ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「カズキ捕獲計画序章」で検索した結果

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  • カズキ捕獲計画序章
    新入生も学園生活に慣れ始めてきた今日この頃・・・ そんな私立有栖学園でまた一つの物語が始まろうとしていた じじい「では、会議を始めようかのぉ」 JUM「一同起立!ここに柴崎元治氏主催の”カズキ捕獲計画”会議を開始する!一同着席!」  ここは私立有栖学園の地下の一室、そこには柴崎元治(じじい)を初めJUM・めぐ・巴達が集まっていた  そんな怪しい雰囲気が漂う中主犯である人物が喋り始めた じじい「皆の衆、今日はよく集まってくれたのぉ・・・本日は・・・」  そこまで言うと会議に参加してる一人の生徒から質問が飛ぶ めぐ「会議前に一つ、もしカズキ(蒼星石)先生を捕獲したらその”兵器”を私達にも使わせてくれるのでしょうね?」  そしてチラッとその”兵器”を凝視する  その”兵器”は顔があり、その顔は主犯である”じじい”そっくりに作られていた  じじいが...
  • カズキ捕獲計画戦車
     翌朝、何も知らない翠星石は親友のお弁当を手に持ち上機嫌で投稿していた 翠星石「今日も蒼星石の分のお弁当作ってきたですぅ~♪感謝しやがれですぅ~♪」  誰もいないのに一人有頂天な翠星石・・・しかし校門の前に着き・・・  ザッザッザッザッ・・・・ めぐ「校門の前で構えなさい!蒼星石先生が見えたら捕獲するのよ!」  いつも大人しいあの”めぐ”がこれでもかと言わんばかりに大声で足元に転がる不気味な”何か”に指示を出していた メカじじい「(ピピピッ)強敵・・・(キュゥゥゥゥゥゥゥン)発見!」 翠星石「ひっ・・・!?」  その足元に転がる不気味な”何か”がこちらを向き何か喋ったと思いきや物凄い勢いで迫ってくる・・・正直怖い 翠星石「な・・・なんなんですかぁぁぁぁぁぁ!!!」 メカじじい「ワシからカズキを奪いに来たか!?」  迫り来る同じ顔の連中...
  • カズキ捕獲計画
    序章 戦車
  • 元治
    柴崎元治 ・・・・設定・・・・ ローゼンメイデン本編では蒼星石のマスター(アニメのみ登場)。一人息子を失い、またそのショックで妻・マツが寝たまま目覚めなくなったことで、彼自身も精神破綻を起こし、蒼星石を亡くなった息子だと思い込み束縛していた。水銀燈に利用されるが、ジュン達がマツの夢に入り込み彼女を起こした事により、彼自身も息子の死を認め、以前の自分を取り戻す。 有栖学園では用務員のじいさん。 まだまだ出番は無いが、これから増えるのであろうか・・・ 注:設定は、絶対にこれ! と、言う訳ではないので設定にとらわれない脇役達を書こう! 元治感想 早朝の有栖学園 カズキ捕獲計画 学食再生プロジェクト 用務員の仕事 神のお告げ
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた5話後編
    蒼「な、なんだって・・・?」 一瞬の沈黙。蒼星石は意味が良くつかめなかった。 雪「だから、あなたはこの計画によって作り出された、試験管ガールだったんですよ・・・」 蒼星石はガタンと音を立て、立ち上がる。 蒼「・・・・・・・・・・詳しく、聞かせてください・・・」 雪「まあ、座ってください。」 雪華綺晶はゆっくり話を始めた。 雪「元々、あなたは双子だったんだ。そのうちの一体を取り出し、あなたは驚異的な戦闘システムの被検体になる事になった。」 蒼「双子?!僕に姉妹が居るって事ですか?!それに、戦闘システムって・・・」 雪「MSTKシステムですよ・・・あなたは既に経験しているはずです。気が付いたら周りが惨事になっていたという事があったはずです・・・」 蒼星石には思い当たる節があった。この前の公園での出来事や、学校での出来事などなど・・・ 蒼「その、MSTKシステムってなんなん...
  • 神のお告げ
    元治「・・・どうしたら、カズキを・・・手にいれられんじゃろ?」 その日元治は悩みながら寝てしまった。 夢の中・・・ ???「元治よ、目覚めなさい。」 元治「・・・・」 返事が無いただの屍のようだ・・・ ???「っておい!!」 元治「ハッ!!その野太い声はカズキ!?いや、よく考えたら、カズキの声は野太くないのぉ。」 ???「・・・私は神様だ。三万人に一人のチャンスで夢の中で手助けをしている。」 元治「おお、さすがは神じゃ!自分に様づけじゃあ!」 神「まぁ、いい。カズキが欲しくば、獅子はウサギを捕らえるにもその力を全うす。   だから、元治。じじもカズキを捕らえるにその力を全うせよ!」 元治「おお、なんとあり難い・・・じゃ、寝るとしようかのぉ。」 夢の中で寝たとき、元治は起きた。 元治「わしは、正々堂々・・・ストーカーを敢行するぞ。」 ...
  • 緑茶は80度が適温
    朝食を済まし朝の占いを見て出勤する。 ここまでなら何の変哲もない女教師の日常だろう。 だが、蒼星石の場合、ここからが違っていた。 蒼星石は愛車にまたがり、学園とは逆方向に向けて走り出す。 「ん・・・あれは蒼星石じゃなぁい・・・どうしたのかしら・・・」 途中、蒼星石を見かけた水銀燈は蒼星石の後をつける。 暫く後をつけていると、とあるお店の前で蒼星石が止まる。 なんでも売ってるカズキ屋 看板にはこう書かれていた。 店の中に消えていく蒼星石、それを見た水銀燈は車を降り、窓から中を覗く。 「オジサン、いつのも・・・くれないかな?」 「おぉ、蒼星石先生いつも毎度ごひいきに・・・」 蒼星石は店主から小さな袋を受け取り、代金を支払った。 「これがないと落ち着かないよ」 そんな事を言いながら愛車にまたがり、いつもよりスピードを出して学園へと向かう蒼星...
