48、~にもかかわらず、~なのに
「alfin --」「fin --」「fien --」
# 位置はtalの後が良いと思います。
# 説明することがないのでtalの頁に補足として一行追加する程度でも良いかも。

文や従属節の頭に譲歩を表すalfin/fin/fienを置きます。

alfin axiv di, lu mok xal.
何度声をかけても、彼は眠り続けた。
lu reiyu kui di fin et lixa.
この娘は痩せているのによく食べる。

alfin/fin/fienはいわゆる譲歩の表現に用います。それぞれalfinが強い譲歩、finが中程度の譲歩、fienが弱い譲歩を表します。

50、だから~
「soc --」「son --」「xom --」
# manと対なので、manの後が良いと思います。

文や従属節の頭に結果を表すsoc/son/xomを置きます。

son an axtat tu lei.
だから私はこの本を書いた。
ans akt vil ravel, soc an okt fal xe a ti.
もう会えないから、伝えておかなければならないことがある。
non siina tu. xom non tau lan tu.
これが気に入ったから買いたい。(女)

soc/son/xomは結果の表現に用います。それぞれsocが強い結果、sonが中程度の結果、xomが弱い結果を表します。
socはalsonとも言います。

52、~なほど、~するくらい
「ento --」
# sonに近い使われ方をするのでsonの後で良いでしょう。

程度の格詞entoを置きます。

lu baogat bal vienel ento lad akl.
彼は跡がつくほど強く壁を殴った。
an es ani ento luk vil.
疲れて歩けない。
an nat nik ento vort sat.
死ぬほど驚いた(実際には死んでいない)

... ento --は英語のso ... that --にあたる表現です。
使われ方としてはsonに近く、しばしば文を繋ぐのに使います。ただし、単なる因果関係でなく程度を表す点が異なります。必然的に形容詞や副詞を用いた文に付く場合が多くなります。
最後の例文は日本語と異なるので間違えやすいパターンです。後続部(結果を表す部分)が実現されていない場合は、satを付けてその動作に至っていないことを明示しなければなりません。

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最終更新:2014年02月11日 01:24