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花露妖宴(はなつゆようえん) - (2024/03/20 (水) 09:50:25) のソース

【種別】
人名

【初出】
創約三巻

【解説】
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]の「暗部」で活動する科学者。
非常に長い黒髪をポニーテールにした少女で、年齢は約10歳。
打ち止めと同程度の身長でありながら、アンバランスに胸が大きい。
緑色のスプラッシュ模様が入った白衣をコルセットで固定し浴衣のように着ており、縁日のお面のようなガスマスクをつけている。
[[過愛>花露過愛(はなつゆかあい)]]は双子の片割れで、彼女とほぼ同じ髪型・服装・顔立ちをしている。

過愛の特殊性癖に巻き込まれて自分まで恥をかく経験を幾度もしており、
何度言っても態度を改めない彼女には手を焼いている。
一方でGPS付き防犯ブザーを過愛の腹部に縫って埋め込むなど、
彼女とは対照的に、縛り付けてでも永遠にべったりくっついていたいという考えを持つ。

【能力・スキル】
『媒介者』を自称する研究者で、病原菌やそれを運搬する小動物の専門家。

ハエ、ゴキブリ、ネズミ、ダニなどさまざまな生物を誘引物質を散布することで自在にコントロールし、
ネズミの大群を銃弾を遮る肉壁にする、羽虫の群れの羽ばたきで銃弾の軌道が逸れるほどの強風を発生させる、
というように複雑にコントロールすることができる。
また、ある種の虫が宿主の体の一部を大きく膨らませる「寄生肥大」を利用して、
巨大化させたカラスやゴキブリを背中に貼り付けて空を飛ぶことも可能。
さらに菌による肉体操作の知識にも豊富で、
マゴットセラピーなどによる治療や感染毒による人体の地雷化など様々な応用力を持つ。

しかし生物の操作はあくまで誘因物質によるものなので、気体の流れを変更するなどしてコントロールを乱されると弱い。
また動物を集める手間を挟むので、準備のない状態では遅れをとる。

彼女自身は[[レベル0>無能力者(レベル0)]]だが、その技術によりレベル4最上位にも匹敵する戦闘力と応用力を誇る。

【作中での行動】
[[オペレーション・ハンドカフス>手錠(ハンドカフス)]]実施中の[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]では過愛と共に行動し、
制裁として[[警備員>警備員(アンチスキル)]]の襲撃を行う。

手始めに[[浜面>浜面仕上(はまづらしあげ)]]らが捕らえられた警備員の総合詰め所を襲撃し、
「人間を生きたまま腐らせ、発生したメタンガスに火を付けて爆発を起こす」
などの方法で大量殺戮をし、駐在の警備員を全滅させる。

続いて第18学区の[[警備員化学分析センター>警備員化学分析センター(アンチスキルかがくぶんせきセンター)]]を襲撃するが、[[黒子>白井黒子(しらいくろこ)]]に敗北した過愛が汚水に溶けて拡散したことを知って取り乱し、
「[[ニコラウスの金貨]]」で地面を割って汚水を地上に噴出させ、
「生物濃縮」によって希釈された過愛を自分に取り込もうと汚水を飲むという常軌を逸した行動を取る。
しかし「ニコラウスの金貨」の力でも過愛を元通りにはできないと分かって絶望し、
汚水によって歯が溶けた状態で意識を失い検挙された。

【口調】
一人称は「私」。過愛と比べると大人びた女性的な喋り方をする。
 例)「どうするのかしら、過愛」
     「私達もただ黙ってやられっ放しっていうのは面白くないわよね」
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