リールベルト

 やや長めの髪を逆立てて(或いは、元々ゴンの様な髪型に)ヘッドギアをかぶっているのが特徴。長袖長ズボンが若干、パジャマの様にも見える天空闘技場200階クラスの闘士。原作,新アニメ以降は、車椅子を使っているが、旧アニメでは車椅子では無い(関連記事によると、ホバーバイクやスクーター(3輪で停車出来、足を付かなくて良いタイプの乗り物名)とされている)ものの、足を動かす描写は無い等 ある程度不自由そうに描かれているらしい。
性別:男性
放出系能力者。

声優
 旧:赤井田 良彦 (あかいだ よしひこ)
 新:会 一太郎 (あい いちたろう)

  • 200階クラスの洗礼により(歩けなくなったであろう事は、想像が付くが 原作での設定が無いまま「脊椎損傷による下半身不随」が公式設定として、定着しつつある。ただ、ムチを振るう上半身の動き、オーラバースト時の前のめりになる描写からして、足が動かないのであって、そこまで「重篤な設定」に見えない)特殊な車椅子に乗っている。新アニメでは、タイヤ部分が かなり大型の物になった。尚、立ち上がるシーンは、無いものの車椅子に座った状態からもキルア戦での感電後、床に寝かされている姿からも7頭程とそこそこの身長(175cm程)である事が分かる。

  • 「双頭の蛇(ツインスネイク)」という名前の“100万V(ボルト)の電流を流す事ができる2本のムチ”を武器として使用する(1本だと50万Vだが、元々は電気ムチでは無く、相手選手につかまれた=奪われた等で負けた経験でもあって電流を流せる仕様にした可能性がある)「単なるムチの機能」とネタにされがちだが、愛用品として(操作系能力者の様に)威力が上がっていた可能性は、否定出来ない。

  • ギド、サダソとは誘拐・脅迫の協力(共犯)関係にあった。(その件に関しては、筆者により3人組のリーダーについて、年配っぽい(脅迫慣れしている?)ギド…(なぜなのか、特に理由が述べられないまま…旧アニメのガイドブックでは明記されていた)主謀者は、サダソ…最後までねばったから、リールベルトなど)上下関係は、不明…ただ【なんとなくリールベルトが(ズシ誘拐の際の「サダソがズシを気絶させ、ギドがゴンを脅迫という流れ」の中、「ズシを運ぶ役」で「加担の仕方」や、フロアマスターへの執着っぷりが)指示役=主導権がある ように見える。】または3人は、ヒソカの子分と捉えている人もいる。確かに初登場シーンでは、関わりがありそうだったが単にヒソカから見て興味が無かったか…3人がヒソカの放つあのオーラをなんとも思わなかったか…うやむやにされた感がある。

  • 3人(ギド、サダソ、リールベルト)の内唯一、ゴンとキルアの両方と対戦するも、どちらにも敗れた(後述)。

  • 「洗礼」を受けた影響か、原作やアニメ新旧のいずれも自分の足で歩いた描写はない。 ただし、旧アニメでは「規制の都合で洗礼が、体にそれほど影響を与えていないような描写」で、車椅子では無く【なぜかホバーバイク…あるいは、スクーターと表記される乗り物(旧アニメではキルアに、おまると言われた)に跨がっているキャラ】になり、乗り物も異なる為、歩けるのではないか?と思われるが…「立ち歩くシーン」は、無い…ソファーでくつろぐシーンでは、足を組んでいたが「動かす描写」は無い…等原作への配慮があったが、妙に離れた所にあったのに違和感を覚えた人もいたとか)

最終戦績は、9戦4敗… フロアマスターへの執着は、強かったが失格になった後の事は、描かれていない。背骨をやられたとの考え方をしている人は「戦闘準備期間90日に治らないだろうから、リールベルトは天空闘技場に再登録していた状態で次は無い為、必死だったのでは?」とリールベルトが天空闘技場以外で再登場するに違いないと信じている。


技・戦い方
爆発的推進力(オーラバースト)
  • 溜めたオーラを車椅子(旧アニメ関連記事では、ホバーバイク,スクーター表記)後方から、一気に噴射し、その推進力で車椅子(旧アニメでは、ホバーバイク,スクーター)を移動させる 「リールベルト唯一の念による技」(放出系能力を移動に使う珍しいキャラクターとなっているがリールベルトにとっては、回避行動で大切な技)。とっさには、直進しか出来無い上、スピードが速すぎる為に、この技を使っている間は、振り落とされないよう(旧アニメでは、運転している様にしか見えないとの意見もあるが…)掴まる等、両手が使えなくなる為、ムチの攻撃ができない状況になるという欠点がある。尚、オーラを溜めるとの表現には、常に少しずつ溜めているというよりは、一瞬で乗り物にオーラを送り込んでいる印象…オーラ自体は、リールベルトと車椅子を包む様に描かれている為、もう車椅子が体の一部になっているという事なら、うなずけるが放出系の技を操作系の様に、愛用品を媒体にしている事になるので、再登場でもすれば乗り物を自由自在に操れるリールベルトが見られるのかも…(歩ける様になっていて欲しいファンと意見の分かれる所)。


