ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「何気ない日常」で検索した結果

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  • 何気ない日常
    ...   そんな何気ない日常の一コマ。   廊下をずるずると引きずられていくローゼン。 ロ「ねえ、きらきー……。お願いっ、見逃してっ」 雪「……お前に、きらきー呼ばわりされる、いわれはない……」 ロ「そんな、つれないなぁ。仮にも僕はキミの上司だよ? もうちっと優しく接してくれたって、罰は当たらないんじゃないかなぁ?」   雪華綺晶は、横目でローゼンの傷の様子を確かめた。もう、治癒し始めている。   口八丁な相手だ。雪華綺晶は、黙殺を決め込んだ。 ロ「ううう……うわああああああんんっ、嫌だい嫌だいっ、暗くてじめじめした地底の穴ぐらに閉じ込められて、退屈な作業を強要されるのは、嫌だい嫌だいっ、断じて嫌だいっ!!」   いい年をした大人が、恥も外聞もなく、大声で駄々をこね始めた。   もちろんこれは演技であり、単なる嫌がらせに過ぎない...
  • r1
    ... 雨の日の悲劇 何気ない日常 薔薇水晶 ばらきらの一日 複数 かなりー最強伝説 臨海学校での無人島 薔薇乙女戦隊ホシュレンジャー 二人っきりの補習授業 雪華綺晶への贈り物 ★New!! 雪が積もった日 ★New!! ラプラス 恐怖の昼休み 参加したリレー小説 ばらしー捜索大作戦 雛苺は見た! シャックリ狂騒曲2 きんきゅうあげ&ほしゅ 未来 秋の味覚 履修漏れ その他、小ネタなど 雪華綺晶と赴任、後編。 絞首刑、落下 水銀燈と初代1の誕生日 薬物ダメ、絶対! 戦場のフードファイター 夢魔の逆襲 俺も欲しいww お月見 オーベルテューレ放送日決定! 雪 勤労感謝の日
  • 雪華綺晶
    ...ない歴史『開国』 何気ない日常 冬眠と御乱心 保存庫 雪華綺晶への贈り物 教育基本法改正についてその3~薔薇水晶、雪華綺晶の場合~ 貸し一つ 湾岸戦争 戦火の愛 初恋は74式 日常への空挺降下 74式の思い出
  • 変わらない夏の日常
     ミーンミンミンミンミーン…  車から降りてみると、迎えたのは蝉の大合唱だった  パタン!  ドアを閉め、車の鍵をキーのボタン一つでロックする。  さて、校舎へと向かおうかとバックを担ぐ  そして歩く  ………… 銀「暑い!」  水銀燈は叫んだ。その間歩いて2秒  車の中はクーラー天国だったのに対し、外はまさに灼熱地獄  全く暑いの一言に尽きてしまう。その根源である太陽をキッと睨み付ける。  勿論太陽が引っ込むわけでもなく。容赦なく熱光線を出し続ける 銀「はぁ…金糸雀じゃないけど、今度から日傘を持ち歩こうかしら」  金糸雀は黄色い傘だから、自分は黒い傘にしよう、勿論HERMESのやつで。  今度テキトーに電話して男に買って貰おう等と企てる。  職員室前で、さていつ仕掛けようか(電話を掛けようか)と考えていると 薔「…そんなことしちゃ駄目だよ銀ちゃん…?」 ...
  • S氏は悪くない
    ちょっと前に誰が一番ってあったけど、ここは神クラスが多すぎるからなぁ ぶっちゃけ、誰も得意な分野・不得意な分野あるから一番は難しそう 部門別なら分けられそうだと思うんだけどな そしてこのネタに食いついたS氏は以外と自信家? 雪「はい、用意したよ」 俺「へ?い、いや吊る気ないけど・・・」 雪「問答無用・・・ガタン・・・・・・・」 薔「S氏は悪くない・・・・」
  • 水銀燈と屋上
     ぼぅっと一人の男子生徒が、屋上に居た。  フェンスの金網をつかみじーっとはるか下のグラウンドを見ている。  このフェンスを超えて見たい。男子生徒は、そんな事を思う。 水銀燈「何やろうとしてるのぅ?」  ふと、男子生徒の後ろからいつの間にか居た水銀燈がそう声かけた。  金網から手を離し水銀燈の方を振り向き別に。と、そう漏らす男子生徒。 水銀燈「ふぅん……言っておくけど、そのフェンス。鉄片にワイヤー引っ張って電流流してるから超える事は無理よ?」  と、水銀燈の言葉に、別段焦った様子も無くそうっすか。と答える。 水銀燈「アナタ暇そうだから、ちょっと私の話聞いていきなさい」  別に暇って訳でも……のつぶやきは、水銀燈の「此処でぼぅとする暇あるんでしょ」と、言われて何もいえなくなる。  観念したのか、なんすか? と、屋上に設置されているベンチにおもむろに腰を...
  • 蒼星石の変装
    「うぅ~、だりぃですぅ…」 「大丈夫?翠星石」 「大丈夫なわけねぇですぅ、うぅ~、今日は大事な会合の日なのに、ですぅ…」 ここは翠星石の家。 事の発端は、前日にさかのぼる。 「なんかだりぃですぅ…」 夜の職員室。 ここに居るのは二人の教師。 そのうちの一人、翠星石のうめき声がする。 「どうしたの?翠星石」 「頭が痛ぇうえに、体もだりぃですぅ…」 「う~ん…風邪かな」 そう言って蒼星石は、翠星石のおでこに手を当てる。 「熱は無いみたいだけど…」 「そんなことねぇですぅ…、何かの間違いですぅ…」 「う~ん…、何が原因なのかな…」 そう思案している間にも、翠星石のうめき声は絶えない。 「とりあえず、今日はここまでにして、家でゆっくり休んだ方が良いよ」 「そうさせてもらうですぅ…」 そう言って翠星石...
