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anko2319 全否定(収束編)

全否定(収束編) 13KB
家族崩壊 野良ゆ 都会 虐待人間 またの名を蛇足編
***まえがき***
・フェチあきです
・サイズのバランスが取れてないから、テキトーに発散・収束としました
・面白い虐待はありません
 ・お説教ばっかりです
 ・フェチあきのゆ虐に対するキモイ語りになってます
 ・本当に言いたいことはあとがきに書いてあります
*********






 全てのゆっくりに対する取り立てが終わった。
 まず注目すべき部分は、全てのゆっくりにお飾りがないことだろう。
 次に目立つのは変色した部分。 子ゆっくり以下はぺにぺに(兼まむまむ)、額を焼き焦がされ、黒くなっている。 もう子どもを産むこ
とはできないし、産ませることもできないだろう。 親ゆっくりは更にあんよも焼かれ、黒くなったそれは機能停止に陥っている。
 部位の欠損で言えば、まだ他にもある。 まりさ種に特有のおさげは根元から引っこ抜かれ、れいむ種・ぱちゅりー種はもみあげを両方引
っこ抜かれている。 ありす種には該当部位はないが、ぺにぺにの損失が悲しみを補っているようだ。
 男は全員を一箇所に集めた。
 動けない成体ゆっくりを置くと、ゆっくりとした動きでそのおちびちゃんたちが集まったのでラクな仕事ではあった。

 ちなみに、非常にスムーズに進んだように述べているが、実はそうではない。
 成体の足焼きはともかく、子ゆっくりや赤ゆっくりの去勢は大きなダメージを与えた。 永遠にゆっくりしたおちびちゃんも少なくはない
のだ。 体感的には、三十パーセントほどのゆっくりが死んだ。 しかし、まだ五十匹以上のゆっくりが残っているのである。
 男はそんな光景を見て、一つ頷いた。

「それでは、終わりの会を始めます」
「……おわり?」
「はい。 みなさんは対価をきちんと払ったので、このゆっくりプレイスに住むことを許可します」
「ゆっくりできるの……?」
「ゆっくりできるかどうかはみなさん次第です」

 既に黒服たちは撤収準備を始めている。
 さて、群れのゆっくりたちであるが、男は現状を知らせておくのも良いかと思い、口を開いた。

「そうですね。 まず、この群れには備蓄がありません。 つまり、食糧はゼロです」
「「「…………」」」
「このままでは食糧不足で死にます」
「そんにゃ……」
「親のゆっくりたちは、足が動かないために狩りができません」
「ごべんね……」
「つまり、動ける子ゆっくり、赤ゆっくりが狩りをしなくてはいけません」
「か、かりにゃんてしたことにゃいのに」
「やらなければ死にます」
「……」
「大丈夫ですよ。 この空き地には雑草がたくさんありますからね」
「ゆっくりりかいしたよ……」
「それから、ベッドも敷物もないので、冬は寒さで苦しみますね。 まだ半年先だけど」
「……」

 防寒に対しては、大人のゆっくりたちはあまり心配していない。
 近くの狩り場で容易く手に入るからだ。
 現に、今まで十分だったのだから。

「あ、ちなみにこの空き地は封鎖するので、外には”狩り”にはいけません」
「ど、ぼういうことおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「ゴミ捨て場を荒らすゆっくりは問答無用で処分ですが……?」
「ゆ……ぐっ」
「まぁ冬の心配は冬にすれば? それまで生き残れるかにゃー?」

 まず冬は生き残れない。
 だって、冬は雑草を取れない可能性が高い。
 限られた食糧の奪い合いをしなくてはないけないのだ。
 加えて、寒さを防ぐ手立てもない。

「で、誰もすっきりーできないから、おちびちゃんはできません。 赤ゆっくりたちもだよー」
「ゆぐ……ひどいよ……」
「つまり、いつか確実に全滅するんだよ」
「あと、お飾りがないから、万が一ここを出られても絶対に助けてもらえないよ!」
「ひどいよ……ひどすぎるよ……」
「おさげももみあげもないから狩りが大変だね! あ、お帽子もないから運べないか! それからそれから! 長も制裁しちゃったから、食
糧管理も自分たちでしないといけないんだよ! りきゃいできりゅ!?」
「ひどいよっ!」

