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雛苺のリボンは良いリボン

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雛苺のリボンは良いリボン

今日も平和な有栖学園に謎一つ。
J「なあ、柏葉。雛苺先生のリボンって何かありそうじゃないか?」
巴「そうだね。やけに大きいし何かあるのかもって私も思ってた。」
J「てな訳で調べて来てくれ。」
最近、学校では七不思議があると噂が広まっていた。正確には八不思議だが薔薇乙女達一人一人に当てはまる物。
特に雛苺のリボンは八不思議の中でも存在感が強く大体の生徒は知って居た。
そして同刻、職員室。
紅「雛苺先生のリボンには秘密があるらしいのだわ。」
翠「そうみたいですぅ。確かに何時もあのリボンを付けていて怪しいがです。」
蒼「二人共噂を信じたら…」
紅「じゃあ調べて来て頂戴。同じ教科なんだから簡単でしょう?」
蒼星石は無視された。少し精神的ダメージを受けたがそこは大人っぽく我慢。
そして秘密の確認にかりだされた二人は…
巴「ヒナ先生~何処~?」
翠「雛苺先生~、隠れてるとうにゅー食べちまうぞですぅ。」
二人は鉢合わせした。まあ、一般の先生と生徒の間なので真紅と水銀燈みたいな事にはならないが。
少しの間二人共沈黙していたが、巴がそれを破る。
巴「家庭科室に居るのかもしれませんね。」
巴の言葉を素直に翠星石は聞き入れ二人並んで家庭科室へ向かった。凄く微妙な二人だがとりあえず、間が空くことは無く普段通り話しながら移動していた。
巴「翠星石生徒は何故ヒナ先生を?」
翠「リボンの謎を解くためですが、どうかしたですか?」
巴「ええっ、私もヒナ先生のリボンの謎を解くために探してるんですよ。」
てな具合に。んで家庭科室についた。
巴「ヒナ先生~!」
翠「出てこいですぅ~!」
雛「誰かヒナをよんだのー?」
巴「私ですよ先生。」
雛「ともえー!それに翠星石先生も。どうかしたなの?」
遠回しに聞くのは面倒だと巴はストレートな質問をした。
巴「リボンには秘密があるんじゃないですか?」
雛「う~ん、雛苺のリボンの成分分析は99%が美味しい水で出来てるのー!」
翠「違うですぅ!リボンの秘密ですよ。成分じゃねぇです。」
雛苺は少し硬直すると作り笑顔を見せた。そして答える。
雛「ヒナのリボンは優しさが詰まってるのー。」
巴「答えないとうにゅーあげませんよ?」
巴は鞄から苺大福を取り出し手の平に乗せて差し出して見せると簡単に折れた様に見えた…が。それは違った。
雛「ヒナのリボンの秘密は…」
巴「秘密は?」
雛「秘密は…」
翠「秘密はですぅ?」
瞬間、雛苺は巴の手の上の苺大福を奪いこう言うと逃げ去った。
雛「ヒナのリボンは乙女の秘密と淡い夏の思い出が詰まってるのー!」
翠「逃げられたですぅ…」
巴「あ……。」
二人は解散し各々提案主の所へ戻って行った。今回の作戦は失敗である。
紅「で…結局わからなかったのね。」
翠「アレは速かったですぅ。」
紅「そう、まあいいのだわ。飽きたもの…。」
翠「ヤローテメーぶっころす!」
最初に八不思議と言ったが翠星石の秘密はテイルズ厨と言うことらしい。
まあ当然嘘ではあるが一方、巴とJUM。
J「ふーん、駄目だったのか。」
巴「うん、ごめんね。」
J「別にいいよ。だから次は柏葉のスリーサイz」
巴「だが断る!」
そしてもう一方の雛苺。
雛「やっぱり、うにゅーは美味しいなのー!」
食べていた。
結局秘密は分からなかったがそれはそれで学園の八不思議としてのネタになるからいいんだろう。生徒達からすれば…。

雛「ヒナのリボンは可愛いリボンなのー!」
やっぱり今日も有栖学園は平和だった。

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