四つ子ぐらしとは2018年10月より刊行されている小説。姉妹の絆をテーマに描かれており、その作風上シリアスな展開になることも多い。
あらすじ
宮美三風は保護施設出身の12歳。彼女は自分のことを天涯孤独の身だと思っていたが、ある日中学生自立練習計画に参加することになりそこで三風は自分と同じ顔の少女、一花、二鳥、四月と出会う。そして自立練習計画を運営する国の人間から、君たちは四つ子だった、と伝えられる。
すぐには信じられない4人だったが、次第に姉妹として打ち解けていき、時にすれ違いを生みながらも姉妹生活を続けていった。
しかし、末っ子の四月だけは心を開いてくれない。その理由は昔のいじめで相当に心を病んでいたからだった。そんな中三風たちは誕生日を迎えるが、そこへ宮美麗と名乗る女が宮美家を訪問してくる。彼女は「一番かわいそうな子」と称して四月を強奪しようとするが姉たちの必死な言葉を聞いた四月は麗から離反。無事心を開いてくれるのだった。
最終更新:2025年02月06日 11:20