【種別】 魔術 【初出】 創約1巻 【元ネタ】 カバラの「シェムハメフォラシュ」という概念。 日本語版Wikipediaにも記事はあるが、英語版Wikipediaの解説が詳しい。 [[シェム・ハ=メフォラシュ - Wikipedia>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%8F%EF%BC%9D%E3%83%A1%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A5]] [[Shem HaMephorash - Wikipedia(en)>https://en.wikipedia.org/wiki/Shem_HaMephorash]] 【解説】 学園都市統括理事[[根丘則斗>根丘則斗(ねおかのりと)]]が、[[R&Cオカルティクス]]の情報を基に生み出した[[魔術>魔術(まじゅつ)]]。 効力は「ドイツ語の単語の語尾に-elを付けて即席の天使を作り出し、その力を振るう」というもの。 出自としては旧約聖書『出エジプト記』から派生した術式のさらに亜流であり、 [[『黄金』>黄金夜明(S∴M∴)]]で使われていた「『[[天使の力>天使の力(テレズマ)]]』を効率的に用いるため、天使の名前を自作して力を切り分ける」という手法をさらに魔改造したもの。 身近な金属元素を10のセフィラ(球体)に当てはめて、 それを結ぶ22のチャネル(径)をいじくることで[[生命の樹>生命の樹(セフィロト)]]の操作を行い、現象として出力している。 各セフィラにはそれを守る天使が存在していることから、 架空の天使を作ることで架空のセフィラを作ってしまおうという逆転の発想から来たものらしい。 [[オティヌス]]曰く「堅実でつまらん魔術」。 彼女は洗練されていない代物だとこきおろしたが、 学園都市の住人が魔術を使ったという点で[[上条>上条当麻(かみじょうとうま)]]は強いショックを受けた。 ----