ローゼンメイデンが教師だったら@Wiki内検索 / 「終わりと始まり」で検索した結果

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  • 終わりと始まり
    本編が無いのにプロローグ 紅「遂にJUMも卒業なのだわ…。」 銀「寂しくなるわぁ…。」 蒼「そうだね。」 今日は有栖学園の卒業式。初めて担任を受け持った印象深い学年で特に親しかったJUMが卒業する日でもある。 そんな日は時間が速く過ぎる物で卒業証書の授与も終わったし校歌も歌った。 そして最後の三年の歌も終わった。 薔薇乙女の先生達だけで無く学校全体が泣いた。 別れが辛くて泣いた…。 そして卒業式も終わり、先生達は校門で生徒に言葉を掛ける。 しかし、JUMが居ない事に気が付く。 薔「JUM君…何処に…?」 一人一人がこんな事を思いながらも生徒を見送った。 「また会いにくるから」 「手紙出すよ」 「先生大好き」 色々な言葉を聞いた。でも、JUMの言葉は聞いて居ない。 翠「JUM君の奴、何で直ぐに帰ったんですぅ…」 雛...
  • 複数
    ... 裏有栖学園物語 終わりと始まり 真紅と水銀燈と薔薇乙女達の京都食い倒れ列伝 有栖学園のコンサート 水銀燈=Mercury Lampe=まーきゅりー=マージョ様 『誰の料理がまずいでショー』 体育倉庫サバイバル 混じる はじまりからおわりまで 病院のお花畑 雪が積もった日 眠い朝の、ちょっとした出来事 雪合戦に公式ルールってあるのか どうも、七瀬という者ですが… 彼らの旅立ち 急性乳酸菌中毒 春の一日 ゴキブリパニック 狂気の嵐 本音 KOTATSU
  • 夜の終わり、朝の始まり
    ―旗を高く掲げよ 堅く隊列を組み  射撃部は進撃する 揺ぎ無く、堅固に歩む ―立ち塞がるものの 弾に轢かれし同志達の  魂も共に進めり 我等の戦列と共に ―道を空けよ 有栖の大隊が通る  道を空けよ 射撃部員が通るのだ ―見よ、鉤十字は 射撃部の尊敬の上に  進撃せよ進撃せよ 最期の時まで                ―射撃部「部歌」より 「行くぞ!」 「・・・来い。」  戦いの火蓋が切って落とされた。  めぐは手に持った4本の銃剣をオディールに向けて投げた。  対するオディールもそれを冷静にFA-MASで撃ち落す。 めぐ「もらった!!」  一瞬で距離を詰め、大振りに銃剣を振る。 オディール「甘い・・・」  すぐに後ろに仰け反りすれすれのところで銃剣を交わす。  オディー...
  • はじまりからおわりまで
    そこには何も存在しないような、まっさらな静寂に包まれたこの空間に、けたたましいベルの音が鳴り響いた。 この空間の主は、不快なその調べを絶つために、気だるさの残る体を起こし空間に静寂を取り戻した。 空間の主、水銀燈は机の上にある灰皿、その横に鎮座するタバコを手にとり、未だ覚めぬ脳からの信号によって 口にくわえたタバコに火をつけた。 まだ、この空間は静寂に包まれていた。 次第に覚醒していく彼女の頭。いつものように繰り返される朝の動作。しかし、今日は違った。 柄にもなく、彼女は昔を思い出していた。このタバコのにおいが、彼女の過去の記憶を、その刻まれた記憶を引き出していた。 なぜ、自分は教師になったのだろうか。更に覚醒していく頭の中で、彼女は考えていた。 空間は、いつもと変わりなく、静かだった。 「……くだらないわぁ」 彼女は、そう呟いた。 意味...
  • 戦争の夜
    粛清の夜 開戦の夜 殲滅の夜 夜の終わり、朝の始まり
  • KOTATSU
      急に寒くなった。   この変化に戸惑いながら、人々は引き出しの中身を穿り返して、厚着の服を用意することとなった。   朝では、布団から中々出ることができないが、時計を見ると消極的ながらも暖かく心地よい空間から出なければならなった。   多数の人々がこのような状態にあり、通勤、登校する人々にとって過酷な朝となるのである。   そして、その犠牲者がここにも一人。   カタカタカタカタ…   寒さと眠気を吹き飛ばすために、真紅はティーカップを片手に朝の紅茶を用意した。   口に運ぶ途中に、寒さに体を震えてしまい、その度にティーカップがカタカタと揺れてしまう。 真「さささささ寒いのだわ。早く紅茶を」   そうして紅茶を一口。   コクコク   紅茶が喉を通ると同時に、少しずつじんわりと暖かさが体に広がっていき   体の震えが止まる。 真「ふぅ…やっぱり冬は熱い紅茶が一...
  • 最終回
    「最終回」 真紅「・・・・・・・・」 ある日の朝の職員室、いつもはキリっとした佇まいを見せていた真紅なのだがこの日は酷く沈んでいた。それは話かけるのも躊躇わすほどだった。 そんな真紅が醸し出す重い空気を感じながら蒼星石は隣にいる翠星石に話しかけた。 蒼星石「ねぇ・・真紅先生どうしたのかな・・?まるでこの世の終わりみたいな顔してるけど・・」 翠星石「あぁ、きっと原因は昨日のくんくん探偵ですよ」 そう言われて蒼星石は昨日のVIPに 『くんくん探偵最終回来るぞ!』 『くんくん\(^o^)/オワタ!』 などのスレが乱立していたことを思い出した。 どうやら真紅が愛してやまないくんくんのTV番組『くんくん探偵』が来週で最終回を迎えるとのことらしい。 そういうことか、と蒼星石が一人納得しているとそこに授業の開始を告げるチャイ...
