ヘルプに載っていない関数
SRC Ver.2.2.33 にて動作を確認。
Asc関数 書式:Asc(文字) >> 指定された文字列内の1文字目のANSIコードまたはシフトJISコードを返す。 >> 使い道はChr関数で使う番号を調べるくらい。
Chr関数 書式:Chr(番号) >> 指定されたANSIコードまたはシフトJISコードに対応する文字列を返す。 >> Chr(13) & Chr(10) で改行文字になります。 >> これを使えばConfirm等で自由に改行することが可能です。
LCase関数 書式:LCase(文字列) >> アルファベットの大文字を小文字に変換する。
Trim関数 書式:Trim(文字列) >> 文字列の前後のスペースを取り除く。 >> 取り除かれるのは半角全角スペースのみ。タブ文字は取り除かれません。
LCase関数とTrim関数だけは自作することができます。
同名の関数が存在した場合、実装されている関数が優先されるので、
作って入れておけば、もし仕様変更で消えても動作しなくなる事態は避けられます。
同名の関数が存在した場合、実装されている関数が優先されるので、
作って入れておけば、もし仕様変更で消えても動作しなくなる事態は避けられます。
というわけで自作Trim関数の一例です。Chr関数を使用することでタブ文字も取り除くことができるようになっています。動作テストをする場合は関数名を変更しないと元々SRCに実装されているTrim関数が呼び出されるので注意してください。
# 引数1に指定された文字列の文頭や文末の空白とタブ文字を除去して返す Trim: Local i j Local str = Args(1) # 文頭の空白を除去 Chr(9)はタブ文字 For i = 1 To Len(str) j = Mid(str, i, 1) Switch j Case " " " " Chr(9) Skip Case Else Break EndSw Next If i > 1 Then str = Mid(str, i) EndIf # 文末の空白を除去 Do While (str <> "") j = Right(str, 1) Switch j Case " " " " Chr(9) str = Left(str, Len(str) - 1) Case Else Break EndSw Loop Return str