リルル=ブレッド


厚生関係を専門とする議員(ただし見習い)。
劇中登場時にして15歳。ヴェルファイア首相の孫娘。
女性。身長145cm、体重44kg。
紫色のツインテールが目立つ。
隠れスキルドクターがある。

まだあどけなさの残る口調が特徴。気が強い方ではない。
話を切り出す時『あのあの』というのが口癖。
元々幼い頃から祖父を強く尊敬しており、
政治の道を志したため、祖父にその才覚を見出され、
特別見習い議員兼将来の議員候補として
別格の扱いで議員席に座っている。
勿論見習いなので通常の議員席枠にはカウントされていない。

また、サイキッカーとして早期より目覚め、護身用の武術も
一通り以上に嗜んでおり、その卓越した才能に期待する声は大きい。
もちろんサイキッカーとしての技能は並以上のものがあり、
サイキッカー予備軍としてのジルベルトとは雲泥の差がある。

なお、サイキッカー特有の副作用としては二重人格化であり、
能力使用中の場合に限りもう一つの人格
シャルル=ブレッド(自称)』が姿を見せる。
能力を使うのをやめると戻る。
副作用としての二重人格化は極めて
レアなケースであり、特異さを伺わせる。

また薬学に精通しており、ドクターのスキルを持つ。
メスを念動力でブレずに動かせるという
器用さもあって、外科医が専門。
最も得意なのは念動力であり、物を動かす能力に長ける。
ソーサーと呼ばれる旋盤剣を利用して遠近同時に
斬撃攻撃を行うというオールレンジ攻撃を主体とする。

議員としての彼女は、祖父のやり方を
踏襲するものと思って間違いない。
すなわち公平無私を原則としたものである。
理路整然としているように見えて、思いの他精神年齢は幼く、
割と舌足らずで言葉をよく噛んでしまうため、妙に憎めない。
またその体格の小ささから、身内、外様問わず愛されているが、
政治家としては老獪さの不足を指摘されている。
総合的に言うなら裏表の無い正直者だが、
その分底抜けに器は大きい。

ちなみに好物は芝麻球(ごま団子)。嫌いな物はトマトだが、
これはしばしば身内から窘められている。
実はその嗜好から王政部のユイナ王女とは
茶飲み友達でもある(共に点心が好物である)。
最終更新:2011年06月22日 21:01