軍事はもう凍結。ハンターネタで構想を交えるかも知れないけど。今は拷問作品を作ってる。
ロシア人、ウクライナ人への偏見有り。殆どが虐殺。ドスは漢字を使える設定、でもバカ。
ウクライナ人のモチーフはSTALKERというゲームから。
ブロロロロロロ…キキィ…!
「ここまでだったな!じゃあな旅人よ!」
「助かった。礼を言うよ。」
ブロロロロロロ…
背中にはドラグノフ、方にはAK-74を引っさげ、俺はヒッチハイクをして村までやってきた。
俺は旅をしている。目的は特にない。あるとすればゆっくりを狩ることぐらいだ。
ゆっくりというのは得てして愚かである。越冬の為の食料を食い漁り、越冬に失敗し死ぬか共食いを始める。
人間をゆっくりしていないという訳の分からない理由で見下し、甘味を要求する。
馬鹿揃いのゆっくりでも、ドスまりさという巨体のゆっくりがいる。
このゆっくりは大抵は長年の経験を生きて、死線を越えてきたであろうゆっくりだ。
ドススパークと言われる光線を放ち、その光線は木造家屋を灰にするほどの火力である。
だが、ドススパークは十秒前後のチャージ時間を必要とし、真っ直ぐにしか飛ばないという残念な点がある。
それだけならまだしも、ドス自身の口の大きさによって口径は左右され、更にはドススパーク発射に必要なキノコを噛み砕くことが必要なのだ。
まったく使えない武器であるが、ゆっくり達にとっては脅威となり大きさも相まって安心材料となる。
また、ゆっくりオーラという相手をゆっくりさせるというオーラも使える。
これによってゆっくり達からはゆっくりできると、殆どの場合群れの長として君臨する。
しかし、馬鹿なゆっくりの状態でドスになるゆっくりも多々いる。条約を結べと迫り、結ばなければ村や町を襲うと脅迫するのだ。
その協定の中身は甘味や食料をよこせ。ゆっくりを殺すな。野菜を独り占めするな。というか野菜は全部ゆっくり達の物だ。
という訳の分からない内容を人間達に突き付けてくる。
俺はこういったゆっくりを狩り、困っている人間から金を幾らか貰うという事で旅の資金等を調達している。
金を貰ったら、またどこかへ旅を続ける。俺はそんな生活をずっとおくっている。
ヒッチハイクでボロっちいトラックに乗せて貰った。ドライバーは人の良い運転手で、俺が降りるまでずっと喋りっぱなしだった。
俺は思いを馳せながら、村へと続く道を歩いた。
『湯栗村へようこそ!』
錆びだらけの看板に哀愁を覚えつつ、俺は村へと足を踏み入れる。
そこは木造家屋が建ち並ぶ住宅街だった。俺は通りすがった若い女性…お姉さんに声を掛ける。
「あの、すいません。」
「はい?あれ?あのぉ…ここの人じゃないですよね?どこから来たんですか?」
「ウクライナです。プリピャチの辺り。」
「へぇ~、そんなとこから来たんですか!…っとすいません、何か用があって声を掛けたんですよね。」
「はい、バーか飲み屋を探しています。」
「あ、でしたら向かいのあそこにバーがありますよ。」
「ありがとうございます。」
「あ、あの…ここへは何か用があって来たんですか?」
「用…いえ、特に用事は無いです。用事ができることはあるかもしれませんが。」
「?」
「何か頼まれごとをするかも知れないということです。」
俺は肩に下がったAK-74をお姉さんに見せると、お姉さんには銃は見えてなかったのだろうか…とても驚いた顔をされた。
「え!?あ、あのそれって…用事って…えええ!?」
「これは人に使いません。猪とかゆっくりとかに使うんです。」
「あ、ああ!な、なんだそうだったんですか!失礼しました!」
「いえ、ではここら辺で失礼させて頂きます。」
「あ、あの…」
俺は何かを問おうとするお姉さんに背中を向けて、バーへと歩いて行った。
カランコロン
木製の扉を開くと上部の鈴が音を立てた。店内を見回すと客はそれなりにいた。訳ありげな女性達、眉間に皺を寄せた男性達。
いずれも皆沈んだ面持ちで酒やつまみを煽っていた。俺が店に入ってきて、銃に視線を向けると目をギョッとさせて皆固まった。
この店のマスターがカウンター越しから、偉く縮こまった声を出した。
「いらっしゃい…ませ…」
「ウォッカが欲しい。」
「あ…かしこまりました…」
グラスにウォッカを注がれると俺は一気に飲み干した。
「…!」
やはり、いつ飲んでもこれはきつい。頭が痺れ、体がポカポカと温まってきた。
「…お客さん見ない顔ですね。」
「ええ、ウクライナから来ました。」
「ウクライナか…そんなとこから何でまた?」
「理由は特にありません。」
「そんな物騒な物を抱えて?」
「この銃は猪とゆっくりぐらいにしか使いません。人間には使ったりしませんよ。」
「ゆっくり…お客さんゆっくりを狩るのかい?」
「ええ、饅頭の恐喝から人間を守って、その人間からお金を頂く…そんなことをしています。」
他の客達が一斉にどよめいた。声が止むと一斉に視線がこちらへと集まる。なんとも飲みにくい席となった。
そんなことなど露知らずといった風にマスターが俺に声を掛ける。
「そりゃあよかった!俺達の村は農村でもあって、それで生計をやりくりしてるんだ。」
「…それで?」
「ちょっと前からゆっくり達が山からポツポツと降りてきて、俺達の野菜を食い荒らすんだ!そんなもんは当然出荷できないから金にならない…。」
「続けてください。」
「それだけならまだしも、この山にはドスがいたんだ。そのドスが一匹この前村に降りてきて協定を結べと言ってきたんだ…結ばないならこの村を襲うって。」
「食料を提供しろ。ゆっくりを殺すな。破った場合はゆっくり側が制裁する…そんな感じですか?」
「そうだ!あいつら調子に乗りやがって、かといって大群で来られちゃこの村もおしまいよ!仕方なく協定を結んだわけさ!」
「駆除しようとは考えませんでしたか?」
「そりゃあ考えたけどな、あのドスまりさとかいうデブにのし掛かられて一人骨折しちまったんだよ。しかも群れは大群でなぁ。」
