唯「おにはそとーうくはうちー」

唯「おにはそとー♪うくはうちー(^q^)/」


あさのかい!

先生「今日は節分です。節分には何をするか分かる人いますか?」
唯「あぅ?」ホゲー

女の子「豆まきする日!」
男の子「鬼に豆投げる!!」

先生「そうですね。もし教室に鬼が来たらこの豆を鬼に投げましょうね」
生徒たち「はーい!」
唯「あーい(^q^)/ 」

唯も大きな声で返事をしています。ただ、本当に理解できたかどうかは不明ですが。

先生はみんなに豆が入った袋を配ったが、もちろん食いしん坊の唯は先程のやり取りだけで理解できていないので豆をもらった瞬間に「いたーらきます♪」
と言って食べようとします。

先生「こら!唯ちゃん!!だめよ」
唯「あぅ(゚q゚)? 」
先生「これは投げる用だから、食べるのはまた後でね」
唯「いまだめ~('q')?」
先生「そうよ。でも唯ちゃんがしっかり鬼退治したらいっぱい後であげるわよ」
唯「あぅあ~♪ゆいあとでいぱーい(^q^)」

後で豆をいっぱい貰えるとわかり唯ちゃんは大喜びです。
なんと微笑ましい光景でしょう。

じゅぎょうちゅう!

お昼ごはんも食べ、今日最後の授業中に突然鬼が乱入してきました。
鬼は金棒(ゴム製)を大きく振り回しながら大声で叫んでいます。
突然の鬼の登場にクラスの女の子の一部はびっくりです。
(ちなみに鬼役は男の先生が仮面を付けて頑張って演じています)

女の子「きゃー!」
鬼「ガオー!食べてやるぞー!」
唯「あぅあ~(゚q゚) ?」キョロキョロ

鬼は叫びながら教室中を暴れ回ります。
唯は何が起きたのかイマイチ把握できていませんでしたが、
ちょうど鬼が唯の目の前で「ガオー!」と叫んだので恐怖で軽くパニックになったようです。

唯「ギャーーー(>q<)ごわいよー(>q<)」
 「せんせー、たつけてー(>q<)うーい(>q<)」
先生「みんなー!豆を投げるのよ!ホラ、唯ちゃんも豆持って」
たかし「オニはーそとー!ふくはーうちー」ペチ
ひろし「オニはーそとー!」ペチ

たかし君とひろし君が先陣を切って鬼に豆を投げつけました。
それを見て他の生徒たちも豆を投げ始めました。

生徒たち『オニはーそとー!ふくはーうちー』ペチ

鬼「グワー!まだまだー!」
先生「ほら、唯ちゃんも投げないと!鬼退治したら豆をもらえるわよ」

まだ唯は先程の恐怖で「うぇーん(>q<)ヒック(>q<)」とまだ軽く泣いていましたが、
先生に豆を貰えるといわれすぐに泣き止み、鬼に豆を投げつけ始めました。

なんて現金なんでしょうね。
しかし、すぐに物に釣られる所が池沼唯ちゃんの魅力の1つですねw

唯「ヒック、ゆいまめいぱいほしー! 」
 「おにはそとー♪うくはうちー(^q^)/」
先生「唯ちゃん、いいわよ!その調子よ!」

ちょっとみんなとリズムがずれていますねw
先生に褒められて唯はより一層鬼に豆を投げました。

唯「キャキャー♪おにはそとー(^q^)/」ペチペチ
鬼「や・ら・れ・たー」

そう言って鬼は教室から逃げていきました

唯「あ~う~♪ゆいつよーい!キャキャー♪」

こうして鬼は唯の活躍?もあって逃げていきました。
(鬼役の先生お疲れ様です)

先生「鬼退治できたので、ご褒美に豆あげるわよー」
唯「キャキャー♪まーめ(^q^)まーめ(^q^)」

唯は先生から豆を貰ってお喜びです。
袋に誰よりもいっぱいに豆を入れてもらい、その瞬間パクパクと豆を食べ始めました!

目の前に食べ物があるのに卑しい唯ちゃんが我慢できるはずありませんw

唯「まめいぱーい♪パクパク(^q^)♪ボリボリ(^q^)♪」
先生「今日はこれでおしまいね!みんなまた明日!」
女の子「先生、さようならー」
男の子「さよならー」
唯「パクパク(^q^)♪せんせー、モゴモゴ(^q^)♪」

あらら。唯ちゃん。口に頬張ってるのできちんと喋れてませんね。
まぁ、いつも何言ってるか全然わからないので先生もあまり気にしませんでした。

きたく!

さて、学校も終わったのであとは帰宅するだけです。
といっても、バス通学なので唯はグランドで豆を食べながら通学バスの時間を待っています。
それを唯のクラスメイトのたかし君とひろし君が見つけました。
彼らにとって唯は最高の遊び相手です。

ひろし「あっ!唯豚が豆食べてる」
たかし「そうだ!さっきのお面でおどかそうぜ!」
ひろし「うん!」

彼らは鬼の仮面と金棒が閉まっている場所を見つけていたので、鬼の格好をして唯を驚かそうと考えたようです。
唯ちゃんモテモテですねw

ひろし「よし!後ろから驚かそう!」
唯「パクパク(^q^)♪ボリボリ(^q^)♪」
たか鬼「唯豚ーーーーー!」
唯「あーい(^q^)/ 」
  「あぅ、ンギャーー("q")」
ひろし「あーはははは」
たか鬼「唯ぶたー!コラー!」

先程の鬼がまた来て唯はパニック!
予想通りの反応でたか鬼もひろし君も爆笑です。

唯「やー!ごめなたい(>q<)ごめなた、あぅ('q')!」

あれ?急に唯は謝るのを止めました。
これにはたか鬼君とひろし君も「あれ?」と思いました。

しかし理由は簡単!
先程唯は驚いた拍子に手に持っていた豆を辺りにこぼしていたのです。
それを唯は見つけたのです!

こうなったら何をするかは決まっていますね。
唯の中では食欲に肩を並べるものなど存在しません。
唯一の例外は憂です。ただし、それは「憂=まんま」が成立しているからですw

唯(あっ!豆が落ちてる!食べないと取られる!!)

こう考えた刹那、唯はドスンとしゃがみこんで落ちてる豆を拾って食べ始めました!