  • 紅茶探偵
    銀「あらっ、しまった……うっかり真紅の紅茶の葉をひっくり返しちゃった……。  どうしよ? これめちゃくちゃ高かったんだって、あの子が鼻高々に自慢してたやつなのよねぇ。  ……誰も見ていないわね?」 水(キョロキョロ)「よし、誰も見ていないわね。・・・トンズラよっ!」 とりあえず逃げる水銀燈。・・・しかし水銀燈は知らない。あるレンズがその光景を記録していた事を・・・。 そして職員室に真紅が帰ってきた。程なく響き渡る悲鳴。 真「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 その声を聞き近くにいた翠星石、蒼星石、雛苺が寄ってきた。 翠「どうしたんですかぁ、真紅・・・てこれはひどい有様ですぅ・・・。」 蒼「これはひどいな・・・落としといて何もしないのはひどい。これは犯人を突き止めないと。」 雛「犯人探しなのー!よーっし、くんくん...
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた3話
    トゥルルルルル・・・トゥルルルルル・・・カチャ 「・・・もしもし・・・ああ、例の件ですね・・・はい、今一人刺客を送り込みましたので・・・ はい・・・朗報をお待ちください・・・」 おあ氏とS氏が付き合い始めて1週間・・・彼らは今日、デートの約束をしていた。 待ち合わせ場所の公園に入るおあ氏。 しかし、そこに待っていたのはS氏ではなく、小柄な男だった。 「やぁ、待っていたよ。」 「ん?私をですか?」 「そう、君だ。悪いが消えてもらう事になっている。」 「な、またか?!」 そう言って、腰からトンファーを取り出した。 「だ、誰なんだ?!君は!」 「俺?俺は射撃部特殊護衛隊の隊長、Wikiだ。普段は影から薔薇水晶先生を影から護衛する役目なんだがな・・・」 「射撃部か・・・なるほど。雪華綺晶先生の刺客だな・・・」 「だったらどうする?!」 ...
  • ぬこ捕獲
     「キャーーーーーーーー」   その事件は1人の教諭の悲鳴からはじまった。  「じゃあ、ここの和訳をA君やってください」   いつものように真紅が授業を進めていると   ふと教卓の下に何かがいるのに気づいた。  「何かいるのだわ」   そういって真紅がのぞいた瞬間、   その謎の物体が飛び出した。   真紅がその物体が何であるのか理解するのには   時間がかかった。   体の大きさが70cmはあろうかという丸々とした物体。   しかし、その物体の正体がわかったとき、真紅の血の気が引いた。   それは大きなネコであった。大のネコ嫌いの真紅には   たまったもんではない。  「キャーーーーーーーー」   と悲鳴を上げ真紅はたおれてしまった。   真紅に駆け寄る生徒たち。すると、ネコは逃げてしまった。   生徒が動...
  • 第15話「誤算」
    目を覚ました蒼星石は辺りを見回す。暗くて何も見えない。 手を動かして辺りを探ろうとした。するとすぐに何かに当たる。とりあえず押してみることに。 すると光が差し込んできた。どうやらダンボール箱の中に入れられていたようだ。 蒼星石「なんでダンボール箱の中に…。ふかふかのベッドに寝かせておいて欲しいもんだよ。」 そう愚痴りながら箱の外へ出る。粗末に置かれた手術台などがある。どうやらここは物置のようだ。 蒼星石「僕は物扱い?僕は大事なお客さんのはずだろ?ここの人間の管理体制はどうかしてるよ。     服もなんか粗末な囚人服だし……。」 あまりの扱いの悪さに少し怒りを覚えた蒼星石。とりあえず物置を出ることに。 廊下は汚らしく薄暗い。人の気配がまったくない。とても不気味だ。 蒼星石はあまりの不気味さに怯えていた。 少し進むと上り階段がある。だが、鉄格子が降ろされていて通れない。 蒼星石「そんな…。...
  • 事務員増員計画
    ある日の放課後、話があると言われた雪華綺晶、薔薇水晶、槐の3人は指定された場所へとやってきた。 白「いやぁ、槐よく来てくれたね。それに雪華綺晶先生に薔薇水晶先生も」 槐「白崎・・・私を呼んだ理由はなんだ?」 雪「話が有ると言っていたが、別に職員室でも構わないのでは?それをこんな離れの空き教室でとは」 薔「・・・・・・」 三者三様の質問ににこにこと笑う白崎。 白「三人をここに呼んだのは他でもないよ。君たちのために・・・雪華綺晶先生と薔薇水晶先生には特にね」 雪「私たちのため?」 白「・・・・・・君たちは実に素晴らしい教師だと僕は常々思っているよ」 白崎の言葉に少し照れる二人。 白「ただ・・・・・・君たちには足りないものがあるんだ」 雪「足りない・・・」 薔「・・・もの?」 褒められた後で自分達に足りない物があると告げられる。食いつかないはずが無かった。 白「...
  • 複数
    食事会 飲み会 卒業式のボイストレーニング 野外行事 おかずの交換 運動会コスプレリレー 課題の出し方 課題を忘れた時 鬼ごっこ 進路相談 惚れ薬 ありがとう ぬこ捕獲 いつもの駐車場 卒業式のリハーサル 教師のちゃん付け シンデレラ ver.有栖学園 チョーク投げ 教育実習生 金糸雀追跡 この漫画はなんでしょう? 球技大会 臨海学校での無人島 ザ・チェンジ ある草むしりの様子 カラオケ大会 笑顔が教えてくれたもの 有栖学園の秘宝 水銀燈逃亡劇 愉快なディズニーランド ピンポンダッシュ 闇の住人 薔薇乙女戦隊ホシュレンジャー 学校の七不思議 地獄の食事会 リレー小説 バイトをしよう 成分解析 心理テスト 教科書選び 学園新聞2 入学式の少し前のとある日 真昼のダンスバトル あなたはどっち? 逃げ出した先...
