ケセラン・パサラン
精霊族。しかし何の精霊だかよく分からない。
恐らくは無属性の精霊なのだろう。
精霊族から行われた資料提供によると、
属性が付く前の精霊の卵というか、幼生体の状態。
ここから
サラマンダー、
ウンディーネなどの
各種属性の精霊へと変貌していくのだと思われる。
外観は白い綿の毛玉と表現すれば、非常に的確である。
そのせいか、警戒心もなくどこへでもふらふら飛んで行っては
各地で他種族などに目撃されている模様。
むしろ好奇心旺盛で、見るもの何にでも興味を示し、
何を見たかによって、後の変貌に大きく影響するらしい。
人懐こい性格で、優しくしてくれた
精霊族以外の何者かに、
べらぼうなまでの幸運を授けてあっさり去って行く。
これを知った好事家が欲丸出しで近付く事もあるが、
こういう相手は大抵ケセラン・パサランを
乱暴に扱うため、へそを曲げて逃げてしまう。
一旦逃げ出すと、のらりくらりと逃げ続けるため、
たとえ
魔神王が追跡に出たとしても捕まえるのは不可能。
最終更新:2006年08月20日 14:56