「協定を破ったわけですが、どうなったんですか?」
「より多くの食料提供をしろと迫られたさ。当然断れる筈もなく…。」
「なるほど…それで私に協力して欲しいと?」
「そうそう!兄さんに協力して欲しいんだよ!もちろん金は出すからさ!」
「分かりました。協力しましょう。」
「そうこなくっちゃ!」
俺はゆっくりの駆除を行うことを約束した。ウォッカをもう一杯飲み終えて、会計を済ませようとするとマスターが奢ると言って聞かないのでその通りにさせて貰った。
ついでにマスターから宿の場所を聞き出すと、どこかへと電話を掛けた後に場所を教えて貰った。教えて貰った場所に行くとそこは民宿だった。
「ようこそいらっしゃいませ!ああ、お客様がそうなのですね。ささ、上がってくださいませ!」
この女将、やたらハイテンションだ。
「あの、元気がいいですけど何かあったんですか?」
「あら!ゆっくりを駆除してくれるんでしょ!そりゃ嬉しくなりますよ!お代は結構ですから、ゆっくりしていってくださいね!」
俺は部屋に押し込まれた。畳の部屋でバスルーム、TVに冷蔵庫もあった。それとなくTVを点けるとニュース番組を放映していた。
『またしても、ドスも混じったゆっくり達が人間に餌を要求するという事件が相次いでます。』
どこもかしこも同じ状況らしい。俺はTVを消して冷蔵庫にあったコーラを飲んで寝た。
朝を迎えた。さて、行こう…仕事だ。民宿を出ると軽トラックが俺を待ち構えていた。
「あんた、山に行くんだろ?ゆっくりを駆除してくれるんだって?連れてってやるよ!」
「ああ、ありがとう。」
ブロロロロロロ…
山へと続く道を軽トラックが走る。最中、目の前に複数の赤ゆっくりが転がってきた。
「ゆ~んとっちぇもゆっくちできりゅよ~」
「きょーりょきょーりょ!」
「ゆっくち~♪きょーろきょ~ろ♪」
「ゆゆーん!れいむのおちびちゃんたちとってもゆっくりしてるよ!」
「まりさたちのあかちゃんかわいいね!ゆっくりしていってね!」
「「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」」」
「うっせー馬鹿野郎!ミンチになって死にやがれ!あほんだら!」
ブウウウウウウウウウ
「ゆぴゅぅ!」
「ゆっ!」
「みゃっ!」
ビチャビチャビチャ
おっさんの軽トラが赤ゆ達を轢いて潰した。
「「お、おちびちゃん!?」」
ピーピーピーグチョグチョグチョ
既に死んだ赤ゆっくりをバックで再度轢いて行くおっさん。そして軽トラを止めて親ゆっくり達に顔を向けた。
「れいぶのおぢびじゃんがどぼぢでえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」
「ゆああああああああああああああああああああああああああ!!まりさのおちびちゃんがあああああああああああああああ!!!」
「てめぇらの赤ゆっくりは皆殺しにしてやったよ!ゆっくりしすぎなんだよ!ケッ!」
「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ばりざのおぢびぢゃんがえぜえええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
おっさんが軽トラから降りて、まりさを蹴り始めた。
ボスッ
「ゆぼっ!?」
「ば、ばりざああああああああああああああああああああああ!?」
ボスッ
「ゆぼっ!」
「やべでえええええええええええええええええええええええええええ!!!」
ボスッ!!
「ゆぐぅっ!!」
「やめでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
「誰がやめるかよ糞袋が。」
「ゆごっ!ゆぐっ!…ぐっ!…ぎょ、ぎょうていざんをわずれだの…ぼっ!…ゆっぐじぜいざいざれるんだよ…ぶべっ!」
「ばりざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「協定?協定なんざとっくに無効なんだよアホが。あんな一方的な協定なんか通じるわけねーだろアホ、バカ。」
「ど、どぼぢでゆげぼっ!!ば、ばりざのおべべがああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「どぼぢでごんなひどいごどずるぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
「死ね!死ね!死ねやカス!」
「ゆぼっ!ゆぐべっ!ゆぎびゃっ!ば、ばりざがずじゃない…べびゃ!…ば、ばりひゃのはしゃんぎゃあ…もっひょゆっぐひひははっは…」
「何がゆひはっはだよ。死ねやオラァァァァァァ!!!」
「ぼべええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
「ばりざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
俺は軽トラの中から、蹴られて片目が潰れて破けた皮から餡子が飛び散りボロボロになるまりさをじっと見ていたが、番のれいむは叫ぶだけで体当たりも何もしてなかった。愚かだ。
「次はてめぇだ糞れいむ。」
「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああ!!!やめてえええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
おっさんはれいむを掴み上げて軽トラの荷台の側面に何度も叩きつけた。
バンッ!
「ゆぼおっ!!いだいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!やべでえええええええええええええええええええええええ!!!」
ボンッ!!