  • そうだ、八景島に行こう!序章
    「八景島シーパラダイスにてくんくん特別ショー」の開催と、くんくん探偵のラストで告知が。 それを職員室で見ていた教師達一同。 教師一同「・・・行きたい!」 ラプラス「まぁ学校は休業日ですし、あの馬鹿校長さえ関わらなければ。」 真紅「そうと決まったら早速計画するわよ!」 雛苺「了解なのー!」 翠星石「どうやって行くですか?」 蒼星石「早速時刻表持ってこなきゃ」 と言って首都圏の時刻表を取りに行く蒼星石。 金糸雀「楽してズルしてお宝ゲットかしらー!」 水銀燈(ああ・・・海賊verのくんくん・・・想像しただけで・・・ポッ♪) もう職員室中てんやわんやである。 そしてルートも決定し、あとは当日を迎えるだけであった。 そして当日の朝。場所は品川駅。 真紅「まだ誰も...
  • そうだ、八景島へ行こう!
    そうだ、八景島に行こう!序章 そうだ、八景島に行こう!八景島編
  • そうだ、京都へ行こう!
    そうだ、京都へ行こう!序章 そうだ、京都へ行こう!旅立ちの朝 そうだ、京都へ行こう!行きの車内編 そうだ、京都へ行こう!おいでませ京都編 そうだ、京都へ行こう!お色直し編 そうだ、京都へ行こう!思い出作り編 そうだ、京都へ行こう!くんくんショー開幕編 そうだ、京都へ行こう!名探偵くんくん特別企画 踊る大江戸大捜査線 ばらしー日記 ヒナの日記 そうだ、京都へ行こう!雛苺組 そうだ、京都へ行こう!保守ネタ 舞台裏にて 関連SS 他の人が書いたもの そうだ、八景島へ行こう!
  • 水銀燈の奇妙な逃亡 第二話
    その日は暑すぎもなく寒すぎもなく、とても心地よい日だった。 射撃部は学校の裏山で部活動をしていた。 とは言ってもいつもとは違い顧問の雪華綺晶が不在だったため非常にまったりと活動していた。 オディール「…いい天気…」 部長であるオディールはハンモックに揺られながら部員達を監督していた。 そして時間が経ち部員の一人がオディールのところに駆け寄ってきた。 部員A「報告。射撃演し……あれ?部長?」 オディール「…すーすーすー…」 そこには気持のよさそうな寝息をたてるオディールが。 部員A「ぶ、部長?部長ー。おーい…」 オディール「すーすーすー…」 ためしに揺すってみる。だが起きない。 部員A「…先生がいないからって、こんなにリラックスしてていいのかな…?先生が来ても知りませんよ?部長。」 そしてまた時間が経過した。 ―…escaped…...
  • そうだ、京都へ行こう!序章
    真「あぁ、今日もくんくんの推理は冴えていたのだわ」 真紅は恍惚とした表情で呟く。 彼女は週に一度の楽しみである「名探偵くんくん」を見ていた。(標準でビデオ録画もしている) 彼女にとってくんくんは学校で疲れた体や心を癒し、翌日の授業への活力の素であった。 真「さて、この間借りてきた『名探偵くんくん 鏡館の鎮魂歌』でも見ましょうか」 そう言って立ち上がろうとした時に、突如くんくんが画面に現れた。 いつもなら「来週もまた見てね。くんくん!」という画面が出るだけなのだが、それとは違うようだ。 「あら、一体何かしら?」 慌てて座りなおす真紅。その表情は真剣そのものだった。 くんくん「やあ、みんな。いつも名探偵くんくんを応援してくれてありがとう。僕、嬉しいよ」 真「そ、そんな・・・私の方こそ・・・」 くんくん「今日は僕からみんなに大事なお知らせが有るん...
  • 無題短編集 複数編1
    雛苺「変な生徒がいるのー」 真紅「だれなの?」 内藤「保守だおwwwwww」 321 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/06/28(水) 20 14 34.28 ID 9U+V386g0 あがらん保守 雛「ねぇねぇしんくぅ~」 真「なぁに雛苺?今クンクンが良いところなのよ」 雛「スレのあがる、さがるってなんのこと?」 真「あら、あなたそんなことも知らなかったの」 翠「まっ~たく、これだからお馬鹿なチビチビはだめですねぇ~」 雛「むぅ~、じゃあ翠星石は知ってるの?」 翠「ヒィッ!!…えっとぉ、あのですね、さがるっていうのは…」 蒼「君も知らないんじゃないか」 翠「うぅぅ~~…誰か教えてほしいでぅ…」 337 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:...
  • 夢眠
    夢眠の正体・習性・文の構成 水銀燈が殆んどサボろうとしない。 必ず『水銀燈とめぐ』が出演 台詞を増やす習性が有る 小説と言うより脚本っぽい 変な時間帯に投下する。 極度の寂しがり屋で信じられない程の多重人格 受験生 ランドサーフ(スケボーみたいなの)に水銀燈のステッカーを ボードケースに水銀燈&メグの刺繍が施してあり、 スポーツ好きのアニメオタク。 アニヲタの事について突っ込まれると・・・何故か爆笑し 「うん!アニメ好きだよ?www面白いジャン?え?キモイ? 価値観の違いだから勝手な意見で人の趣味を悪く言うのはどうかと思うけど? まぁ俺は気にしないけどねぇ~♪wwwww」 と、開き直る。 この男はアニメについて以下の考えを持っている。 ア ニ メ は 日 本 の 文 化 ! 国 技 と 言 っ て 過 言 で は 無 い !        ...
