【クラス】
アーチャー
【真名】
メロウリンク=アリティ
【出典】
機甲猟兵メロウリンク
【属性】
混沌・善
【パラメーター】
筋力C 耐久C+ 敏捷C 魔力E+ 幸運E++ 宝具E~C
【クラススキル】
対魔力:E
魔術に対する抵抗力。
Eランクでは、魔術の無効化は出来ない。ダメージの軽減に留まる。
単独行動:A
マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
Aランクは1週間は現界可能。
【保有スキル】
機甲猟兵:A-
生身で人形機動兵器・AT[アーマードトルーパー]に対抗するための戦闘部隊の技術。
その戦いぶりは地雷・地形利用・トラップ・ゲリラ戦術・IEDと手段を選ばない。
アーチャーも機甲猟兵としての戦術に熟練しており、数々のATを生身で撃破してきた。
機甲猟兵は友軍の死体さえ利用することあるため、
ボトムズ(最低野郎)と称されるAT乗りにも『戦場の蛭』と蔑まれている。
とはいえアーチャーの場合はそこまで人道を外れた手段はとっておらず、その分若干のマイナス補正が掛かっている。
射撃:B
重量30kg、全長2mを超える長大な対ATライフルを軽々扱い、ATの装甲や武器を的確に撃ち抜く射撃技術。
加えて取り回しが劣悪なそのライフルで対人戦闘さえこなす。
近似値:A
自動発動型スキル。類まれなる生存能力と悪運の強さ。
アーチャーが死に瀕した際、幸運が大幅に強化、耐久と魔力の強化も得る。
同ランクの戦闘続行スキルも複合する。
作中で揮発性・爆発性の極めて高い燃料工場の大爆発からアーチャーが生き延びた際に
『コンマ1%の可能性をモノにする男』と評されたことによる。
生身の9人でAT28機を相手取って、なぜただひとり生き残ったのか?
生命の危機に瀕するほどの自白剤投与から短時間で回復し、脱獄を成し、ATとの戦闘に挑めたのはなぜか?
作中で幾度となくATなどの機銃掃射に晒されながら、一度も致命傷を受けなかったのは、
機甲猟兵としての身のこなしだけで説明されうるものなのか?
『機甲猟兵メロウリンク』という物語を成立させる程度には、ご都合主義の幸運が働いていなければならなかった。
その源はアーチャーがアストラギウス銀河の因果律を超えた力、『異能生存体』の
近似値であったために他ならない。
しかししょせん近似値である。確実な死までは避け得ない。
また、スキル発動は自動であるため、発動時のマスターの魔力の負担を考慮することはできない。
――そしてそのスキルがマスターまで護る保証は、ない。
【宝具】
『復讐者の死化粧――帰らぬ奴らを胸に刻め――』
ランク:E~C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1
左手の4本の指で自らの顔に血(など)のフェイスペイントを施し、
対ATライフルに付属するパイルバンカーで復讐対象を撃ち貫く。その一連のルーティンが、宝具となったもの。
通常時、その宝具はEランクであり、その効果はパイルバンカーの若干の命中率の強化に留まる。
しかし、
・アーチャーが対象を復讐すべき相手と認識している
・復讐対象に、犠牲者の遺品を見せるなどして復讐の対象であることを知らしめる
という条件を満たすことで宝具が強化される。
1つ条件を満たす場合はDランク、パイルバンカーの射程から逃れない限り、回避は不能となる。
2つとも条件を満たす場合はCランク、パイルバンカーの射程から逃れることが(何らかの因果が働いて)不可能となり、
対象の急所に直撃するようになる。
【weapon】
対ATライフル(パイルバンカーカスタム)
機甲猟兵の標準武装。当時すでに旧式化したものであるらしい。全長2050mm、重量30.3kg。弾丸口径17mm、装弾数3発。
至近距離からなら、当たりどころによっては人形機動兵器・アーマードトルーパー(AT)の装甲を貫通可能。
照準器を専用のゴーグルと有線・無線で接続可能である。
銃身の下部にはカートリッジ式のパイルバンカーが備えられており、ATの装甲を容易に貫く威力を秘める。
パイルバンカー部分は簡単な操作で脱着可能である。
その他作中では対AT地雷など、多種多様な武器を使用していたが、今回は持ってきていない。
彼の最大の武器はライフルでもパイルバンカーでもなく、
環境を活かし、周到に準備を仕込みつつも臨機応変に対応して敵の意表を突く、機甲猟兵としての戦術である。
【人物背景】
メロウリンク=アリティ。愛称はメロウ。
年齢、18~19歳。(小隊全滅時、17歳)
身長、185~190cm程度。(作中での対ATライフルとの対比から推測)
元シュエップス小隊所属、当時の階級は伍長。
生身9人の1個小隊でATの大隊を相手取り、友軍撤退の囮となるという無謀な作戦に参加させられる。
ただ一人奇跡的に生存した彼はどうにか本部に帰還するも、敵前逃亡・軍需物資横領の冤罪を着せられ、
略式裁判の最中に脱走する破目になった。
以来、彼は偽証した軍の上層部への復讐を果たすために各地をさすらうこととなる。
30kg以上ある対ATライフルを片手で振り回す強靭な肉体を持つ他、兵士としての優秀さは上述の紹介のとおりである。
また、彼が復讐を志したのは、味方を逃がすために無謀な作戦に参加させられたからではなく、
自分以外全滅した小隊に冤罪を着せられたからであるため、根っからのお人好しともいえる。
一方、兵士として男社会で育ってきたせいか、女慣れしていない描写が見られる。
また、『仲間の仇』と自分に銃を向ける兵士の顔を見て動揺するなど、年齢相応の甘さも見られる。
元は彼もAT乗りだったが、囮作戦の際に乗機を没収され、機甲猟兵となった。
※メロウリンクが『
近似値』であるという設定は筆者の推測であり、二次創作である。
【サーヴァントとしての願い】
復讐は果たしたため、特になし。
強いて挙げるなら、敵前逃亡・軍需物資横領の罪を被ったまま戦場に散った小隊の名誉回復である。
最終更新:2021年07月26日 02:29