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薔薇水晶の家庭訪問 - (2006/03/02 (木) 15:32:59) のソース

ばらしー「桜田君・・・・明日から・・夏休みだから・・・。」 
JUM「あぁ・・。」 
ばらしー「2学期から・・・気が向いたらいつでも来てね・・・。」 
JUM「う、うるせぇ!!(バタン」 
ばらしー「桜田君・・・・・・。」 

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真紅「薔薇水晶、桜田君まだ来ないの?」 

薔薇「…う、うん」 
翠星「弱気だから舐められてるんじゃ無いですか~」 

薔薇「…桜田君はそんな子じゃ無い…!」 

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JUM「おはよ。」 

ノリ「あ、JUM君!おはよーってもうお昼だよ~。」 

JUM「う、うるせぇなぁ・・。」 

ノリ「もう・・。」 

JUM「誰か来た?」 

ノリ「え?誰も今日はきてないよ~。」 

JUM「そうか・・(今日は先生来ないのかな」 

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ノリ「ジュン君先生がクッキーもってきてくれたよ。」 

JUM「え?なんで?」 

ノリ「調理実習で先生も一緒に作ったんだって~。」 

JUM「僕用にか?」 

ノリ「そうみたいだよ~。」 

JUM「よ、よこせ!・・・ぱくっ。」 

ノリ「おいしい?」 

JUM「あ、あぁ・・・不味く無いよ・・・。」 

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薔薇「あ、JUM君・・今日ね・・バレンタインデーでみんなでチョコ作ったから・・・。」 

JUM「あ、ああ・・。」 

薔薇「私もそのとき作ったから・・あげるね・・・。」 

JUM「あ、ありがとう・・じゃ、僕課題まだ終わってないから・・。」 

バタンッ 

JUM「・・・・『早く学校に来てね』か。」 

ぱくっ 

JUM「・・・まずくねぇ・・。」 

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薔薇「あ、JUM君・・今日は・・お姉さんは?」 

JUM「い、いないよ・・バイトらしい。」 

薔薇「へぇ・・そうなんだ・・。」 

JUM「あんたはまだクラスで男子に舐められてるのか?」 

薔薇「・・・う、うん・・女の子は仲良くしてくれるけど・・・。 
   男の子はJUM位しか仲良くなれないかな・・。」 

JUM「へぇ・・。」 

薔薇「・・・・。」 

JUM「・・・・・。」 

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薔薇「桜田君・・私本当は教師にむいてないかも・・・。」 

JUM「えっ?何言ってるんですか先生・・。」 

薔薇「だ、だって・・・クラスの男子はみんな水銀燈先生の言う事しか聞いてくれない物・・。 
   私本当は駄目かも・・・。」 

JUM「あ、アイツなんかより先生のが良いよ!アイツは学校に居た頃から僕は馴染めなかったし・・! 
  先生みたいに毎日様子を見に来てくれたりもしないし!!」 

薔薇「・・・桜田君・・・?」 

JUM「と、取り合えず考え過ぎなんじゃないっすか!気にしないでいいよ!うん!!(バタン 

薔薇「・・・・・・・。」 

JUM「何言ってるんだよ僕・・・・・。」 

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薔薇「桜田君・・これ、今月分の宿題ね・・。」 

JUM「あ、どうも・・・。」 

薔薇「うん・・頑張ってね・・急がないで良いから・・・。」 

JUM「え、えぇ・・どうしたんですか・・元気無いじゃないですか・・・。」 

薔薇「ううん・・なんでも無いのよ・・ありがとうね。」 

JUM「そ、そうですか・・なんか昨日より暗そうだったから・・。」 

薔薇「・・・ううん、なんでも無いから・・桜田君は優しいね。」 

JUM「な、なに言ってるんですか!!!!!優しくなんか無いですよ!!!!(バタン!!!」 

薔薇「・・・・・・(にこっ」 

JUM「何がしたいんだよ僕は・・・嫌われたかな・・・VIPでも行こ・・・・。」 

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JUM「先生、これ昨日貰った奴回答してみたんですけど・・・。」 

薔薇「・・・はい、ちょっと採点するから待っててね。」 

JUM「あ、はい。(ほんと・・毎日来て疲れないのかな先生・・・)」 

薔薇「・・・・・。」 

JUM「・・・・・。」 

薔薇「・・・・・ぐすっ。」 

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薔薇「・・・JUM君偉いよ・・・学校行ってないのにこんなに出来て・・ぐすっ・・・。」 

JUM「い、いやぁ・・僕ネット趣味なんで興味持ったの調べてるんですよ・・。 
   歴史って面白いと僕思うし・・。」 

薔薇「ほんと・・偉いよ・・・100点だよJUM君・・・ぐす・・うぇ・・・うぇぇぇぇ・・・。」 

JUM「先生!?なんで泣くんですか!?僕なんか悪い事しました!?」 

薔薇「・・・またクラスの点数落ちちゃって・・・それが私の担当してる科目で・・。」 

JUM「先生あの一体・・。」 

薔薇「毎日みんな来てるのに・・・・なんでだろう・・私がやっぱり下手だからかな・・。」 

JUM「補修開けば良いじゃないですか・・テスト前なら自然とみんな来て勉強しますよ!」 

薔薇「今日開いたけど誰も来なかったわ・・みんな保健体育の方に行っちゃって・・・私・・もう・・・・どうしたら・・・。」 

JUM「先生・・・・・。」 

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JUM(学校で上手く行ってるのかあの人・・・。) 

ノリ「JUM君ただいまぁ~ごめんね~遅くなって、今なんか作るからそれまでスーパーで買ったお惣菜たべてて~・・・。」 

JUM(僕が居た頃から男共は水銀燈先生に夢中だからなぁ・・・。) 

ノリ「あれ?JUM君?」 

JUM(なんだろ・・・なんかすげぇアレだな・・明日また来るだろうし・・たまには僕が相談に乗らなきゃ・・・) 

ノリ「JUM君?いないの?」 

JUM「え、あぁ・・おかえり、何か買ってきたの?」 

ノリ「うん、コロッケ1個・・今何か作るからそれ食べて待ってて。」 

JUM「うん、ありがとう(大丈夫かなぁ本当・・・)」 

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ノリ「え!?はい・・・はい・・・えぇ、はい。」 

JUM「おはよ~。」 

ノリ「えぇ・・わかりました、後で弟を連れて行きます。」 

JUM(えっ!?僕なんか悪い事でもしたか!?部屋に篭ってるだけだぞ・・・。) 

ノリ「・・・JUM君、大変。」 

JUM「えっ?なんで?どうしたの?僕連れてくって?」 

ノリ「それが・・薔薇水晶先生、今朝学校に来た途端倒れて病院に運ばれたとか・・・。」 

JUM「・・・・・・・・・お、おい!!!!教えろ!!!何処だ!!!何処にだ!!!!!」 

ノリ「き、近所の○○病院よ・・・ど、どうしたのJUM君・・目が怖いよ・・・?」 

JUM「っ・・!!くそッ!!僕すぐ支度するから!!!」 

ノリ「え・・でもJUM君、今みんな登校してるよ・・。」 

JUM「関係ない!!(パタタッ」 

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