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた5話前編
    雪「さてと・・・」 カフェテリアのイスに座り込む二人。机の上にはコーヒーが2杯、湯気を立てていた。 蒼「さて・・・説明してもらいましょうか・・・」 雪「これはそこの有栖川大学病院の財前教授からの依頼でね・・・」 蒼「なに?!」 雪「・・・何故なのか・・・そんな顔をしているな・・・分かった。蒼星石先生、教えてやろう。私から教えられたとは言うなよ・・・」 雪華綺晶はあたりを見回す。幸い、怪しいものは居なかった。 雪「プロジェクト・ミリオン・・・」 蒼「プロジェクト・ミリオン?」 雪「そう、千年計画という意味だ。この計画には、Sと書き散らしの交配が必要不可欠なのだ・・・全てはうまく行っていた・・・しかし、邪魔が入った。」 蒼「邪魔?」 雪「何かの手違いでな・・・最初書き散らしはSに告白をしようと、手紙を渡した。しかし、その手紙をミリオン反対派の水銀燈がSから奪い取り破り捨て...
  • 真夏のスイカ割り!
    ~真夏のスイカ割り!~ ロ「暑ぅ・・・」 ローゼンはバテていた。無論原因はこの暑さだ。 8月も半ばとはいえ残暑はまだ厳しい。なんとまだ37度もあるのだ。不死身のローゼンもこれには応える。 そこでローゼンはいきなり立ち上がり叫んだ! ロ「そうだ、スイカを食べよう!!!」 そして職員室。 ロ「・・・ということなんだ。」 翠「はぁ?いきなりスイカって・・・」 真「また簡単に言ってのけるのだわ・・・スイカはどうするの?」 至極当然の疑問だ。そこに水銀燈が口を挟む。 水「翠星石たちの菜園では作ってないのぉ?」 ちなみに翠星石と雛苺は学園内に菜園を持っている。その種類は豊富で味もいいと評判だ。 しかし翠星石は血相を変えて否定する。 翠「だめですぅ!確かにスイカも作ってますけどそんな量は無いですぅ!ねぇ、...
  • お月見
    雛「うーさぎうさぎ、何見て跳ねる、十五夜お月様、見てはーねぇえーーるっ♪」 ラ「…………」 雛「ああっ、ううと……これは別にラプラス教頭のことを歌ったんじゃないのよっ」 ラ「……ええ、わかっていますよ。あ、お団子一ついただけます?」   もぐもぐもぐ。まんまるお月様を見上げ、ほうっと深いため息を吐くラプラス。 雛「どしたの、教頭先生……?」 ラ「……いえね、月を見ると思い出さずにはいられないんですよ……」   感傷的なムードが漂った。雛苺は黙って、教頭が口を開くのを待った。 ラ「あれはもう三十年以上も昔になりますか、私がまだ幼かった頃のことです。   私には、大好きだった伯父がいました。彼は、ウサギの中でも特に秀でていて、あのアポロ計画から宇宙飛行士として招かれるほどだった。   私に月の石をお土産に持って帰ると約束し、アポロ十八号に乗せられて、...
  • 夏休み計画第一弾=海水浴=前編
    数週間前の職員室 ロ「夏休みに入ったら皆で海に行きたいんだけどどうかな?」 いつもの唐突なローゼンの提案も今回ばっかりは皆の同意を得た。 雛「わ~い!海なの~!!」 薔「・・・校長と海水浴・・・行く!」 雪「な!・・・仕方ない・・・私も行くか・・・」 蒼「久しぶりに海水浴ってのもいいかもね!僕も行くよ。」 翠「蒼星石が行くなら翠星石も行くですぅ~!」 真「たまにはいいのだわ」 水「楽しそぉねぇ?行くわぁ~」 金「面白そうだから行くかしら~!」 ラ「あの・・・私も参加しても・・・?」 一同(!?教頭がアクティブに!??) ロ「楽しそうだから先生方一名に付き3名まで友人を招待していいことにしよう!   んじゃまた明日ね~」 一同「お疲れ様です」  =翌日= 雛の場合 雛「とーーーもーーーーえーーーーーーーー!!...
  • 夏休み計画第一弾=海水浴=予定編
    数週間前の職員室 ロ「夏休みに入ったら皆で海に行きたいんだけどどうかな?」 いつもの唐突なローゼンの提案も今回ばっかりは皆の同意を得た。 雛「わ~い!海なの~!!」 薔「・・・校長と海水浴・・・行く!」 雪「な!・・・仕方ない・・・私も行くか・・・」 蒼「久しぶりに海水浴ってのもいいかもね!僕も行くよ。」 翠「蒼星石が行くなら翠星石も行くですぅ~!」 真「たまにはいいのだわ」 水「楽しそぉねぇ?行くわぁ~」 金「面白そうだから行くかしら~!」 ラ「あの・・・私も参加しても・・・?」 一同(!?教頭がアクティブに!??) ロ「楽しそうだから先生方一名に付き3名まで友人を招待していいことにしよう!  んじゃまた明日ね~」 一同「お疲れ様です」 =翌日= 雛の場合 雛「とーーーもーーーーえーーーーーーーー...
  • 夏休み計画第一弾=海水浴=移動編
    出発の日、重い荷物を持って次々にローゼンの家に集まった一同・・・と+一名。 一番最後に来た金糸雀はその姿を確認した瞬間、顔を強張らせた。 金「ちょ・・・ミッチャン!!何で居るかしら~!!?(ガクガク」 み「金糸雀が海に行くって聞いたから何時誘われるかと待ってたんだけど   誘ってくれないみたいだから槐さんに頼んで招待してもらったの!」 満面の笑みを浮かべるみっちゃん、だが目が笑っていない。 おまけに言葉の内容は普通だが凄く冷たい響きだった。 金(ヤバイかしら~。どうしてミッチャンの耳に入ったのかしら?   家では海水浴の話してないし準備だって見つからないように頑張ってたかしら?) 槐「カメラの腕は学園一だろうから白崎には俺が話した」 白「楽しみだね~エ~ンジュ♪(ニヤニヤ」 槐「全くだ・・・(ニヤ」 金(この二人絶対沈めてやるかしら・・...