唯「パクパク(^q^)♪ガリガリ(^q^)♪」

豆だけを拾うなんて芸当唯ができるはずないので、砂や小石も一緒に拾って口に入れているみたいです。
そんな事は全く気にせず一心不乱に拾っては食べをしています。
まだまだ袋にはいっぱい豆が残っているのに…

たか鬼「ギャハハ唯豚、石も食べてるぞ!」
唯「パクパク(^q^)♪ガリガリ(^q^)♪」
ひろし「きったねー」
唯「ボリボリ(^q^)♪まいうー♪」

唯が落ちた豆を食べている間、たかし君とひろし君は次のイタズラを考えていました。

たかし「うーん、つぎ何する?」
ひろし「そーだ!唯豚の鼻に豆いれよう!」
たかし「いいな!それ!」

一方唯は落ちた豆をほとんど食べ終わり、喉が乾いたのでお茶を飲んでいました。

唯「ゴクゴク♪フヒー♪」
ひろし「唯豚ー!」
唯「パクパク(^q^)♪あーにー(^q^)?」
たかし「豆あげるよー」
唯「あぅ?ゆいにまめくれる(゚q゚) ?」
たかし「うん。あげるよ!」
唯「わーい!たかしく、ひろしくいいこれつね(^q^)/ 」

ひ&た(うっぜー)

ひろし「豆あげるから、代わりに目つぶって!」
たかし「何されても動くなよ!」
唯「あーい!ゆいうごかないよ(^q^)キャキャー♪」
  (まめいぱーい♪いぱーい♪)

唯は2人から豆を貰えるとわかり、大喜び!
もちろんこの後何かされるなんて考えていません。今は豆を貰うことで頭はいっぱいです。

ひろし「よし入れようか!」
たかし「おう!まず1個!」

グリグリ!

唯「あぅ("oq")?」
ひろし「目あけたらあげないよ!」
唯「あう!ゆいあけないもん(`oo´)」

両穴に豆が装填されました。唯の鼻はでかいので余裕で入ったようです!

たかし「次2つめ!」
ひろし「おう!おりゃ」

グリグリ!

唯「あぅ、いちゃ、あう("oo")」
ひろし「はいったー!」
たかし「あははは!2つも入ったな!」
ひろし「もういいよ!」
唯「あぅ~♪まめちょーらい(^oo^)」

鼻の穴を確認よりも、先に2人から豆を要求するなんて。本当に食欲に素直ですね。
そんな唯は見て2人はまだ笑っています。

たかし「あはは、おなかいてー!」
ひろし「あはは、あげるよ、あはは、豆!」

豆を貰って「あうあうあ~♪パクパク♪」と喜んで豆を食べていると、ようやく鼻の違和感に気づいたようです。

唯「フゴ!ゆいはなおかしー、おかしー("oo")」

そう言って唯は鼻を触ろうとしました。

たかし「そのまま!そのままのほうが唯豚が好きな豚に似てるぞ!」
ひろし「うんうん!」
唯「ゆいぶたさーん?」
ひろし「そっくりそっくり!」
唯「はぅ~♪ゆいぶたさーん(^oo^)ブーブー♪」
 「パクパク(^oq^)♪キャキャー♪ぶたさーん(^oo^)」

2人に煽てられて鼻に入った豆を取るのを止めました。
なんたって唯の大好きな豚に似ていると言われましたからね!

結局唯の鼻の両方に豆が2つずつ入れられた!
その結果人よりでかい穴がより膨らんで見え、確かにブタに近づいてますねw

楽しい楽しい学校も終わってあとはバスから降りて家まで歩いて帰るだけです。

先生「唯ちゃんはここでさよならね」
唯 「パクパク(^q^)♪せんせー!ばいばーい (^q^)/」
先生「さよなら、唯ちゃん…ってその鼻どーしたの!?」

先生は唯の鼻を見て驚いた。
無理はない…鼻の穴に2つも豆が入っているのだから。普通なら気持ち悪くてすぐにでも取るものだ。
しかし、唯はすっかり豆が入っていることをすっかりと忘れていたようだ。

唯 「あーうー?…あぅ!ゆい、はなブタさーん♪ぶひぶひー(^oo^)」
先生「…(本人が気に入ってるならいいか)」
  「唯ちゃん、食べてばっかりじゃなくて家でも豆まきをして鬼が家にこないようにね!」
唯 「ゆい、おにやだー('q')」
先生「鬼を退治するにはどうするんだっけ?」
唯 「あう!ゆい、おにはそとーする~(^q^)/」
先生「唯ちゃんはいい子ね!それじゃ気をつけてね」
唯 「キャキャ♪ばいばーい(^q^)/」

唯「あーうー♪おにはそとー!モグモグ♪(^q^)」ドスドス
 「あーうー♪おにはそとー!ボリボリ♪(^q^)」ドスドス

唯はまだまだたくさんある豆をパクパク食べながら、「おにはそとー」と言いながら上機嫌に帰宅しています。
先程先生に褒められたのがとっても嬉しかったのでしょう。
なんたって唯が先生に褒められたのは過去に『うんたん♪』くらいしかありませんからね。

途中何人かとすれ違いましたが、どの人も例外なく唯から離れてすれ違うようにしていました。
明らかに「やばいオーラ」が出ているのでみんな接触をさせたかったのでしょう。

唯「パクパク(^q^)♪ボリボリ(^q^)♪」ドスドス
 「うま♪うま♪(^q^)」

ちょうどいつも遊んでいる大きな公園の前を通っている時に前から通行人が2人来ました。
男2人も唯を見て「池沼!」とすぐに気づいたようですが、他の人と同様に何もなかったようにすれ違いました。
一方唯も全く気にせず豆を「パクパク(^q^)♪」食べながらすれ違いました。

すれ違う瞬間、唯は「ぶえっくしょん!」と大きなくしゃみをしました。
どうやら鼻にあった豆がムズムズしたようですね。あんな物を鼻の穴に入れてたら当たり前です!
くしゃみの際、ポロ~ンと鼻の穴の豆は地面に転がりました。
それに唯も気づいたようでしゃがみこみ、キョロキョロと豆を探します。

唯「あぅ!まめー♪!パク♪…はぅ!(゚q゚)」 
 (鬼だ!豆投げないと唯の家に来る!)
 「あぅ!おにはそとー(`q´)」ポイ
 「おにはそとー(`q´)」ポイ

男A「なんや?」
男B「こいつが豆投げてきよったな」
男A「どついたろか?」
男B「むかつくけど、寒いし行こうや!」
男A「しゃーないな。確かに寒いしな!」

唯はいきなりすれ違ったばっかりの男に豆を投げつけました!
そう。今すれ違った男の服に鬼の顔が描かれていたのです。
それを見た唯は退治しないと家に来てしまうと考え、袋からいっぱい豆を握りしめ投げつけました!
一方、突然池沼に豆を当てられた男は何がなんだかわかりません。それでも気にせず男たちはそのまま行こうとしました。

男たちが言うように大変寒く、前日までは雪も降っていました。
いつもは神様に見放されている唯ちゃんですが、今回は天気が味方したようです!
男たちは唯の事なんてほっといて、行こうとしました。やったね唯ちゃん!

しかし、唯は豆をぶつけて鬼(男たち)が逃げていったと勘違いしたようで、大声で喜びを表現し始めました!
そして何を思ったのかまた豆を投げつけました!
相変わらず人をイラつかせる事に関しては天才としか言いようがありませんねw

唯「キャキャー♪わーい、わーい!おににげたー!」
 「ゆいつよーい、つよーい♪」
 「あーうー♪おにのばーかー、しーねー(^q^)」ポイ

ブチ!

男A「なんやねん、クソが!」
男B「ふざんけんなよ!!!」

豆を当てられただけでも十分イラッとしますが、人をバカにしたような風貌の唯に「しーねー(^q^)」と言われた男達は激怒しました!!!
一度は行こうとした男達でしたが今度ばかりは見逃すわけにはいきません!