「ゆばっ!!!!でいむがわるがっだでずぅ!!だがらやべでええええええええええええええ!!!」
「今更遅いんだよ!トリャッ!」
「ぶべっ!ぶえっ!ゆぐべっ!やべぶぼっ!ゆっゆっゆっゆっ…もっどゆっぐ…」
「ふん!死ぬの早すぎじゃボケ!」
餡子を口から吐き出しながら、平べったい顔になったれいむを道の傍らに投げ捨てるとおっさんは軽トラに戻って運転を再開した。
ブロロロロロロ
「いや、すまんな。積年の恨みが云々って奴だ。」
「分かります。」
途中、おっさんはジグザグに車を走らせて道でゆっくりしているゆっくり達を意図的に轢き殺していった。
ブウウウウウウウウウウウン
「ゆゆーん!まりさとってもゆっくびぎぇぇ!!」
「れいぶううううううううううううううううううううううう!?」
「ゆ゙っ…ゆ゙っ…ゆ゙っ…ゆ゙っ…ゆ゙っ…ゆ゙っ…ゆ゙っ…」
「じんぢゃだめええええええええええええええええええええええええええ!!!」
「わかるよー とってもゆっくりできブウウウウウウンビチャ わぎゃああああああああああああああ!!!!ぢぇんのじっぼがあああああああああああ!!!わがらないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ゆわーい!ちょっちぇもゆっくちできりゅよ!」
「おひしゃましゃんでぽ~きゃぽ~きゃできりゅよ~!」
「おちびちゃんゆっくりしていってね!」
「「ゆっきゅりしちぇブウウウウウウウウウぶぴゃあっ!!!」
「…ゆ?どうしてれいむのおかおさんにあまあまさんがかかってるの?ゆ?…ゆわああああああああああああああああああああああ!!!れいぶのおぢびぢゃんがあああああああああああああああああああ!!!!」
「ゆふぅ…たべすぎちゃったわ!とかいはなありすはだいえっとよ!ブオオオオオオオオオン バンッ! ゆべっ!! ブウウウウウウン… ゆっ…ゆっ…ゆっ…ありずぼっど…」
「ひゃはははははは!楽しいぞ!三郎人生48年目!久々に楽しいぞい!」
「あの、轢いてばっかりいないでまじめに運転してくれませんか。」
「あ、はい。すんません…。」
ブロロロロロロ…
ようやく麓まで辿り着いて、おっさんと別れた。俺が降りてくるまで待ってくれるそうだ。
「ゆ!じじいはこんなとこでなにしてんだぜ!ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなんだぜ!」
「ハーッ…あ?何か言ったか?」
「ここはまりさたちのゆっくりぷ ジュッ ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!」
「ああ、めんごめんご!まりさちゃんの顔がブサイクすぎて灰皿と間違えちゃったよ!」
「いだいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!じじいはゆっぐりじないでじぶべりょばあっ!!!!!!」
「まったしてもめんごめんごぉ!今度はサッカーボールと間違えちゃったよ。それもこれもまりさちゃんがブサイクなせいだね。」
「ばりざぶじゃいくじゃなびいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!ゆびろおおおおおおおお!!!」
「ジュビロ?」
後ろから悲鳴やら何やら聞こえてきたが、無視して山へと進む。木々が生い茂り視界も足下もかなり悪い。
ある程度進んだところで、ゆっくりの家族が何やら騒いでいた。
「ゆゆー!おちびちゃんあんまりとおくへいっちゃだめだよ!」
「「「ゆっくちりかいちちゃよ!!」」」
「まりさはおひるねしてていいよ!おちびちゃんはれいむがみてあげるよ!」
「ゆゆ!れいむありがとう!」
「おとうしゃんねちゃうにょ?」
「おちょうしゃんちょあちょびちゃかっちゃ…」
「ちょうちょしゃんまっちぇ~!」
「ゆっくりしていってね!」
「「ゆっくりしていってね!」」
「「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」」」
「ゆ!?にんげんさん!?」
「にんげんさんがなんでここにいるの?」
「ゆゆ!にんげんしゃんいちゅみょおいちいごはんしゃんありがちょう!」
「ちょっちぇもおいちかっちゃよ!」
「しあわしぇー!できちゃよ!とっちぇもゆっくちできちゃよ!にんげんしゃんありがちょうにぇ!」
「いえいえ、どういたしまして。所で協定が無効になって君たちは今すぐ死ぬことになってるんだけど知ってた?」
「「ゆ゙っ!?」」
「「「ゆぅ~?」」」
「君たち今まで野菜を食べてこなかったかい?」
「ゆ?おやさいさんいっぱいたべてきたよ?」
「むーしゃむーしゃできるかられいむたちはおちびちゃんをつくったんだよ?」
「ああ、その野菜は人間が暮らしていく為に作ってきたんだけど、ドスが脅してきたから仕方なく渡すことになったんだよ。それが協定なんだけどね。」
「ゆ?それがどうしたの?」
「れいむさっぱりわからないよ…」
「「「ゆわーい!ゆわーい!きょーりょきょーりょ♪」」」
「それでね、君たちが余りにも多くの野菜を奪い取るものだから人間達は凄く怒ってるんだ。それで君達もドスも皆殺しにしてしまうことになったんだよ。」
「な、なにいってるの!?きょうていさんにいはんしてるでしょ!!」
「そうだよ!れいむたちはゆっくりしたいだけなんだよ!それにどすをたおすことはにんげんさんにもできないよ!」
「「「なんぢぇおきゃあしゃんたちおきょっちぇるにょ?」」」
「なんでもないよ!おちびちゃんはゆっくりしていってね!」
「「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!」」」
「人間達が君達のせいでゆっくりできないとは考えなかったのか?」
「「ゆ?」」
「何で人間から野菜を貰おうと考えたんだ?」
「ゆ~?ふしぎなにんげんさんだね!」