  • 有栖学園手芸同好会~部費が出た理由~
     手芸同好会。  顧問無し。  部員数一人  部費何故か学校から支給されている。  今回は、その何故部費が支給去れる様になったかの御話である。 「と、立派に言ったもんだけど。たいしたもんじゃないですよ?」  と、JUMが手を動かしながら自分の正面に座る蒼星石に言う。  現在JUMが行なっている作業は、蒼星石のお気に入りのベストの解れを直すである。 「へぇ……でも、同好会で部費が出てるのはここだけなんだよ?」 「あー……そうでしょうねぇ……うん」  はい。と、解れを直したベストを蒼星石に手渡す。  蒼星石は、ありがとう。と一言言ってベストを受け取る。 「一応、我らが校長に承認してもらったんですよ」 「ローゼン校長が?」  よく承認してもらったね? と、蒼星石は感心したように言う。  そんな蒼...
  • 第10話「渦中の三人」
    「よう。よく来てくれたな」  と、書き散らしは自分の部屋に来た二人に気楽な声でそう声かけた。 「まぁ呼ばれたからな」 「えっと……はい」  二人……おあ氏とS氏……は、そう答えた。  まぁすわれよと、書き散らしは椅子を見てそう言う。  二人は、書き散らしに言われたとおり椅子に座る。 「で、読んだのには訳あるんだ」  書き散らしは頬を軽く掻いてそう言う。 「S氏。答えをくれないか? 今はおあ氏と付き合ってるの知ってるけど。  もともとは、おあ氏が私の代わりに私の告白の答えを聞くって事だった」  書き散らしの言葉に、この前の話だ……とS氏はおあ氏の方を見る。  おあ氏は、短くうなづいただけだった。 「ぼ、僕は……」  そこで、言葉を切ってしまうS氏。  しばらく、三人の間には沈黙と気まずい雰囲気が漂う。  そんな中最初に口火を切ったのは書き散らしだった。 「S...
  • しとこうか
    教師個別 水銀燈 プールサイドの決闘 手のひら重ねて 金糸雀 楽してズルして・・・ 裏山攻防戦 裏山の主? ディア プリンセス 翠星石 学食再生プロジェクト 蒼星石 世は数に満ちて 樹の芽 蒼星石レポート アメリカ旅行記 蒼星石レポート アメリカ旅行記2 真紅 シャックリ狂騒曲 こうちゃの先生 雛苺 これも大事な授業なの イチゴギアソリッド 薔薇水晶 日本史のお時間 雪華綺晶 世界史のお時間 複数 そうだ、京都へ行こう! もしも小学校の教師だったら 湯煙の向こう側 部を作ろう 映画を作ろう 推薦入試 性格診断結果 成績アップ大作戦 祭囃子 第2次裏山攻防戦 nフィールドへようこそ 教科書が教えない歴史『日韓併合』 脇役メイン 私も教師なのですよ ほもJUMXラ丼 瞳の先に 事務員増員計...
  • 雪華綺晶の苦手な物
       最近、生徒の間で先生の嫌いなものが話題になっていた。    真紅先生はネコで、水銀燈先生と蒼星石先生は幽霊、    翠星石先生は絶叫系の乗り物、とこんな感じである。    だが、ただ1人それがわからない先生がいた。    世界史の雪華綺晶先生だった。    彼女は昔、軍隊に所属しており、肝が据わっており、    幽霊や絶叫系はものともせず、動物を可愛がり、    しかも、並外れた大食漢で好き嫌いはないだろうと思われていた。    そんなある日…   雪「…ご、5月7日我等がドイヅはむじょうげんごうふぐを…」  生徒「「「このクラスでも泣いてるよ…」」」    別のクラスで教えていたときも泣いていたようだ。    この単元をするときには避けては通れないらしい。   雪「うっ…うっ…」    授業はまったく進まない。生徒はため息をつ...
  • 学校の七不思議
    いつの時代のどの学校にも不思議と「学校の七不思議」というものが存在する。 それは時たま生徒達の間で騒がれて、肝試しに使われたり、また雑談の話題になったりする。 そしてここでも… ザワザワとざわめく休憩時間の教室。その中でヒッソリと喋っている集団があった。 生徒A「ねぇねぇ、知ってる?学校の七不思議。」 生徒B「あぁ、あの胡散臭いやつ?誰もいないはずの音楽室から夜な夜なピアノの演奏が聞こえて来たり、午前2時に校長室に入ると一斉に歴代校長の肖像画がこっちを向くとかそういう系のアレだろ?」 生徒A「そうそう、そういうのがこの学校にもあるらしいんだよ。でね、7つ全部知っちゃうと殺されちゃうらしいんだよ。」 生徒B「普通だな~。っつーか絶対嘘だって。作った奴は今ごろお前の話どっかで聞いてて喜んでるよ。」 生徒C「でも、嘘ばっかりとは限らないよ。何処かの学校では本...
  • ローゼンの鬼ごっこ
    私立有栖学園の名物であるローゼン・・・ 彼の行動に胃を痛めるラプラス・・・ ○月×日 AM9:00 ゲーム開始 1時間目の授業が始まり、しばらくして緊急の校内放送が流れた ローゼン「やぁ、みんな今日も良い日だね!」 生徒達は皆(あぁ、また何かやるんだ)と内心つぶやいた そんな生徒達の内心等気にも留めないでローゼンは次の言葉を放つ ローゼン「では、今から日頃のお礼もかねて・・・」 全生徒+全教師(お礼?) ローゼン「これより有栖学園全体を使い逃げる僕を捕獲する、いやさせる!つまり、何でもあり鬼ごっこをする!」 全生徒+全教師「は!?」 全員が見事にハモった・・・ そして、皆困惑する中ローゼンの次ぎの放送が飛び交う ローゼン「簡単な説明するよ!鬼ごっこと言っても僕を捕獲してクラスに持ち帰る事が条件、 他には何を使ってもOK要は簡単、僕を戦闘不能にして捕獲...