唯(あう!鬼がこっちに来る!逃げないと)ドタドタ

流石の唯でも男たちの声や表情から怒ったのはわかったようです!
そして家ではなく目の前の公園に逃げて出しました。

これは失敗です。
まだ普通の学校は終わっていないので、公園で遊んでいる子はいません。
しかも唯は公園の自然ゾーンの方に向かっていきます。そこは木がたくさんあるので外から人に発見されにくいです。

唯はドタドタと全力で走っていますが、男たちからしたら早歩き程度なので走らずに追いかけていきます。

男A「わざわざ自分から林んとこ行くんか」
男B「ラッキーやな!あのクソがボコったるわ」

ドタドタドタ
唯「はぅ、はぅ、はぅー…いちゃ('q')」ボフ
 「あぅ('q')…あー!ゆいのまめ!!(゚q゚)」

あぁ…転んでしまいました。
幸いにも雪が積もっていので全く外傷はありませんでした。ラッキーな唯ちゃん!
しかし、転んだ拍子に手に持っていた袋を落としたので豆がこぼれてしまったようです。
もちろん、唯が何をするかは決まっています!

その瞬間逃げることなんて忘れて地面に寝転がったまま豆を食べ始めますw
食欲に勝る物なんて唯の中には存在しません!
唯一対抗できるのは憂くらいです。
(まんまとアイスを準備してくれますからね)

唯が豆を食べているうちに男が追いつき寝転がっている唯の背中を踏みつけます!

唯 「はぅ~パクパク♪(^q^)」
男A「オラ何しとんねん!」

ドンドン!!
唯「ぎゃぅー!」

男Aに踏まれて唯は豆を食べることを中断せざるを得ませんでした。
それが不満で唯は大声で叫びました。(蹴られる事は別にいいのかw)

唯 「あ゛―――あ゛―(`q´)」
男A「なんや?」
唯 「ゆい!まめ!じゃまだめー!しねー(`q´)」
男B「はぁ?…ん、この落ちてる豆食っとるんか!…そや、こんなんもん!オラ!」

ドンドンドン!

男Bは唯の目の前で落ちてる豆を何度も踏みつけました!

唯 「あぅ(゚q゚)…あ゛―――(>q<)」
男A「ハハハ、バーカ!」
唯 「びぃえーーん(>q<)ゆい゛の、ひっく(>q<)ま゛めー!じねーーー(>q<)」
男B「うっさいぞ!!」

ボコッ!

唯 「ぎゃぅ゛ん("q")」
男A「なんちゅー鳴き声や!ほんまに人間かコレw」
唯 「ぁぅぁぅーいだーいよー(TqT)…はぅ!」

ん?唯は何か考えを思いついたようです!

唯(そうだ!きっと豆が少なかったから鬼が逃げないんだ!もっと投げよう!!)

なんと!唯ちゃんにしてはしっかりと物事を考えています!
でも残念ながら、男A、Bは鬼でないので豆では逃げません。
そもそも豆を投げたことによってこんな事態になっている事には気づいてないようです。
そしてまたもや男に向かって豆を投げつけました!

唯「お゛にはぞとー!おにはぞどー(`q´)」ポイポイ

真剣です!
こんな真剣な唯は憂でさえ見たことがないでしょう!
先生が見たら手放しで「唯ちゃんすごいわよ!」と褒めたに違いないでしょう!
憂なら感涙して「ぐすん、お姉ちゃん、その調子だよ!」と言ったでしょう!
しかし、ここには彼女達はいません。残念唯ちゃん!

男A「オラー!」
男B「なにしとんねん!」

ドコ!ボコ!
唯「あ゛ぁー、いだっ!("q")」

ドコドコ!ドスン!!
唯「ぎゃっ、んひ!ホゲぇ("q")」
  「……(×q×)……」

唯にしたら、鬼は豆を投げたら逃げるはずなので予想外の反撃を喰らいました。
しかも男Bの蹴りが汚い唯の顔に綺麗に入ったようで、鼻血を出し気絶してしまいました!

男A「こいつ気絶しよったな。そやけど、まだまだやりたらんな」
男B「やな!とりあえずコンビニで何か買ってくるからコイツ逃げんよー見張っててや」
男A「おう。そや!暖かいもん頼むわ!」
男B「了解!」

Bはコンビニに行き、残ったAはタバコを吸いながら唯の見張り番をしています。
相変わらず唯は気絶したままです。

男A「ふー。それにしてもこいつブッサイクやなー」

男Aの言うことは最もである。鼻水は垂れ放題で、乾いて鼻水の筋が幾重にもある。
口周りも同様に涎が垂れており、食べかすがいっぱい付いている。
しかし、鼻水や涎を垂れていなくても不細工には変りない。
丸々を太った体に、アン○ンマンの様に丸い顔、何度も骨折をしてどてっとした鼻、挙げればキリがない。

男A「しかしなかなか起きよらんなー」
唯 「フゴッ…」
男A「ん?起きたか…」
唯 「…グガッ…」
  「クチャクチャ…グガァー(=q=)」
男A「あ??こいつ気絶してそのまま寝とんか!」

全くその通りである。
唯は人から叩かれる事がよくある。(大抵は唯が原因を作っているから自業自得だが…)
学校では男の子にイジメられたり、先生にお仕置きされ、家では憂のお仕置きを受けている。

その結果、唯の体は自然と『これ以上叩かれるのを防ぐ為』に気絶しやすくなった!
唯本人はバカでアホでどうしようもないが、体はしっかりと周りの環境に対応していたのだ!

また、気絶してもすぐに目を醒ましたら意味がない!すぐに叩かれてしまう!
その為、気絶するたびに意識を失う時間が伸びていき、終いには気絶後は必ずそのまま寝る様になったのだ!
そうなることで叩かれて体を負傷することを防いでいるのだ!唯の体の自衛本能は凄まじい。
(ちなみに最近憂はこれに気づいた様で気絶しても関係なく殴る!)

しばらくして男Bが帰ってきた。

男B「待たせたな!まだ気絶してるんか?」
男A「サンキュー!いや、こいつ寝てるわ」
男B「は?寝るとかありえんやろ!」

唯「あが…グガガー(=q=)」

男B「…まじかよ」

男A「それにしても色々買ってきたな」
男B「何かに使うかもしれんからな」
男A「ふふ。確かにな」
男B「そんじゃー、水でも掛けて起こすか!」
唯 「グガー、ズピー(=q=)」

バシャ!

そう言うとBは唯に買ってきた水を掛けた!
この寒い日に水なんて掛けられたらたまったもんじゃない。
さすがの唯も目を覚ましたようです。

唯 「あが…ぶわ…ぁぅあぅー…ゆいちゅめたい('q')」
男B「起きたか!ホレホレ」

バシャ!
唯 「むふー(`q´)つめたいだめー!やめるー(`q´)」
男B「うっさいねん、ボケが!」

男は水を掛けるのをやめた。やめたと言ってもペットボトルが空になっただけだが…。
しかし、唯は自分が言った通りにBが水を掛けるのを止めたと勘違いしたようだ。

唯「キャキャー♪いいこれつねー(^q^)/」
 (この人は唯の言う事なら何でも聞くに違いない!)

