ローラは朦朧とした意識のなかで目をさました。

「う…私…」

痛む頭を押さえ、記憶をたどる。

「…たしか街がおかしくなっちゃって…逃げてたらおじさん二人に助けてもらって…あれ?なにこの鎖…」

ローラは自分の腕と足にまきつく鎖に気付いた。

「なんでこんなのが…」

絡み付いた鎖を外そうとした時、どこからか、ぺちゃり、と不快な水音がした。同時にローラの顔をネットリとした液体が流れる。

「…えっ?!」

あまりのことに声がでなかった。ローラの目の前に見たこともない生物が立ちはだかっていた。
それは、ローラよりもはるかに大きな体で、ぶよぶよとした脂肪につつまれ、頭の半分はあろうかと言う巨大な口からは
耐えず唾液がながれぬめる粘液で全身を濡れ光らせていた。例えるならば、二足歩行をする巨大な蛙といったところか。
そして何より目立っていたのは、その股間にそびえたつ雄の器官だった。
ローラ自身、それが何であるかは知っていたため、それが固く隆起していることに恐怖した。
明らかに自分を見て欲情している…退化してしまったのか、目は見当たらないが明らかにローラに反応していた。

「いやっ!やめてぇ!」

先走りのような粘液を垂らしながら怪物は自分のペニスをローラの口に押しつけた。

「むぐっ!うげっ!げほっ…」

生殖器を押し込まれた嫌悪感と、すさまじい悪臭にローラはたまらず嘔吐した。
しかし怪物はかまわず汚物を吐き出すローラの口にペニスをねじこむ。

「うぇぇ…げぼっ!」

嘔吐された嘔吐がむしろ気持ちいいのか、怪物は気持ちよさそうにローラの頭を掴み、腰を振った。
巨大なペニスを口内で振られ、そのたびに喉の奥にペニスがあたり、嘔吐をうながす。
しかし口を塞がれているため口から吐き出すことができずついにはローラの鼻から汚物が流れる始末となった。

「げっ、うげっ!!」

泣きながら嘔吐するローラを尻目に怪物は絶頂を迎えた。怪物のペニスが汚物まみれのローラの口内に精液を吐き出したのだ。

「うぁぁ…げぇっ!」

喉の奥にペニスを突っ込まれたまま射精され、胃の中に直接精液を流し込まれる形になった。
やがて射精がおさまるとようやくペニスを口から抜いた。

「げぇっ!うぇぇ!」

ローラは激しく汚物と精液を吐き出し、嘔吐がおさまると自ら吐き散らした汚物の海に倒れこんだ…
名前ミスったw

もちろん、怪物はそれだけで満足するはずはなかった。呆然とするローラの足を掴み、高く持ち上げた。
そしてそのままローラの太股までを巨大な口内に放り込んだのだ。
あしの先から太股までをぬるり、とすべるように喉を通り、飲み込む。そこでローラは正気を取り戻す。

「いや…食べられるっ?!」

慌ててローラは怪物の頭を掴み、抜け出そうともがく。しかし怪物の体は濃厚なローションのような粘液ですべるため
つかみどころがなく、抜け出そうにも力がはいらない。もがくローラの股間に今まで味わったことのない感覚がはしる。
なにかがオシリの下で動いている。

「ひゃ、な、何っ…?!」

気付けばローラは、下半身を飲み込まれ、ちょうど怪物の舌の上に座る形になっていた。
怪物はわざとそこで飲み込むのをやめ、口内でローラの秘所を愛撫するつもりなのだ。

「やっ…やめ…あっ!!」

スカート越しでも舌の感触が生々しくローラを攻める。凸凹とした味雷の一つ一つが丁寧に幼い割れ目をなぞり、確実に「濡らし」ていた。
そして溢れだす愛液を味雷でうけとめ、女の味を怪物は楽しんでいた。