  • 相 談
    女子A「(ああ、どうしよう…この思い打ち明けるべきか…でも変な子だって思われたらどうしよう…)」 家庭科の時間、1人の女子生徒が恋愛のことで悩んでいた。 翠星石「…というわけで、今日の家庭科の時間はこれで終わりです。あ、ちょっとおめーはここに残れです。」 そういうと、その生徒を呼び寄せた。人がいなくなったのを確認し、話をする翠星石。 翠星石「さっきの時間、翠星石が一生懸命説明してるのに、おめー全く聞いてなかったですけど、何か悩みでもあるですか?」 女子A「え!?いや!そんな対したことじゃないです!」 まずい、見抜かれた…とにかく今は逃げなくては、と必死に否定する女子生徒。 翠星石「ふっふっふっ、隠しても無駄ですぅ♪おめー、恋してやがるだろですぅ♪」 女子A「…!!」 翠星石「そりゃー、授業中あんな赤い顔してぼーっとしてりゃどんな馬鹿でも気づくですぅ♪さ、...
  • 舞台裏にて
    幕が下りた後、教師たちは校長に詰め寄り、口々にこう言った。 要するに「何しにきたんだ?」と。 ローゼン「いやだなぁ、今度の修学旅行の下見にやってきたんだよ。君達、今年の修学旅行は京都だって忘れて無いかい?」 あ、そう言えば・・・と思い出す一同。 ローゼン「本当は君達のうちの誰かに頼もうと思っていたんだけど、皆揃って行くって言うからね。   だったら黙ってた方が面白いかなぁって」 そういう大事な事は面白い・面白くないで決めるなとは思ったが、まあ良い。 水「ほんと、最初見た時は目の錯覚だと思ったわぁ」 薔「・・・・・・でも、ちょっと嬉しい」 翠「全く、サプライズ人事にも程があるですぅ」 蒼「それは言葉の意味が違うよ」 と、和やかに話す面々。ただ、1人だけ真剣な表情で詰め寄る者が居た。 真「校長先生?」 ローゼン「何だい?真紅先生」 真「これはくんくんを盛り立てていくお話よ・・・」 と、真...
  • そうだ、京都へ行こう!くんくんショー開幕編
    真「え?!くんくんのショーに出られるですって?」 水「それ、本当でしょうねぇ?」 スタッフA「はい。ご存知ありませんでしたか?今回のショーは映画村に着て頂いたお客様にも   一緒になって楽しんでもらえる様、こうして出演依頼を行っているのです」 スタッフの言葉にテレビでもそんな事を言っていたような・・・、と記憶を手繰る真紅。 真紅たちが入り口でスタッフ達に止められていたのは、この後のくんくんショーに出演してもらうためだった。 このショーは前述の通り、くんくんを主人公とした時代劇を行っている。 本来なら、出演者は全員映画村のスタッフという事になるのだが、より良い記念になって欲しいと 「名探偵くんくん」の製作スタッフと映画村との厚意によって、入場客も出演者としてショーに参加できるのだ。 もっとも、いきなり言われてできる訳も無いのだが、子供が出演して台本無視の完全アドリブ劇になる...
  • 混ざった世界
     やぁ諸君。世界の果てにようこそ。  一体どうやってこの果てまで来たのかは聞かない。  だが、私は諸君を歓迎しよう。  さて、諸君。いきなりの質問だが……  世界とは一つだけであると思うかね?  総ては一つの世界で起こっていると思うかね?  そう世界は一つではない。  無数に無限にある。  諸君に話したいのはその無数に無限にある世界の一つ。  元々彼女達は人形である世界の果てしなき隣にある世界。  人形である彼女達が人間として存在している世界。  可能性。そう可能性だ。  人間として存在している世界も無数にある。  私が話したいのはその一つ。  人形であった彼女達が、人間として生き……  教師という立場で働いている世界。  何? そんな平和すぎる世界を見てなにが楽しい?  平和すぎると言うのは素晴らしい事ではないかね?  まぁそん...
  • もしも小学校の教師だったら・・・薔薇水晶編
    蒼「いきなり人事異動を言い渡された時はホント驚いたよ」 薔「・・・あの人がやることは・・・いつも唐突だから」 蒼「でも、今日一日だけというのも問題有ると思うな。環境が変わってあたふたしたまま授業が終わりそうだよ」 薔「・・・せめて1週間、かな?」 蒼「そうだね、それぐらいなら馴染んでくるだろうし・・・」 それぞれの教室へ行く道すがら、蒼星石と薔薇水晶は今回の人事異動について語らっていた。 この二人は有栖学園高等部教師陣で最も良識的な教師たちだ。 その為、他の教師達(主に水銀燈)が暴走しないように、また睨みを効かせられる様に2階の3年生を任された。 蒼「そう言えば、こうして二人で話す事ってあまり無かったね」 薔「・・・そう言えば・・・私には雪華綺晶先生がいつも居て」 蒼「僕には翠星石先生が側に居る」 そう言って二人で微笑む。二人の言葉どおり、二人だけで話すという事は事務...
  • 二人の深淵
      ――そこは闇  どこまでも広がる深淵     なぜ私はこんなところにいるのだろう     あまりの孤独に耐えられず声を上げる     だがその声はこの世界に吸い込まれたようにかき消された     怖い…この世界は怖い     そして歩き出す     この世界から逃げるように     どのくらい歩いただろう     世界の終わりは見えない     だが疲れたという感覚は無い     さらに歩を進める     すると目の前に1人の女性の姿が浮かびあがる     見覚えのある銀色の髪     私に背を向けているその人の名を呼ぶ     その声が届いたのかはわからなかったが     その人はゆっくりとこちらを振り向く     その顔は自分が知っているいつもの彼女ではなかった     悲しい眼をしている ...