そんなわけない!
しかし、単細胞の池沼ちゃんなら一度うまくいったのでそう考えてしまうのは仕方がない事です。

ちょうど唯がそう考えたときお腹が「グ~」となった。豆をたくさん食べていたが、それだけで足りるはずがない。
しかも、いつもなら帰宅して憂が机に置いてくれているおやつを食べているが今日はまだ食べていない。
そこで唯は閃いた!

唯「あうー(^p^)♪」
 「ゆい、ちゅめたい!ゆるちゃなーい♪まんまよこすれつ(^q^)/」

その刹那、唯の腹に蹴りが2発入った!

男AB『なめんとんか!』
 バコッ!!
唯「おう゛ぇ("q")」
  「ゲホ、ゲホ…おぇっぷ("q")」

追い打ちをかけるようにさらにもう一蹴り!

 ドコ!
唯「ぎゅぇ("q")…ぅぅっぷ、おぇーーゲロゲロ(~q~)」

あらら。唯ちゃんは地面に盛大に吐いてしまいました。
お腹に蹴りを3発も貰ってしまったので、ご自慢の分厚い脂肪【ミートテック】も効かなかったようですね。

唯「ぁぅ…んひっ、んひっ、ふー…はー、はぁ('q')」

気絶してもおかしくない勢いでしたが、唯は思いっきり吐いていたのでその影響か今回は気絶には至らなかったようです。
唯が「はぁはぁ」と息を整えている最中、男達は唯から離れ遊歩道にあるベンチで、コンビニで買ってきた物を食べ始めていた。

男A「ふー、寒い時に暖かい物はいいなー」
男B「やな!あのブタちゃんはまだお疲れのようやな」
男A「めちゃ蹴ったしな」
男B「蹴り心地最高やったな!このおでん食べ終わったら再開しよか!」

一方唯はようやく吐き気が収まり落ち着いて来た。

唯「ぁぅ~…あぅ!スンスン("oo")」

唯はいい匂いに気づいたようです!
鼻をスンスンと動かし匂いを嗅ぎ、辺りをキョロキョロと見回し匂い元を見つけ出す事に成功したようです。
もちろん食い意地の張ったブタなので男達の元に向かいます!
その男達に蹴られたばかりだと言うのに…食欲には勝てないようですね。
いや、そもそも蹴られた事をすでに忘れている可能性もあります。だって唯ちゃんですもん!

唯「あーうー♪」
 ドタドタ

男A「ん?あいつこっち来てんぞ!」
男B「多分おでんを食いたいんやろう!」

正解です!
そうこうしている内に涎を垂らした唯が到着しました。

唯「はぅ~♪スンスン(^oo^)」
 「ゆいれつ(^q^)/ あーうー♪ゆいにもそれちょーだーい(^q^)/」

…先程「まんまよこすれつ~」と言い、蹴られ吐いたのをもう忘れてしまったようですね。
ただ今回は前回と違い「ちょーだい」と言っています。まだ可愛げがあると言えるでしょう!

ちなみに何故先程と言い方が違うのか、それは唯も今までの人生で一応は学習しているからです。
実際に相手が食べ物を持っている時は「まんまよこす」よりも「ちょーだーい」と言った方が貰える確率が高い事を実体験で学んできたのです!
その結果唯は無意識の内に相手が食べ物を持っていたら「ちょーだーい」を使うようになったのです。

男A「だれがy」
男B「いや、待て待て!」
唯 「ちょーだーい(^q^)/」
男B「ゆいちゃんやっけ?やるから目つぶりーや」
唯 「あぅあー♪(^q^)」
  「ゆい、めーつぶるー(-q-)」
男A「どないすんねん?」
男B「えとな……ヒソヒソ…おもろそうやろ?」
男A「おう!ええなそれ!」

男達が何か話てる間も唯は素直に目をつぶって待っています。目の前で何か企てをされているのに…
それでも早く貰いたい唯は待ちきれないので男達を急かします。

唯「ゆいつぶたー(-q-) はやくちょーだーい(^q^)」

目が自然と開いてしまいましたね。

男A「いやいや、目今開いてるぞ!」
唯 「あぅ(>q<) ゆい、めーすぶたー(-q-)」
男B「ちょ、メス豚て!!!よー自分の事わかってるやんけ」
男A「こいつおもろすぎやろ!」
唯 「キャキャキャ♪」
男達が笑っているので訳もわからず唯も笑っています。
自分の事を笑われているなんてこれぽっちも気づいていません!

そもそも唯は「ばーか」と「しーね」以外の悪口は知らない。
だから、学校で「唯ブタ」や「ぶーたー」と言われても「ゆいぶたさーん♪」と喜んでいます。

男B「ほな、いれるで!上向いて口開けーや」
唯 「あーーん♪」

唯は喜んで上を向いて口を大きく開け、そして男は唯の口に入れた!

唯「くぁwせdrf("q")」

唯のなんとも言えない声が漏れた。
男Bは唯の口に熱々のおでんの汁を入れたのだ!常人でも冷まさないと舌を火傷するレベルの熱さだ!
しかも唯は猫舌で、普段から熱い物は憂に冷まして貰ってから食べている。
そんな唯は今人生最大級の熱さを体験したのだ。

唯の口に注がれた熱々の汁は、一部はそのまま唯の喉を通り過ぎ、残りは唯の口から盛大に吹き出された!
しかも、唯は上を向いた状態で汁を吹き出したので醜い顔面に思いっきり汁がかかったのだ!

唯「はひぃ、かお、はひ、あじゅ("q")」

男A「予想以上やな!」
男B「はらいてー!!」

男達は唯の反応に笑いっ放しです!
一方、当事者の唯はと言うと…
顔にかかった汁が熱くて、どうにかしようと手で顔を叩くように拭いています!

唯「ぅっ、あぅ、んひ(>q<)」
ゴロゴロ

どうしようもない唯は地面に寝転がり出しました。なんとそれが吉と出ます!
地面には雪がまだまだ残っていたので、偶然とは言え顔を雪で冷やすことができたのです!
いつもはやる事為す事、悪い方向へ行くのですが今回は良い方向へ向かったみたいですね。

唯「あぅー(-q-)」
男A「おっ!やったやん、ゆいちゃん」
男B「やればできるメス豚やな」
男A「そーやな!」

しばらく顔を雪に埋めていた唯ですが、どうやら顔は冷やす事ができたようです!
しかし、まだ口の中は熱いままです!

唯「あぅ(>q<) ゆい、べろいたーい(>q<)」
 「ふー、ふー("oo")」

どうやら舌を火傷したみたいです。
舌を出して息を吹きかけ必死に冷まそうとしてます。

唯「ふー(>q<) あぅ(゚q゚)」
 (そうだ!雪つめたいんだ!!)