「うっ!うっ!ううっ!!」

舌が蠢く度に幼い体は従順に反応を見せていた。

「おね…いだから…やめ…ああっ!!」

初めてにもかからずローラは果てた。しばらくピクピクと体を痙攣させ、そして怪物の舌の上を液体がながれた。
失禁してしまったのだ。怪物は満足そうにローラの尿を飲み干した。

「う…やだぁ…」

初めての快楽に酔いながらも、こんな怪物にイかされ、まして失禁までしてしまったことにローラは恥ずかしさで泣きそうだった。
だが怪物はまだローラを解放する気はないようだ。大きく口を開き、ゴクリ…とローラの胸までを嘔下したのだ。
いよいよ飲み込まれる…ローラは半分あきらめていた。ここまで飲み込まれてはもはや脱出は不可能だった。
しかし、悪夢はつづいた。怪物は自分の手を器用に使い、ローラの体を回転させ、ちょうど舌の上にうつ伏せになるように
方向転換させた。ローラはすぐに分かった。今度は胸を責める気だ…。ローラの中で何かが壊れた。
ローラは自ら服をまくりあげた。まだ膨らんだばかりの乳房が露になる。そしてローラは自ら怪物の舌に乳房をこすりつけた。

「んっ…あっ…」

みるみる内に乳房は粘液でヌルヌルになり、それにともないローラの小さな乳首はぴんっと勃起した。
下半身を胃の中に納められながらなお怪物に奉仕するローラの姿はある意味異様だが、ローラにしてみれば、
どうせ食べられてしまうなら、最後くらい快楽に溺れて死にたいと思ってしまったようだ。

「はぁっ…あん…蛙さん…私おいしい?」

完全に壊れたローラは舌の上で自らを味あわせていた。ときには怪物の舌にみずから舌を這わせ、異様なディープキスをしてみせたりもした。

「あ…あっ…おっぱい気持ちいいよぉ…」

ローラは激しく乳房を舌に擦りつけ、二度目の絶頂を迎えた。ピクピクと体を痙攣させ、満足そうに舌の上にうつ伏せになり、

「蛙さん…私を食べていいよ…」

とつぶやき、そのまま眠ってしまった。怪物はローラが反応しなくなったことを疑問に思ったのか、舌を動かしローラの体をゆする。
しかしやはり反応がないため、ローラが死んだと思い、口を閉じ、ゴクッ…と音を立てて飲み込んだ。

「…飲まれちゃった…胃の中ってあったかい…」

人事のようにローラは夢のなかで思っていた。しかし、ローラの受難はこれだけでは終らなかった。
意識を失ったまま胃液で溶かされ、私は蛙さんの栄養になるんだ…ローラは現実逃避をしていた。
むしろそのままで居ることが出来たら楽に死ねたかもしれない。しかし、ローラを現実に引き戻す現象が起きた。
胃液が分泌されはじめたのだ。

「う…うぅ…いやっ!痛いっっ!溶けちゃう?!」

夢の世界から激痛によりローラは一気に現実に引き戻される。生きながら溶かされるというのに、楽に死ねるはずがなかったのだ。

「いやぁだぁ!助けて!」

耐えがたい痛みとともにみるみる服が消滅していく。驚くべきはローラを縛っていた鉄の鎖さえも簡単に溶けていく。

「いや!死にたくない!」

必死に胃壁をたたく。怪物は胃のなかの獲物が息を吹きかえしたことを認識すると、激しく体を震わせ、嘔吐した。
大量の胃液とともにかろうじて服が溶けただけでほぼ無傷のローラが吐き出された。