  • 二人のお盆
    今日から、お盆。 有栖学園の教員、真紅と水銀燈は昨夜浴びるほどの酒を飲みながら、今日から始まる「くんくんお盆スペシャル」 シリーズの話に華を咲かせていた。そんなわけで、近かった真紅宅で水銀燈も泊まっていた。 ジリリリリリリリ!!幾度となく壊され遂に12代(台?)目の目覚ましが鳴る。 真「……うるさいのだわ!!」 寝たままその長い金髪の髪を回転させ目覚ましを真っ二つに切り裂いた。神業ならぬ、髪業である。 四時間後・・・ 真「……ハッ!もうこんな時間なのだわ!」 真紅は腕時計から今の時刻を読み取る。既に十二時を回っていた。 真「何て役立たずなのこのm……」 目覚ましに文句をつけようとしたが目覚ましの惨状を見て納得する。自分も気付かなかったが、そこにはきっと 目覚ましの必死の努力とそれが織り成す戦いがあったに違いない。真紅は一通り朝の一連の行為を終わら...
  • 従者
    「ちょっと!あなた、だあれ!?ここは私だけの…ふーん…あなたも1人なの?じゃあ、ついてきなさい…。面白いもの見せてあげる。」 あの日…私は引っ越してきたばかりで友達もおらず、1人で家に帰ることが多かった。 学校で覚えた歌…それを口ずさみながら帰っていたとき、私は突然木の上から声をかけられた。 美しくも、どこか不気味なその姿…。木の枝に腰掛けるその少女は、私が1人だと分かるとその手を引き、彼女が言う『お気に入りの場所』へと連れて行ってくれた。 力強く、そして大空を羽ばたく鳥のように自由なその性格…そして行動力… そんな彼女に、私の心はどんどんと惹かれていった。 …しかし、それらは全てまやかしに過ぎなかった。 中学…そして高校へと進学するたびに、彼女の強さ…全てを圧倒するその力がまるで嘘のように失われていく様が、私には手に取るように分かった。 …その時、...
  • 真紅と釣り
    それはまだ時代が昭和と呼ばれていた頃、まだ小学生だったボクは 新緑の清々しい季節の風が運んで来た一人の教師の卵と出会った。 それはボクに取って忘れられない思い出になった。 「今日から2週間教育実習で桜田先生のクラスを受け持ってもらう ことになった真紅さんです」 やや髪の毛が後退し、中年太りの腹が目立つ50代半ばほどの 教頭が朝の短い会議で真紅を各教師達に紹介する。 「真紅さん、小学生って元気がありすぎてねぇ、本気で 取り組んだら大変よ~。まぁ適当に相手するのがいいわよ」 静まり返った廊下を歩く桜田のりは1歩後ろから付いて来る真紅に ニコリと笑いながら言った。 5年3組、そのとびらを開けると小さな眼差しが一斉に真紅に向けられる。 「はい、みんな。今日から2週間、私と真紅先生が見ることに・・・」 のりは生徒達に真紅を紹介しだす。好...
  • 裏有栖学園 雪降る戦いの詩 プロローグⅡ
     十二月の寒空は、透き通るように蒼い。  遠くの空には、蒼ではなく真紫色が広がり行く。  寒空の下に広がるのは喧騒。  街道を行く人々。  仕事へ行く人。遊び場へ行く人。待ち合わせの人。 「ボサッとしてて言いのかい?」  その言葉に歩みをやめ振り返る。  しかし、振り返った先には誰の姿も無く。  あるのは、道行く人々の姿。  掛けられた言葉は、道行く人々の喧騒に掻き消えた。  ため息を一つ漏らす。  頭を掻いた所で誰が声をかけたのかが分かる訳も無く。  もう一度ため息をつき空を仰ぎ見た。  有栖学園。  幼児舎から大学院まで一貫して進めるエレベーター式の学園であり……  その敷地は、東京ほどの広さを有する。  学園のほかにその敷地内には、様々なモノが存在しており  もはや学園と言うよりも一つの都...
  • もしも小学校の教師だったら・・・真紅編
    生徒S「こうちゃの先生が来たー」 Sの言葉に教室内は俄かに騒がしくなった。 生徒達には前日に今日は高等部の先生が授業を行うという説明はされていたが、 誰が教えに来るかは知らされていなかった。 Sが言ったこうちゃの先生とは言うまでも無く、真紅の事であった。 真「皆、久しぶりね。元気だったかしら?」 生徒達「は~い」 皆の元気な返事に真紅は満足した。 これなのだ、高等部にはないこの元気の良さが真紅には堪らなかった。 真「良い返事ね。皆元気が良くて、私も嬉しいのだわ」 真紅は今日の説明をしていく。まず、何故自分が今日授業を行うのか。 次に、今日の連絡事項。最後に、今日行う授業の説明だった。 真「それで、授業についてなんだけれど・・・」 真紅はそう言って魔法瓶を取り出す。 真「私はいつも授業中、こうして紅茶を飲んでいるのだわ。前回はそうしなかったけれど、    ...
  • カラオケ大会
    「と、言うわけでカラオケ大会をしたいと思うのだが!どうだろう?」 いきなり職員室に入ってきたローゼンの第一声がこれだ。 どういうわけなのか誰にも伝わっていない、いつものことなのだが・・・。 「ぼ、僕は遠慮しておこうかな、歌はあまり得意じゃないしね」 「蒼星石がしないなら翠星石もしないですぅ、おとといきやがれですぅ」 「ヒナも遠慮しておくのー」「カナもかしらー!」 「誰か、紅茶を入れて頂戴」 「もしもしぃ?今欲しいものがあってぇ・・・」 「訓練しないと」「・・・怪我しないように・・・」 半数の教師は校長の話すら聞いていない始末。 「優勝者は・・・3ヶ月間給料2倍」 ローゼンがポツリとそう呟く。 「たまには歌もいいかな、やっぱり僕は参加するよ」 「翠星石も参加するですぅ」 「うにゅーも倍なのー」「卵焼きも倍かしらー」 「紅茶も倍なのだ...