双頭の蛇による二重唱
(ソングオブディフェンス)
  • ムチ:双頭の蛇(ツインスネイク)を常人には見切れない凄まじいスピードで振り回して攻撃する技(リールベルトの周りに唸るムチは、攻防一体)…この技で対戦相手を追い詰め、リングアウトに持ち込むのだという設定も…リールベルト自身の筋力による技で、念能力では無い。キルア戦を見る限り、ムチを振るう腕力はかなりあり、握力もかなりのはずだが…。

※旧アニメではムチを構える際『ツインスネイク!カモン!』と、当時としても懐かしいギャグをさけんでいた。
(元ネタ:カモン!レッドスネーク!)

尚、新アニメ版ではムチの先端の蛇達がまるで生き物のような動きで噛み付いて電流を流していた…。これを見て、かつて考察されていた「リールベルトが再登場すれば、ムチを本物の蛇の様に出来るのでは?」という操作系ネタがあったのを思い出す人も多いかも…。


双頭の蛇の正体(サンダースネイク)
  • ムチ:双頭の蛇(ツインスネイク)を掴まれた時の技。1本50万V…2本のムチから、合わせて100万Vの電流を流す技(その事を対戦相手に毎回説明しているのかは、不明だがキルアには、脅しも兼ねてか喜々として説明していた…)。正しくは、単にムチの機能である(キルア戦で最大出力にして(キルアに攻撃するも、盗られて使われ)自滅したり、簡単な操作の為 ゴンに奪われて(実際には攻撃されていないが、キルア戦のトラウマか 失神して)自滅したり…耐性の無い武器ゆえの4敗を期してしまう。ON・OFFのスイッチのみが付いているようだ)

  • 新アニメ版では、ゴン戦で失神した際立ち上がったとも捉えられる描写で、泡を噴いて倒れ込むシーンがある。


性格
  • ふだんは、無表情で大人しそうに見えるが武器(ムチ)を持つと豹変する印象。豹変時の笑顔は別人レベル。放出系の大雑把か自信家な一面も…(サダソの話だけではキルアの危険性を理解しないなど)

  • 旧アニメオリジナルシーンでは、リモコンの主導権からギドの部屋であろうソファーに足を組んでくつろいだ様子だったり、ガキ相手にビビってるんじゃないかとサダソを煽るなど尊大な印象がある。

  • 案外優しいのではないかと言われているのが、ズシを手荒に扱わ無かった件。気絶しているズシをひざに座らせている…それが1番不自然では無かったと言われれば、それまでなのだが。


口調
  • 一人称:オレ

  • 旧アニメ版では3人共「ガキ」と発言しているが原作ではリールベルトのみ口が悪い

  • 全体として見ると敵としては柔らかい口調なのだが、一部ファンから言われているのが“ギドがゴン君、サダソがゴンちゃんならリールベルトはゴンさんキルアさん=敬語キャラじゃないのかよ”(蟻編より前に言われていた事ではあるものの、さん付け)

  • 普通の事なのかも知れないが、キルア戦でイキナリ呼び捨てだった事もリールベルトの尊大な性格を印象付けているのかも


  • 旧アニメでファンが好きだと言うセリフに(噛みそうで噛まない)「講演に武術アドバイザー」というのがある。

  • 旧アニメでサダソが電話をかけて来るシーンでのオリジナルのセリフ「サダソ!どうした!?」が赤井田良彦氏の声では無いのではないかとの話があるが(ややハスキーになっていた為、別人に聞こえなくもないが)恐らく本人である(笑)

  • 因みにそのシーンで電話をかけて来たサダソが『リールベルトちゃん』と言ってくれれば最高だったというネタがある


  • 「た 頼む!!受けとめてくれ!!」そんな事言う敵キャラ初めて見たと言われる(リールベルトの代表的な)セリフ…この他にも気付いた人は多いだろうが、リールベルトのセリフは命令形が多い。その為、マフィアの息子説がある。偉そうな口調ゆえ。


その他
  • カイトと顔付きや体付きが似ているとの意見があり兄弟説があるが今の所、特に関係は語られていない。

  • 「新入り?」…これは、誰に向けた物だったのだろう?ゴンとキルアを見ての、一言…普通に考えれば、ゴンとキルアへの質問だが、サダソが答えている…行動を共にしている印象があるのだが、見た事があるかどうか曖昧だったのか…放出系独特の大雑把さか…


  • リールベルトの受けた洗礼について明言されないまま「背骨を傷め下半身不随」となっているが、頭部をぶつけた事により足が上手く動かせない(=立てない,歩けない)だけとの考察がある。これは、3人中2人が足に障害という展開をカブらせるだろうか?という考察なのだが、その為記憶力が曖昧な部分がありサダソに、ゴン達が新入りか尋ねた…というのは、あまりにもこじつけ過ぎだと叩かれていた。頭部へのダメージで性格が豹変する事は、ありうるがリールベルトは、そこまでシリアスなキャラクターでもないだろうとの意見も…

