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フレンダ=セイヴェルン」を以下のとおり復元します。
【種別】 
人名

【初出】 
十五巻 
ファミリーネームは新約一巻にて判明

【CV】
内田真礼

【解説】
『[[アイテム]]』のメンバー。金髪碧眼の女子高生。
能力は最期まで不明だった。
[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]の暗部には本来あまり興味が無く、
面倒事を避けて、楽しく暮らしていけたらいいと思っている。
可愛らしい外見に気を配っているのもその為であるようだ。
『[[アイテム]]』にいるのも、広く浅い友達の一端くらいの認識。
年下の[[絹旗>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]よりスタイルが控えめな事を気にしているらしい。
[[フレメア>フレメア=セイヴェルン]]という妹がいる。

能力を主体にせず、トラップと爆発物の扱いを得意とする。
身体能力と格闘技術はかなり高い。
普段は主にリモコン式の爆弾を使うが、場合によっては時限式・着火式のものも使用する。
着火式の起爆や相手の誘導・妨害などにはドアや壁などを焼き切るツールを用いている。
なお好物と思われるサバ缶も同様のものと思われるツールで開封している。
爆弾を利用して本命の爆弾に追い込んだり、
窒素ガスを[[気化爆薬>イグニス]]と信じこませ能力を封じるなど心理戦も得意。
反面詰めが甘く、肝心のところでミスをして台無しにしてしまうことも。
[[麦野>麦野沈利(むぎのしずり)]]や絹旗にもそこを厳しく指摘されており、
「おしおきじゃすまないミスを犯す」「ここぞという時に限って超使えない」などと評され、
仲間内での信頼度は高くないようだ。
その指摘は正しいのか口がとても軽く、自らの保身にすぐ走ってしまう。
これが後の悲劇を生む要因となってしまう。

性格はお調子者で何事にも楽観的だが人を殺す事をとても軽く観ており、
雇い主の目的や殺す相手が善人か悪人どうか、そいつの人生などどうでもいいと言ったり、
命を摘む瞬間に相手の運命を支配した気分になり、
「私に殺されるために生きてきた」と考えるなど根は冷酷で残忍。
麦野曰く「血まみれの手を石鹸で洗ったらそのまんま笑顔でファンシーショップに出かけるようなヤツ」だったらしい。
だが、友達や仲間には優しい面もあり、[[滝壺>滝壺理后(たきつぼりこう)]]を気遣う心を見せ、その身を心配している。
また、[[浜面仕上>浜面仕上(はまづらしあげ)]]によれば面倒だったのか覚えられないからなのかは分からないが、パスワードなどの暗号を同じ並びにしてしまう傾向があったらしい。
その結果、よく絹旗や麦野に絞られていたとか。
作者曰く「善悪がないキャラクター」「作中でも極めて珍しい立ち位置」とされている。

[[とある科学の超電磁砲>とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)]]にも登場しており、
その当時(7月24日)は麦野に抱きついてじゃれ付くほどの仲良しさを見せ付けている。
8月18日(19日?)には『[[アイテム]]』として受けた依頼で、
[[絶対能力進化実験>絶対能力進化(レベル6シフト)]]の妨害活動を行っていた[[御坂美琴>御坂美琴(みさかみこと)]]と交戦。
巧みな口ぶりと演技により美琴の電撃能力を完全に封じて肉弾戦に持ち込み、
あと一歩のところまで追い詰めたが、美琴を激昂させたことにより敗れる。
その後、乱入してきた麦野に助けられてその戦闘を援護するが、
美琴と雌雄を決することにこだわる麦野の指示により滝壺を連れて研究施設から退避し、
絹旗と合流した後は移送の護衛を行なった。
超電磁砲四十三話では、麦野が[[大覇星祭>大覇星祭(だいはせいさい)]]の選手宣誓の勧誘をされたときに代わりに引き受けようとしていた。

10月9日に起きた[[素粒子工学研究所]]での対『[[スクール]]』戦で負傷?し、
『[[アイテム]]』とはぐれた後に『スクール』と接触(捕まった可能性もある)。
その際に自らの保身を図り、情報を渡す見返りに逃がしてもらったが、
裏切りを許さない麦野に粛清され、胴体から真っ二つになり死亡した。
その際、浜面は「フレンダだって相当の使い手のはずなんだ。(だった)」と発言している。
上述されているように決して善良とは呼べない人物だが、彼女が「仲間を裏切ってまで、生きて帰りたかった場所」を想像すると、
単純な悪人とは違った別の側面が見えてくるかもしれない。
亡骸は、[[第一〇学区]]の墓地に埋葬されている。

このようにフレンダは死亡した筈だったが、新約5巻終盤にて突如彼女と思われる人物が麦野の前に現れた。
…が、新約6巻で、これは麦野の義眼へ電磁的介入を行った事による偽装であると明かされた。
また、フレンダに見えるのは麦野だけで、居合わせた絹旗には女装趣味のオッサンに見えていたらしい。

新約12巻では、物語の舞台となった[[ダイヤノイド]]の一室にあった彼女の生前の片鱗が描かれた。
そこには彼女の『遺産』と呼ばれる、軽く1000人は超える程の友人達に宛てられた、誕生日を祝うプレゼントが大量に保管されていた。
中には麦野に宛てられたものもあり、映像に映るフレンダの屈託のない笑顔を見た浜面は「絶対に麦野には見せられない」と決意を固めていた。
[[サンジェルマン]]の言葉に突き動かされ、殺意と復讐心に駆られた[[藍花悦の偽物>加納神華(かのうしんか)]]は、彼宛のプレゼントに遺されたメッセージによってその本来の名前を取り戻した。


【口調】
「結局」という単語を文中に入れる。語尾に「~訳よ」がくることも多い。
 例)「結局、浜面ってキモいんだけど」
   「自信満々の能力者を嵌めたこの瞬間が最っ高ーに快感な訳よ!」

【備考】
とある科学の超電磁砲Sの18話で、本編中にフレンダがレベル4である、というような記述が見つかった。
が、文字がボヤけているためその真偽は不明。
また、原作小説の新約2巻で、フレメアを見た絹旗に
 「死んでまで超若作りしていますよあの女!」
と言われているため、実際には女子高生でない可能性もある。
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