  • 「日常」
     大人になるまでの私の人生は平凡な「日常」であった。 平凡な片田舎で生まれ、平凡に義務教育を終え、平凡に高校に入学した。 けれど、私には周りの学生達とは違う部分があった。それは軍事に関心があったこと。 おおよそ私が学生として過ごした時代において、軍事とはタブー以外の何者でもなかった。 私が進路について教師に 「防衛大学校に行きたい」 と話したとたんに、私の周りの教師や友人は 「それだけはやめておけ」 と口をそろえて私を説得しようとした。 唯一の救いが、親に反対されなかった事。 私の両親は「娘がそう望むのならば」と黙って認めてくれた。 私はひたすらに勉強した、憧れの防大に入るために。  そして、私は求めていたものを手に入れることが出来た…、はずだった。 だけど、そこは私がかつて持っていたイメージとはかけ離れた世界であった。 私...
  • この漫画はなんでしょう?
      翠「ほぅ~、このマンガおもしれーです」    翌日…   真「翠星石先生、このプリント、コピーしてきて欲しいのだわ」   翠「いいですよぉー。ただし、この世は等価交換、     何かを得ようとするならには同等の代価が必要ですぅー。     というわけで昼飯おごれですー」   真「・・・・・・・」 問題、翠星石が昨日読んだマンガは何でしょう? 第二問   翠「ほぅ~、このマンガおもしれーです」    翌日…   雛「わーん、翠星石先生がヒナのうにゅーとった~」   蒼「本当かい!?翠星石先生!!どうしてそんなことしたんだい!?」   翠「この世は所詮弱肉強食ですぅ。     強ければ生き、弱ければ死ぬんですぅ」   蒼「答えになってないよ・・・」    問題、翠星石が昨日読んだマンガは...
  • 教科書が教えない歴史『開国』
    「と、言う事を薔薇水晶先生に教えていただきました……」 「ふむ……で、私の所に来るのは何故だ? オディール」 「流れ……でしょうか? 兎も角何か知っていますか? 雪華綺晶先生」 「ふむ……妹が教えれた事なのだから私も一つや二つ……」 「あるのですか?」 「えーと…………あ、ある。うん」  相変わらずの無表情ながらも何処か焦りの色が見え隠れする雪華綺晶。  そんな雪華綺晶を見て、オディールは大丈夫かしら? などと思っていた。 「な、なんだその疑いの眼差しは………よし……教科書に載らない歴史の変わりに……だな」 「先生の傭兵時代のお話は聞き飽きたので結構です」 「う…………」  オディールの冷静な言葉に、さらに焦りの色が見える雪華綺晶。 (ど、どうしよう……そ、そうだ! ばらしぃーから一つ教えてもらったじゃないか!  ...
  • 「姿」
     あれは、私が有栖学園に赴任した頃の話。  昼休みの職員室では同僚達が何気ない会話をしている。 自分の身の回りで起きたことや、生徒たちのこと。いろんな話が飛び交う。 でも、今日は違った。 「また車を買ったの?水銀燈」 「そうよぉ、車が欲しいって言ったらすぐに買ってくれたのよぉ」 「…また貢がせたのね」 「なによそれ嫉妬ぉ?ま、私は貴女と違ってこの美貌があるからねぇ…まぁ、貴女には一生できないでしょうけど」 「それはどういう意味かしら、水銀燈」 また真紅先生と水銀燈先生の口論が始まった。 でも、 「貢がせた」 真紅先生が言った言葉に、私は違和感を感じた。 過去の苦い情景が頭の中に浮かぶ。 だから私は、放課後に直接水銀燈先生に聞いてみる事にした。 「水銀燈先生」 「何か用?、雪華綺晶先生」 「ちょっと聞きたい事が」 ...
  • 合間
    ミィ~~ン、ミンミンミンミィィ~ン 蒼星石「ふ~~~」 息を吐き、職員室の自分の机に座る蒼星石 期末試験も終わり、数日間は授業は半日で授業時間も短縮された夏休み前の小さな合間 真紅「蒼星石先生、ご苦労なのだわ」 そう言って真紅はアイスティーを蒼星石に渡す 蒼星石「ありがとう、真紅先生」 水銀燈「そ~せ~せきぃ~、採点手伝ってぇ」 水銀燈が猫なで声で早速蒼星石に助けを、いや、自分の仕事を押し付けようとやってくる 真紅「水銀燈、あなたは毎回そんなこと言って。少しは自分でやるのだわ!」 水銀燈「いいじゃなぁい、蒼星石はもう暇なんでしょぉ?」 真紅「蒼星石の方が授業の回数は多いんだから、それより少ない貴方のほうが手伝ってもらってどうするの!」 少しヒートアップして呼び名に「先生」がなくなっている真紅 しかし、そんな真紅を気にもせず、ぶーたれる水銀燈 水銀燈「暑いし...
  • 有栖学園のコンサート
    「年末、みんなで第九をやろう!!!」 「「「・・・・??」」」 にこにこと笑みを浮かべながら、まるで『今日はいい天気ですね』などと世間話でもするように。 ローゼンはさらりと言ってのけた。 なんてことない朝。 昨日までの雨が嘘のように、雲ひとつ無い空。 珍しく水銀燈が遅刻せず、翠星石と雛苺のケンカ(翠星石が一方的に悪いだけなのだが)も起こらず。 おだやかな、なんてことない一日が始まろうとしていた。・・・・いや、始まるはずだった。 「グッモーニンッ!!!みんな!!!」 突如として現れた、静けさの舞う職員室にはまるでふさわしくない人物。 そして、有栖学園から『日常』を奪い、『非日常』を与える張本人。 「おはようございます…ローゼン校長・・・」 長年の経験で直感したのだろう。あいさつを返す...