「まりさたちのむれはごはんさんがとれなくなったからにんげんさんにしょくりょうをもらうことになったんだよ。」
「それは、君達が後先考えず沢山の餌を狩ったせいで無くなったんだよね?すっきりし過ぎて赤子が沢山増えたのも原因だよね?悪いとは思わないの?」
「ゆっくりするためなんだからぜんぜんわるくないよ!」
「君達のせいで人間達がゆっくりできなくなっても?」
「ゆ…それは…」
俺は頃合いと見て、赤まりさを足で潰した。
「ぴぎっ!!」
「「きょーりょきょー…ゆ?」」
「ゆ、ゆわあああああああああああああああああああああ!!!おちびちゃんがああああああああああああああああああああ!!!!」
「で、でいむのおちびぢゃんがどぼぢでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」
「ゆわああああああああああああああああああああああ!!!おにぇえしゃんへんじちちぇえええええええええええええええええええええええ!!」
「おにぇえしゃん?おにぇえしゃん?おにぇえしゃああああああああああああああああああああああああああゆぎゅっ!!!!」
小さな餡子の染みと、土で黒く汚れた皮がペラリと地面に張り付いていた。親子は長女の赤まりさに向けて絶叫していた。
絶叫する最中、俺はもう一匹の赤まりさの背中を踏み潰した。ちょうど体が半分になるぐらいに。
「ゆっ…ゆっ…ゆっ…」
「れいみゅのいもうちょぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「ゆわあああああああああああああああああああああああああああ!!!ばでぃざにぞっぐじのおぢびぢゃんがあああああああああああああああああ!!!」
「れいぶの…!れいぶのおぢび…!おぢびぢゃんがあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「黙れ。」
「「「ゆ゙っ!!」」」
「いいか、赤子は死んだ。俺が殺したからな。」
「どぼぢで「黙れ」ゆっ…」
「いいか、お前らにチャンスを与える。お前らがドス達の居場所を教えてくれるなら最後の赤子を、この赤れいむを殺したりはしない。勿論お前達もだ。」
「ゆぐっ…どぼぢで…」
「ゆわあああああああああああああああああああああん!!!れいみゅちゅびゅしゃれちゃくにゃいよおおおおおおおおおおおおおおおお!!もっちょゆっくちしちゃいよおおおおおおおおおおお!!」
「おぢびぢゃんだいじょうぶだよ!おがあぢゃんがゆっぐじばもっであげるがらね…」
「ここからが重要な話しだ。居場所を言わなかったり、嘘を教えたりしてもお前らを殺す。」
「ゆっぐじ…ゆっぐじいうよ…」
「ば、ばりざぁ…」
「おちょうしゃんたしゅけちぇえええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
「おい、あんまりうるさくすると関係なく殺すぞ。」
「ゆぎぃ!?ゆっぐぢりがいしぢゃよ…」
「さあ、言うんだ。」
「ど、どずは…どずはあっぢのどうぐづにずんでるよ…ほんどうだよ…だがらばりざだぢをゆっぐじざぜでね…」
「あっちって、こっちの方向か?」
「ぞうだよ…ぞっぢだよ…ぞっぢにずずむどおひざまがぼがぼがのゆっぐじぶれいずがあるよ゙…ぞごにどずはいる゙よ…」
「そうか、分かった。でも嘘だと困るからな、お前らは事が済むまで家の中に閉じ込めておく…家はここか?」
俺は腐った木の根もとに開いた洞のような穴蔵に指を指した。
「ぞ、ぞうだよ…ごごがばりざだぢのおう゛ぢざんだよ…おぢびぢゃんだぢどゆっぐじずるおう゛ぢ…ゆぐっ…」
「ば、ばりざぁ…ゆっぐじ…ゆっぐじじでね…まだでいむににだおぢびぢゃんがいるよ…」
「おちょうしゃん…おきゃあしゃん…ゆっくちゆっくち…」
「茶番なんぞせずに、さっさと家に入れ。入らんなら殺すぞ。」
「ゆっぐぢりがいじだよ…」
「ずーりずーり…」
「じゅーり…じゅーり…ゆぐっ…」
穴蔵に親子が死んだ子供の飾りを口に咥えて入っていったところで、俺は手で土を掻き集めゆっくりには動かすことが出来ないように木の枝を何本か地面に固定して牢屋のようにした。
「ゆっぐじでられなぐなっだよ…」
「ばりざ…だいじょうぶだよ…でいむだぢうぞづいでないがらごろざれないよ…ぎっどだじでぐれるよ…」
「ゆぐっ…ゆぐっ…ゆえええええええええええええええええええええええええええええん!」
「おぢびぢゃんゆっぐぢおぢづいでね…」
茶番を見届けて俺はドスまりさ達がいるであろう、方角に向かって歩みを進めた。
「お日様がポカポカのゆっくりプレイス…洞窟にドスまりさ達が住んでいる…開けた場所ってことだろうか?狙撃にはもってこいだな。」
それにしても先程のゆっくり一家は非常にゆっくりしていたし、礼儀もなっていた。そういうゆっくりの子供を殺すのは少しばかりの良心が咎める。あいつらは帰り際にちゃんと解放してやるか。
少し進んで開けた場所が目の前に出てきた。
「ゆ~?にんげんさんここでなにやぶぎゃぁっ!ゆっゆっ…もっとゆっく…」
間抜け面のちぇんが足下で声を掛けてきたので、問答無用で潰した。俺は開けた場所からある程度下がって、ドラグノフのスコープで周囲を確認した。
ゆっくりは…いない。先程の親子の情報は嘘だったのか?俺がそう思ってると洞窟から図体のでかいまりさが、ドスまりさが出てきた。
「ゆゆーん!今日はとっても気持ちいいよ!みんなゆっくりしていってね!」
「「「「「「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」」」」」」
ドスの影に隠れるように、後ろからゾロゾロと大量のゆっくりが出てきた。なるほど、洞窟に皆が集まってただけで情報は正しかったわけか。
しかし、この群れのゆっくりは数も多いが種類も割と豊富だな…群れになると必然的にそうなるのだろうか?
れいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇん…流石にめーりんはいないらしい。
俺は伏せの姿勢になり、ドラグノフを構えて照準をドスまりさの左目に向けた。風もなく、それほど遠いわけでもない距離。動きも鈍いゆっくりだ。当てるのは造作もないことだ。
俺はトリガーを引いた。
バンッ!
ベシャ
「ゆがああああああああああああああああああああああ!!どずのおべべがあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「どずううううううううううううううううううう!?どうじだのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「やべでええええええええええええええええええええええええ!!あばれないでどずうううううううううううううううううううう!!」
「いやああああああああああああああああああああああ!!ごっぢごないでえええええええええええええぶびゅおおおおおおおおおお!!!」
「ゆんやああああああああああああああああああああああああああああ!!どぼぢでごんなごどずるびょぼぉっ!!」
「「こっちこないでえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」」
「わがらないよ゙ー!!わ、わぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「助けでえええええええええええええええ!!どずのおべべをなおじでえええええええええええええええええ!!」
「むぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ぱちゅのせなかふまないでええええええええええええ!!!えれえれえれ…」
片目を負傷しただけで、阿鼻叫喚の事態となりパニックに陥ったドスがバンバン跳ね回り周囲のゆっくりをベシャベシャと潰して回ってる。
…俺は本当に必要だったのか?そんな風に思ってると、ゆっくりみょんがドスに向けて顔を真っ赤にして怒っていた。
「どうしてこんなことするんだみょん!おまえなんかもうどすじゃないみょん!」
「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「うるさいみょん!さっきからはねまわってみんなをころしてるくせにどすなんかなのるんじゃないみょん!」
「ゆ゙っ!?ゆ、ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!!どぼぢでみんな潰れてるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
「おまえがやったんじゃないかみょん!!」
「うるざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!どずに逆らうゲスは死゙ねえええええええええええええええええええええええええ!!!!」
グシャ「みょびゅっ!!!」
「ゆっふん!いい気味だよ!ドスはみんなのドスで、みんなをゆっくりさせる為に頑張ってるんだよ!…ゆ?…ど、どぼぢで左が見えないのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
抗議していたみょんを潰したこのドスまりさ、アホの極みだ。俺はアホに残された右目に向けて照準を向ける。
「わかるよー!あっちににんげんがいるんだよ!」
「「「「「「「「「「「ゆ!?」」」」」」」」」」」
「この糞人間!ドスの左目を潰したのはお前かああああああああああああああああああああ!!!」
「おばえのぜいでびんなじんだんだああああああああああああああああああ!!ぐぞじじいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
見つかってしまったので、俺はドラグノフを構えるのを止めると今度はAK-74をコッキングレバーを引いて構えた。カチャッ 小気味の良い音がした。
「ゆっぐりじないで殺せええええええええええええええええええええええええええ!!!」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「ゆおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」」」」」」」」」」」」」
ババババババババババババババババババババババ!!!!
「ゆぎょっ!」 「ゆびゃっ!」 「ゆべええええええええ!!」 「ゆんやああああああああ!!!!」 「ゆぎゃびっ…ばりざのあんよがあああああああああああ!!!」
「いやああああああああああ!!れいむおうちにかえどぅぐっ!!?」「ゆっゆっゆっ…」「まっぐらだよおおおおおおおおお!!みんなどごなのおおおおおおおお!?」
「わがががががががが…もっど…わがらながっだ…」「ぢぇええええええええええええええええん!!」「えれえれえれ…」「あでぃずのべにべにがえじでえええええええええええ!!」
「ゆんやああああああああああああああああ!!ばりざじにだぐないいいいいいいいいいいいい!!!」「ばりざどごいぐのおおおおおおおおおおおゆびょおおお!!!」
「ゆぎゃああああああああああああ!!おいでがないでえええええええええええ!!」「どぼぢでびんなにげるのおおおおおおおおおおおお!!!」
「ばでぃざがわるいでじょおおおおおおおおおおおおおお!!」「にんげんざんはよわ゙いんじゃながっだのがどずうううううううううううううううう!!!」
「んほおおおおおおおおおおおおおお!!!どぼでべにべにがらあでぃずのながみがででぐるのおおおおおおおおおおお!?」
「ゆわあああああああああああああ!!れいぶにんじんじじゃっだああああああああああ!!なんでえええええええええええええええええ!!!?」
「れいばーはじねええええええええええええええ!!」「ゆぼっ!!がっでにでてぐるんだがらじがだないでじょおおおおおおおおお!?」「ゆぎゃああああああああああ!!」
「ゆわあああああああああああ!!やべでええええええええええええええ!!」「ばんばんさんゆっぐじでぎないいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「ゆぎゃあああああああああああああああ!!」「えれえれえれ」「ぢんぼおおおおおおおおおおおおお!!」「もっどゆっぐ…」「じんじゃだめえええええええええ!!!」
グシャッ!ビショッ!バババ!と銃声とゆっくり達が弾の回転運動によって弾ける音がする…もちろん悲鳴も。
カチカチカチ…弾が切れたようだ。俺はマガジンを引き抜いて交換しコッキングレバーを引く。
「どすううううううう!!いまだよおおおおおおおおお!!どすすぱーくだよおおおおおおおおおおおおお!!」
「ゆ!分かったよ!むーしゃむーしゃむーしゃむーしゃ…」
「ゆっぐりじずぎでじょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「はやぐうでばがああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「仕方ないでしょおおおおおおおおおおおおお!!むーしゃむーしゃ…ドススパーク!」
ドススパークが放たれ、眩い閃光が辺りを包み辺りを燃やし尽くした。
俺の隣の被弾ゆっくり達がいる方向に向かって。
「「「「「「「「「「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」
「ゆげえええええええええええええええ!!!」「どぼぢでごっぢにうづのばがあああああああああああああああああああああああ!!」「ゆぐり…」
「あづいいいいいいいいいいいいい!!だれがだずげでええええええええええええええ!!」「ごっぢごないでええええええええええ…ゆやああああああああああああああああああ!!!」
「どぼぢでばりざのおぼうじがぼえでるぼおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」「あづいいいいいいいいいいい!!あんよざんうごいでええええええええええええええ!!」
「ぼ、ぼっどゆっぐ…じだが…」「ゆんやあああああああああああああああああああ!!!」「わがらばびいいいいいいいいいいいいいいいい!!!ぢぇんのおぼうじのひさんをけじでええええええええええええ!!」
「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおお!?」「もっどおちびちゃんゆっくじ…」「でいぶううううううううう!!じなないでえええええええええええ!!!」
