文化の浸透
現代のサブカルチャー・オタクカルチャーといった娯楽に関連する文化は、ここ十数年で とてつもない発展と躍進を続けている。
発展というのは、ソフトやツールなどの技術的な進化によるものだったり、作品ジャンルや表現方法などの思想や芸術面の変化などを指す。
躍進というのは、オタク文化などと言われていたものが インターネットの普及により浸透していく様を指す。
中でもネットの普及は、文化の浸透を最も加速させた要因だろう。
今日では、漫画やアニメ、ゲームは嗜んで当たり前の時代になった。
需要と供給
文化を嗜む人口が増えれば、好きなものを"楽しむ側"から"産み出す側"になる人間が増え始めていく。
加えてインターネットを活用し、楽しむ側も産み出す側も簡単にコミュニケーションが取れるようになってしまった。
コンテンツを インターネット上で楽しむことも容易くなり、創作物が他者に触れられる機会が多くなった。
つまり市場の規模も大きくなり、経済的な価値が高まるわけだが それが波紋を呼ぶ。
需要に対して 供給が過多すぎるのだ。
もはやどれを買えばいいのか分からないし、自分に合う作品を数多く見逃しているのは確実だろう。
最終更新:2018年06月08日 01:24