  • 合間
    ミィ~~ン、ミンミンミンミィィ~ン 蒼星石「ふ~~~」 息を吐き、職員室の自分の机に座る蒼星石 期末試験も終わり、数日間は授業は半日で授業時間も短縮された夏休み前の小さな合間 真紅「蒼星石先生、ご苦労なのだわ」 そう言って真紅はアイスティーを蒼星石に渡す 蒼星石「ありがとう、真紅先生」 水銀燈「そ~せ~せきぃ~、採点手伝ってぇ」 水銀燈が猫なで声で早速蒼星石に助けを、いや、自分の仕事を押し付けようとやってくる 真紅「水銀燈、あなたは毎回そんなこと言って。少しは自分でやるのだわ!」 水銀燈「いいじゃなぁい、蒼星石はもう暇なんでしょぉ?」 真紅「蒼星石の方が授業の回数は多いんだから、それより少ない貴方のほうが手伝ってもらってどうするの!」 少しヒートアップして呼び名に「先生」がなくなっている真紅 しかし、そんな真紅を気にもせず、ぶーたれる水銀燈 水銀燈「暑いし...
  • 代務
    お題 『雪華綺晶が風邪か何かで寝込んだ薔薇水晶のために、薔薇水晶の変装をして授業』 真紅「…分かったわ。お大事にと伝えておいて頂戴。」 ある日の朝、そう言うと真紅はどこか物憂げな様子で受話器を置いた。 そんな様子を見て、普段は絶対ここにいないはずの人物はため息混じりにこう呟いた。 水銀燈「何…?今日も薔薇水晶は休みぃ?」 それに対し真紅は首を振ってこう答える。 真紅「いえ…そうじゃないわ…。ただ…。」 水銀燈「…ただ?」 真紅「薔薇水晶の代わりに、雪華綺晶がお休みですって。風邪がうつったそうよ。」 水銀燈「…姉妹そろって何やってるのよ…。はい、書類関係全部終わり。じゃ、後よろしくねぇ。」 そうそっけなく返答すると、彼女は荷物をまとめて職員室を出て行こうとした。 もう2日も真面目に学校に来ているし、あの子が溜めていた雑務も全て終わらせた。今...
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    ここは2ちゃんねるVIP板のスレ「ローゼンメイデンが教師だったら」をまとめるWikiです。 検索 1 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/02/25(土) 13 17 09.79 ID N05El0pr0 俺は絶対に保険担当の水銀燈の授業は休まないと思うんだ。 この言葉が、全ての始まりだった… ローゼンメイデンが教師だったら 勝手にまとめ サイトとは 相互補完関係です。 Wikiの編集ができる方、使い方を熟知している方は本当にこのWikiの編集の協力をお願いいたします。 また、先にも書いた通り「勝手にまとめ」とは、相互補完ですので文章を引っ張ってくる事はOKです。 ただし、「勝手にまとめ」にも書いてある通り。 転載やパクリ(他サイトでの)は全面禁止ですのでご...
  • 薔薇乙女お見合い大会始まりはローゼン
    ローゼン「みんなお見合いしてみないかな~?」 一同「はぁ!?」 ローゼン「いやいや~実はねうちの学園は美人教師が多いって噂になっちゃってさ」     「【有栖学園の教師とお見合いしたい奴8人勝ち抜き大会】なんてのが       最近開催されてね。」 ローゼン「そういうわけだから頼むよみんな~お見合いしてよ~」 真紅「ところで校長。その意味不明な大会は誰の主催なんですか?」 ドキッ! ローゼン「えっ!あ~、誰だろうね。まったく、面白半分で人の気持ちも考えず勝手に       こんなイベント作るんだもん」 雛「校長先生すごい汗なの~」 ローゼン「ははは、僕実は多汗症なんだ。困るよねまったく、あははh」 ラプラス「ローゼン校長、先ほど職員室に封筒置き忘れていきましたよ」 ローゼン「あ、ほんと?じゃあ僕に貸して」 ガッ ラプラス「うわ!」 ...
  • ひなまつり2
    雛苺「今日はひな祭りなのー!雛の日なのー!!とってもおめでたい日なのー!!」 翠星石「おめでたいのはおめーの頭ですよ、チビ苺。大体なんでひな祭りが生まれたか知ってるですか?」 雛苺「うよ?」 翠星石「ほれ、そこのひなあられを見るです。これはお米の形を表してるですよ。 で、この赤いのは血の色を表してるですぅ♪」 雛苺「血ィ!?」 翠星石「これは昔、幼くして惨殺された子供に『天国ではお腹いっぱい食べれるよう』にと、このお米の形をしたひなあられを死体に振りかけたことが始まりとされてるですぅ。転じて、今日はさしずめ鎮魂祭というわけです。おめでたいなんていったら、撲殺されるですよ?」 雛苺「…ひな祭り…怖いのよ…」 …また騙される、雛苺であった。 翠星石「あ、そうそう。ひなあられには、成仏して無い子供の霊が宿りやすいですから、同じようなガキンチョが食べると、...
  • なぜなに有栖学園
    ?「3、2、1・・・・・・ドッカ~ン!!」 ?「な、なぜなに・・・」 監「カァァット!!一体何回やれば気が済むんだ!?ちゃんとやれ!」 ?「どうして私がこんな役をしなくちゃならないのよぉ!!」 ?「・・・くじ引きで決まったことだから、仕方ないよ」 ?「台詞の割りに楽しそうにやってるじゃなぁい・・・薔薇ウサギ」 薔「そんな事無いよ?・・・さ、もう1回頑張ろうね銀お姉さん」 銀「・・・わかったわよぅ、やれば良いんでしょやれば?!」 監「話は終わったか?それじゃ、シーン1-1『オープニング』テイク21・・・アクション!!」 監督の掛け声と共にカメラのランプが赤く光る。 薔「3、2、1・・・・・・ドッカ~ン!!」 銀「なぜなに有栖学園!!!」 監「カットォォ!!力みすぎだ馬鹿!!」 銀「こっちだって真面目にやってるわよう!!っていうか、今馬鹿って言ったでしょう!」 監「...