おっと唯ちゃん!先程顔を冷ますことができた雪を使う事を閃いたようです!
そうと決まれば実行するのみです!!

唯「べろべろ~(^q^)」

唯は舌で雪を舐めだしました!
その姿は完全に豚が餌を食べる姿です。それを見て男はまたまた笑います!

男B「完璧豚やんけ!!!!」
男A「あかん、涙出てきたわ!!!!」

唯「あぅ!べろべろ(^q^)♪れろれろ(^q^)♪」

男A「雪食べたらええんちゃうか?」
唯「あぅ?べろべろ(^q^)」
男B「そや!そっちの方がええで!!」
唯「あうあー(^q^) ゆい、ゆきたべるー(^q^)」
  「パク(^q^)もぐもぐ(^q^)ゆきちゅめたーい♪」

男達のアドバイス?通りに唯は雪をバクバクと口に入れて食べだした!
それを見て男達は爆笑です!
その間も唯はひたすら雪を口の中に入れています。

唯「あーうー♪パクパク(^q^)」
  「ゆきまいうー♪パクパク(^q^)」

男A「うまいんかよ!」
男B「池沼ちゃんにはおいしいんやろ!」

始めは確かに口を冷ます為に入れていたのだが、いつの間にか目的が食べる為に変わっていた。
唯の口の中はまだまだ熱いので冷たくておいしいのだろう。

唯の味覚なんてあってないようなものだ。
最低限の機能しか備わっていないと考えられる。
だから、憂の料理も今食べている雪も同列の「まいうー♪」に格付けされるのだ。

なんて不憫な憂なんでしょう…

唯「パクパク(^q^)♪パクパク(^q^)♪」

それにしてもよく食べます。
冷たい物(雪だがw)を一度に食べたらお腹が冷えてブブブーしてしまうのでは?

唯「パクパク(^q^)♪あぅぅ('q')」
 ブブブー
唯「…はぅ~♪」

男A「なんや?」
男B「すげー音したな?ってくっせー!!!!!」
男A「こいつうんこしたんちゃうんか!!」

正解です。唯は予想通り一度に冷たい物を食べたのでお腹が冷えブブブーしてしまったようです。

唯「はふー(^q^)」
  「ゆいうんこでたー!おむつきたない、きたない(^q^)/」
  「おむつかえてー(^q^)/」
男A「なんやねんこいつ!」
男B「まじくせーわ」
唯 「はやくかえてー(^q^)」

男A「これはお仕置きが必要やな」
男B「ああ間違いないな!」
唯 「ゆい、きたない!はやくかえるーの(>q<)」

唯は男達にオムツを交換するように言いますが、完璧に無視されています。
それどころかお仕置きの話が出ています。
それでも唯はオムツの交換を要求し、次第に無視される事に怒りだしました!

唯「むふー!はやくかえるの(`q´)」
  「ゆいきたない!はやくする(`q´)」

男A「わかったからこっちこいや!」
唯 「あーうー♪いいこれつね~」

そう言って唯はオムツを交換して貰えると思い立ち上がり、男Aの元に歩いて着いた瞬間!!

男A「オラよー!!お仕置きや!!」
唯 「ぎゃふー('q')」

男Aの蹴りが見事に唯の顔面をカウンターの如く捉えました!!
そして唯は吹っ飛びまた地面にダウンしてしまいます。

唯 「ぁぅ…びぃーーーーーん(>q<)」
男B「うっさいぞ!これでも食っとけ!!」
唯 「もがが…あ゛―("q")」

ダウンして泣き出した唯にすかさず男Bが大量の雪を口に詰め込みました!
さすがの唯の口でも処理できない量です!
けれども、所詮は雪なので先程の様に食べれば大丈夫です!!
しかし、唯は突然泣いてる所にいっぱいの雪を入れられ、驚きテンパってしまい口を動かす事が出来ません。

そのまま唯のパンパンに膨らんだ顔にビンタを食らわせます。唯の口からは少しばかりのこもった悲鳴が漏れるだけです。
これなら唯の汚い嗚咽を聞かなくて済みますね♪

男B「オラ」
 バチン!
唯「んぁ("q")」
 バチン!
唯「んが("q")」
 バチン!
唯「んぇ("q")」

男B「よし、とどめや!!」
 ドゴ!!

男はグーで思いっきり唯の鼻っ面を叩いた!!
唯の悲鳴と同時の鼻血がタラーと垂れ、口から赤く染まった雪と涎が吐き出された。

唯「ほがぇ("q")…ぷへ…」
  「…(×q×)…」

男B「こいつまた気絶しよったわ!」
唯 「…(×q×) …」
男A「ほな、すぐに起こしたろか!ちょい退いてや!」
唯 「…(×q×) …」
男B「ほいよ」

男A「起きろや、ブタが!!!」
 ボコん!!!!

なんて強烈な一撃!
男Aはサッカーボールを蹴るかの様に唯の丸々太った腹を蹴飛ばした!!
これには流石の唯も目を覚ました!!

唯 「んーあぅ!ゆい、いだーい(>q<)」
男A「もっぱつ!」
 ドゴ!
唯 「ぶぎゃー("q")」

唯の目覚めの雄叫びと同時にさらに男A男の蹴りが顔面に飛んできた!

唯 「ぶひぃん、んひー、んひー("q")」
男B「あはは、いい鳴き声やんか!」
唯 「ぁぅ゛!ゆい、あたまいだい゛よ゛(>q<)」
  「びっっく、うぇぇーん!いだいおー!しーねー!!」

なんて事でしょう。
また「しーねー」と言ってしまいました。
そもそも、唯が男達に「しーねー(^q^)」と言い放った為にこんな結果になったのに…
男達の怒りのボルテージをさらに上げてしまうだけなのは明らかです。

しかし、そんな事は唯ちゃんにはわかりません。だって唯ちゃんですから。
さらに言えば、唯は「ばーかー」と「しーねー」以外の悪口を知りません!
なので、何かあればまず間違いなく「しーねー」と言ってしまうのです。
もしもっと唯に語彙力があれば…残念です。

男A「はぁ?何言うてんねん!」
男B「ふざけんなよ!!オラー!!!」

 ドゴ!ボゴ!!
唯「ぁぅ、いじゃ、ほごっ、うぇ("q")」
 ドゴ!
唯「いだぃ、ゆいいだぃ("q")」
 ボゴ!ボゴ!!
唯「ぶごぉ、んひぃ、やめで(>q<)」
 ドゴン!ゴス!
唯「ぁが、やめ゛、ぃだ (>q<)」
 ボゴ!バコ!!
唯「ぁぅっ、ん゛っ、ゆぃ、いだい("q")」

まさしくフルボッコである。
地面に仰向けに倒れている唯に対して、男達はお腹を中心に顔や手足を何度も足で踏み付けた!