 一匹のゆっくりが大きな声で叫んだ。
 長のつがいであったゆっくりまりさだ。
 成体ゆっくりなので当然のように、あんよは動かない。

「どぼじでこんなごとするのおおおおおおおお!?」
「どうしてって、お前らがゆっくりプレイスを強奪したからだろ?」
「ゆ……こ、ここにきたのは、にんげんにいじめられたからだよおおおおお!? にんげんのせいでここにきたんだよ!?」
「嘘つけ。 自分たちが勝手に山から下りてきたんだろ」
「ゆぐっ」
「都会はゆっくりできるー、とかワケ分かんない幻想見ちゃって」
「ゆ、ゆぐ、がああああ!」
「何? 逆らうの? 加工所行く? せっかく生き残ったのに。 お前らは生き残ったんだよ」
「そうだよ! まりさたちだっていきてるんだよ! いきてるのに、どうしてこんなひどいことができるのおおおお!?」

 それを起点にして、ゆっくりたちは騒ぎ始めた。

「ゆっくりだっていきてるんだよ! いきるけんりがあるんだよ!」
「しょーだよ! どぼじでこんなあたりまえのことがわからないの!?」
「にんげんだって、こんなことをされたらおこるでしょおおお!?」
「待て待て。 分かった。 簡単なやつから反論してやる」

 男はそう言って溜息をついた。

「”にんげんだって、こんなことをされたらおこるでしょおおお!?” だけど、こう返そうか。 僕たちはゆっくりプレイスを強奪されて、
水も奪われたんだ。 水って大切だよね? じゃあ言うけど、”ゆっくりだって、こんなことをされたらおこるでしょおお!?” おうちを
奪われて水まで奪われたら怒るでしょ?」
「で、でも、こんにゃのやりすぎ……」
「ちなみに言うけど、お前たちに生きる権利はない」

 静まり返る。
 怒りで高揚していた心が落ち着いていくようだった。
 ようやく、ゆっくりたちは、自分たちの相手が恐ろしい人間であることを思い出した。

「お前たちが都会で食べてるものは何だ? 雑草? 生ごみ? それ、ぜーんぶ人間さんのものなの! 人間さんたちががんばって土地を耕
して、建物を立てて、お金を出してがんばって育てたんだよ。 この日本の全てはぜーんぶ人間のものなんだよ」
「…………」
「そんな人間さんの中で生きてるんだから、生きる権利を決めるのは人間さんだよ。 だって、君たちは人間さんのもので生きてるんだよ?
 だったら人間さんが決めるべきでしょ?」
「…………ゆっ! そ、それだったらねこさんだって、いぬさんだって!」
「確かに迷惑をかけるやつもいるけどな。 それだって生きる権利を決めるのは人間でしょ? で、その権利において共存してるんだよ? 
りきゃいできる? 人間さんたちは『ねこさんやいぬさんと一緒に生きたい』って思ってるから、一緒に生きてるんだよ」
「だ、だったらゆっくりも」
「ゆっくりはだめでーす! むかつく、邪魔、鬱陶しい! こんなやつらと一緒に生きたくありませーん! よって生きる権利を認めませー
ん!」
「そ、そんな……」
「聞くけど、ゆっくりって他の種族と仲良くなれんの? 犬とか猫とか、鳥とか。 無理でしょ? ゆっくり以外は全部敵でしょ? だから
さ、ゆっくりと共存したいと思ってるやつなんかいないんだよ」