  • 金糸雀追跡
      金「お先に失礼するかしらー」    そういって教務室をでようとする金糸雀。この1週間ずっとこんな感じである。    彼女には放課後やらなければならないことがあった。    そしてその内容は人には言えないものであった。   金(誰にもバレないようにしないとダメなのかしらー)    そう思いながら教務室から出て行く。普段の金糸雀なら    『本人は隠しているつもりでもまわりにはバレバレ』なのだが、    今回は違っていた。慎重かつ自然な動きだった。    金糸雀はこの1週間誰にも追及されなかったので完璧かしらーと思っていた。    実際、金糸雀を怪しんでいる者はいなかった。ただ1人を除いては…   薔(…今日もはやく帰ってる)    そう心の中で思ったのは薔薇水晶だった。    彼女だけが金糸雀の行動を不審に思っていた。   薔(...
  • 開戦の夜
    オディール「・・・部内の掃除は終わりましたね。」 射撃部5「これですっきりしましたな。それにしても流石ですね。     あらかじめ彼らの襲撃を予測して親衛隊の部室警備隊を下げておくとは・・・」 オディール「部室から武器と弾薬が大量に消失していたので予測は簡単でしたよ。     ついでにこの襲撃で反乱分子も始末できましたしね。」 ・・・・・・ 親衛隊1「アフギーヴン!!」 その場に居た射撃部が一斉に振り向く。 親衛隊1「前部長が退役した。次期部長にオディール隊長を推薦する。異論のあるものはいるか?」 「異議なし」      「異議なし」    「異議なし」   「異議なし」      「異議なし」「異議なし」  「異議なし」               「異議なし」         「異議なし」 「異議なし」               ...
  • 兎さんと蒼い子
    「じゃあ後は頼んだぞラプラス君」 そう言い残すとローゼンは脱兎のことく会議室を抜け出した。 この日は休校の原因ともなった経済難の解決のために職員会議が開かれていたのだが、 まだほとんど会議が進んでいないのに校長であるローゼンが帰ってしまった。 いつもならば多少暴力的になってもそのまま帰すはずのないラプラスなのだが、 今回は何も言わずに帰してしまった。 他の教師たちが不思議に思っていると 「そうですね校長も帰ってしまいましたし今日のところは終わりということで」 と言ってほかの先生方も帰してしまった。 次の日の昼休み。 有栖学園の中庭にラプラスはいた。 途中自動販売機で買ってきた野菜ジュースを飲みながら、 木で出来たベンチに座り、彼は独り愚痴を零していた。 「私はいつもこんな役ばかり……」 思えば、愚痴の一つや二つ言いたくなるのも仕方のないことだ。 この学校の校長であるローゼンは、ある時は却...
  • 桜田ジュンも先生だったら 第二話
    体育館に生徒が集まった。一貫学校だけあって人数は計り知れない物で圧倒された。 僕は体育館のステージ付近に居るのだが既に生徒達は僕に気付いた様でひそひそと話し出す。 いつの時代も転校生や新しい先生は人気らいし。 そんな事を考えているうちに生徒の入場は終わり、始業式が始まるラプラス教頭の掛け声と共に。 ラ「起立。これから、二学期始業式を始めます。」 挨拶をすると全員綺麗に座る。次は校歌。 メロディが流れると僕は吹き出した。理由は聞くな。 しかし、生徒の人数がでたらめに多いせいか兎に角圧倒的だった。歌のオーケストラやーと僕がひこまろなら突っ込んで居ただろう。 まあそんなこんなで色々と進んで行く。遂に僕の出番。 ロ「次に新しい先生の紹介だ!私は嫌だったのだが皆の待望の男先生、桜田ジュン先生だ~!」 ちょ…校長明るすぎ、と今更実感。つか出にくいよそんな事言われ...
  • 粛清の夜
    バタン! 突如、地下の射撃部部室の扉が開く。 ズガガガガガガガガガガガガガガガガガ! 複数の銃声が部室内に響き渡る。 武器の力を手に入れた水銀党は目障りな反水銀燈の射撃部を一掃しようと、部室に襲撃をかけていた。 突然の襲撃に浮き足立つ射撃部。瞬く間に水銀党達によって部室のエントランスは制圧された。 次々と制圧されていく部室。 水銀党A「よし。ここは終わりだ!次行くぞ!」 奥にあった扉を開く。水銀党達はその中になだれ込んで行った。 「来た」 その奥には嬉しそうな笑みを浮かべ一人の女子射撃部部員が佇んでいた。 水銀党A「撃て!!」 ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ! 一斉にマシンガンを乱射し始める。しかし、その人影は倒れない。...
  • 新入生と春と書類
    4月ももうすぐ終わり 新入生を向かえ数週間 新入生達も新たな学校生活に慣れ始めのんびりとした空気 そして明日からゴールデンウィーク まだ有栖学園についてよく知らないのもあいまって 春の陽気に当てられ愚考を持ってしまうのも仕方のないこと 新入生A「ぬがああああああああああ・・・・・・・(グシャ」 新入生B「ぎゃああああああああああああああああ・・・・・・・・・・(ガンッガンッ!!」 一人、また一人と教師陣に休日の予定を聞こうと 馴れ馴れしく話しかけては葬られる新入生 (主に、蒼星石に話しかけて翠星石に消される者 と 薔薇水晶に話しかけて雪華綺晶に討たれる者 あとのメンバーは適当にあしらっている) 校長室 そんな悲鳴を聞きながら ラプラス「春ですね」 ローゼン「春だね。けど、机の上の書類まで春の陽気な...