男A「オラオラ!さっきはなんやて?」
唯 「あぅぇ("q")…」

男B「オレらに死ね言うたんか!!」
唯 「ぇぅ…("q")」

次第に唯の反応も薄くなってきたので、男達は一度攻撃を止めた。

男A「ふー、生きてるかブタちゃん?」
唯 「ぁ…ぃだいぉ…ぅ゛ぃ("q")」

男B「おっ生きてるやん」
男A「何かオレらに言う事ないんか?」
唯 「ぁぅー(>q<) ぅーぃ、ゆいいだいぉー(>q<)」

男B「あ?」
男A「もっとお仕置き欲しいんか?」
唯 「ぁ゛―(>q<) だえー(>q<)」
  「おちぉきやぁ(>q<) げほっげほ ("q")」
  「げほ("q") ゆいごめなちゃい、ごめなたい(TqT)」
男A「おっ、ようやくわかったか!」
 バシ!
唯「ぶぇぇ("q")」
 バシ!
唯「プヘェ…("q")…」ピクピク

男A「ん?また気絶しよったか?」
男B「そーみたいやな!」

唯は口から血を吐いてまたまた気絶してしまった。

男A「ほなもーいくか?」
男B「そーやな!最後にこーせーへんか?」

どう何やら男達は最後に何かするみたいである。
男Bの提案に賛成し、男達は最後の仕上げを行った。

そして30分後男達だけが公園から出てきた。

男A「いやーすっきりしたわ」
男B「月1くらいであの池沼ちゃんと遭遇したいもんやな」

男達が行ってから数十分後

唯「グー、ンガー(-q-)」
 バスン!
唯「…ぁぅ…ぶわぁ~~(=q=)」
  「…ふぁう?(゚q゚)」
  「あぅ……(゚q゚)……」

木に積もっていた雪が唯の顔面に落ちてきて、その衝撃でようやく唯は目覚めた。
しかし、すぐには地面に寝たまま動き出さずボーっとしています。
どうやら1時間近く気絶・睡眠していたので全く状況を思い出せないようです。
それと同時にすっかり痛みも忘れてしまったようですね。

唯「うーい、うーい('q')…うーぃ、ゲホッゲホ('q')」

困ったときの憂頼み!
とりあえず寝たまま憂の名前を呼んでいますが、今ひとつ声が出ていません。どうやら喉を痛めたみたいです。
当たり前ですが憂からの返事はありませんでした。

唯「…あぅ!!ゆい、こーえーん(^q^)/」

どうやらようやく公園と気づいたようですね。

唯「あーうー♪ゆい、かえるー(^q^)/」
 「ぶわぁー(=q=) ゆい、かえるー(^q^)/」

そう言って唯はまだ少し寝ぼけた調子ですが起き上がり家に帰ろうとします。
そして、唯が起き上がろうとしたが、、、

唯「あぅ?…(゚q゚)」
  「あぅあー!フンス(`q´)」
  「あぅー!うーい、たてなーいよー(>q<)」

唯は立ち上がる事ができません。
男達はうつ伏せに気絶した唯の顔と手意外を完璧に雪で覆ったのです!
しかも、何度も雪を固め、大量に雪を使用しているのでかなりの強度・重量です。
唯の力と頭ではどうする事もできません。
その上唯は自分の体を見ることができないので、何故立ち上がれないのかさっぱりわかりません。
しまいには立てなくて泣きはじめました。

唯「びぃーん(>q<)たてなーいよー!ひっく、グズ、スン…」
 「んぅぎゃぎゃーーーーーーーーーー("q")」

どうしたのでしょう!

唯「ぎゃーーーーー("q")」

唯が泣いて鼻をすすった瞬間、悲鳴を上げました。あまり声は出てませんが…

唯「ぁぅ!はなっ、はな、いだーい!うーい、た、たつけてー("q")」
  「あぁ゛――はひぃ、んひぃ、んひ("q")」

唯の顔を見てみると…鼻の穴にからしがベッタリと塗り込まれています!!
男達は唯が気絶している間に、雪で体を覆うだけでなく、鼻の穴にからしを入れたようです!
男はコンビニでおでんを買うときにからしを見てこれを思いついて、からしを買っていたのです。
鼻の穴にからしを入れられていたので、鼻をすすった時にからしの「つーーん」が一気に来たのでしょう。

なんとか手は動かす事が出来たようなので唯はからしをとろうとします。

唯「んひ、んひ、あがが…ふご!(>oo<)」
  「んごぉ!("oo")」

唯は鼻の異物を取ろうといつものように鼻の穴に親指を入れました。
そんな事をしたら取れるものも取れるはずがありません。
指に押されてからしはより奥へ入り込んでしまいました!

唯「あ゛あ゛――("q")」

これはキツイ!
普段から刺激の強い物は憂の配慮であまり食べていない。そんな唯が口ではなく鼻にからしを入れられたのだ。その分、常人よりもショックは大きいようです。
口からは大量の涎が出てきました。

唯「あがが…はっ、はっ、あ゛っ…("q")」
  「ふぅえ、ふぅえ、ぶぇぇっくちゅーーーーん!!(>oo<)」

唯の体が生命の危機を感じたのか!?
鼻にある異物を出すためにくしゃみが自然と出てきました!
しかし一向にからしは出てきません。

それもそのはず、先程唯が鼻の穴に指を詰め込んだせいで奥の方に入り込んだ上に周りにベッタリと着いてしまったのです。

唯「ぶぇっしゅーん!!んひー、んひー、あがぁ(>q<)」
  「は、がが…おぇ…あがが("q")」
  「あぷぷ(×q×)…」プクプク

あぁ…くしゃみでも対処できなかった唯ちゃんは泡を吐きながら気絶してしまいました。
からしの刺激に耐え切れなかったのでしょう。
一体本日何度目の気絶でしょうか

もし声がきちんと出ていれば公園にいる誰かが気づき助かったかも知れなかったのに…
最後の最後まで残念でしたね、唯ちゃんは…

…………………………………………………………

憂「もーお姉ちゃん!起きてよ!」
唯「…あぅ?…あー!うーい♪うーい♪」
憂「ご飯できたよ!早く食べよう」
唯「あーうー♪まんまー、まんまー(^q^)/」
憂「いただきます」
唯「いたーらきまーす(^q^)♪」
  「パクパク(^q^)♪モグモグ(^q^)♪」
憂「おいしい?」
唯「おいちー、おいちー(^q^)/」
憂「そう、よかった!今日のお姉ちゃんのご飯は雪だから心配だったんだよね」
唯「あぅ?…あ゛ー、ゆいのまんまゆきー(>q<)」
憂「でもおいしいんでしょ?だからお姉ちゃんは雪で十分でしょ?」
唯「やーの!ゆい、はんばぐーたべるー(>q<)」
憂「何言ってるの!雪を食べなさい!!」
唯「やー!うーい、ゆいいじめた!ゆるたない(>q<)」
憂鬼「へーお姉ちゃん、そんな事言うんだ」
唯「あぅ!うぅぅーい、おにーーーーーー("q")」
憂鬼「ウフフ、ばれちゃったね♪」
唯「んぎゃー("q")」ブブブー
憂鬼「あーあ、お仕置き2倍だね♪」
唯「ごめなたいごめなたごめなたいごめたい(>q<)」
憂鬼「もう手遅れだよ!!おらーーーーーーー!!」
唯「んぎゃーーーーーー…ほげぇ("q")」

