【種別】 武器・機材 【元ネタ】 ULは『[[滞空回線(アンダーライン)]]』の略。 【初出】 新約十五巻 【解説】 『[[木原一族]]』の一人、[[木原唯一>木原唯一(きはらゆいいつ)]]が開発した特殊装備。 外見はスターティングピストルにも似たオモチャのような銃。 狙いを定めてトリガーを引く事で、擬似的な粉塵爆発を誘発させる。 効果範囲は[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]全域のみで、一歩でも外に出れば効果は無い。 本来の目的は「粉塵爆発」という攻撃としては不確かな現象を引き起こす事などではなく、 [[アレイスター=クロウリー]]が自身の目として配置している『[[滞空回線>滞空回線(アンダーライン)]]』をかき集めて起爆する事で、 短時間ではあるが上層部に一切モニタリングされない空間を構築することにある。 この銃に対し[[木原脳幹(きはらのうかん)]]は、出来の良さは高く評価しつつも、 「そう『彼』をいじめてやるな」とコメントしている。 『[[理想送り>理想送り(ワールドリジェクター)]]』を巡る戦いにおいては、 [[魔術>魔術(まじゅつ)]]や体術以外に利用できる手段の一つとして、木原唯一が持ち出して使用した。 戦闘の最中、唯一の手から離れて決定的なチャンスで上条の手に渡るが、 上条は[[オティヌス]]からの助言を思い出し、「俺が欲しかったのは、こんな力じゃない」と放棄。 トドメの一手に用いられる事はなかった。 ----