【種別】 [[魔術結社>魔術結社(マジックキャバル)]] 【初出】 [[とある魔術の禁書目録SS]]第二話 本編では二十二巻(十八巻でも組織に所属する人物は登場している) 【解説】 イギリスの『[[黄金>黄金夜明(S∴M∴)]]』系の魔術結社の中でも有数の力を持つ組織。 [[レイヴィニア=バードウェイ]]がボスとして君臨し、[[マーク=スペース]]が所属。 目的の為なら手段を選ばない事で有名で、 「その過程で築かれた屍の数を聞くとプロの魔術師ですら絶句する」という逸話があるらしい。 ただ、資源や生贄を派手に使い潰す傾向のある『[[宵闇の出口]]』については嫌悪感を抱いていることから、 単に無駄遣いしているわけではないようだ。 『[[天使の力>天使の力(テレズマ)]]』の取得とそこから派生する各種術式を主に扱い、 『黄金』系の中でも、特に大掛かりな[[霊装>霊装(れいそう)]]を使う『大技』を得意とし、タロットを用いた術式も多用する。 その扱う魔術は大規模に効果を及ぼすものの、 一発の大規模術式を扱うのに一つの集団を丸ごと動かす必要があるものが多いらしい。 [[イギリス清教]]の強襲に備えて特定の『拠点』は持たず、 アパートメントの一室や雑貨ビルのテナントなどを年契約で借り複数の『拠点』を用意。 財産を徹底的に小分けした上で、 『拠点』の一つへ必要な時に必要なだけ人員・物を持ち寄って儀式魔術を実行する。 その『拠点』の一つがロンドンのランベス区にある平凡な石造りのアパートメントの一室。 元々は魔術結社ではなく、古くから続く「国家や組織の支配のためにカリスマを研究する組織」であった。 しかし当時のカリスマは宗教権威と不可分のものであったため段々オカルト化していき、 最終的に19世紀程に発生した『黄金』を調査するうちに取り込まれて魔術結社化。 恐るべきは、組織を率いる者のカリスマ性にもある程度の耐性を持っていた『組織』ですら呑み込まれてしまった事。 バードウェイをして、その内情は「常軌を逸していた」という。 『明け色の陽射し』という名もそのときに付いた。 「カリスマ性の研究」という目的は魔術結社として名が広まった今でも変わっていない。 そのサンプル採取の一環として、[[アレイスター=クロウリー]]を追いかけていた事も明かされている。 その為、厳密に言えば『明け色の陽射し』は、生粋の『黄金』系でもなければ正しい意味での魔術結社でもない。 なお、世界を『汚染』する『[[原典>魔道書(まどうしょ)]]』に対しては、 レイヴィニア=バードウェイの口から「憎しみすら感じている」という旨の発言がなされている。 【備考】 [[Wikipedia「黄金の夜明け団」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%87%91%E3%81%AE%E5%A4%9C%E6%98%8E%E3%81%91%E5%9B%A3]] ----