  • 女たちの戦い
    巴「あ…おはよう。学校には慣れた?」 ある日の朝…巴は学校へ向かう1人の少女に声をかけた。 綺麗な金色の髪を翻すと、その少女はにっこりと笑い、こう答えた。 オディール「ええ…。でも、最近雨が多くて…。」 巴「梅雨だから仕方ないよ…。そういえば、今日の数学の…」 いつもの朝の、何気ない会話… しかし、その2人の隣に黒い車がぬっと現れたかと思うと、その車の運転手はいきなりオディールと巴を車の中に押し込んだ。 その時間…わずか数十秒足らず…。 平和なはずの一日は、こんな全く別の形でスタートした。 オディール「一体何の真似です!?この私が、夕所正しきフォッセー家の人間と知っての所業ですか!?」 相手に少しでも弱い所を見せないようにと、気丈に振舞う少女。 しかし、その不安は隠しきれなかったようで、その声は若干震えている。 その様子にくすっと笑み...
  • どの季節が好き?
    ~どの季節が好き?~ 放課後の職員室。しかしその部屋には熱気が溢れていた。 あるテーマについて熱く語り合う教師たち。そのテーマとは・・・ 「どの季節が好き?」 事の発端は水銀燈が何気なく漏らした一言であった。 水「あっついわねぇ・・・これだから夏は最低なのよ・・・」 ぼやく水銀燈。しかしそこに雛苺が反論した。 雛「えー、夏はとっても楽しいのよー?ヒナ、夏大好き!」 その声があまりに大きかったために周りの教師たちが集まってきたのだ。 水「おばかさぁん・・・夏なんて汗かくだけでちっとも楽しくないじゃなぁい・・・」 雛「そんなことないのー!海で泳ぐとかスイカ割りとか楽しいのー!   ・・・みんなはどの季節が好きなのー?」 という会話からこの議論が始まったのだ。 それぞれの意見を述べる教師たち。 真「私は...
  • 翠星石の如雨露
    ~翠星石の如雨露~ 翠「健やかにー。伸びやかにー。・・・やっぱり野菜に水をあげるにはこの如雨露でないと、ですぅ。」 ご機嫌で野菜の水遣りをする翠星石。 その翠星石を隣で見ていた生徒が何気ない疑問を漏らした。 生徒A「そういえば先生の如雨露はずいぶんと立派ですね。どこで買ったんですか?」 その問いに翠星石はすぐに答えず、少し笑いを浮かべた。不思議がるA。 そしてその後の授業で彼女はこう言い放った。 翠「今日の家庭科は教科書の・・・と言いたいところですが、さっきの休み時間にAがとてもいい質問をしやがったので急遽変更ですぅ!   今日は翠星石の持っている如雨露を作ってくれた職人さんの工房を見学させてもらうですぅ!」 みんな驚く。みんな彼女の持つ如雨露が手作りのものとは知らなかったようだ。 しかし確かに風格は抜群だ。模様も非常に細かい。 ...
  • 黒衣の守護者
    雛苺「ぶゃおゎあぁあぁあぁんっ!!」 ある日の午後、水銀燈がラウンジでくつろいでいると、前から雛苺が走ってくるのが見えた。 それを見ながら、水銀燈はため息をつきながらこう考えた。 雛苺がこんなに大泣きする時は、ほとんどこんな理由のはず…。つまり… 水銀燈「…なぁに?また翠星石に苺大福を盗られたのぉ?」 いきなり水銀燈に呼び止められた雛苺は、力強く首を縦に振った。 雛苺「翠星石は酷いの!いっつも、ヒナの事ばっかりいじめて…」 頬杖をつきながら、雛苺の涙ながらの訴えに耳を傾ける水銀燈。 そして、大体の話を聞き終えたところで、雛苺にこんなことを聞いた。 水銀燈「…そんなに嫌なら、やり返せばいいじゃなぁい。あの子とは付き合い長いんだから、弱点の1つや2つぐらい知ってるでしょう?」 雛苺「でも…」 ためらいがちにそう呟くと、雛苺はこう続けた。 雛...
  • クロムの三重構造
    短編 それぞれのお話は繋がっていません。 それぞれの並行世界で起こっているものと思ってください。 巴と剣道部 雛苺の音楽 フリーマーケット 由奈のいちばん長い日 日々平穏 hi-lite 過去、今、未来。 帰り道 はじまりからおわりまで 急性乳酸菌中毒 狂気の嵐 長編 主に2回以上の投下によって続くお話です。 短編同様、それぞれの並行世界で起こっているものです。 シアワセノカタチ 翠星石と蒼星石と雛苺の日常 小ネタ しょーもない小ネタです。 クロムの三重構造 変装 赤いツァーリ 赤いツァーリ -プロパガンダの巻-
  • 翠星石の蒼星石
    有栖学園、職員室 何時ものように騒ぎ散らすローゼン、それを追いかけるラプラス・・・なんら変わりない日常その中には教師蒼星石の姿もあった トゥルルルルルルル・・・・・突如職員室の電話が響く ローゼン「今取り込んでるから蒼星石先生とって!」 取り込んでるといってもラプラスに追われてるだけである しかし傍から見ても電話に出れる状況じゃないので仕方なく電話に出る事に 蒼星石「はい、こちら有栖学園職員室です」 これが他の教師ならもっと気の抜けた電話対応なのだが蒼星石は実に業務的に対応する 電話相手「・・・生徒を預かった、お前一人で○○の倉庫にこい・・・ガチャッ」 蒼星石は戸惑った、本当はこんなのイタズラだと思った・・・・しかしボイスチェンジまでして電話するには手が込み入りすぎてる ガタッ、席を立つ蒼星石 翠星石「ちょっと蒼星石どこいくんですぅ~?」 隣に居た翠星石が声をかける 蒼星石「ごめん、ちょ...