………………………………………………………………

憂「お姉ちゃん、お姉ちゃん」
唯「あぅぅ、ごめたい(=q=)」
憂「もー、なんで公園で生き埋めになんてなってたのよー」

―2時間前―

憂「ただいまー」
  「あれ?お姉ちゃん??…はぁ」

憂はいつも通り5時頃に帰宅したが、家に唯はいない。
帰宅しても唯がいない事は多々ある。それは一度帰宅した唯が外に遊びに行くことがあるからだ。
しかし、今日はまだ一度も帰宅していない事に憂はすぐに気づいたようだ。
唯のカバンがないこと、それと机に置いた3時のおやつがそのままあったからだ。
唯が憂の帰宅時間までに一度も帰宅していない時は騒動に巻き込まれている可能性がある。
その為憂は自然と溜息が漏れたのです。

憂「よかった、家にはどこからも連絡はきてないと。…そしたら」

憂は唯がまだ一度も帰宅していない事に気づいたら真っ先に電話を確認した。
何か問題を起こしていれば必ず警察や病院に厄介になり連絡が来ている筈だからだ。
しかし、どこからも連絡が来ていない。

憂「また公園で寝てるのかな?とりあえず1時間後に探しに行こうと」

憂は連絡がどこからも来ていない事から唯が公園で夢中になって遊んで、そのまま寝ていると考えたようです。
実際につい先日も公園で寝ていて憂が迎えに行った事があるからだ。

まぁ、確かに憂ちゃんの予想は外れてはいませんね!
だって唯は公園で気絶していますもんね

そして憂は家事や宿題を済ませ、1時間後唯を探しに公園に向かおうとします。
その時電話が鳴った。

憂「はい、平沢です…」
  「間違いなく姉です!…そうですか、ご迷惑をおかけしてすいません」
  「それでは今から迎えに行きます」
  「え?宜しいのですか?…はい、わかりました。いつもすいません」

電話の相手は警察。
どうやら唯は公園で気絶していた所を発見され、無事保護及び治療をされたようです。

男達に激しい暴行を食らったが、奇跡的に骨折は一箇所もなく火傷数カ所と打撲がある程度で済んでいた。
あれだけの暴行を受けたのに骨折もしていないなんて…なんて耐久力でしょう!
これも唯の体の防衛本能の為せる技なのだろうか…

警察と病院関係者は過去の経験から入院させる必要はないと判断し、警察は憂に連絡をして唯を親切にも家まで送ると伝えて来たのだ。
どうやら治療をした病院は今までに何度も唯に迷惑を掛けられていたので一刻も早く唯をどうにかしたかったようです。
そのため警察に今までの唯による被害を訴え、警察が至急唯を家まで送ることに落ち着いたのだ。

そして、家に唯が送られてきた。

警官A「こちらが姉の唯さんで間違いありませんね?」
憂 「はい、姉です」
唯 「グガガ(=q=)」
警官A「どうやら病院で治療の際暴れたようで麻酔を用いたみたいでまだ効いているようです」

そう。
唯は病院で治療してもらう際、「うーい、うーいんぎゃぎゃーちゅーたやーの」と暴れたのです。
そして面倒になった医師が全身麻酔をうったのです。

唯「グガガ(=q=)」
憂「で、姉の怪我はわかりましたが、一体どのような状況で発見されたのですか?」
警官B「はい。我々が現場である公園に着いた時にはちょっとした雪山に埋れていました」
憂 「え?」
警官A「え?」

当然の反応である。
ちなみに警官Aも唯容疑者の輸送はしたが現場には行ってなかったので初耳です。
さらに警官Bは続けます。

警官B「そして、口には犬のうんこを食べた形跡があり泡も吹いていました」
憂 「え?犬の…」
警官A「(ちょw犬のうんこてwwはらいてー)」

警官B「また、これは病院で気づいたのですが鼻の穴に…からしが塗りこまれていました」
憂 「はい?」
警官A「(鼻にからしてwどこの芸人だよwwwしぬーw)」

憂 「なんでそんな物を…」
警官B「正確な事は我々にもわかりません」
   「現場にはからしのチューブがあり、唯さんの親指にからしが付着している事から唯さん自身で鼻の穴に入れた可能性もあります」

憂 「ははは」
警官A「(親指を穴にてwwってこいつよく見たら鼻でけーーーーよw)」
唯 「ブヒィン(=oo=)」

憂は苦笑いをするしかありませんでした。
警官Aは心の中で盛大に笑っていました。

ちなみに実際に現場に駆けつけた警官Bが唯を発見した時大笑いしたのは秘密です。
現場の確保と称して携帯で写真を撮ったのも秘密です。
近くにあったうんこを割り箸で詰め込んだのも秘密です。

警官A「病院で一通り治療・洗浄は済んでいるので安心して下さい」
憂 「ありがとうございます」
警官A「あと病院からですが、ぎょう虫の検査も早く行いましょうと連絡がありました」
憂 「あっ、はい」
警官B「(早く誰かぎょう虫の続き書かないかな…)」

そして今に至る。

憂「んー起きないか~先にご飯食べよっと♪」
唯「うぅ゛(=q=)」
憂「いただきまーす」

憂は起きない唯を置いてご飯を食べた!
どうやら、気絶しやすい唯は麻酔がとても効きやすいようで、ご飯の匂いがしても起きない。

憂「ふーお腹いっぱい♪」
唯「おにた…ごめさい(=q=)」
憂「もー先に洗い物終わらせよう」
唯「う゛ぅ…あぅ(=q=)」

憂がご飯を食べ終わっても唯は起きない。まだうなされていますね。
だから憂は先に洗い物をし始めた。
そうしているうちにようやく唯が目覚めた。

唯「ごめな(=q=)…あぅ!!!」キャロキャロ
唯「あーうー♪」

唯は目覚めてすぐに辺りを見回した。
もちろん憂がいないか確かめる為にです。
夢の中で憂は鬼になったので、憂が怖くて仕方が無いのでしょう!

夢と現実の区別がつかない唯ちゃんはかわいいですね~w
憂は今キッチンで洗い物をしているので、唯の目が届く範囲にはいない。
そして憂がいないこと(実際にはキッチンにいるのだが…)に気づいて「あーうー♪」と喜んだようです。

唯「キャキャ♪あぅ~まんま~だー(^q^)/」

唯は机にあるご飯に気づいたようで、ガツガツと憂の用意したご飯を食べだした。


唯「パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪」

すごい勢いです。
男達の暴行で胃の中を空っぽにされたのでお腹ペコペコだったみたいです。
手につかんだ物が口元に持って行かれた瞬間にそれは消えます。
まさにイリュージョンです。

唯「パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪」
唯「げぇっぷ(^q^)♪パク(^q^)♪パク(^q^)♪」

ガシャガシャ
憂「ん?今の音は…お姉ちゃん起きたのかな??」

唯の汚いゲップの音で洗い物をしていた憂にも聞こえたようです。
そして憂はリビングに向かった。

憂「お姉ちゃん、起きたの??」
唯「パク(^q^)♪あぅ!!!!うーーーーーーーい('q')!!」

憂が現れて唯は一瞬にしてガタガタと震えだした。
余程先程まで憂鬼に激しいお仕置きをされていたのでしょう

憂「お姉ちゃん、もう大丈夫なの?」
唯「あぁぁ゛…("q")…あぅ(゚q゚)」
憂「ん?どうしたのお姉ちゃん?」
唯「あう~(^q^)/」

唯は何か思いついたようです!
余程いいアイディアなのか「あう~」と奇声を発しています。

憂「お姉ちゃ」
ベチャ!