「げほっ!げほ!」

飲み込んでしまった胃液を吐き出す。そして外に出れた事を認識するとローラはその場に倒れこんだ。

「…どうして吐いてくれたの?」

ローラは怪物が自分を助けてくれたものと思っていた。しかし怪物を見たローラは、吐き出された理由を悟った。
さっきは射精して萎えていたペニスが、再び隆起していた。怪物は補食が目的なのではなく、生殖が目的なのだ。ローラは絶望した。
どう考えてもこの怪物から逃げるのは無理だろう。かといって生殖を拒めば胃の中に逆戻りだ。選択肢はなかった。
ローラは這うように怪物に近付き、自ら怪物のペニスをくわえた。
さっきはあんなに気持ち悪かった生殖器も、自分が少しでも長く生きながらえるためなら少しもいやじゃなかった。むしろローラは知っていた。
この怪物がなぜ自分を選んだのかはわからない。だが異種間での性交では決して生殖は成り立たない。
すなわちたとえこの怪物に持て遊ばれたとしても、生きてさえいればこの怪物は自分の子を孕ませたと思って自分を生かしておくはずだ。
少なくとも受胎に失敗したと気付かれるまでは食べられる心配はない。それまでに救援がくるかもしれない…。
ローラは必死に怪物のペニスに奉仕した。生きるために。怪物は充分にペニスが勃起したところでローラのうしろにまわった。

「ああぁっ!いたいぃ!」

激痛とともに、一線が越えられた。ローラの理想は、この世で誰よりも一番好きと思える彼氏を作り、その人と甘い夜を過ごすことだった。
それが、今得体のしれない怪物に犯されている。涙が出そうになるのを堪え、必死に耐えた。
少しも気持ちいいとは思わなかったが、怪物の機嫌を損ねないよう精一杯の声をあげた。
そして、体内に生暖かい精液が放出された…。

「はぁ…はぁ…」

ペニスを抜かれ、ようやくローラは安堵した。自分の隠部に触れてみると、とめどなく精液があふれだしていた。
大丈夫…絶対に受精はしない…。しない…よね?さっきまではあんなに自信を持っていたのに、いざ中に出されると不安をおぼえた。

「あれ…なんかおかしい…」

急におなかが苦しくなってきたのだ。

「う…あ…」

みるみる内にローラのお腹が妊婦のように膨れ上がる。

「いやぁぁ!なんでっ?!受精はしないはずっ!」

叫びも虚しく、産卵が始まった。

「ひぃぃ!」

ローラの隠部から大量の蛙の卵が溢れるように流れだした。怪物はそれをいとおしそうに集め、予めつくっていたらしき巣に運び、せっせと子育てをはじめた。

「なんで…おかしいよ…」

未だに自分が妊娠・産卵をしたことが信じられないローラは呆然と怪物をみていた。卵を集め終えた怪物は、再びローラに向き直る。溢れる唾液を滴らせながら。
そう、怪物は用が済んだ母体を自らの栄養にするつもりなのだ。ローラはまだショックから立ち直れず、怪物を見つめていた。

「ははは…もうどうでもいいや…」

ローラはそのまま床に倒れこんだ。どうせ、もう助からないよ…ローラは瞳を閉じた。その時だった。
ドドドドドッ!! 聞き慣れない爆竹のような音とともに怪物は血しぶきをあげて倒れた。

「…えっ…」

振り返ると、一人の警官がアサルトライフルを構え、ローラに呼び掛けた。

「よぅ、嬢ちゃん。安心しな。もう大丈夫だ」

警官はどことなく軽そうなイメージの青年だった。が、ローラを見つめる瞳は限りなく澄んでいて、ひどく疲弊したローラの心に正気を与えてくれた。
助かった…んだ。ローラは安堵を浮かべ、意識を失う。薄れ行く意識のなかで数人の男女の会話がきこえた。

「ケビン!大丈夫?」「シンディか!ちょうどいい!この嬢ちゃんを手当てしてやってくれ」「…かわいそうに。もう大丈夫よ」
「ったく…アンブレラのやつ、下品な生物をつくりやがって。」「お、デビットにしちゃ感情的な発言じゃねぇか」「…」
「怒んなって。それよりそこの気色わるい卵を火炎スプレーで焼き払ってくれよ」「…まかせろ」

そこまででローラの記憶は途切れた。今はケビンたちと共にラクーンを脱出し、心配された生殖器内やローラ自身のウィルス感染も、
ケビン達が入手したディライトにより消滅。避難先のキャンプで治療を受けている。

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最終更新:2008年05月19日 11:47