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POLESTAR L1

ポールスターⅡ lesson1 Travel Manners ─旅行のマナー─

① どの文化にも、好ましい独自の習慣上の行為がある。またどの文化にもタブー、すなわち避けるべき行為がある。もし修学旅行や休暇で外国に行くなら、そこに住む人々を侮辱しないようにその国の習慣をいくつか学ぶことが重要である。

“タブー”という単語はトンガの言葉から来ている。これは現代英語において、言語的、非言語的行為を述べるのに用いられる。タブーが世界共通ではないことを誰もが知っているわけではない。タブーは文化ごと、国ごとに特有のものであり、たいていは集団の価値観や信念に基づいて形成される。それゆえある国では好ましい行為とみなされていることが、外国では重大なタブーであるかもしれない。

② 言語的タブーは普通、人々が公でしゃべるにはあまりに個人的だと考える話題に関係する。言語的タブーはまた、人の話し方にも関係する。たとえば多くの国では人前で性や宗教のような話題を議論するのは無作法で、またしばしば不快である。文化によっては、大声で話すことは人の感情を害するかもしれない。たとえば日本では、人々は静かに話す傾向があり、大声で話したり笑ったりする人は失礼、あるいは攻撃的だと考えられるかもしれない。

非言語的タブーは身体言語に関連している。たとえば、多くの西洋、アジア、アフリカの文化の間の最も大きな違いの一つはアイコンタクトの使い方である。アメリカでは、人々は話をするとき目を合わせる。もしある人が目を合わせるのを避けたら、相手はその人は不正直だと、あるいは自信がないと考えるかもしれない。もし二人の人が会話をしていて聞き手が目を合わせていなければ、話し手はその聞き手は興味を持っていないと考えるかもしれない。けれども多くのアジアの文化では、誰かの目をまっすぐ見ることはしばしば攻撃的だと見なされる。多くのアフリカの文化では、年上の人の目をまっすぐ見るのは失礼だと見なされる。多くのアジアとアフリカの文化では、子供たちは敬意の示し方として年配者や地位の高い人々に話しかけるとき視線を下げるよう教え込まれえる。

③ 多くの文化である種の行為、特に手や足を使った行為は、人の感情を害しかねない。タイでは、アジアの他の仏教文化のように、人の頭を触ることは非常に侮辱的である。なぜなら頭は体の中で最も上にあり、それゆえ最も重要だと見なされるからである。足は最も下にあるので、片方の足で誰かを指したり誰かに足の裏を見せたりすることは、多くのアジアの文化で侮辱的だと見なされる。

手を使った特定のジェスチャーは、旅行する国によって全然違う意味を持つことがある。人差し指に中指を交差させるのは、多くの西洋の文化では幸運を表すサインである。けれどもベトナムやアルゼンチンではみだらなジェスチャーである。手のひらを内側に向けて人差し指と中指でブVサインを作るのは、しばしば2を意味するために使われる。けれども、英国やオーストラリアではこのジェスチャーはみだらである。またアジアの国の中には、話をしている最中に手を盛んに動かす、つまり“手を使って話す”のは無作法だと見なされる。

要するに、ある文化では好ましい行為も他の文化では大いに不快だということがある。外国を訪れるときは基本的ないくつかの違いを知っておきなさい。そうすれば旅行中にトラブルに巻き込まれないで済むだろうから。

最終更新:2008年05月24日 01:31
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