  • 殲滅の夜
    「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 急いで扉を閉める。あいつが居た。 水銀党S「なんで居るんだよぉぉぉ!!」 扉に背中を付けよりかかった。その場に居た水銀燈たちが彼の方向を見る。 水銀党G「もう来たのか?!」 全員が一斉に長椅子を盾に銃を構える。 水銀党H「早く鍵を閉めろ!立てこもるぞ!」 水銀党Sは急いで鍵を閉めた。聖堂内がシンと静まりかえる。 水銀党G「今のうちに逃げれば・・・」 水銀党F「だめだ!恐らく包囲されてる!」 水銀党S「糞ッ!糞ッ!糞ッ!もう終わりだ!」 水銀党D「大丈夫だ!厚さ5cmの鉄扉だぞ。破れるわけが・・・」 その言葉はすぐに裏切られた。 ガンガンガンガンガンガン 凄まじい音とともに扉に穴が開いていく。Sの頭上を弾丸がものすごいスピードで通り抜けていった。 水銀党S「ひぃ...
  • 雪晴久
    人見知り翠と新米雛 兵士と引き篭もり 雛苺とコロ コロ視点Ver 補習授業 学校便り 幼馴染 薔薇乙女お見合い大会始まりはローゼン 世界は繋がっている 神々の集う学園 アリスゲーム【賽は投げられた】 アリスゲーム【戦いの夜】
  • 蒼星石と百合休暇
    ジリリリと目覚まし時計の音が部屋に鳴り響く。 瞼をこすりながら起き上がり、目覚まし時計を止める蒼星石。 「ふぁ~・・・今日は久しぶりの休暇だ・・・アレでも見ようかな」 洗面所で顔を洗い、軽く朝食を済ませ その後、Tシャツにジーンズというとてもラフな格好に着替えリビングへと向かう蒼星石。 蒼星石は鼻歌を口ずさみながらビデオデッキの中に一本のビデオをいれた。 ソファーに座り、テレビの電源を入れ、ビデオを再生する。 軽快な音楽と共に、画面の中で6人の美女が所狭しと暴れている。 そして、タイトルが表示された。 乙女戦隊 ローズクイーンズ 蒼星石はまだオープニングだというのに、すでに目をキラキラと輝かせ、画面に見入っていた。 「格好良いなぁ・・・僕も悪を倒してみたいなぁ・・・」 楽しい時間は過ぎるのが早いという。 「あれ・・・?もう終わり・・・?」 ...
  • 一部成功
    雪(どうしたらばらしぃとローゼンを離れさせらせるか・・・) 昼休み、空の巨大な弁当を横に考えにふける雪華綺晶。それを見かねた水銀燈が尋ねる。 銀「何を悩んでるのぉ?」 雪「あ、お姉様・・・実は・・・」 銀「・・・なるほど・・・難しいわねぇ・・・。」 久しぶりに乗り気な水銀燈。雪華綺晶は意外なこの行動に少しばかり幸せを感じた。 銀「・・・あなたって、記憶操作できたわよねぇ?」 雪「はい、それが何か?」 銀「これを使わない手は無いわぁ!」 銀「早速、準備開始よぉ。」 雪「サーイエスサー!!」 二人でガサゴソと必要なものをまとめていく。他の教師から見てみれば、バズーカと水銀燈の組み合わせが意外にマッチしている、 また戦争か、などと重要視する人はあまり居なかった。 銀「これでいいわね。」 雪「では、突撃を・・・。」 銀「ええ、一気にいくわ...
  • 薔薇水晶と雪華綺晶の入れ替わり
    雪&薔「………」 二人は長い間沈黙していた。 雪&薔「………」 TV「ねぇ、お姉ちゃん。私達姿も似てるし一度入れ替わってみない?」 TV「ええ!?絶対ばれるよ!」 二人はドラマに夢中だった。特に雪華綺晶は夢中になりすぎて、夜食のおにぎり(巨大)を口に入れる寸前で止めている。 TV「大丈夫だって。性格も服もお互いの真似してさ。一日だけ!お願い!」 TV「…しょうがないわね。一日だけよ。」 そしてTVの展開が変わっていく内に二人の緊張感は高まっていった。 雪&薔「…ゴクッ」 TV「○○さん。あなたいつもと様子が変ね。なんであんなに苦手だった数学がスラスラ解けるようになったのかしら?」 TV「そ、それは…」 TV「あなた…本当は…」 TV「入れ替わった二人。はたしてどうなるのか…。 to be continue…」 雪&薔「……ふぅ。終わっ...
  • おあ氏とS氏とくんくん人形
     水銀燈は、悩んでいた。  実に七十三時間と二十四分という長い時間なやんでいた。  そうそれは、くんくん人形『衝撃のおあ氏の逆襲』バージョンのくんくん人形にするべきか  もう一方のくんくん人形『ライバル出現!? 魅惑のS氏!』バージョンにするべきかと  かなり悩んでいた。二つ一緒にたのめばいいじゃないか? と思う方もいるだろうが  実はコレ、通販で数量限定でありどちらか一つしか頼めないと言うモノなのだ。  しかも、お一人様一体限りなのである。  どちらも手に入れたいのだが、どちらかしか手に入らないという究極の選択状態。  ふと、真紅ならどちらを選ぶのかと考えてみる……  自分と同じように悩んでいる真紅の姿が、ありありと想像できて参考にはならなかった。  と、いうか別の場所で真紅もこの二つのどちらかを取るかについて真剣に悩んでいたりする。  そして...
  • 真紅とお泊まりと豊胸
    ピンポーン 真紅「…うぅ…?」 その音で目を覚まし、怪訝な顔をして時計を見る真紅。時刻は午前1時をまわっていた。 どうやら、こんな遅い時間に家を訪れた大馬鹿者がいるらしい。 真紅「…こんな時間に相手をしてられるほど、暇じゃないのだわ…」 そう言い不機嫌そうに布団をかぶる真紅。「ピンポーン、ピンポーン」とまだ玄関のチャイムは鳴っているが、そのうち諦めて帰るだろう…そう考えていた。 しかし1拍の間が空いたあと、その不届きな来訪者はいきなりチャイムを連打し始めた。 これにはたまらず、怒り心頭で玄関に向かう真紅。 真紅「ちょっと!こんな時間に何の…!!」 そこまで言って固まる真紅。そこにはおなじみの顔があった。 翠星石「ほれ見るです。ちゃんといやがったですよ♪」 水銀燈「ダメよぉ…せっかく来てあげたんだから、居留守なんかしちゃあ…♪」 どうやら...