  • 脇役真紅の憂鬱
    真紅「はぁ・・・・調子が出ないのだわ・・・」  珍しくダルそうに声をあげる真紅・・・ 真紅「なんで主役の私がここじゃ三流脇役並の扱いなの・・・全く世の中おかしいのだわ・・・」  しかしそのダルい理由はここにある為に同情は余り集まらない 水銀燈「あらぁ~、しんくぅ~・・・元気ないじゃなぁ~い?どうしたのぉ?」  その横では勝ち誇った顔で真紅を見つめる水銀燈、それをムクれた顔で返す真紅  しばしの険悪な雰囲気・・・・それを仲介すべく 蒼星石「ほ・・・ほらぁ・・・二人とも落ち着いて」  蒼星石が声をあげるが 二人「”大”人気者は黙(りなさい・だまるのだわ)!」  と止められ更に険悪なムードになると思いきや・・・・ じじい「かぁ~ずぅ~きぃ~」 その場の全員「!!!!」  蒼星石を追いかけて10年のベテラン柴崎元治(以後じじい)用務員が現れた ...
  • 日常
     いつもの今日。変わらない毎日。痛む胃。  ため息をつきつつ、空を眺めれば恨みがましくなるほど綺麗な青色。  あぁ、今日もまったく持って良い空だ。  雨は雨の時の風情があるが、やはり晴れた空と言うのは良いものだと思う。 「さてさて……今日も馬鹿を逃がさないようにしないと」  帽子の位置を直し、白い手袋をして兎人たるラプラスは自宅を後にした。  朝の朝礼。 「今日は、通常業務以外の業務はありません。また、何かしらのイベントとかもありませんが」  ラプラスは、そこで言葉を切る。 「また、馬鹿が逃げて何かしらするかもしれませんので、教師の皆さんは基本的に無視を決めてください。  あぁ、ついでに言いますと教師の皆さん方に害のあるイベントの場合は、力の限り回避をお願いします」  毎朝毎回言うこの言葉に、教師たちはわかりました。と、ラプラスをどこか同情染みた...
  • 翠星石と蒼星石と雛苺の日常
    翠星石と蒼星石と雛苺の日常 長編と言うよりは、短編集みたいなもんです。 スレでのお題如何によっては、続く可能性あり。 雛苺のテスト 蒼星石の変装 翠星石の変装 合宿と言う名の…
  • 雪華綺晶の悩み事
    中休み、職員室では 皆 お茶を飲んでいた。 「2度ぬるいわ」 「もっともっとですぅ!」 色んな声が聞こえた。とても楽しそうな… 雪「はぁ…」 愉快な職員室の中、一つ、溜息が聞こえた。 蒼「どうしたんだい?雪華綺晶。」 蒼星石さんが来た。 雪「そ…蒼星石ぃ」 蒼「?」 雪「あのね、」 雪華綺晶は、きちんと姿勢を正して 蒼星石にナヤミを話した。 雪「あのね 私ね、人気ないと思うの。」 蒼「何でだい?」 雪「それは…私、アニメで喋ってないし、約7秒しか出演してないし、名前も紹介してないし、名前が難しいし、グッズもア○メイトで売ってないし、”あの”金糸雀より出番少ないし…(以下省略)」 蒼「はぁ…それは酷い…」 ―ガラッ― 金「雪華綺晶先生!授業遅れてますですかしらぁ」 雪「あっ」 雪華綺晶は、慌てて授業の準備をした。 金「それと、カナの目...
  • まつりのあと ~強欲な黒、傲慢な黄そして嫉妬の翠~
    『まつりのあと ~強欲な黒、傲慢な黄そして嫉妬の翠の三重奏~』  ここは都内に在る私立有栖学園。 今日は一年の中で最も盛り上がる文化祭の最終日である。 そこにはさまざまな年齢の老若男女、人種が渦巻いていた。 それもそのはず、この学園の文化祭は三日間行われる。それに対して一般の入場は自由なのだ。 生徒たちの家族から始まり、その親戚、他校の生徒、友達の友達などと多岐に渡って押し寄せてくる。 一部のマニアがここぞとばかり撮影にも来るが、一つしかない出入り口である入場門にて 毎年来場者の所持品チェックと身体検査が行われる。 実に念入りに調べるので、この学園を盗撮することは特級クラスのミッションだというのは マニアたちの間では定説になっている。  生徒たちは学園が行うそうした配慮のおかげで、全身全霊文化祭を楽しめるのだった。 もうお昼を過ぎたの...
  • 蒼星石レポート アメリカ旅行記2
    3日目 3日目、二人は再び会場へと足を運ぶ。前日とは違った催し物が行われるからだ。 蒼「このエレクトロニックシアターは世界中から寄せられた作品を見る事が出来るんだって」 プロ・アマ問わずに映像作品を見る事が出来る。中には実写作品と思うような物もパンフレットには載っていた。 蒼「企業ブースのオープンは明日か・・・明日も来なきゃいけないな」 雪「・・・モグモグ」 蒼「・・・・・・そのドーナツ何個目?」 雪「モグモグ・・・ん、14個目です」 蒼「胸焼けするよ」 雪「確かにちょっと甘い・・・でも美味しい」 二人はエレクトロニックシアターが行われるホールへと入る。 映像作品は長い物で10分少々、短い物だと2~3分で終わり、それらが幾つか纏めて3時間ほどの予定になっている。 上映される内容は、流石にこう言ったイベントに出展するだけあって非常に高度な技術で作られた物ばかり...
  • イチゴギアソリッド
    それはある日曜日の事だった。 その日は朝から暑く、最高気温も35度が予想されていた。 そんな中でも、生徒達は部活動に精を出していた。 そしてそれは美術部においても例外ではなかった。 本来なら休日は部も休みなのだが、夏休みに開催される展覧会に自分達の絵を出展するために休日返上で製作に取り掛かっていた。 9時から始まって2時間ほど経った頃、顧問である雛苺は部員達にある提案をした。 雛「絵を描くことも大事だけれど、気分転換も大切なことなの。だから皆で遊ぶの」 確かに集中して作業をするにも限界は有る、気分転換にレクリエーションをするのも悪くない。 そう考えた部員達は雛苺の提案に賛同した。 雛「それじゃあ、皆でかくれんぼするの。場所は校内全部を使うの」 じゃんけんで鬼を決める。雛苺は鬼にはならなかったので、同じく鬼にならなかった巴と一緒に隠れる事にした。 雛「あ、あ...