  • ラプラス(白崎)
    ラプラス ・・・・設定・・・・ 自称クールな白ウサギ。 教頭と言う立場でありながら、己も教師であり生徒たちの事は気にかけている心優しき人(?) その細い身からは、信じられない身体能力を発揮しやはりうさぎらしく脚力が強い。 そして、いつもローゼンに手を焼いている。 このごろ、ローゼンに対して容赦がなくなってきてる。 妹が居る。 ローゼンを止める事ができる唯一のストッパー。 ゆえに、全教員に全生徒のストッパーもかねている。 また、変装術もすばらしく白崎と言う男性に変装して教師たちの調子を観察する事もあり 教師たちを影から支えるナイスウサギ。 胃薬を飲む回数は一日6回と大目。それほどストレスが来ている様だ。 もうこのごろは、ぶっちゃけてきて校長に対する態度が もう怨敵に対してな態度っぽくなっている(校長逃亡時のみ) 蒼星石と一緒にアーチェリー部顧問をしている。 ...
  • 夏休み計画第一弾=海水浴=水着披露編
    ようやく海に着いた一同はそれぞれ自分の荷物を持ってバスを後にした。 バスを降りた一同は目の前の光景に言葉を失っている。 そこに有ったのはまるでこの世の物かと疑うような美しすぎる砂浜と澄み切った海 幻想を見ている様だった。 ロ「とりあえず荷物を別荘に運んじゃおっか~♪」 水「ちょっとぉ・・・これ一体何処までが校長の所有物なのよぉ・・・?」 ロ「えっとね・・・・見える所は全部僕のだから気にしないでいいよ!」 一同「なんですと!!!!?」 ロ「~♪」 翠「いちいち突っ込んでたら身がもたねぇですぅ・・・」 別荘の方からローゼンが叫んでいる ロ「鍵開いたよ~!早く荷物置いて遊ぼうよ~♪」 め「行きましょ先生♪」 金「置き終ったら潜水艇組み立てるかしら~♪」 雛「金糸雀~そんなものどぉやって持ってきたのぉ?」 金「秘密かしら~!絶対に言えない...
  • 雪華綺晶の誕生日
    3年2組・・・ここの生徒達は先生に誕生日プレゼントをしてくれる。 今回も2週間後の雪華綺晶の誕生日のプレゼントを計画していた。 「そういえば、雪華綺晶先生ってなにが欲しいのかなぁ・・・」 「大食いだから、食べ物がいいんじゃない?」 「それじゃあ残らないじゃん・・・水銀燈先生もヤクルト拒否ったし・・・」 「思い切って聞いてみるか・・・」 世界史の授業― 「雪華綺晶先生!誕生日プレゼント何がいいですか?」 「うはwwwwwストレートwwwwww」 雪「え・・・?うーん・・・・いろこい・・・・」 一同(??) 雪「・・・授業を続けます・・・レコンキスタは・・・」 「『いろこい』って何だ・・・?」 「とりあえず、町に行って探してみるか・・・」 ―ゲーム店 「いろいろ探したけど無かったな・・・・...
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた7話
    財前「金糸雀君・・・今、彼らはどうなっているのかね・・・?」 金「Sは今おあと付き合ってるのかしら・・・ちょっとまずい状態かしら・・・」 有栖川大学病院の地下4階の秘密談話室。金糸雀は病院に来ていた。 金「雪華綺晶先生が今彼らを引き離そうとしてるのかしら。彼女ならきっと成功させてくれると思うのかしら・・・」 財前「そうだな・・・彼女は仕事人だからな・・・きっと成功させてくれるだろう・・・」 密談を交わす金糸雀と財前教授。 財前「・・・ミリオン計画・・・何としても成功させなくてはな・・・成功すれば我々のクローン研究の最高の成果だ。 完成の暁にはイスラエル陸軍に引き渡す事になっているな・・・」 金「こっちにもお金が入って一石二鳥かしらー!」 財前「そうだな・・・毎秒920メートルで飛んでくる銃弾を避け、素手で戦車のハッチを引き剥がし、スコープ無しで2000メートル先の目...
  • 球技大会~プロローグ~
       9月9日、快晴。    この日は年に一度の球技大会の日だ。    体操着姿の生徒が続々とグラウンドに出てくる。    しかし、なぜ2学期も始まったばかりのこんな日にすることになったのだろうか。    それにはやはり「あの人」の思いつき発言があった。    それは1学期の終業式のこと・・・ ローゼン「今年の球技大会は2学期始まってすぐやろうと思う。      なので、夏休みに各クラス練習しておくよーに」  生徒(うぇっ、マジかよ…)    (はっ、練習なんかするかよ)    (せっかくの夏休みなんだしぃ~)    心の中でそう思う生徒。まぁ当然であろう。しかしそこはさすがのローゼン、    次の一言で生徒達のやる気を引き出させた。 ローゼン「今年は学年別で行い、各学年の優勝クラスには賞金100万円を      与えること...
  • 薔薇水晶の日記
    薔薇水晶「せっかくのお休みなのに…わざわざ遊びに来てくれてありがとう。今すぐ、お茶の用意をするね?」 ある日の休日、薔薇水晶の家を訪れた翠星石と蒼星石。 薔薇水晶がいなくなったのを機に、何か面白いものはないかと、部屋を物色する翠星石。 そこに、あるものが目に映った。 翠星石「おっ、あいつ日記なんかつけてやがったんですね?どれどれ、あの無口な薔薇水晶が普段何を考えているのか、翠星石が見届けてやるですぅ♪」 蒼星石「だ、だめだよ!!そう言うのはプライバシーの問題だから…」 そんな言葉を無視して、どんどん日記を読み始める翠星石。 そこには、こんなことが書いてあった。 ○月×日 今日も朝5時に起床。 予想外に姉さんのお弁当作りに手間取ったが、いつもの時間に、銀ちゃんに電話することが出来た。 今日は天気がいいので、どこかに遊びに行っちゃうんじゃない...
