情報システム戦略
◆エンタープライズアーキテクチャ(EA:Enterprise Architechture)とは
(★20130401)
大企業や政府機関といった巨大組織の業務手順や情報システムの標準化、組織の最適化を進め、効率よい組織の運営を図るための方法論。
あるいは、そのような組織構造を実現するための設計思想・基本理念のこと。
下記の4つの体系で、それぞれ最初に現状を分析した現状モデル(As-Is)を整理し、全体的化の観点から目標とする理想モデル(To-Be)を描き、最後に現状と理想目標を比較した現実的な次期モデルを作成する。
ビジネス・アーキテクチャ(政策・業務体系)
政策・業務の内容、実施主体、業務フローについて、共通化・合理化など実現すべき姿を体系的に示したもの。
構成要素)業務説明書、機能構成図、機能情報関連図、業務フロー など
データ・アーキテクチャ(データ体系)
各業務・各システムにおいて使用される情報、すなわちシステム上のデータの内容、各情報(データ)間の関連性を体系的に示したもの。
構成要素)情報体系クラス図、エンティティ・リレーション図、データ定義表 など
アプリケーション・アーキテクチャ(処理体系)
業務システムに最適な情報システムの形態を体系的に示したもの。
構成要素)情報システム関連図、情報システム機能構成図 など
テクノロジ・アーキテクチャ(技術体系)
実際にシステムを構築する際に利用する諸々の技術的構成要素(ハード・ソフト・
ネットワークなど)を体系的に示したもの。
構成要素)ネットワーク構成図、
ソフトウェア構成図、
ハードウェア構成図 など
◆投下資本利益率(ROI:Return on Investment)とは
投資額に対してどれだけ経常利益を生み出しているかを見る指標のこと。
この値が高いほど稼ぐ力が高いということになる。
計算式:ROI(%)= (当期経常利益 / 投下資本) * 100
◆情報システム化委員会
経営戦略に基づいた情報システムの全体最適化を実現し、情報戦略の実現を推進するために設置される。
下記5項目が規定されている。
- 全体最適化計画に基づき、委員会の使命を明確にし、適切な権限及び責任を与えること。
- 委員会は、組織体における情報システムに関する活動全般について、モニタリングを実施し、必要に応じて是正措置を講じること。
- 委員会は、情報技術の動向に対応するため、技術採用指針を明確にすること。
- 委員会は、活動内容を組織体の長に報告すること。
- 委員会は、意思決定を支援するための情報を組織体の長に提供すること。
最終更新:2013年04月03日 11:38