なんと憂の顔に唯が先程まで食べていた晩ご飯が投げつけられた!

憂「…」
唯「キャキャー♪おにはそとー(^q^)/」

唯は『鬼に投げる』事を思い出したのです!
しかし、何を投げたらいいかまではわからなかったようですがよく思い出せたと言えるでしょう。
だから手に持っていた「まんまー」を憂に投げつけたのです!
いきなり投げつけられた憂は呆然としています。
気にせず唯は頑張ります!

唯「キャキャー♪おにはそとー(^q^)/」ベチャ
  「うーい、しーね(^q^)しーね(^q^)」ボト
憂「……」

最初の一発は奇跡的に憂に命中しましたが残りは明後日の方向に飛んでいってます。

それにしても唯ちゃんは肝心な事を思い出せなかったみたいですね。
今日男達に暴行を受けたのは「キャキャー♪おにはそとー(^q^)/」が原因の発端だと言う事を…
いや、そもそも唯はなぜ男達に暴行を受けたかなんてわかっていないでしょう。
もしかしたら、もう忘れてしまっているかも知れませんね。

唯「キャキャー♪おにはそとー(^q^)/」ベチャ
  「うーい、しーね(^q^)しーね(^q^)」ボト
憂「…ふざけんな!!!!」

あぁ…とうとう憂ちゃんが切れてしまったようです。

唯「あぅー('q') おにはそとー("q")/」ベチャ
憂「ご飯を投げるな!」
 ドスン!!
唯「んぎゃぁん("q")」
  「ぅぅ゛ぅぇ゛ーげろげろ~(~q~)」

たった一発のパンチで憂は唯に吐かす事に成功しました!

唯「んげぇぇ~(-q-)」
憂「まだまだこれからだよ!おねえちゃん!!」
 ドスン!!
唯「んぎゃーーー("q")…」

綺麗に顔面を捉えました!
唯の鼻からは血がドボドボと溢れてきます。
この状況まで追い込まれても唯は謝ろうとはしません。
なんて根性なんでしょう。

唯「んひぃ、んひぃ("q")うーいぶったー!しーね、しーね(`q´)」
憂「…オラオアラオラオラオラオ」
 ドコボコドスボコボコドス!
唯「あぅ、ぶひ、あっ、あ゛、ギャ、だっめ、う゛ぃ、あっ、ぁっ(>q<)」
  「プヘェ("q")」

憂のワンツー×3をくらい唯はいつも通り口から血も吐き出しました!
まるで噴水ですねw
でも気絶さえしたら痛みなんて忘れられます!
やったね唯ちゃん!

憂「おっと、お姉ちゃん気絶なんてさせないよ!」
 ドゴン!!
唯「んひぃ("q")…ぁ゛―、ゅぃ、ぃだぃぉ゛ー("q")」

なんて事でしょう。憂は唯に気絶する間を与えません。
唯に気絶する間を与えたら、痛みを忘れお仕置きの効果が半減してしまいますからね!
さすが唯の飼育員です!

憂「ん?なんて言ったのお姉ちゃん?声が小さくて聞き取れないよ」
唯「ぁ゛―ぅーぃ、だえぇー(>q<)」

どうやらまた喉を痛めて声がでにくくなったのでしょう。

憂「え?からしが欲しいって」
言ってません
憂「え?鼻に入れて欲しいって」
言ってません
憂「え?わさびも欲しいって」
言ってません
憂「え?それも鼻に欲しいって」
言ってません

完璧にスイッチオンです。

唯「あぅぁぅ…("q")」

唯は何も憂に言い返すことができません。

憂「それじゃーまずはからしを鼻に入れるね♪」
 ブチューーーーーーーーーー!
唯「ふんぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(×q×)」

男達とレベルが違います。ほぼ新品と思われるからしを一気に唯の鼻の穴にねじ込んだのです!
勢いよく入れられたので、鼻の最深部に達したものと思われます。

唯は絶叫しましたが、喉を痛めているので全然声が出ていません。
そしてピクピクを体を揺らし気絶をしようとしたら、憂がお湯を掛けて阻止します。

憂「ホラ起きて」
 ビシャー
唯「あずーーぃ("q")」
  「んひ、んひ、はにゃ…あがが…(×q×)」

唯が再び気絶しようかとした瞬間

憂「次はこれだね♪」
 ブチューーーーーーーーーーーーーーーー!
唯「ふがーーーーーーーーーーーーーーー(×q×)」

反対の鼻にわさびが入れられた!
夢のコラボレーションだ!!
唯は泡をぶくぶくと吹き出しピクピクと痙攣を起こして完璧に気絶した!

憂「ふーあと10発殴ったら寝ようっと」
 ボコ×10
唯「ペッ(×q×) プヘ(×q×) あっ(×q×) んひ(×q×)…」

殴っても唯は起きることはありませんでした。それほどまでの威力だったのでしょう。
また、まだ麻酔の効果が残っていて起きにくかった事もあるでしょう。

憂「ふー明日の朝が楽しみだな♪」
唯「…(×q×)…」

そう言って憂は唯を置いて寝に上がった。

翌朝!

憂「さぁーて、そろそろ起きるかな♪」
唯「ブピー(=q=)」
  「あぅぅ…ぶわぁーーー(=q=)」
憂「お姉ちゃん、おはよう♪」
唯「あぅー、うーい、おは…んぎゃーーーーーーー("q")」
憂「あはは、お姉ちゃんどーしたの?」
唯「うーい、たつけで、ぅーい゛("q")」
  「ほげぇ("q")」
憂「あっ、もう気絶した!」
唯「…(×q×)…」

そう。昨日のまま唯の鼻にはからしとわさびがてんこ盛り入っているのだ。
鼻の穴の容量を全てからし、わさびが埋め尽くしている。そんな刺激唯が耐えれるわけありません。

憂「すごい、すごいよ!起きてからたった12秒で気絶だよ♪」
唯「…(×q×)…」ピクピク
憂「これからは金曜と土曜の夜にからしとわさびを塗っておいたら土日が楽になるよ♪」
唯「…(×q×)…」ピクピク
憂「うん♪膳は急げだよ!からしとわさび買ってこなきゃ♪」
唯「…(×q×)…」ブブブー
 ドゴンドスボカーーーーーン

憂「さぁーって買い物、買い物♪」
唯「…( × q × )…」

 ("q")おわり(^q^)/


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最終更新:2016年12月23日 13:22
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