 犬や猫と仲良くなった例はあるかもしれない。
 けれど、この場でそれを断言できる者はいない。

「飼いゆっくりってのは、人間と共存しようとした新しい種なのかもなぁ。 あ、飼いゆっくりはむかつかないから生きる権利が認められて
るんだからね。 お前らみたいなゴミ饅頭とは違うんだからね?」
「ご、ごみまんじゅうじゃない……」
「ゴミ饅頭だろ? 今日も見たでしょ? 家族を裏切るゲスまりさ。 今まで必死に頑張ってきた長を制裁する子どもたち……おっと、こっ
ちは余計だったかな。 無理なんだよ。 分かるだろ? お前らは同じゆっくりであっても共存できないんだ。 自分が一番だから。 お前
ら、自分が一番ゆっくりできればそれでいいんだろ?」
「そんなことないよ! おちびちゃんのゆっくりがいちばんだいじだよ!」
「そうかぁ? おちびちゃんを差し出せば足焼きは勘弁してあげるよ、って言ったときに差し出す可能性がほぼ百パーセントなんだがなぁ」
「そんなのはゲスのすることだよ! ゆっくりだってかぞくのきずなはだいじなんだよ! それは、あたりまえのことなんだよ!」
「分かった分かった。 そういうことにしといてやるよ。 で、だから何なんだよ?」
「ゆ?」
「家族が大事なやつがいるのは、まぁそうかもしれないさ。 だからって何で生きる権利を認めなくちゃいけないんだよ。 お前らが生きて
るとさぁ、迷惑なんだよ。 うるさいし、暴言吐くし、ゴミは荒らすし、街を汚すし。 しかも野良は食えないしな。 お前らは生きてるか
ら迷惑なんだよ。 生きてるから虐められるんだ。 死んだゆっくりだけが良いゆっくりだよ。 あ、じゃあただの饅頭でいいか」
「だったら……どうして、ゆっくりはいきてるの? どうして、どうして?」
「ねぇよ。 全ての生き物が生きる理由なんてないだろ。 生きてるから生きてるんだよ。 まぁ、何でこんな不思議饅頭が生きているのか
は疑問だが。 でも、生き残る理由ならある。 強いとか、環境に適応できるとか、優しいとか、可愛いとか、安心できるとか、はたまた義
務感や正義感とか? お前らには、生き残る理由がないんだ。 だって全てにとって迷惑なんだから」
「…………ゆっくりは、かわいいよ」
「可愛くねぇ。 それを判断するのは人間だ。 お前たちがどれだけ可愛いと思っていようと関係ない。 人間はお前たちを殺す。 だって、
可愛くないから」
「れいむはかわいいよ!」
「言うのは良いし、思うのも勝手。 ゆっくりたちから見て本当に可愛くてもいいよ。 でも僕は殺すよ? だって、可愛くないから」
「……」
「でもね、こんなの嘘なんだよ?」

 撤収の準備が終わったことを確認すると、男はそう言った。

「ゲスだからダメとか、生き残る理由がないとか、ゆっくりプレイスを強奪されたとか、全部嘘なんだよ」
「……どういうこと?」
「どぼじでこんなごとするのおおおお? の答えを教えてあげるよ」
「ゆ?」

 男は笑った。
 機嫌良さそうに笑った。

「――――楽しいから」

 微笑みながら、諭すように男は言う。

「ゆっくりが泣き叫ぶのを見るのも楽しいし、仲間同士で裏切る姿を見るのも楽しい、餌がなくなって餓死するのを見るのも楽しい。 ゆっ
くりを虐めるのは、すっごく楽しいんだ」
「そ、そんな、そんなことで」
「楽しいから時間もかけるしお金もかけるんだよ!」
「そんな、ことで……」
「理由付けはできるよ。 さっきもメチャクチャだけど、それっぽい話はしてるフリしてあげたでしょ。 うん。 ゆっくりから生きる理由
を取り上げるのも実に楽しい」
「……」
「いやー楽しかった楽しかった。 あ、これから君たちがどうやって生きるのかも楽しませてもらうね。 いやー楽しみだ」

 楽しみ楽しみ。
 ゆっくりが苦しむのが楽しみ。
 全部犠牲にして、誰が生き残るのかなぁ。
 いやぁ、楽しみだ。



――――ゆっくりを虐めるのは本当に楽しいや











***おまけ***














 おうちの中に成体ゆっくりは置かれた。
 それは、黒服たちが命令されて行なった最後の仕事であった。
 生きる上でお荷物にしかならない。 数少ない子ゆっくりたちは、がんばって周辺の雑草を抜いておうちに運んでいる。 それだけで一日
が終わる。 なんせロクに運べない。 お帽子もおさげも、もみあげもないのだから。
 

「おちびちゃん……おかあさんをたべてね……」

 とある一家では、ついに母ゆっくりがそう言った。
 子ゆっくりも、実はそれを待っていた。
 母に与える餌を少なくして、できるだけ早く死ぬように扱っていてのだ。
 子ゆっくりは一匹で、赤ゆっくりは四匹。
 何とか赤ゆっくりが早く大きなって狩りを手伝ってくれるようにと、優先度を決めた。
 母ゆっくりも、己の母性からかそれを肯定した。
 ”おたべなさい”のような都市伝説じみた自殺方法はない。 ゆえに、原始的な方法で食べる方法しかない。
 