  • 申請用掲示板
    削除の申請とか無かったので、ページ名変更 削除やタイトル変更、その他などを申請する掲示板的なものです。 理由ははっきりと、明確に。 短編作品集に名前を付けて掲載する方法と名前なしの両方で短編を作れるように少し短編作品集を変えたんですが真紅だけ編集の仕方が他とは違うんで真紅も他のキャラのようにまとめてくださいお願いします。水銀燈等は自分でやっておきました -- (名無しさん) 2006-05-24 00 06 15 了解です。 -- (管理人) 2006-05-24 00 07 10 orz -- (管理人) 2006-05-24 00 12 48 ありがとうございます・・・過去の短編のデータ大丈夫でしょうか? -- (名無しさん) 2006-05-24 00 36 37 短編データわかんないですorz -- (管理人) 2006-05...
  • 3日目体育祭
    その1・最終日・・・・・・・ ジュン「今日で最後か・・・・・・長かったな・・・・」 巴「うん。大変だったね」 ジュン「今日の種目は、学年対抗8人9脚・教師限定水泳対決・有栖学園大武道大会・決勝戦か・・・・・・・・」 巴「種目は少ないけど、もの凄く。大変だと思う・・・・・・・」 ジュン「ああ。そうだな・・・・・・・・なぁ、柏葉。無事に終わったら、一緒に帰ろう」 巴「うん!いいよ!!」 生徒一同「あーこれが本当に無事で終われば良いんだけど~」 その2・学年対抗8人9脚~ 雛苺「この8人9脚は、ルールは「普通」なのー。皆、あいとーなのー!」 ジュン「って、言っても・・・・・・・・・・」 巴「これの何処が、「普通」の8人9脚なの?」 (山あり谷ありの障害物だらけ。(地雷・毒蛇・竹槍・落とし穴・有刺電線・ピアノ線、など等)) 雪華綺晶「...
  • ラフメイカー翠星石
    はじめに…この作品は暴力表現、軽いレイプ表現、性格まる変わりの裏蒼星石がでます。      そのようなものに嫌悪感を抱く方はお気をつけください。  それはある雨の日のことだった。 ラ「では朝の職員会議を始めます」  いつものようにラプラスが一日の始まりを告げる。  しかし、一人の教師が声を上げる。 真「教頭!翠星石と蒼星石がいないのだわ」  その真紅の発言に他の教師もうなずく。 銀「翠星石はともかく蒼星石は遅刻なんかしないわぁ」 金「そうなのかしらー。休むにしたって連絡がくるのかしらー」 薔「でも、連絡はない…」 雛「ということはなにかあったのかしらー」 雪 コクリ  ムシャムシャ(トーストをほおばる)  教師たちに一瞬にして詰め寄られたじろぐラプラス。  しかし、一つ咳払いをして落ち着きを取り戻す。 ラ「コホン。落ち着きなさい。まずそのこ...
  • 水銀燈と家庭科
     五月某日 晴れ。  天国に居るめぐへ。  今日も大変お日柄も良く私は、相変わらず私のままです。  めぐ、ちょっと聞いてください。  今私はなぜか 「水銀燈先生ーちゃんとエプロンしないと危ないのー!!」  体育教師なのに、調理実習の手伝いをさせられてます。  ねぇめぐなんで顔そらすの? ねぇ? めぐ?  みすてないでぇーめぐぅーーーー!!! 「水銀燈ー先生ー! ちゃんと生徒たちの面倒みるの!!」 「はぁい」  水銀燈は、ガックリと肩を落として力なく雛苺にそう答えた。  そもそも、事の発端は雛苺と同じ家庭科の教師である翠星石が  突然の体調不良による休暇をとった事だ。  雛苺一人でも大丈夫だと思われるが……  苺混入事件などさまざまな事件(?)を起こす事が高確率である為に  校長であるローゼンが上司命令とばかりに私を指名した。 ...
  • 蒼い子ギャンブル騒動
    ~蒼い子ギャンブル騒動~ 「あー、賭け事っておもしろいなぁ!」 さて、この言葉は誰のものだとお思いであろうか。 遊び好きの水銀燈?パチンコ好きのローゼン? どちらも違う。驚いた事にこの言葉を発したのは蒼星石であった。 真面目で賭け事などまずしなさそうな蒼星石が何故このようになってしまったのか? それにはこんな理由があった・・・ 学校の業務が終わり、飲みに行く教師たち。 無論、いつもは何事もなく和やかなムードで終わるのだが、今回は違っていた。 事の起こりは先程も述べたとおり遊び好きの水銀燈が賭け事に勝ったと自慢をした事だった。 誇らしげな水銀燈を蒼星石は諌めた。 蒼「水銀燈、あんまりやりすぎると良くないよ。」 いつもならば「お堅いのねぇ・・・」くらいで済ませるのだったが、今回の水銀燈は少々虫の居所が悪かったらし...
  • JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対に休まないと思うんだ
    JUMだって水銀燈の保健体育の授業なら絶対休まないと思うんだ。 J「保健…か…」 JUMは時計を見上げ今の時間を確認していた。 だが、まだ授業が始まってから物の数分。期待していた程には時間の経過は優しく無い。 その現実にはため息を漏す。 J「はぁ…普通ならサボるんだけど…。」 銀「JUMく~ん、何をサボるの?」 JUMはぴくりと体を動かすと自分の不注意より先に先生の地獄耳を恨みながらも苦笑を交えて答えた。 J「…授業。」 堂々とした発言にクラス全体がざわめく。 銀「そう、今日の放課後に先生の所に来るのよぉ。」 J「……覚えて居ればね。」 残りの授業もこれだけで普通忘れるはずもないのだが、補習命令を出された事により反抗的な態度を取るが水銀燈はそれを無視し授業を再開した。 そんな事もあり授業は憂鬱に過ぎて行った。 雨が降って...
