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トラウィスカルパンテクウトリの槍 - (2009/08/07 (金) 00:11:26) のソース

【種別】 
[[魔術>魔術(まじゅつ)]]・[[霊装>霊装(れいそう)]]

【元ネタ】 
[[Wikipedia「トラウィスカルパンテクートリ」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA]]
黒曜石のナイフなのはおそらく[[Wikipedia「イツラコリウキ」>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%84%E3%83%A9%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%82%AD]]が元ネタ


【初出】 
五巻

【解説】 
[[海原光貴>海原光貴(うなばらみつき)]]に変装している[[アステカの魔術師>エツァリ]]が持っている黒曜石のナイフ。及びそれを使用して放たれる分解魔術。
「トラウィスカルパンテクウトリ」は元々はアステカの神様の名前。
金星と災厄を司る神で、その槍は“金星の光を浴びた者全てを殺す”と言われている。
魔術としては、「槍」のレプリカである黒曜石のナイフを『鏡』として空から降ってくる金星の光を反射させ、
その光を浴びせることで攻撃する。
この黒曜石のナイフを用いた人間の使う「槍」は術式も含めてレプリカで、
神様が扱うような本物の「槍」を使えば世界中の人が死ぬらしい。


詳細は以下。

+ 黒曜石のナイフを傾け、金星と『鏡』と標的を接続する。
+ 魔力を注ぎ、呪を紡ぐことで金星の光を「槍」に変貌させ、見えない光線として放つ。直撃したものは複雑な印が刻まれる。
+ 刻まれた溝から、悪意ある視線のような、見えなくとも感じ取れる何かが噴き出す。
+ 一秒後、直撃したものはネジ・ボルト・溶接部といった部品同士の繋がりを一つ一つ全て断たれ『分解』される。
  生物に行えば肉屋で解体された牛のようにバラバラになる。


どれほど強いモノでも一撃で倒せる強力な魔術だが、一度に一対象しか攻撃できない。
そのため敵の数が多い時にはあまり役に立たない魔術。

反射光は術者にとっても不可視であるため、正確に当てるのは難しい。
また煙幕などで金星の光をさえぎられると当然無力化する。

【コメント】
◆本物の[[海原光貴>海原光貴(うなばらみつき)]]の[[念動力>念動力(テレキネシス)]]で分子レベルまでガチガチに固められた物は分解出来なかったが、分解の力自体が物理的な力であったため動かすことができずに防げたのか、分子レベルで全体を固定されたために全身が『一つの物体』としてカウントされ、部品ごとに分解できなかったためなのかは不明。
◆ナイフは当麻によって一度破壊されたのに、以降の巻に登場しているところをみると、作成はさほど難しくはないようだ。
◆いきなり噛まずに言えたあなたは誇ろう