『れいみゅのはじめてのおさんぽだよ!』 5KB
虐待 駆除 野良ゆ 赤ゆ 現代 思いつき QNQNしてもらえれば幸いです
*赤ゆの台詞が多いので、読みやすいように舌足らずな部分を減らしてます。ご了承下さい。
ゆっゆ~ん!れいみゅはれいみゅだよっ!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!
きょうはれいみゅの、はじめてのおさんぽだよっ!
おきゃーしゃんと、おちょーしゃんと、いもうちょのまりちゃといっしょにおさんぽだよ!
とってもゆっくちしてるにぇ!
おひさまさんもぽーかぽーかで、れいみゅをかんげいしてくれてるよ!
いままではおうちで、おかーしゃんとまりちゃとゆっくちしてたけど、おそとにでるのがずっとたのしみだったんだよ!
たくさんこーろこーろやのーびのーびして、まりちゃとかけっこするよ!
ゆゆ~ん!れいみゅ、しあわせすぎてごめんにぇ!
ゆわ~!おそとはとってもゆっくちしてるにぇ!
とってもたのしいよ!
まりちゃは、つかれておねむだけど、れいみゅはおねーしゃんだからまだまだげんきだよっ!
ゆゆ!だいじょうぶだよ!おかーしゃんたちはしんぱいしょうだにぇ!
れいみゅ、ひとりでぼうっけんしゅるよ!
ゆ!ゆっくちできそうな、ちいさいおうちをみつけたよ!
ゆ~しょ!ゆ~しょ!
ゆゆ!やっぱりれいみゅにぴったりだよ!
ここをれいみゅのゆっくちぷれいしゅにするよ!
ゆゆ~ん!ぽかぽかしてきもちいいにぇ…
おひさまさんのにおいがするよ…
れいみゅ、ゆっくちおねむだよ…
れいみゅのしゅーぱーすやすやたいみゅはじまりゅ…よ……
日曜の昼下がり、俺はのんびりと起床する。
いい天気だ。絶好の洗濯日和だ…と言いたい所だが、すでに同じように晴れた前日に洗濯は終了済みである。
計画的でごめんね!
まあ、日曜に洗濯なんて勿体無いし。
そして、出かけようと玄関まで行ったところで思い出す。
「あ、靴も洗濯して干したままじゃん……」
俺はきびすを返してベランダへと向かう。
「おちびちゃん!かくれてないででてきてね!ゆっくりできないよ!」
庭で1匹の(おそらく野良であろう)れいむが騒がしく跳ねている。
アパートの庭の隣りは大きな空き地が有り、野良ゆっくりが何匹か住み着いているようだ。
元々はビルが立つ予定だったが、計画が頓挫したとか…まあ詳しくは分からない。
大家がたまにアパート近くのゆっくりを駆除していたのは見たことがある。
俺は野良ゆっくりには、さして興味が無い。感覚的には蝉みたいなもんだ。大きさは全然違うんだが。
おっと…さっさと靴を持っていこう。せっかくの日曜、出かけなければ勿体無い。
「ゆ!にんげんさん!ゆっくりしていってね!あと、おちびちゃんをさがしてあげてね!」
目の前のバスケットボール大の動く饅頭が俺に気づき話しかけてくる。
しまった…見つかった…面倒くせえなあ……。
俺は素早く靴をつかんで部屋に引っ込むと窓を閉めた。我ながら何という早業。
初めはポカーンとしていたれいむだったが、窓の外で何か少しわめくと諦めて去っていった。
ゆゆ~ん…なんだか、おしょらをとんでるみちゃい…
おちょーしゃんに、おぼうしのうえにのせてもらったときみたいに、ふわふわしてるよ…
とっても、ゆっくちしちぇるにぇ…
おきゃーしゃん… おちょーしゃん… まりちゃ…
ゆべっ!!!いちゃい!
おかーしゃん…おかおとぽんぽんがいたいよ…
ゆっくちすーりすーりしてにぇ…
あれ?そういえば、おかーしゃんたちはどこなにょ?
あれ?れいみゅは、いまどこにいるにょ?くらくてこわいよ…
俺は玄関に戻ると靴を下に落とし、そのままいつものように履いた。
ぐちょ
「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ………もっちょ…ゆっくち…しちゃかっ…た………」
俺の足に生暖かい餡子の感触が伝わる。
「ぎゃあああああああああああ!!!!!なんで靴の中にゆっくりがああああああああ!!!!!」
最悪だ。足も靴も餡子でベトベトだ。これでは出かけられない。
ていうか、靴も洗い直しだ。
俺はその靴を履いたまま庭へと向かう。
庭には、さっきのれいむとまりさと赤まりさがいた。
「ゆ!にんげんさん!ゆっくりしていってね!あと、おちびちゃんをさがしてあげてほしいのぜ!」
さすが番だ。同じ事言いやがって。
「探し物はこれかな?」
俺は、潰れた赤れいむの残骸を見せてやった。
「ゆあああああああああああああああ!!!!!!!!!おちびちゃんがああああああああ!!!!!!!」
一斉に泣きわめくゆっくり一家。俺が泣きたいよ、まったく。
「おちびちゃんなおってね!ぺーろぺーろ……」
完全に潰れている残骸にぺーろぺーろを繰り返すゆっくり一家。
庭で騒ぐゆっくりの声に気づき、大家さんが顔をしかめてやって来る。
俺は事情を話して、そいつらの駆除を請け負うことにした。
もう出かけられないし。靴、餡子まみれだし。
「ゆぶっ!ちゅぶれりゅうううううううううううう!!!!!!!!!」
「にんげんさん!やめてあげてね!いたがってるよ!!!」
俺は水溜りを楽しむ小学生のように、ゆっくり踏みを楽しむことにした。
汚れちまったもんはしょうがないしね。
親まりさを何度も踏んで潰すと、番のれいむは滝のような涙を流して、俺にぽよんぽよんと体当たりしてくる。
その横では、子まりさがおそろしーしーをしながら固まっている。
「まりさをかえしてね!かえしてにぇぶぎょおおお!!」
体当たりをするれいむも踏む!踏む!踏む!
ふ~む。熱中しすぎてバラバラになってしまった。掃除が大変だが…まあいいか。
最後に残った子まりさを掴む。
「おしょらをとんでりゅみちゃい!」
ビビりながらもいつもの台詞。うん、実にゆっくりだ。
それを空高く放りあげる。
「きょわいようううううううううううううううう!!!!!」
渾身のドライブシュート!!
パァン!
小気味いい音と共に、俺の蹴りで四散する。
一通り終わると、俺は餡子まみれになっていた。
「たまにはこんな休日でもいいか」
俺は新たな趣味に目覚めつつ、比較的充実した気分で部屋へと戻る。
玄関には仲良くゆっくり一家が混ざり合った残骸が置かれていた。
四肢ぬいぐるみあきです。一応10作目になります。
今、長いのも書いているので少々お待ち下さい……。
最終更新:2010年11月08日 19:51