「あぢゅい!あぢゅいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」「ばりずのべにべにがなんでもえでるのおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「ゆふふ…ゆふふ…」「ゆんやああああああああああああ!!!まりざがごばれぢゃっだああああああああああ!!」「みょおおおおおおおおおおおおおおおん!!!」
「らんしゃまたしゅけてえええええええええええええええええええええええ!!!」「らんなんかいないでじょおおおおおおおおおおおおおお!!げんじつみてよおおおおおおおおおお!!!」
弾丸のみならず、ドススパークまでも被弾したゆっくりの大半は焦げたパンのように、黒炭となって死に絶えた。
残ったゆっくりも火が付いて暴れ回り、他のゆっくりに延焼させて大パニック。悲鳴と怒号が飛び交い大パニックは超パニックとなった。
俺がドススパークを受けなかったのは、単純に避けようとゆっくりと横に移動しただけだ。何も特別なことはしていない。冒頭で言ったとおりドススパークは欠陥兵器なのだ。
「どうぢでにんげんにむげでうだないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
「うらぎりぼのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「やぐだだずううううううううううううううううううううううううううううううううう!」
「ドススパークはこういうものなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!わがままいわないでえええええええええええええええ!!!」
ドスと取り巻きが揉め始めたようだ。こっちのことなど眼中にないらしい。チャンス到来と思い俺は手榴弾のピンを引き抜いて握りしめたままドスに向かって叫んだ。
「おーい!役立たずのドス紛いの糞デブまりさぁ~!」
「どずはデブじゃないいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
叫んでるドスの口に向かって手榴弾を投擲(とうてき)した。
「ゆぐっ…ごくん……ゆわあああああああああああ!!なにこれえええええええええ!!?ゆばびょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ど、どずううううううううううううううううううううううううううううううううううう!?
「どずがばぐはづじじゃっだあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「みょーん!なんでだみょおおおおおおおおおおおおおおおおん!?」
「わがらないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!どずのあんござんゆっぐじぢぇんのがおからどいてね!…どいてっていってるのにいいいいいいいいいい!!!」
「ちんぽぉ…あさだち…なういむすこ…ちゃーはん…」
「どぼぢでどずがぐちゃぐちゃになっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「どがいはなどずがあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
手榴弾がドスの口から体内に入り込み、爆発した。ドスの体から一瞬、閃光が垣間見えたと思うと中身の生臭い餡子と共に爆散した。
餡子が周囲のゆっくりに降りかかり再びパニックに陥る。他のゆっくりは殆ど死に、生きていてもあと一時間とない命の者ばかり。俺を邪魔するゆっくりはいなかった。
ババババババババババババ!!!!
「ゆび!」「ゆばびょっ!」「びょぉん!?」「わががばびゅっ!」「ぢーんぼっ!!!?」「ゆびびゃっ!!!」「どどどどどどがいはぁっ!!」
取り巻きを撃ち殺して、洞窟の中へと足を踏み入れていった…。
中はそれなりに広いようで、手前に二つ、奥に二つ、更に奥に一つの穴が開いていた。恐らく部屋として割り振ってるのだろう。俺は手前の左側の穴へと入っていった。
「おちびちゃんしーっだよ…!」
「「「ゆぐっゆぐっ…きょわいよー…」
「こわいのはわかるよ…でもしずかにしてなくちゃいけないよ…!ゆっくりりかいしてね…!」
「「「ゆっくちりかいしちゃよ…」」」
「「「「「しょろーり…しょろーり…」」」」」
「れいみゅまぢゃしにちゃくにゃいよ…」
「だいじょうぶだっていってるでしょ…!れいむおばさんがいるからだいじょうぶだよ!」
「ゆっくち…おばしゃんありがちょう…」
「ゆぐっゆぐぅ…」
「まりしゃ!ないちゃらめぢゃよ!ゆっくちがみゃんしようにぇ!」
「れいみゅおにぇえしゃんありがちょう…」
「おちびちゃんたちとってもとかいはね…そのちょうしでしずかにしてましょうね…」
「わかるよー…おちついたらちぇんがいっぱいあそんであげるからしずかにねー…」
ここは育児部屋とでも言うのだろうか、子守と思われる数匹のゆっくりと大量の赤ゆがひしめいていた。
「あのー、声を潜めてるつもりなの?バレバレなんだけど…」
「「「「「「「「「「「「「「「「「「「ゆ゙っ!!!?」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
「ど、どぼぢでにんげんざんがごごにいるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
「どずは!?どずがやっづげでぐれる゙んじゃないのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「「「ゆんやあああああああああああああああ!!きょわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」」」
「おちびちゃん!れいむおばさんのくちにかくれてね!」
「「「「きょわいよー!きょわいよー!れいみゅおばしゃんまもっちぇえええええええええ!!!」」」」
「ゆぐ…ゆぐ…こ、これでおちびちゃんはあんしんだよ!」
「どぼちちぇありしゅをいれちぇくれにゃいにょおおおおおおおおおおお!!?」
「れ、れいぶおばざんのぐぢのながはいっぱいいっぱいなんだよ…ゆっぐりりがいじでね…」
「やぢゃああああああああああああああああ!!ありしゅしにちゃくにゃいよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ゆ!だ、だいじょうぶだよ!ちぇんがまもってあげるからね!だいじょうぶだよ!ゆっくりしていってね!」
「ゆっくちできりゅきゃばきゃやりょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!ゆんやあああああああああああああああああああ!!!」
「お、おちびちゃん…」
「あのさ、口に入れようが入れまいがお前らまとめて死ぬよ。」
「ど、どぼぢで!?」
「なんじぇええええええええええええええええええ!?」
「お前らが余りにも野菜を取りすぎて人間達が困ってるの。んで、反省の色が無いから人間達は怒ってお前らを皆殺しにすることにしたの。協定も無効になったよ。」
「なんでぞうなるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
「れいみゅたちはゆっくちしちゃかっちゃだけにゃにょにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「「「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」
「おやさいさんはかってにはえてくるものでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「わかるよー!にんげんさんがかってにひとりじめしてたのがわるいんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「じゃあ今現在、お前らが独り占めしてる結果になってるんだけどどういうこと?」
「「ゆ゙っ!?そ、それは…」」
「言わなくていいよ。じゃあ永遠にゆっくりしていってね…。」
「「やべ、やべでええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」」
手榴弾を二つ、ピンを引き抜いて奴等に向かって投げた。俺はそそくさと穴蔵から退避。
ドゴオオオオオオオオオオ ユギャァ オオオオオオオオオオオオオオオオオ ユ オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!