  • 水銀燈vs雪華綺晶
    有栖学園には名物教師が揃っている、その中でも特に群を抜いているのが 水銀燈と雪華綺晶である・・・・・ 水銀燈は生徒を誘惑し、あるときは色仕掛け、あるとき見た目によらずの行動力で他者を圧倒していた 対する雪華綺晶は教師になる前は軍人であり、その行動力と胆力は有栖学園1であった・・・・ ○月×日、晴れ ラプラス「今日もいい天気ですね・・・・これで馬鹿校長が何も起こさなければ良い日になるでしょう」 と職員室へ向かう教頭ラプラスは呟いていた ローゼン「そりゃあんまりだよ、僕だって毎日遊びに来てる訳じゃないんだから」 その隣でラプラスに捕まったばかりのローゼンが悪気も無く言う もはや見慣れた日常、逃げる校長・追うラプラスこの二人だけでも珍妙な学校なのに教師陣まで大変だから胃が痛むラプラスに同情する そして、朝礼の為にローゼンを引き連れたまま職員室へ...
  • 金糸雀のおみくじ
      元旦。   近所の神社の境内で、振り袖姿の二人がばったりと出くわす。 金「明けましておめでとうなのかしらーーっ」 薔「……今年もよろしく……」   お参りした後、一緒におみくじを引くことになった。 薔「……金糸雀先生から、どうぞ……」   先輩を立てる薔薇水晶。   おみくじ箱を受け取った金糸雀はごくりと喉を鳴らし、真剣なまなざしになると。 金「凶出るかしらーーっ、凶出るかしらーーっ……」   一心にそう念じ始めた。   薔薇水晶は、かすかに小首を傾げる。 薔「……なぜ、凶……?」   そう問われると、金糸雀は少し戸惑った表情を浮かべて。 金「実は……カナは生まれてこの方、おみくじで吉の一文字にお目にかかったことがないかしら……。去年とおととしは二年連続で大凶を引き当ててしまったから、今年はせめてただの凶に...
  • 昔話
    ここにある一人の青年がいます。 名前をローゼン ローゼンは時折奇怪な行動をしては周りの人を困惑させていましたが、それでもその穏やかな人柄から決して嫌われることはありませんでした。 ある夏の暑い日、ローゼンが川原を散策していた時のこと バッシャアアン と何かが勢い良く川に落ちた音がしたので、ローゼンは最高速度で音のしたほうへと向かいます。 決して美しい女性が薄い服を水に濡らして・・・などとは考えていません。 純粋に、人が落ちていたら大変だと思って駆けつけたのです。 駆けつけた先では、子供が川に大きな石を投げて遊んでいました。 これがさっきの音だったのでしょう。 ローゼンは怒りました。 ぬか喜びさせやがって、ということではありません。 ただ、そんな大きな石を投げては危ないよ、ということを教えてあげたかっただけなのです。 ローゼンはひとしきり言い終わると、もうしないよう...
  • ローゼンと少女
    ここにある一人の青年がいます。 名前をローゼン ローゼンは時折奇怪な行動をしては周りの人を困惑させていましたが、それでもその穏やかな人柄から決して嫌われることはありませんでした。 ある夏の暑い日、ローゼンが川原を散策していた時のこと バッシャアアン と何かが勢い良く川に落ちた音がしたので、ローゼンは最高速度で音のしたほうへと向かいます。 決して美しい女性が薄い服を水に濡らして・・・などとは考えていません。 純粋に、人が落ちていたら大変だと思って駆けつけたのです。 駆けつけた先では、子供が川に大きな石を投げて遊んでいました。 これがさっきの音だったのでしょう。 ローゼンは怒りました。 ぬか喜びさせやがって、ということではありません。 ただ、そんな大きな石を投げては危ないよ、ということを教えてあげたかっただけなのです。 ローゼンはひとし...
  • ニコシャーペン
    何とか元に戻すことができた・・・ さっきもかいたけど処女作品なので文めちゃくちゃかもしれない・・・ 題名:ニコシャーペン キーンコーンカーンコーン 薔薇「はい、授業はじめます・・・。ノートと教科書50ページ開いて・・・。」 昼休み終わりの5時間目、6組は薔薇水晶による日本史だった。 この日の授業も滞りなく進み、何事も無く終わると皆が思っていたが・・・。 薔薇「じゃあ、黒板に書いたことノートに書き写してください・・・。」 そして、みんなのシャーペンが一斉に動く。 カチカチカチ・・・カチカチカチカチカチ 生徒A「あれ?シャーペンの芯ないじゃん・・・。」 カチカチカチカチカチカチ 生徒A「あれ、こっちも・・・。なぁSシャー芯貸してくれない?」 生徒S「しゃーねぇなぁ・・・明日返せよ。」 生徒A「分かったよ、ありがと。」 カチカチ...
  • 怪談大会
     カラリ、コロリと乾いた音がする。  自分の足音ではない、しかし聞こえるのその音。  立ち止まれば、その音が消え。  歩き出せばその音が聞こえる。  走っても走ってもその音は聞こえる。  荒くなる自分の息の音と同じように響くカラリ、コロリと乾いた音。  怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。  ただの乾いた音であるソレが、追うその音が怖い。  とうとう体力がつき、その場に立ち止まる。  そして振り向くと…… 「下駄を履いて刀を振り上げた骸骨が!!!」  その声に、ひっ! と短い声が無数に上がる。 「さて、コレで僕のお話は終わり」  終わりを告げる言葉により、暗い空間に明かりがともり数秒後には  明るい体育館が其処にある。  実はこれ、ローゼンが企画した全校生徒参加の怖い話大会。  教...
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