【種別】 [[魔術>魔術(まじゅつ)]]・[[霊装>霊装(れいそう)]] 【元ネタ】 北欧神話 [[Wikipedia-スキールニル>http://ja.wikipedia.org/wiki/スキールニル]] 【初出】 [[とある魔術の禁書目録SS]]第二話 【解説】 [[テオドシア=エレクトラ]]が使用する、北欧神話をモチーフにした霊装。 マッチ箱、及びマッチ棒で構成される。 テオドシアが任務でやってきた[[ステイル>ステイル=マグヌス]]に状況を説明する際に使用した。 形状の通りマッチ棒を取り出して擦り、発火させることで効果を発揮させる。 マッチ箱、及びマッチ棒の内部に情報を格納しておくことで、それを映像として投影することが出来る。 40分以上ある映像情報でも記録可能で、 マッチが燃え尽きても次のマッチを擦れば情報は引き継がれる……が、 「40分以上ある映像を投影するのに、数分で燃え尽きるマッチを手で持つ」という構造的欠陥を持っている。 その点はステイルにも突っ込まれ、使用する際はテオドシア本人に持たせた。 実は幻像資料の投影だけではなく、投げることで複数の爆発を起こしたり、 相手に対して魔術的な意味を持つ強力な向かい風を吹かせるなどバリエーションの豊富な術式。 しかし、その全てが防御術式であり、他者の護衛用。 その術式の原型をあっさり見抜かれてしまった結果、 基となった伝承に則って「騎馬」のルーンを使用したステイルに術式を強引に解除され、完全に無効化されてしまった。 なお、この術式はスキール二ルの杖が示す「奪う」役割と、 アイスランドで炎が示す「守る」役割を両立させるために、 ルーンの文字と配置を独自のパターンに最適化している。