  • 飴玉婆さん
    蒼「はぁ・・・・」 時間は放課後。蒼星石は今、物凄い落ち込んでいる。 原因は、そう時間を少し遡ってお昼休。 何気なく生徒と食事を摂っていた蒼星石。 ただ話題が、段々と自分達の学校の怖い噂へと流れていったのがそもそもの始まりで。 生徒A「あー、そう言えば先生は知ってます?」 蒼「え?何かな?」 生徒B「やだなー、今噂の飴玉婆さんの話ですよー。」 食事時に何でそんな話題をだすのかと蒼星石は叫びたかったが生徒の前なので自重した。 噂に上がった飴玉婆さん、蒼星石も口伝いぐらいにしか聞いたことが無かったが 何でも放課後、雨の降りしきる中、一人でいると、校門の前で老婆に話しかけられ飴玉を貰えるという。 その飴はこの世の物とは思えないくらい美味しいらしく、舐めると様々な効果があるというのだが、 話す生徒によってその効果はどれもバラバラで信憑性が薄い。...

  • 風が吹くたびに地面が桜色に染まってゆく。 桜の季節の全てが新たな出会いに心躍る季節とは限らない。出会いがあれば当然別れもある。 今日は離任式。今まで有栖学園に尽力してきた教職員が去って行く日。それは、避けては通れない日。 離任式を終えた職員室は、去って行く教師と、それを惜しむ生徒たちでごった返していた。 制服姿の生徒たちに混ざって、過去その教師のお世話になった卒業生たちが花束を涙ながらに贈っていた。 そんな中で、来年もここ有栖学園で教師を続ける自分たちは邪魔者以外の何者でもない。 そのような判断を下した蒼星石と翠星石は、校舎から少し離れたところにある桜の木の根元で、時間が過ぎるのを待っていた。 「……寂しくなるね」 足を投げ出し、木の幹に背中を預けていた蒼星石が、呟くように言った。 「……そうですか?翠星石はそれほど悲しくねーですけど?」 蒼星石のすぐ隣で、体育座...
  • 急性乳酸菌中毒
    暑い日だったと思ったら、寒い日が突然やってくることもあるこの季節。 そして、この春風の季節が過ぎ去り、雨がこの空を支配する。その、一時の雨の後に、夏が我々のもとへと来る。 夏は我々に、慣れていて、それでいて新鮮な刺激を与えてくれる。 だが、我々はその刺激にやがて飽き、新たな刺激を欲するようになる。 秋の到来、そして、冬。我々は、常にこの新鮮さと、飽きのなかで、身を任せながら漂っているだけなのだ。 こうした日々の流れの中で、今日の放課後の職員室の彼女は、ただただ己の欲望を満たすために、存在していた。 「やっぱり、暑い日に飲む冷たいヤクルトは最高だわぁ」 その彼女は、人によっては物足りなさを感じるかもしれない、小さな容器の中の乳酸菌飲料を何本も、何本も飲み干していた。 まだまだ足りない。そう、彼女が発するオーラは、底知らずのような欲望をさらけ出していた。 し...
  • 人見知り翠と新米雛
    ある日の午後翠星石は頭を抱えて悩んでいた。 翠「うぅ~やっとテストの採点が終わったですぅ~。」 翠「まっ~たくあのチビチビ共ときたら家庭科はあまり勉強しないだろうと思って せっかく簡単な問題にしたのにちっともできてねえです。」 翠星石はテストの採点をしながら一人ぼやいていた。 それは最近の家庭科で生徒達があまり点数を取れていないのが原因である。 生徒のやる気がないと言えばそれまでだが、しかし現実ではそう簡単に解釈はされない。 生徒の点数が取れないのは教師にも原因がある。 事実、蒼星石の担当している数学ではほぼ全ての生徒達が他校に比べて数学の点数が良い。 翠星石が不真面目というわけではない。むしろ努力している方だ。 しかし家庭科はどうしても他と異なり実習というものがある。 実習は今後の生徒達の生活で必ず役に立つ素晴らしいものだが、その分記述...
  • 用務員の仕事
     わし、柴田元治は、有栖学園の公務員(掃除とか蛍光灯の交換とか)をやっておる。  今日も今日とて、わしは有栖学園の清掃なんぞに精を出す。  何事も無く終わる日もあれば、何かがあって終わる日もある。  長年愛用の竹箒を片手に、有栖学園を掃除する。たまに、生徒さんが差し入れ何ぞ持ってきてくれるのが嬉しい。  いまどき珍しい、人情がある場所であるこの学園。  今の学校と言う物は、人情なんぞほぼ皆無で、まるで流れ作業の一つであるが如し。  だから、この学園は珍しくあり貴重な場所である。  生徒と教師が一丸となって何かをする。教師が本当に生徒を怒る。生徒が教師にちゃんとモノを言いそれを親身に受け取る教師。  本当に、良い場所である。  わしは、そんな有栖学園に勤めている事を誇りに思う。  前に、別の場所で働いている公務員仲間とお互いの学校について話をしたことが...
