ポールスターⅡ function1 I’m concerned about David ─デービッドが心配─
(デービッドは日本に来ている交換留学生である。リカは彼のクラスメートである。)
David:いつもより静かみたいだけど、どうかした?
Rika:ありがとう、デービッド。今日は本当最悪。悪いことばっかり。
D:大変だね。悪いことって何?
R:全部!まず最初に朝寝坊して授業にダッシュで来なければならなかったの。それから学校に着いたらあわててたから数学の宿題持ってくるの忘れちゃってて。
D:お気の毒。家に取りに帰ったの?
R:うん。でも見つけるのに手間取った。机の後ろに落ちてた。
D:じゃあ余計遅刻だね。
R:授業に20分遅れで大事なテストが受けられなかったよ。
D:あらら。本当大変だ。
R:マジ鬱。
D:その気持ち分かるよ。じゃあ放課後アイスか何か買いに行こう。それで励ましてあげる。
R:そりゃどうも。サンクス。いい人だね。
(デービッドは日本人の家に泊まっている。ホストマザーは沖さん。リカがデービッドに会いに来る。)
O:ちょっと待っててね。デービッド呼んでくるから。彼は学校でうまくやってるかしら?
R:はい、ちゃんと。何で聞くんですか?
O:彼が心配なの。楽しんでいるか分からないのよ。彼の部屋に新しい家具とかいろいろ買い揃えたんだけど、でも喜んでるようには見えないのよ。
R:彼がどう思ってるか聞いてみます。
R:沖さん、デービッドのこと心配してた。何か気が動転するようなことがあったんじゃないかって。
D:ホストのみんなには本当に感謝してる。自分の寝室があって机とかベッドとかパソコンとかテレビ、CDラジカセもある。
R:いいじゃない。
D:ホストのお母さんは好きですごい弁当を作ってくれる。それに夜もいつもご馳走を作ってくれる。問題なのは僕は特別扱いされたくないってことなんだ。でもこのことをどうやって丁寧に伝えたらいいのか分からなくて。
R:正直に言えばいいじゃない。僕を普通に家族の一員みたいに扱ってくれって。もちろん、すごい感謝してるってことも言わなきゃだめだけどね。
D:そうだね。沖さんに謝ろう。このこともっと早く話すべきだった。
R:きっとうまくいくと思う。