  • 有栖学園教師達の日常
    その1・普段の職員室 ローゼン「やぁ~愛しの薔薇ちゃん~一緒に昼飯食べない~?」 薔薇水晶「ちょっ、ちょっと・・・・・そんなに大声で・・・・恥ずかしいじゃない・・・・・(そう言いながらも、一緒に食べる)」 真紅「何を今更。照れる事は無いと思うのだわ」(お弁当持参。手作り) 金糸雀「確かに」(コンビニのお弁当持参) 水銀燈「いい加減、さっさと結婚してほしいものですねぇ~。職員室でデートのような雰囲気を作られるのは、教育に良いとは思えないわぁ~(人のこと言えません)」 雛苺「まあまあ。あれも一種の『名物』なのー。そんなに目くじらを立てなくても~」 真紅「そうね。大体、それを言うのならもう一組、困った二人がいるし。」 翠星石「蒼星石、あ~ん♪」 蒼星石「ちょっと、待ってよ~翠星石。みんなが見ているじゃないか・・・」(と言いつつ、口はしっかり開いている) ...
  • プランK.S
    柿崎めぐ。 入院生活を送っていた彼女は最近漸く学校に来れるようになり、 他の皆と同様に学校生活を過ごしているところである。 ―――ただ一つ違うことは 「(す、水銀燈先生!あぁ、なんて今日も綺麗なの! エロ可愛いとはこのことかしら!? そのミニスカに黒編みタイツは兵器よ!私の心を破壊する兵器よ! あぁ、その黒ヒール、新しく貢がせたのね? まったく、悪い人。でもそこが好き!)」 …………熱狂的な水銀党員であるということである。 運命よろしく彼女はこちらへ向かってくる。 早速、アプローチ開始。 ささっ、と角に隠れ、よくありがちではあるが 偶然を装いながらぶつかって謝って、そこから……。 思考回路はショート寸前。 今すぐ会いたいよ。 タイミングを見計らって、GO! 「銀姉。ご飯食べ行こう」 ……………ん...
  • 試験必勝!!高確率で出る問題集
    「・・・・・・」 放課後の、とある教室。 そこに数名の生徒が神妙な面持ちで集まっていた。 日も暮れかけ、オレンジの光が室内を照らす中・・・・ 中心に座り、何かの本を二冊、交互に見て頷いている一人の・・・・ガリ勉タイプの生徒。 ガリ勉「OK。完璧だ」 がり勉は一言そう言って、本を二冊重ねて目の前の机に置く。 A「っし!!!」 B「あとはコピーするだけやっ!」 C「チェックありがとよ、恩に着るぜ!」 各々喜びのポーズをとり、ガリ勉にお礼を言い。 来た時から空けていた出口へそれぞれ走って出て行こうとする生徒達。 真紅「そんなに喜び勇んでどこへ行くのかしらね?」 三人揃って教室を飛び出し。 不意に背後から聞こえる声に石のように固まる。 教室の中でもガリ勉がかたまっていた。 B「・・...
  • 用務員の仕事
     わし、柴田元治は、有栖学園の公務員(掃除とか蛍光灯の交換とか)をやっておる。  今日も今日とて、わしは有栖学園の清掃なんぞに精を出す。  何事も無く終わる日もあれば、何かがあって終わる日もある。  長年愛用の竹箒を片手に、有栖学園を掃除する。たまに、生徒さんが差し入れ何ぞ持ってきてくれるのが嬉しい。  いまどき珍しい、人情がある場所であるこの学園。  今の学校と言う物は、人情なんぞほぼ皆無で、まるで流れ作業の一つであるが如し。  だから、この学園は珍しくあり貴重な場所である。  生徒と教師が一丸となって何かをする。教師が本当に生徒を怒る。生徒が教師にちゃんとモノを言いそれを親身に受け取る教師。  本当に、良い場所である。  わしは、そんな有栖学園に勤めている事を誇りに思う。  前に、別の場所で働いている公務員仲間とお互いの学校について話をしたことが...
  • 第13話「円卓」
    カッカッカッカという規則正しい足音が廊下に響く。 軍服のような格好の4人が歩いていた。 胸にはKSVと書かれたハーケンクロイツの紋章。 2人の襟にはSSと書かれた襟章が、もう二人にはSAと書かれた襟章が貼り付けてあった。 彼らは射撃部部員、兼雪華綺晶愛好会の頭。 射撃部親衛隊第一分隊、通称近衛隊隊長「r1」 射撃部親衛隊第二分隊、通称護衛隊隊長「ウィキ」 射撃部突撃隊第二分隊、通称空挺隊隊長「ほぐし」 そして・・・ 射撃部突撃隊第一分隊、通称海兵隊隊長 そして、射撃部全体を指揮する現部長「オディール・フォッセー」 彼らが向かう先、それは有栖学園教師愛好会幹部生特殊自治執行会 通称「特自」と呼ばれる会議。そこに呼び出されていた。 ウィキ「はぁ、S氏は居なくなっちまうし・・・コレじゃあどうやって計画を進めるんだよ・・・」 ほぐし「ごめん・・・俺の人選ミスだった...
  • 退化
    ラプラスは今日も校長捕獲という重労働をこなし、帰路についていた。途中に神社が あったのでせっかくだからお賽銭でも、と賽銭箱に5円を投げ込み、お祈りをした。 ラ(あしたこそ校長が仕事をしますように・・・) 翌日。 ラ「おはようございます、みなさん。」 蒼「あ、おはようございまs・・・。」 蒼星石はあっけに取られてしまった。蒼星石の目の前にいたのは、二足歩行のウサギでは なく、本物のウサギだった。 翠「蒼星石!なんでここにウサギがいるです!庭園が荒らされちまうですよ!」 ウサギを発見した翠星石が蒼星石をゆさぶる。 蒼「いや、ラプラス教頭に挨拶したつもりだったんだけど・・・。」 翠「このウサギと間違ったんじゃないですか?それともアイツ草ばっか食べてほんとにこうなっちまったとか…」 二人でウサギを凝視する。ウサギ(ラプラス)が口をひらく。 兎「あの・・・」 翠&蒼...
