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フェンシングにおける振り込み技術とはをしならせてポイントを持っていく技法の事を指す。

アレとは異なり、直線的な動きではなく曲線的な軌道を描くので、仮にパラードを行ったとしても体に近い位置ならば、もろともせずにトゥシェを成立させる威力を持つ。
旧ルールではかなりの威力を持っていた(と思う。編集者は新ルールになってから始めたので)。

初心者憧れの技であり、背中や肩を突く様を見せつけられると格の違いを思い知らされる。

だが、見よう見まねでマネしようとすると、確実に相手に痛い思いをさせるので基本を身につけてからでないと危険。
を棒の様に扱っているのでは相手にポイントを叩きつける事になる。そうなれば大体パッセするのだが、思わぬところで成立したりもするので逆に厄介。もし決まってもそれは力でねじ込んでいるのでエレガントとは言い難く、成功率も高いとは言えない。

噂によると、をしならせるには指の締めと、引く事を組み合わせる必要があるそうだ。

上級者のそれは正に蝶の様に舞い、蜂の様に刺すを体現したもの。
ファントパラードされた後にルミーズを狙い、態勢を崩し体を落とした相手の背中に打ち込む等、アレでは突きにくい相手に対してもトゥシェに持ち込める。

太田雄貴選手の得意技としても有名。
最終更新:2009年12月11日 00:42