ほら、聞いたか?例のドラゴンの件……
いや、2週間前のとは別のやつだ。今度はな、渓谷の村から、また若い女性が襲われて…
驚くべきことに、生きているらしい。
ああ、いや……命に別状は無いが、無事と言えるかは難しい。
ドラゴンの巣は…わからないそうだ。
なにせ小さな村でな、村人の数も少なくて、男も仕事に出ていて。
舐めきっていたのだろう、ドラゴンは今回は巣に持ち帰らず、その場で食べ始めたらしい。
◆調査官による聞き取り記録
村人A
ああ、丘の上のメイジーさんだね。この前ドラゴンに襲われた。
ちょうど近くを通ったんを見てたんだ。突然空から来てな、
そうだな、物腰が柔らかくて、人当たりもよくてな。村人にも人気だった。
22で女盛りでな、よく手入れされた黒髪が綺麗でな。
俺もあと10も若けりゃ、結婚を申し込んでいたところさ。
ああ……そうだ。言う通り、おっぱいが大きかった。もう、見る影もないけどな。
これは嫁さんには言わないでくれよ。水浴びしてるところを覗きに行ったことがあってな。
そんとき、運悪くばれちまったんだが、あまり怒らないでいてくれた。しかもな、
土下座して頼んだら仕方なさそうにおっぱい触らせてくれたんだ。
あれは……大きくて柔らかかったな。ずっしりとしてた。
まさかあれが、食べられちまうなんてな。ドラゴンの餌になるにはもったいねえよ。
襲われたときの様子か。まず背中から押さえつけてたのを引っくり返してな、胸元をビリビリって破ったんだ。
そしたら、ブルンっておっぱいが出てな。
ああ、そうだ。ドラゴンがその時こっちを見てな。
あれは「邪魔をするなよ」っていう目だった。
情けねえな。俺はそのまま、少しも動けなくなっちまってな、ただ見ているだけしかなかったんだ。
ドラゴンはゆっくりと飛び出したおっぱいを舐め回してな。
そうだな、乳首を中心に舌を回すようにゆっくり舐め回してた。
で、柔らかい肉だとわかったのだろう。バクリと齧りつくと、
口から収まらないおっぱいが潰れるように形を変えてな。
ああ、そこはそんなに詳しく語らなくていいのか。
おっぱいを一つづつ噛みちぎって、やつはグチュグチュと音を立てながら食べたんだ。
時々こっちを見てな。
目を細めて、笑っているようだった。まるでこっちを嘲笑っているかのようだった。
「お前が欲しかったものだろう。このおっぱいはは旨いぞ」
というような馬鹿にしたような目をしていた。
やつの食欲はすごくてな。大きなおっぱいを、あっという間に平らげて…
メイジーさんがその時なにか言ってたかは覚えてないな。もう頭が真っ白だった。
助骨が見えるぐらい平になったところで、鼻先でメイジーさんを裏返し、
後ろから尻肉を
食いちぎりだしたんだ。あれは辛かっただろう。
柔らかそうな…いや、見るからに柔らかい肉だった。
それを、ステーキみたいに大きく食いちぎってな、その場でゆっくり食らってたよ。
ああ、最後に……おまんこも食いちぎってたな。なんで分かるかって?
その食いちぎった肉をドラゴンのやつがこっちに見せてきたからさ。
肉片になってしまったが、あのぷっくりとした山が2つにその中に穴がな、
あれは間違いなく、まんこだった。
その頃にはな、メイジーさんはあらかた女性らしい部分というか…膨らみのような部分を食われて、
棒みたいになってた。
ドラゴンのやろう、致命的な部分には全く口をつけなかったんだな。
わざと生きたまま食べていたのだろう。
そこで、美味しいところを食べ終わって満足したのか、ドラゴンはそのまま飛び去って言ったんだ。
その時、やっと俺は身体が動いてな。元神官をやってたじいさまを急いで呼びに行ってな。
じいさまの魔法の腕は評判でな、メイジーさんは血を大分流していたが…一命をとりとめたんだ。
だがなあ、食われた部分は戻らなかった。もう胸は無いし、尻が無いから歩けないだろうし、
おまんこも……。
隣村に嫁ぐことが決まってたらしいんだがな。その話も破談になったらしい。
俺はもう、あの娘に合わす顔がない。
頼むよ。あのドラゴンを退治してやってくれ。
メイジーさん
ああ、はい。そうです。あの日は、洗濯物を干してました。
村はとても平和で。近くに魔物も出なかったので、あまり危機意識はなかったです。
ドラゴンの話も、ここらへんでは殆ど聞いたことなくて……。
急に大きな影が、と思ったらすぐ目の前にいました。
いえ、誰も騒ぐ人もいなかったから、突然です。
まっすぐに、私を狙ってきたのだと思います。
狙われた理由……?どうなのでしょう。ドラゴンって、若い女性を狙うと聞きました。
確かに、村に若い女性自体が少ないですが。はい。胸も、大きい方だったと思います。
いまでは、もうこんなになってしまいましたが……。
いきなり背中にドンっていうすごい衝撃を感じて、地面に倒されたと思ったら、
大きな手で仰向けにされたんです。その時、相手がドラゴンだって気が付きました。
そのまま、私の胸元を破ってですね。
こっちを見つめながら、ドラゴンはじっくり私の乳房を舐め回してきました。
これから食べられることをじっくり絶望させるように。
その時の時間は本当に気が狂うようでした。
そして、……そのまま、食べられてしまったのです。乳房、が。
気絶するような痛みだったのに、気絶もできないんです。
でも、不思議と、今考えると痛い気持ちは最初が一番で、その後は記憶に残っていないですね。
ドラゴンはこっちを見ながら、私の乳房……おっぱいを食いちぎって、目の前で。
グチュグチュと音を立てて食べていきました。
私のおっぱいだったもの、私だったものが、目の前で鋭い牙に噛み潰されて。
肉片になって食べられていくのを見ていました。あのときの咀嚼する音は、
一生忘れないと思います。
おっぱいもいつの間にか食べられて、裏返されたら、ああ、今度は
お尻も食べられるんだなってわかりました。
その時は、もうこの苦しみが早く終わってくれればって、そればかりを考えていました。
肉を大きく食いちぎられて、お尻の肉がだんだん無くなっていくのを感じました。
後ろからは、ゆっくりと咀嚼する音が聞こえてました。
最後に、お股の間に……。自分の大事なところが引きちぎられたのも感じました。
それを最後に意識を失って、気がついたら教会に……。
魔法で治療したので、そのときはもう傷も塞がってました。
痛みも殆どなくて。
でも、見下ろしたらすぐ目の前にあった私のおっぱいも無くなってて…
余計な視線を浴びたり、少し邪魔に思うときもありましたけれど、大切な身体の一部でした。
ただの餌として食べられてしまったことが悔しくてしょうがありません。
私のおっぱいを、肉を美味しそうに食べるドラゴンの目が、今でも夢に出ます。
手も足も残って良かったですけれど、未だに外を自由に出歩くことはできません。
それに、お股にも大きな傷跡があるだけで、なんにも無くなってしまったのです。
もう、女性らしいところはなにも残ってないのです。
ああ、ドラゴンは何故最後まで食べてくれなかったのでしょうか。
美味しいところだけを食べて、食べ残された方のことを考えてはいないのでしょうね。
これからのことは、これから考えます。歩けないのですが、近所の人も優しくしてくれるので……。
最終更新:2024年01月03日 18:27