【種別】
武器・機材
【初出】
新約十五巻
【解説】
『
木原一族』の一人、
木原唯一が開発した特殊装備。
外見はスターティングピストルにも似たオモチャのような銃。
狙いを定めてトリガーを引く事で、擬似的な粉塵爆発を誘発させる。
効果範囲は
学園都市全域のみで、一歩でも外に出れば効果は無い。
本来の目的は「粉塵爆発」という攻撃としては不確かな現象を引き起こす事などではなく、
アレイスター=クロウリーが自身の目として配置している『
滞空回線』をかき集めて起爆する事で、
短時間ではあるが上層部に一切モニタリングされない空間を構築することにある。
この銃に対し
木原脳幹は、出来の良さは高く評価しつつも、
「そう『彼』をいじめてやるな」とコメントしている。
『
理想送り』を巡る戦いにおいては、
魔術や体術以外に利用できる手段の一つとして、木原唯一が持ち出して使用した。
戦闘の最中、唯一の手から離れて決定的なチャンスで上条の手に渡るが、
上条は
オティヌスからの助言を思い出し、「俺が欲しかったのは、こんな力じゃない」と放棄。
トドメの一手に用いられる事はなく、上条は己の信念を貫くことは出来たのだが、そのチャンスを逃した隙を突いた唯一によって逆に絶体絶命に陥ってしまう。
結果、上条を助けるために
美琴が道を踏み外す事となってしまった。
最終更新:2024年02月28日 19:13