吹っ飛ばされる際の悲鳴を聞いたかも知れないが、爆音に揉み消されて聞こえなくなった。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
育児部屋は爆発によって崩壊し、入ることも出ることも出来なくなった。この洞窟自体はまだ大丈夫なようだが…。俺は手前右の穴蔵にズカズカと入っていった。
「「「「「「「「「「「ゆ゙ーっ!!ゆ゙ぅー!!!」」」」」」」」」」」
「れいむもうちょっとだよ!がんばってね!」
「ひっひっゆー!ひっひっゆー!」
「ゆ!あかちゃんもうすぐうまれるよ!」
「ゆ、ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」
「かわいいありすのおちびちゃんよおおおお!!」
「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」
「うばれどぅううううううううううううううううううう!!!」
「ゆっ!まりさがうけとめゆぼべっ!」「ゆべっ!」
「ゆ…ゆっくちしちぇいっちぇにぇ…い、いちゃいよお…」
「お、おちびちゃんゆっぐりうばれでぎだね…ゆっぐじじでいっでね…いだいぃ…」
「ゆっくち!ゆっくち!」
さっきの部屋が育児室ならこっちは出産室といったところか。大量の妊娠したゆっくりと番や助産師と思われるゆっくりが居た。
「ゆ!?な、なんでにんげんさんがここにいるの!?ど、どすは!?」
「ゆぐぐぐぐ…ばりざぁ…でいぶのあがぢゃんがうばれるがらうげどめで…」
ポンッ
バババ
「ゆぴゃぴぃ!!!」
れいむのまむまむから赤れいむが飛び出たところを俺のAK-74で撃墜してやった。ビシャビシャと飛び散った餡子がれいむとまりさの顔に降りかかる。
「…ゆわああああああああああああああああああああ!!!れいむのおちびぢゃんがああああああああああああああああああああああ!!!」
「ど、どぼぢゆぎぎぎ…だ、だめだよあがぢゃん…いばうばれだら…」
ポンッ
「ゆっきゅりしちぇバババゆぴゃぴぎょぉ!!」
ビチャビチャ
「ゆ、ゆわあああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「ゆんやああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「「「「「「ゆ゙っ!?どぼぢでにんげんざんがいるのおおおおおおおおおおおおおおお!?なんでおちびちゃんがしんでるのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!?」
ババババババババババババ!!!!
「ゆぴゃぴぃ!」「ゆびぼべっ!」「ゆげろびゃっ!」「わぎゃがっ!!」「だめええええええええ!!うばれないでえええびびゅ!!」
「わがらないよおおおおおおおおおおお!!うばれぢゃいげあぎゃぎいいいい!!!」「ぼっどあがぢゃんうびだがっだ…」「ゆぎゃあああああああ!!」
「おきゃあしゃんちにゃにゃいぢぇびぇりょぉ!!!」「むぎょびゃっ!」「ばぢゅでぃじなないでええええええみぎゃっ!!!」
「ごんなのどがいはじゃなびいいいいいいいいいいい!!!」「うべりゃああ!!」「あああああああ!!ばでぃざのあがぢゃんがどぼぢでえええええええ!みぎゃ!!」
「あでぃずのおぢびぢゃんへんじじでええええええええええええええ!!!」「…もっちょちゅっきり…」「いやああああああああああああああ!!びりゃっ!!」
「ゆびょおおおおおおおおおおおおおおお!!!いだいよおおおおおおおおおおおおお!!!」「どぼぢででいぶのばむばむざんがらおちびぢゃんじゃなくであんござんがででぐるのおお!!?」
「ゆんやあああああああああ!!まりちゃにげりゅうううううゆぴゅしっ!!!」「いやああああああああああああああああ!!!れいむのあかちゃんがあああああああああああああ!!!」
「やべでえええええええええええええええ!!ぐぎざんうだだいでええええええええええ!!!」「「「「…ゅ…」」」」「しんじゃだめええええええええええええええええええ!!!ぼべっ!」
「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!!」「おぢびぢゃんはちぇんのおぐじにがぐれでね…!」「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!!」」「ゆんやああああああああああああ!!」
「わぎゃぎゃ!!!…わぎゃああああああああああああああ!!おぢびぢゃんがぢぇんのおぐぢでじんでるうううううううううう!!なんでええええええええええええええええ!!あびょぉ!!」
「みょみょびゃ!!!」「むぎょおおおおおおおおおお!!!ばぢゅでぃのがじごいあがぢゃんがあああああああああああ!!!」「「「もっちょむっきゅぴゃりょぴぇっ!!!!!」」」
「「「「「「「「「「「「「「「もっど…ゆっぐ…」」」」」」」」」」」」」」」」
30発でここまで殺せるものなのか。ゆっくりというものは非常に脆く無意味だ。
痙攣しているゆっくりと中身をぶちまけ鉛玉がめり込んだ皮を後に次の部屋を探索する。
奥の二部屋を捜索したが、藁やら草やらが敷き詰められているだけで何もなかった。
だが、何か怪しい雰囲気を感じたので二部屋の藁にライターで火を点けた。ゴウゴウと火の手は大きくなっていく。
「…あぢゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!えれえれえれ…」
「むぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「「もっど…」」
火達磨になったぱちゅりーが二匹出てきただけで、後は特に何もなかった。
一番奥の部屋は食料庫で、つまみ食いをするクズゆっくりがいたのか殆どが囓られてダメになってる。食料庫も爆破した。