  • 有栖学園に一つの恋愛が生まれようとしていた9話
    めぐ「で、話ってなんですか?」 放課後、めぐは水銀燈に呼び出されていた。 銀「・・・実は・・・あれの事なんだけどぉ・・・」 めぐ「・・・ホムンクルス・・・」 銀「そう・・・それよそれ。」 めぐ「結構な事じゃないですか。私も・・・」 銀「いや・・・それが金糸雀も関与してるみたいなのよぉ。」 めぐ「金糸雀先生が?」 銀「・・・本体、もしくはデータを北朝鮮に持ち込むつもりらしいのよ。最近朝鮮総連と接触してるらしいわぁ・・・」 めぐ「?!」 銀「そこで、あなたに頼みたいのよぉ・・・やることは分かってるわね?談合場所は有栖川大学病院、地下4階よ。」 めぐ「わかりました。水銀燈先生。」 有栖川大学病院、地下4階・・・ そこには従者を3人従えて談話室から出てくる金糸雀の姿があった。学園の生徒ではないようだ。 金「ふっふっふ・・・このデータを半島に持ち帰れば後の人生...
  • 雛苺は見た!
    すー……むにゃむにゃ……しんくのおぱーいは、こうとうぶのおんなのこのだれよりも、ちいさかったの……びっくりしたの……。 真「このっ・・・・・・練りわさびを鼻の下につけておこうかしら・・・」 水「あらぁ、寝ていても真実は分かるのねぇ。うふふ・・・ギャァァァァァァ!」 真「ふぅ…やっぱり翠星石の農園で作ったわさびはよく効くのだわ!」 水「覚えてなさい・・・(うぅ、わたしの鼻がぁ・・・)」 むにゃむにゃ……すいせいせきは、こんげつになって3キロもふとったの……ねるまえに、ホールケーキをはんぶんもたべるからなの……。 翠「な、何故それを・・・(でも甘いものは止められねぇですぅ…)」 金「ふっふっふ、この金糸雀に分からない事はないのかしらー!他にも水銀燈のあんなことや蒼星石のこんなことも・・・」 むにゃむにゃ...
  • 教科書が教えない歴史『中村屋とインド式カレー』
    薔薇水晶先生が教えた事 水銀燈先生がめぐに教えた事  「薔薇水晶先生に教えてもらったのですが……雛苺先生も何か知ってます?」  そう突然に巴に尋ねられた雛苺は、えっ!? と驚いた表情を作る。  自分は、家庭科担当の教員であり歴史に事になると余り覚えていないのが現状である。  というか、昔ならった歴史の出来事すら覚えてない。  覚えてても、明治維新とかそこら辺だ……  しかし、こう尋ねられては答えねばならぬのが教師……  考えて考えて思い出して思い出して……あっ! と、思い出す。  「一つだけなら知ってるの!」  「本当ですか?」  「ちょっと記憶が曖昧だけど……大丈夫なの!」  ぐっと握りこぶしを作ってそういう雛苺を見て、苦笑をもらす巴。  「ボースと中村屋のインド式カリー!」  「へ?」  いきな...
  • 第14話「策謀」
    剣道場の地下では巴率いる剣道部、雛苺、零度が今後の作戦を練っていた。 零度「この度は私の活動にご協力いただき有難うございます。」 巴「お礼を言うのは私たちのほうです。零度さんのような心強い人が味方になってくれたし、   私たちを強化人間に改造してくれたんですから。」 雛苺「ヒナもお礼を言うのー。ありがとう。」 巴は攻撃力が特に強化されており、太い鉄柵も容易に引きちぎるほどの怪力を得ている。 雛苺は主に敏捷性が高められ、彼女に狙われればおそらく新幹線でも逃げ切ることはできないだろう。 その他の剣道部員も零度の手術により、肉体を強化されている。 零度「さて、私はそろそろプロジェクトミリオンを根底から叩き潰そうと考えています。    書き散らしさんからSさんを引き剥がす作戦ではいつまでも経ってもらちが明かない。    とはいえ、計画を潰すにもその前にとてつもない壁が立ちはだかっています…。」 雛...
  • 雛苺のずる休み
    『明日、不死屋では高級苺をふんだんに使った苺大福を、12時より20個限定で発売します!!1日だけのスペシャル大福ですので、お早めに…』 朝、雛苺が学校の仕度をしていると、TVでこのようなCMが流れていた。 急いでメモを取るものの、雛苺の顔は何故かさえない。 雛苺「うー…でも、12時じゃまだ授業が終わってないの…。しかも20個しかないなんて、あんまりなの…」 そうつぶやくと、雛苺はため息をつきながら、学校へと向かった。 雛苺「うゆー…」 学校についてからも、雛苺の頭の中は例の苺大福のことでいっぱいだった。 学校の授業がある…でも食べたい…そんなジレンマが雛苺を襲う。 その時、雛苺の頭にある名案が浮かんだ。 そうだ、学校を休めば全ては丸く解決するではないか!しかも、この学校にはサボりのプロもいる…!! 思いついたら即行動と、雛苺は水銀燈に声をかけた...
  • 闇の住人
    真紅「次は図書室よ!全く、どうなってるの!?」 雛苺「とにかく、生徒を安全な場所に避難させなきゃなの!!」 その日はただの防災訓練で済むはずだった。しかし、学園内では実際にあちこちで火の手が上がっていた。 ラプラス「…校長…!まさか…!!」 ローゼン「ち、違う!今回は何も関与してない!!」 予想外の事態に狼狽する校長。それをよそに、他の教師陣は迅速に対応に当たった。 元々、避難訓練を予定していたことも、生徒たちをスムーズに誘導できた理由の1つだろう。 薔薇水晶「生徒は、全員無事に避難できました!あとは…」 雪華綺晶「…火を消さなきゃ…だね。」 そういうと、雪華綺晶は教師全員に防煙マスクと無線を手渡し、自らも校舎の中に突入した。 消火活動は、困難を極めた。まるで火の気の無いところでも、仕掛けられた時限式の発火装置が、次々とその牙をむくからだ。 ...
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