  • 水銀燈vs雪華綺晶
    有栖学園には名物教師が揃っている、その中でも特に群を抜いているのが 水銀燈と雪華綺晶である・・・・・ 水銀燈は生徒を誘惑し、あるときは色仕掛け、あるとき見た目によらずの行動力で他者を圧倒していた 対する雪華綺晶は教師になる前は軍人であり、その行動力と胆力は有栖学園1であった・・・・ ○月×日、晴れ ラプラス「今日もいい天気ですね・・・・これで馬鹿校長が何も起こさなければ良い日になるでしょう」 と職員室へ向かう教頭ラプラスは呟いていた ローゼン「そりゃあんまりだよ、僕だって毎日遊びに来てる訳じゃないんだから」 その隣でラプラスに捕まったばかりのローゼンが悪気も無く言う もはや見慣れた日常、逃げる校長・追うラプラスこの二人だけでも珍妙な学校なのに教師陣まで大変だから胃が痛むラプラスに同情する そして、朝礼の為にローゼンを引き連れたまま職員室へ...
  • 紅茶探偵
    銀「あらっ、しまった……うっかり真紅の紅茶の葉をひっくり返しちゃった……。  どうしよ? これめちゃくちゃ高かったんだって、あの子が鼻高々に自慢してたやつなのよねぇ。  ……誰も見ていないわね?」 水(キョロキョロ)「よし、誰も見ていないわね。・・・トンズラよっ!」 とりあえず逃げる水銀燈。・・・しかし水銀燈は知らない。あるレンズがその光景を記録していた事を・・・。 そして職員室に真紅が帰ってきた。程なく響き渡る悲鳴。 真「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 その声を聞き近くにいた翠星石、蒼星石、雛苺が寄ってきた。 翠「どうしたんですかぁ、真紅・・・てこれはひどい有様ですぅ・・・。」 蒼「これはひどいな・・・落としといて何もしないのはひどい。これは犯人を突き止めないと。」 雛「犯人探しなのー!よーっし、くんくん...
  • ローゼンの日常
     いつもの今日。変わらない毎日。痛む胃。  ため息をつきつつ、空を眺めれば恨みがましくなるほど綺麗な青色。  あぁ、今日もまったく持って良い空だ。  雨は雨の時の風情があるが、やはり晴れた空と言うのは良いものだと思う。 「さてさて……今日も馬鹿を逃がさないようにしないと」  帽子の位置を直し、白い手袋をして兎人たるラプラスは自宅を後にした。  朝の朝礼。 「今日は、通常業務以外の業務はありません。また、何かしらのイベントとかもありませんが」  ラプラスは、そこで言葉を切る。 「また、馬鹿が逃げて何かしらするかもしれませんので、教師の皆さんは基本的に無視を決めてください。  あぁ、ついでに言いますと教師の皆さん方に害のあるイベントの場合は、力の限り回避をお願いします」  毎朝毎回言うこの言葉に、教師たちはわかりました。と、ラプラスをどこか同情染みた...
  • 青と蒼
    昼休み開始を知らせる合図が校内に鳴り響く。  教室内の生徒達は、素早くあいさつを済まし皆それぞれ昼食を取るべき行動を始める。    『青と蒼』 蒼(さて、僕もお昼を食べないと)  昼食をとるべく職員室に向かう蒼星石。  が、嫌なものが目に留まってしまった。  なんと、薔薇水晶が倒れているのだ。 蒼「薔薇水晶!!」  すぐさま、駆け寄る蒼星石。 蒼「早く、病院に連れて行かないと」  すぐに駆けつけた救急車によって薔薇水晶は、運ばれていった。 薔「…」  目が覚める。視界には真っ白な天井。 蒼「目がさめたかい?薔薇水晶」  聞こえるのは、蒼星石の声。 薔「…」  彼女には、この状況が把握できない。 蒼「どうしたんだい?」 薔...
  • 由奈のいちばん長い日
    私は桑田由奈。 このクラスの委員長と言う立場にある。 今の時間は日本史。 教壇に居るのは、今年から入った新任の薔薇水晶と言う先生。 今のクラスの状況は最悪だ。いたるところで、雑談がさも平然と行われている。 私は委員長と言う立場上、彼らの行為を止めなければならない。 しかし、私が注意しても雑談は止まらなかった。 彼らは、先生が新任である事と、気弱そうな性格、その二つを逆手にとって行為を続ける。 他の先生での授業では、彼らはいたって真面目そうに授業に臨んでいる。 なぜならば、他の先生の前では、彼らは手も足も出ないからである。 彼らは狡賢い。焦らず、確実な方法をとる。 教壇の薔薇水晶先生は、今にも泣き出しそうだ。 雑談は止まらない。 「…この授業は…、自習に…します……」 そう言って、先生は教室を出て行ってしまった。 ...
  • ドッペルゲンガー
    「うぅ・・・ここは一体何処ですかぁ・・・」 よくわからない路地に入り込み、迷子になってしまった翠星石。 何故こんな場所にいるのかというと・・・それは1時間ほど前にさかのぼる。 「全く、今日も暇ですぅ・・・休暇とかもらったってすることないですぅ・・・」 あまりに暇なので散歩をしていた翠星石、ウインドウショッピングでもしようと商店街に向かっていた。 ふと、見慣れた制服が彼女の目に付いた。 「おかしいですぅ、今日は通常授業のはずですぅ」 「追いかけて叱ってやるですぅ!」 翠星石は生徒を追っていたのだが・・・結局迷子になってしまった。 「困ったですぅ・・・携帯の充電も切れちまってるですぅ・・・」 翠星石の目にはうっすらと涙が浮かんでいる。 ちなみに翠星石は寂しがりだ、生徒を追いかけたのも寂しさを紛らわせるためだったのだ。 普段は周りの人にいたずらばか...
  • JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対に休まないと思うんだ
    JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対休まないと思うんだ。 J「保健…か…」 JUMは時計を見上げ今の時間を確認していた。 だが、まだ授業が始まってから物の数分。期待していた程には時間の経過は優しく無い。 その現実にはため息を漏す。 J「はぁ…普通ならサボるんだけど…。」 銀「JUMく~ん、何をサボるの?」 JUMはぴくりと体を動かすと自分の不注意より先に先生の地獄耳を恨みながらも苦笑を交えて答えた。 J「…授業。」 堂々とした発言にクラス全体がざわめく。 銀「そう、今日の放課後に先生の所に来るのよぉ。」 J「……覚えて居ればね。」 残りの授業もこれだけで普通忘れるはずもないのだが、補習命令を出された事により反抗的な態度を取るが水銀燈はそれを無視し授業を再開した。 そんな事もあり授業は憂鬱に過ぎて行った。 雨が降って...
