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マリアン=スリンゲナイヤー」を以下のとおり復元します。
【種別】 
人名 

【初出】 
新約三巻

【解説】
『[[グレムリン]]』の正規メンバーを務める[[魔術師>魔術師(まじゅつし)]]。
褐色肌・銀髪三つ編みの少女。
眼鏡をかけ、素肌の上に直接オーバーオールを着こんでいる。
オーバーオールの中には、彼女の工具たる黄金製の金槌や鋸が収納されている。

自らを「現存する超希少な[[黒小人(ドヴェルグ)]]の一人」と称しており、
『[[投擲の槌>投擲の槌(ミョルニル)]]』を改造したのも彼女。
専門としているのは「生きている物」の加工であり、
人間を生きたまま別の形状に変貌させる技術を持つ。
ただし、それは「人間しか加工できない」ということではなく、
純粋な道具には鉱物などの無機物を、
ミサイル等の自律制御が必要な物には人間を、と使い分けているに過ぎない。
逆に「死んでいる物」を操る手段はなく、
死亡している人間を蘇生したり、細胞組織が崩壊している肉体を加工することはできない。
また、彼女の技術はあくまで「工業的な技術」を転用しているだけの為、
本来は戦闘向きの技能ではない。

[[オティヌス]]との会話からすると、彼女もまた『[[主神の槍(グングニル)]]』の完成を目指しており、
ハワイ諸島で起こした一件もその第一歩に過ぎないらしい。

[[バゲージシティ]]の騒乱における『グレムリン』サイドのリーダー格。非戦闘員でありながら、
早々に撃破された他二人の汚名を返上するかのごとくバゲージシティに一人で地獄を築き上げ、
[[木原病理>木原病理(きはらびょうり)]]を蜂の巣にし、超音速爆撃機を削り落とし、[[サンドリヨン]]をテーブルに加工し、
[[雲川鞠亜>雲川鞠亜(くもかわまりあ)]]と[[近江手裏>近江手裏(おうみしゅり)]]を二人まとめて相手取り、[[サフリー>サフリー=オープンデイズ]]を含めた三人娘を[[戦乱の剣>戦乱の剣(ダインスレーヴ)]]で圧倒し、
最終的に[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]と一騎打ちでナチュラルセレクター決勝戦を繰り広げた。
上条を殺す力を持ちながら、[[ベルシ]]との思い出を壊せず敗北する。

しかし最終的に彼女は軽傷であり、また上条に敗北しながら改心する事も無く、
そのまま次のステージである、[[一端覧祭>一端覧祭(いちはならんさい)]]での騒動にも参戦した。
ただ、ベルシを亡くしたためかやる気が出ない様子で、[[トール]]のサポート役にとどまった。

ベルシ・投擲の槌とはグレムリン結成以前からの付き合い。
[[木原加群>木原加群(きはらかぐん)]]に魔術を教えた師匠であり、死ぬために生きるベルシになんとか人としての人生を歩ませるべく
グレムリンに引き入れ、その後もサポートを続けた。

  「もしも復讐が終わってさ、それでも無意味に生き残っちゃって、何にもなくなっちゃったら、その時は私のトコに来いよ」

それは彼女にとっては冗談でも何でもなかった。

人の命を何とも思わない人間ではあるが、仲間の為に本気で怒ることができる少女でもあり、
上条に敗北しながら主張や生き方にまったく変化が無いのは、彼女が単純な悪人ではないからかもしれない。

雲川鞠亜と名前が似ている。「木原加群(ベルシ)」を通して対比されたキャラクターだと思われる。
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