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雪華綺晶の悩み事 - (2006/10/12 (木) 20:03:41) の編集履歴(バックアップ)


中休み、職員室では 皆 お茶を飲んでいた。
「2度ぬるいわ」
「もっともっとですぅ!」
色んな声が聞こえた。とても楽しそうな…

雪「はぁ…」

愉快な職員室の中、一つ、溜息が聞こえた。
蒼「どうしたんだい?雪華綺晶。」
雪「そ…蒼星石ぃ」
蒼「?」
雪「あのね、」
雪華綺晶は、きちんと姿勢を正して 蒼星石にナヤミを話した。

雪「あのね 私ね、人気ないと思うの。」
蒼「何でだい?」
雪「それは…私、アニメで喋ってないし、約7秒しか出演してないし、名前も紹介してないし、名前が難しいし、グッズもア○メイトで売ってないし、”あの”金糸雀より出番少ないし…(以下省略)」
蒼「はぁ…それは酷い…」
―ガラッ―
金「雪華綺晶先生!授業遅れてますですかしらぁ」
雪「あっ」
雪華綺晶は、慌てて授業の準備をした。
金「それと、カナの目は、誤魔化せないかしら。」
雪「ビクッ」
金糸雀は雪華綺晶に 勝負もしていないのに、勝ったように言った。
金「カナより出番が少ない? それはあんたが アピールしようとしないからかしらん」
金糸雀は、『アピール』にすごい発音をした。
雪「ギクリ」
蒼「ぼ…僕はここで…ハハ」
蒼星石は、苦笑いをして、去っていった。
金「フフフかしら」
雪「な…何ですか…?」
雪華綺晶の顔に汗がひとつたれた。
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