俺は洞窟を後にして山を下りるべく、歩みを進めた。途中、最初に出会った親子を閉じ込めた場所に寄る。
「だじでええええええええええええええええ!」
「ゆっぐじざぜでええええええええええええええええええええええ!!!」
「ゆっくち…ゆっくち…れいみゅゆっくちちたい…」
「おう、お前ら元気にしてたか?」
「「おぞいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!なにやっでだのおおおおおおおおおおおおおお!!!」」
「なにって…ドスまりさ達を皆殺しにしてたけど…。」
「「ゆ゙っ!?ど、どすがしんじゃったの…?」
「ああ、俺が殺した。」
「「ぞ、ぞんなああああああああああああああああああああ!!これがらどうじでいげばいいのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!?」
「知らんな。まあ頑張れ。」
俺は木の枝を外してやり、そそくさと下山した。
「どごいぐのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「ここにはごはんさんないんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!まっでえええええええええええええええええええ!!!」
「ゆわーい!ゆわーい!おしょちょきもちいいいいいいいい!!!」
「うるざいだまれえええええええええええええええええええええええええええええ!!」
「ゆんやあああああああああああ!!おきゃあしゃんきょわいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
…
山を下りて、少し歩くとゆっくりをボコボコにしてる軽トラのおっさんがいた。
「死ね!死ね!苦しんで死ね!」
「ゆご!ゆぐっ!ゆがべろっ!!」
「歯ぁ引っこ抜いてやらぁ!」
「やべ…やべでぇ…ゆぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!」
「あの、終わりましたけど。」
「あ゙?…ああ、終わったのかい。そりゃ助かった!ささ、村へ戻ろう!」
「お願いします。」
「ちょっと待ってくれ。こいつを…こうして…できあがりだ!」
「ぐるじい…ばりざに…ひどいごどじないで…ばりざあやばるがら…」
おっさんが軽トラの荷台からロープを取り出して、ボコボコの歯抜けまりさと軽トラに括り付けた。
「よっしゃ!それじゃあ出発するか!」
「はい、お願いします。」
ブロロロロロロ…
ズザザアアアアアア
「いじゃいいいいいいいいいいいいい!!!やべでええええええええええええ!!ばりざをげずらないでええええええええええええええええええ!!!
ゆわああああああああああああああああああああああああああああああ!!!あんござんもれないでええええええええええええええええええええええええええええ!!!
もっどゆっぐりじだがっだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
「ところでよ、お前さんジッパー開いてるけどそれってウクライナのスタイルなのかい?」
「えっ」
「えっ」
ズボンを見ると社会の窓が開いていた。…最初にあったお姉さんが背中に声を掛けたのもこれが理由だろう。
俺はガックリと項垂れつつ村に戻り報酬を受け取り、更には酒と風呂を世話して貰った。
村人一同が俺に向けて礼を言った。ここからは再びヒッチハイクの旅だ。
「「「ありよし~!まてよ~!これもってけよ~!!!」」」
村のガキ達が俺に何か箱を手渡してくれた。中身を見ると苦痛に歪む赤ゆっくりだった。
「これは?っていうかありよしってなに?」
「「「ゆっくりの酒蒸しでさぁ~、ありよしってのは地獄を見た人なんだ~…へへっ!!」」」
よく分からないがタレントらしい。ヒッチハイクと引っかけているようだが俺には分からなかった。
俺は今度こそ別れを告げると饅頭を一囓りし社会の窓が開いてないことを確認してから、車道の脇で親指をグッと立てて乗っけてくれる車を待った。
「やめちぇぇ…れいみゅたべにゃいぢぇぇ…」
俺はいつからこうなってしまったのだろうか、ゆっくりを狩ることで放浪生活を続ける。いずれ体にガタがきて、それもままならなくなるだろう。
だが、それまではゆっくりを狩ることにしよう。理由は…ゆっくりを狩り続ける事に理由なんぞいるだろうか?
考えていると車が目の前に止まった。
「どこまで?」
「どこまでも。」
「いいぜ、乗りな!」
洒落っ気のある老人が乗る車に乗り込んで、次の場所へと向かった。それがどこかは俺にも分からない。
…
「ゆんやあああああああああああああああああああああ!!どぼぢでごはんさんないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」
「きょうていさんがむこうになったからっていってるでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「おにゃかへっちゃよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
「「うるさいよ!!!!」」
「ゆぴぃ!きょわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
「ゆ!そうだ!どすたちがいたところにしょくりょうさんがあるはずだよ!」
「ゆゆ!?そうだね!ちょぞうこがあるもんね!ゆっくりいそいでいくよ!」
「ゆぅ?ぎょはんしゃんたべれりゅ…」
…
「「どぼぢでごはんざんがないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」」
「もっちょゆっくちしちゃかっちゃ…」
「「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」」
最終更新:2010年10月12日 16:01