  • 洗礼は、滞在期間からカストロによる物という説が濃厚だが、リールベルトの細身の体格からして元々ムエタイのようなバトルスタイルだったのではとの考察から、カストロのダブルにより背後から攻撃を受けた可能性が高い…と、ヒソカvsカストロ戦が全てを物語っているとする(原作を見る限りヒソカと3人は関係がありそう派の)考察では言われている。

  • 新アニメでは顕著だが顔芸としてギャグ要員扱いされている。キルアと戦って生き残っているレアケースとも言えるがシリアスさは、一切無い(原作の感電後、床で伸びているシーンに至っては、目がバッテンである)


  • 見方によっては、ムチを構える際の腕を頭の後ろに回すシーンが、セクシーポーズに見えるとしてギャグ要員あるいは、サービスと捉えるファンも存在する。


  • 名前について…『リールベルト』の中にベリーと入っている為、カキン絡みの人物に野菜,果物の名前が入っている事から、王族(あるいはマフィア)絡みではとの考察がある。その場合、B.W号に乗船している可能性があり、死亡フラグと言われている。

  • 以前からリールベルトには【マフィアの息子説】があったのだが『偉そうな口調,尊大とも取れる態度』それと原作7巻のフロアマスターについて語るシーンで「こんな所に用は ない」と言っている点が妙だという考察。その前の回のサダソとカブろうと、富や名声についてはなしても良いはずが、単に自分の力だけで生きて行きたいようにも、とらえられる発言から『家が広いからワンフロアとかいらない価値観』の人なのでは?との考察から総合的にマフィア(あるいは金持ちの息子)説があった。当然のように、“リールベルトみたいな雑魚にそんな設定ある訳が無い”として叩かれていた。

  • 因みにリールベルトをマフィアの息子とする説には【二線者説】があり、“あのヘッドギアでその傷を隠している説”で…コチラも「冨樫が序盤にそんなの考えてる訳無ぇ」と否定的なバッシングを受けている。

  • ファンの中にはリールベルトがヘッドギアを外した姿(素顔?眉毛?)をみたい人と、そうでもない人がいるらしい。


  • 一部ファンのあいだではリールベルトの髪型は『猫草』と言われている。因みに赤井田良彦氏が演じた旧アニメ版リッポーは『パイナップル』と言われている。


  • H×Hの作者…冨樫義博作品:幽☆遊☆白書のファンからは美しい魔闘家鈴木から、ヒソカとリールベルトが作られたのではないか?との声がある。鈴木もリールベルトと同じく(?)顔芸キャラである。

  • 技名に関して、四神ネタ:天空闘技場の新キャラが4人だった為言われている考察…カストロの虎咬拳→白虎…ギドの竜巻独楽→青龍…)からリールベルトの「双頭」の蛇というムチの名前は、自らが持つ事で完成する意味だとして2匹の蛇の生えた亀:玄武を表しているという説なのだが、この説だとサダソが(消去法で)朱雀になってしまう為『サダソの技名うさぎ派』の人からやや嫌がられている。朱雀と入る技名では無く、復活や再生という表現になるのでカッコイイのだが…(干支ネタならカストロ→寅、ギド→辰、リールベルト→巳で、サダソは(消去法で)兎という漢字の入る技名という考察内容である)

  • 名前というと日本では『REELBELT』というスペルだが商品名にある事や実在する名前という事から海外では『RIEHLVELT』

 中国では『狸狽多』でリールベルト

  • 旧アニメのフランス語版のリールベルトの声優は(豹変を考えてか)異様にカッコイイ声でサダソは、いかにもアニメという声だが、ギドだけ(日本語版と)同じ人かな?と思う声である。


  • なぜか紫色に落ち着くが髪色が定まらないキャラクターでゲーム(幻のグリードアイランド)での金髪が好まれる中、カードダスで朱色など不思議なキャラクターでもある。

  • 新旧のアニメで唯一ほぼ、髪色の変わらないキャラだった(乗り物変わり過ぎw)


  • 『リールベルトは電気技の祖』などと冗談を言うとキルアのファンに大バッシングを受ける。他にも『リールベルトはキルアの師匠』などと、“電気を拷問の訓練としてしか認識していなかったキルアがG.I編で電気技や両手武器(ヨーヨー)使ったのリールベルトからヒントを得てだよね~w”なんて言おう物ならトラブる事も多いが、全くの冗談なので大目に見て欲しい…




ゲームでの活躍
  • 主に中ボスとして登場…旧アニメの頃は、すました表情のグラフィックが多かった。

  • 新アニメ以降、豹変した表情が使われる事が多くなり若干戦闘狂のようなポジションにされているのかも知れない。

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最終更新:2024年01月05日 14:03