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ベルシ - (2012/03/23 (金) 13:18:03) の編集履歴(バックアップ)


【種別】
人名

【元ネタ】
スカルド詩『コルマクのサガ』の登場人物であるベルシと思われる。

【初出】
新約四巻

【解説】
魔術結社『グレムリン』の正規メンバー、木原加群の魔術師としての名前。
『グレムリン』に合流する以前からこの名前で通していたかどうかは定かでない。

扱う魔術は、北欧神話で剣の柄にはめ込まれる石の治癒効果を再現したものであり、
「一撃必殺の致命傷となる攻撃を確実に無効化する」術式。
致命傷となる攻撃では傷一つつかないが、逆に言うと「致命傷にはならない細かい傷」に対しては無防備である。故に、「細かい傷」が積み重なれば、いずれ失血死してしまう。
しかし、「致命傷にはならない細かい傷」を負えば負うほど、もう一つの魔術であるヴィーティングの威力が増大していくため、戦闘においては時間と共に強くなってゆく。
(これらの性質上、傷を負わせることなく相手を無力化できる敵とは相性が悪く、たとえばロキや木原乱数は天敵となっている。)

これらは全て、仇敵である木原病理を消耗戦に持ち込んで倒し、なおかつ確実に自分が命を落とすことを
想定して磨き上げたものであったため、付き合いの長いマリアン=スリンゲナイヤーからは

「強いかもしれないけれど、使い所は全くないよね」

と評価されていた。