  • 雪合戦に公式ルールってあるのか
    紅「雪かぁ~」 め「そうねぇ~」 沙「珍しいなぁ」 水「ほんとうねぇ」  外では、白い雪が小雨のように降っている。…寒いな。  ~雪合戦に公式ルールってあるのか~ 紅「雪合戦するか」  唐突にこの馬鹿はそんなことを言い出した。 水「積もってないからむりよぉ」 紅&め「(´・ω・`)ショボーン 」  水銀燈先生の一言によってこの世の終わりかのように(´・ω・`)ショボーン になった二人。 沙「よく、そこまで落ち込めるな」  ある意味尊敬する。 紅「雪合戦ができない冬なんて牛肉のない牛丼以下なんだよ」  そんなアホゥなことをぬかす紅君。…牛肉なかったら牛丼じゃなくね。 沙「はぁ~」 ため息をついて一言。 沙「おまえ、病人だから運動したらダメだろう」 ...
  • もしも小学校の教師だったら・・・翠星石編
    翠「今日一日、お、お前らの担任をする事になった翠星石ですぅ!ビ、ビシビシ扱いてやるから、か、覚悟しやがれですぅ・・・・・・」 教室に入って翠星石は生徒達に自己紹介を行う。しかし、その顔は耳まで真っ赤だった。 元々人見知りの激しい翠星石にとって、初対面の生徒が増える4月は憂鬱だった。 それでも何とか凌いで、そろそろ慣れ始めた頃に今回の異動騒ぎである。結構なストレスだった。 翠(これならまだ高等部でやってた方がマシですぅ・・・せめて蒼星石が居てくれれば・・・) 2階に居る自分の大親友の事を思う。彼女が居れば翠星石の人見知りはいくらか和らぐのだ。 翠(大体・・・なんで蒼星石とバラバラの学年なんですか?!一緒の学年の方が絶対効率が良かったですぅ) ブツブツと呟く翠星石。バラバラになったのには理由が有った。それは彼女の口の悪さである。 人見知りと相俟って、思っている事と逆の事をついつ...
  • 日常への空挺降下
    ショック・アンド・オーを自分なりに書き足させていただきました。 戦闘が終わって、私は宿営地に帰ってきた。 今日はT-72を8両ほど撃破した。 あまり調子はよくなかった。 私のエイブラムスの乗員たちは、疲れを知らずに他の部隊の人間たちと踊っている。 私は踊るよりも食事がしたい。 だが、ここに満足な食事はない。 M1の装甲の上で仮眠を取るほうが、体を休めることができていい。 夜の砂漠の風は冷たい。 私は目を閉じて眠った。 「雪華綺晶中尉、ちょっといいか」 寝入りばなを起こされた。 同じ部隊のウィルソン少佐だった。 「起こしてすまない。日本から君に電話だ」 「日本から? 一体誰が……」 「妹さんだ」 私は飛び起き、M1から飛び降り、通信隊のテントへ飛び込んだ。 「つながってるよ」 通信兵から受話器を受け取った。 「薔薇水晶!」 『お姉ちゃん!...
  • 真紅と風邪
    朝、目が覚める。 しかしどこか調子がおかしい 体が重く、頭が痛い、それに軽い吐き気も まさかと思い、すぐに救急箱から体温計を取り出し熱を測る。 そして恐る恐る体温計を見ると案の定、風邪をひいていた。 風邪だということわかると、症状がどっと悪化したような感覚に襲われる。 だがここでへばってはいられない、とりあえずは学校に連絡をしなければ 多分出るのはあいつだろうけど、今はそんなことを気にしている場合じゃない。 枕元にあった携帯電話を取り、学校へと電話をかける。 「はい、私立有栖学園です。」 予想通り、電話に出たのは教頭だった。 「あの、真紅ですけど、今日は風邪を引いてしまったのでお休みさせてもらいます。」 「そうですか、それでは仕方ないですね、今日は自宅でゆっくりとお休みになられてください。」 「ありがとうございます。」 ...
  • 風邪
    朝、目が覚める。 しかしどこか調子がおかしい 体が重く、頭が痛い、それに軽い吐き気も まさかと思い、すぐに救急箱から体温計を取り出し熱を測る。 そして恐る恐る体温計を見ると案の定、風邪をひいていた。 風邪だということわかると、症状がどっと悪化したような感覚に襲われる。 だがここでへばってはいられない、とりあえずは学校に連絡をしなければ 多分出るのはあいつだろうけど、今はそんなことを気にしている場合じゃない。 枕元にあった携帯電話を取り、学校へと電話をかける。 「はい、私立有栖学園です。」 予想通り、電話に出たのは教頭だった。 「あの、真紅ですけど、今日は風邪を引いてしまったのでお休みさせてもらいます。」 「そうですか、それでは仕方ないですね、今日は自宅でゆっくりとお休みになられてください。」 「ありがとうございます。」 ...
  • 真紅の風邪
    朝、目が覚める。 しかしどこか調子がおかしい 体が重く、頭が痛い、それに軽い吐き気も まさかと思い、すぐに救急箱から体温計を取り出し熱を測る。 そして恐る恐る体温計を見ると案の定、風邪をひいていた。 風邪だということわかると、症状がどっと悪化したような感覚に襲われる。 だがここでへばってはいられない、とりあえずは学校に連絡をしなければ 多分出るのはあいつだろうけど、今はそんなことを気にしている場合じゃない。 枕元にあった携帯電話を取り、学校へと電話をかける。 「はい、私立有栖学園です。」 予想通り、電話に出たのは教頭だった。 「あの、真紅ですけど、今日は風邪を引いてしまったのでお休みさせてもらいます。」 「そうですか、それでは仕方ないですね、今日は自宅でゆっくりとお休みになられてください。」 「ありがとうございます。」 ...
