した上で行われた激しい愛情表現の一種です
※シロクマの手によって、しろくまカフェを襲撃していた約50体の艦これ勢が殺害されました。
※モノクマは本当に魔法演算領域を破壊する技術を有していました。


【天龍@艦隊これくしょん】
状態:小破、燃料切れ、キラキラ、左眼から頬にかけて焼けた切創、溢れ出す魂
装備:日本刀型固定兵装、投擲ボウイナイフ『クッカバラ』、61cm四連装魚雷、島風の強化型艦本式缶、13号対空電探
道具:基本支給品×2、35.6cm連装砲、基本支給品×3(浅倉威、夢原のぞみ、呉キリカ)、ヤスミンの遺体、扶桑の遺体、戦刃むくろの遺体、エカテリーナ2世号改の上半身@とある科学の超電磁砲、多数のクッキー@クッキークリッカー、ヒグマの肉、夕立提督の肉骨茶(バクテー)
基本思考:殺し合いを止め、命あるもの全てを救う。
0:涙子を、必ず助ける!
1:扶桑、お前たちの思いも必ず連れていく。
2:迅速に那珂や龍田、他の艦娘と合流し人を集める。
3:金剛、後は任せてくれ。俺が、旗艦になる。
4:ありがとう……銀……、島風、大和、天津風、北岡、カツラ、サーファー……。
5:あのヒグマたちには、一体、何があったんだ……。
[備考]
※艦娘なので地上だとさすがに機動力は落ちてるかも
※ヒグマードは死んだと思っています
※ヒグマ製ではないため、ヒグマ製強化型艦本式缶の性能を使いこなしきれてはいません。


【黒木智子@私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】
状態:血塗れ、ネクタイで上げたポニーテール、膝に擦り傷、溢れ出す魂、疲労(中)、魔力不足
装備:令呪(残り0画)、製材工場のツナギ、『月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)』
道具:基本支給品、制服の上着、パンツとスカート(タオルに挟んである)、グリズリーマザーのカード@遊戯王、レインボーロックス・オリジナルサウンドトラック@マイリトルポニー、ロビンのデイパック(砲丸、野球ボール×1、石ころ×69@モンスターハンター、基本支給品×2、ベア・クロー@キン肉マン )
[思考・状況]
基本思考:モテないし、生きる
0:ロビン、グリズリーマザーに恥じない私になる!!
1:雁夜おじさんペアに聖杯戦争を勝ち抜いてほしいよな。すごい親近感あるし。
2:あのノーライフキングを斃した代償が、この姿か……。
3:この左天っておっさんの正体は、ナニモンなんだ……?
4:あの即落ちナチュラルボーンくっ殺、一体、どうして死んだんだ……?
5:ダメだこの低能クソビッチ……。顔だけ良くて頭と股はユルユルじゃねぇか。
※魔術回路が開きました。
※グリズリーマザーのマスターです。
※グリズリーマザーの最後の『閼伽を募る我が死(アクア・リクルート)』で、『月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)』をリクルートしました。
※月霊髄液クロス・フォーム@漫画版Fate/Zero5巻番外編・ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、を習得しました。
※グリズリーマザーの宝具を模し、月霊髄液の演算能力で直接対象の『死』の線を切る技法、『神経締めする娘の爪(キリング・フレッシュ・フレッシュリィ)』を編み出しました。


【百合城銀子@ユリ熊嵐】
状態:溢れ出す魂
装備:自分の身体
道具:自分の身体、フライパン、コルトM1911拳銃(残弾2/8)
[思考・状況]
基本思考:女の子を食べる
0:さあ、次のユリは何だ?
1:さすがは月の娘。こんな嵐の中でも曇りなきデリシャスメルだ。
2:ピンチの女の子を助け、食べる
3:数々の女の子と信頼関係を築き、食べる
4:ゆくゆくはユリの園を築き、女の子を食べる
5:『私はあらゆる透明な人間の敵として存在する』
6:深雪は堪能させてもらったよ。本格的に食べるのはまたの機会にな。
[備考]
※シバに異世界から召還されていた人物です。
※ベアマックスはベイマックスの偽物のようなロボットでシバさんが趣味で造っていました
※ベアマックスはオーバーボディでした。
※性格・設定などはコミック版メインにアニメ版が混ざった程度のようですが、クロスゲート・パラダイム・システムに召還されたキャラクターであるため、大きく原作世界からぶれる・ぶれている可能性があります。


【H-2 枯れた森 夜中】


【『H』(相田マナ)@ドキドキ!プリキュア、ヒグマ・ロワイアル】
状態:半機械化、洗脳
装備:ボディースーツ、オートヒグマータの技術
道具:なし
[思考・状況]
基本行動方針:江ノ島盾子の命令に従う
1:弱っている者から優先的に殺害し、島中を攪乱する。
2:自分の身が危うくなる場合は直ちに逃走し、最大多数に最大損害を与える。
[備考]
※相田マナの死体が江ノ島盾子に蘇生・改造されてしまいました。
※恐らく、最低でも通常のプリキュア程度から、死亡寸前のヒグマ状態だったあの程度までの身体機能を有していると思われます。
※緩衝作用に優れた金属骨格を持っています。
※体内のHIGUMA細胞と、基幹となっている電子回路を同時に完全に破壊しない限り、相互に体内で損傷の修復が行なわれ続けます。
※マイスイートハートのようなビーム吐き、プリキュアハートシュートのような骨の矢、ハートダイナマイトのような爆発性の投網、といった武装を有しているようです。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2026年04月17日 16:25