がぶり

 生きたまま、子ゆっくりは母に喰らいつく。

「い、いだいいいいい! やめでえええええええ! おかあざんのあんこをとらないでええええええ!」

 あまりの激痛に叫ぶ母ゆっくり。
 かつて『おちびちゃんのゆっくりがいちばんだいじだよ!』と言ったことは頭にない。
 自分を喰い殺そうとする敵を倒そうと、何とかしようとしか考えていない。

しゅる

 唯一動ける舌で子ゆっくりを迎撃した。
 そして、そのまま自分の口に運び込む。

「むーしゃむーしゃ! うっめ! これめっちゃうっめ!」

 暴れる我が子を問答無用でむしゃむしゃと食べる。
 キツイ狩りで疲れ果てていた子ゆっくりは、極上の甘みであった。
 そして、母親は一つの真実に気付いた。
 母ゆっくりは、舌が赤ゆっくりまで届かないかを調べるために、隅で震える赤ゆっくりに魔の手を伸ばす。

「ちっ」

 辛うじて、赤ゆっくりには届かなかった。
 赤ゆっくりたちは身を震わせ、しーしーを漏らして、母親を見上げる。
 たまたまであるが、外に出ようとすれば舌の範囲内に入ってしまう位置であった。
 こうして、赤ゆっくりは閉じ込められた。
 母ゆっくりは動けない。
 唯一の稼ぎ手は、もう、いない。

 こうして、一家は仲良く餓死した。
 もちろん、最期は壮絶な口合戦があったが。
 何とか、赤ゆっくりたちも真実に気付くことができたのだ。

 母ゆっくりが目の前にいるのは『可愛いおちびちゃん』ではなく『小さなゆっくり』であると気付いたように、赤ゆっくりたちも目の前に
いるのは『母親』ではなく『大きなゆっくり』であると気付いたのだ。











 さて、他にも死に方はたくさんあった。
 自身を食べさせたゆっくりは、赤ゆっくりたちが餡子の味を覚えて他の物を食べられなくなり、そして死んで行くのを見た。
 親の死体が猛毒であることに気付いたとき、ほとんどの子ゆっくりたちは親に見切りを付けた。

 一番メジャーな死に方は、子ゆっくりの過労死であった。
 もちろん、稼ぎ手が死ねば一家は全滅する。
 赤ゆっくりたちは、九割以上が、いつまで経っても子ゆっくりを手伝おうとはしなかった。
 親ゆっくりたちも、死に行く自分には無関係であると言わんばかりに、何も忠告しなかった。 したところで意味はなかっただろうが。
 多くの子ゆっくりは、自分だけの餌を確保するようになった。
 子ゆっくり以外は怨嗟の声と共に死んで行った。

 夏になった。

 蛇口を使えるゆっくりは一匹もいなかった。
 大人が必死に口で教えても、誰も理解できなかった。
 計画的に雨水を蓄えることも、できなかった。
 
 冬になった。

 そこにゆっくりは一匹もいなかった。








あとがき
 なぜ自分がゆ虐SSを書くのか、とか考えてみたり。
 色々好き勝手書いて、最後に理由付けをしているのかもしれないと思った。
 登場するゆっくりたちはゲスなゆっくりじゃなくて、ただのゆっくりです。
 フェチあきが考えている標準的なゆっくり。
 収束編は蛇足かもしれないけど、まぁオチということで一つ。
 タイトルを全肯定にするか全否定でギリギリまで迷ったけど、まぁ、どっちにしたかはタイトルを見てください。

 とか真面目なこと言っちゃってー!
 ちょっとでも面白いとか思ったなら、ご褒美にふらんちゃんのおぱんちゅちょうだいね!たくさんでいいよ!
 HENTAIとか興味ないよ!
 おぱんちゅだよおぱんちゅ!
 んあああああああああ!おぱんちゅいいよおおおおおおおおお!

 そろそろフェチあきの汚名挽回する作品を書かなければいけないな……




今まで書いたもの
anko2092 水
anko1887 ドスをフルボッコにしてみた
??? 刹那のゆっくり(書き直し中)
anko1559 三つ編み狩り+おうち破壊+お飾り没収=?
anko1424 しっかり舌を肥やしていってね!
anko1414 ドスの数え方
anko1330 まりさのおりぼんさん
anko1329 だんまつま
最終更新:2010年10月09日 20:15
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