  • 有栖学園教師達の日常
    その1・普段の職員室 ローゼン「やぁ~愛しの薔薇ちゃん~一緒に昼飯食べない~?」 薔薇水晶「ちょっ、ちょっと・・・・・そんなに大声で・・・・恥ずかしいじゃない・・・・・(そう言いながらも、一緒に食べる)」 真紅「何を今更。照れる事は無いと思うのだわ」(お弁当持参。手作り) 金糸雀「確かに」(コンビニのお弁当持参) 水銀燈「いい加減、さっさと結婚してほしいものですねぇ~。職員室でデートのような雰囲気を作られるのは、教育に良いとは思えないわぁ~(人のこと言えません)」 雛苺「まあまあ。あれも一種の『名物』なのー。そんなに目くじらを立てなくても~」 真紅「そうね。大体、それを言うのならもう一組、困った二人がいるし。」 翠星石「蒼星石、あ~ん♪」 蒼星石「ちょっと、待ってよ~翠星石。みんなが見ているじゃないか・・・」(と言いつつ、口はしっかり開いている) ...
  • 薔薇乙女お見合い大会水銀燈編~神業~
    水「ま~たく、なんで私がこぉんなことしなくちゃいけないのかしら」 今日は以前校長が企画したお見合い大会の初日で水銀燈のお見合い日。 水「やっぱりあの馬鹿の胴体を切り離してジャンクにでもしてあげた方が良かったわぁ」 水「まぁどうせ死ぬことはないんだろうし」 水銀燈はこの日機嫌が悪かった。 それはもうヤクルトを朝からダース単位でがぶ飲みするほどだ。 休みの日は決まって“仕事”をしなければいけない水銀燈。 その稼ぎは上手くいけば数百万単位にものぼる。 しかしサボったら相手の方に悪いということで薔薇水晶に拉致監禁されて無理やり 連れてこられたのだ。 水「今度からジェットヘリのパイロットの男でも見つけて逃げるための足代わりにでも使ってやろうかしらぁ?」 そんなことを考えながら相手の男性が現れるのを待つ。 ちなみに今の考えは雪華綺晶に撃墜されるのを恐れて...
  • 由奈
    桑田由奈 ・・・・設定・・・・ ローゼンメイデンでは最も脇役なキャラ。セリフが「おはよう」しかない。 まさに脇役中の脇役。そして演劇部。 その場にいるだけで、癒し空間を作るらしい。 由奈感想 初売り ウォーターカーニバル 由奈のいちばん長い日
  • 誰かのために
    水銀燈「じゃ、ばいばぁい…」 17時のチャイムが校内に鳴り響く中、そう言って職員室を後にしようとする水銀燈に対し、真紅は両手を広げて、その行く手を遮った。 今まで、言いたい事をかなり溜めていたようで、彼女の顔には不満の色がありありと浮かんでいる。 「何よ…」と食い下がる水銀燈に、真紅は毅然とした態度でこう言った。 真紅「待ちなさい。みんな、まだ仕事をしているのよ?」 水銀燈「だから?…いい?私の仕事はもう終わったの。何か問題でもある訳ぇ?」 真紅「あるから言っているのよ。水銀燈、あなたはもう少し誰かのために働くべきだわ。」 その言葉に、水銀燈は呆れたようにこう返答した。 水銀燈「…馬鹿馬鹿しい…。自分が出来ないのを棚に上げて、この私にやらせようっていうの?冗談じゃないわ…。それに…」 その言うと、彼女は職員室の中にいる1人をちらりと見ながら、さらにこう続...
  • 無題短編集 水銀燈編1
    水銀燈「先生ねぇ・・最近保護者からの苦情が多いの・・・。     みんな、あたしの授業嫌い・・?     それとも好きぃ?」 スキデース!!!!! 水銀燈「ほんとぉ?やったぁ♪(チラ」 水「こんな時間に・・・こんな手紙までだして一体どぉしたのぉ?」 生徒A「先生、じ、実はおれ・・・どうしても先生に言いたいことあって・・・それで・・・ お、俺せ、先生のことが、・・・す、好きです!!そ、それで・・・その・・・」 水「ふふっ、ありがと。でもごめんね。その気持ちは好きってことじゃないのよ?」 生徒A「え?そ、そんなことないですよ。俺は先生を愛して・・・」 水「だぁめ。それ以上言っちゃ。・・・いい?そこから先は本当に好きになった人に伝えなさぁい。 じゃ、先生はもう行くからぁ。じゃぁねぇ。」 生徒A「せ、先生!!」 そ...
  • 退化
    ラプラスは今日も校長捕獲という重労働をこなし、帰路についていた。途中に神社が あったのでせっかくだからお賽銭でも、と賽銭箱に5円を投げ込み、お祈りをした。 ラ(あしたこそ校長が仕事をしますように・・・) 翌日。 ラ「おはようございます、みなさん。」 蒼「あ、おはようございまs・・・。」 蒼星石はあっけに取られてしまった。蒼星石の目の前にいたのは、二足歩行のウサギでは なく、本物のウサギだった。 翠「蒼星石!なんでここにウサギがいるです!庭園が荒らされちまうですよ!」 ウサギを発見した翠星石が蒼星石をゆさぶる。 蒼「いや、ラプラス教頭に挨拶したつもりだったんだけど・・・。」 翠「このウサギと間違ったんじゃないですか?それともアイツ草ばっか食べてほんとにこうなっちまったとか…」 二人でウサギを凝視する。ウサギ(ラプラス)が口をひらく。 兎「あの・・・」 翠&蒼...
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