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薬味久子(やくみひさこ) - (2014/09/11 (木) 18:10:32) のソース

【種別】 
人名 

【初出】 
新約七巻

【解説】
[[学園都市統括理事会]]の一人。女性。実年齢は70代だが見た目は30代。
医療関係に太いパイプを持ち、自身も医師なのでアンチエイジングにより30代の顔を持ち、
土御門は「骨も内臓もオレより奇麗」と評している。
[[第一三学区]]にある大学付属を冠した病院に医師として勤務し、病院内で生活している。
まだ見ぬ何かを欲し、前人未到の領域に踏み込むことを目指しており、
[[『人的資源』プロジェクト>『人的資源(アジテートハレーション)』プロジェクト]]の中心人物である。

[[土御門>土御門元春(つちみかどもとはる)]]が『人的資源』プロジェクトについての情報収集の際、
薬味が勤務、生活している病院を襲撃し、電気ショックによる拷問を行い、[[ワイルドカード球菌]]を所有している事を明かした上で脅迫され、[[統括理事会>学園都市統括理事会]]メンバー専用の直結連絡のためのアドレスを教える。…が、土御門は人的資源プロジェクトの首謀者を[[貝積継敏>貝積継敏(かいづみつぐとし)]]と思い込んでいたが、それ自体が薬味による阻止派同士の相討ちによる共倒れさせるという作戦だった。

『人的資源』プロジェクトを進めるため[[フレメア=セイヴェルン]]の殺害を[[恋査>恋査(れんさ)]]に命令。
自身はフレメアの行動に最も影響を受けやすい[[浜面仕上>浜面仕上(はまづらしあげ)]]を[[食人ゴキブリ]]と共に襲撃。
しかし同行していた[[絹旗最愛>絹旗最愛(きぬはたさいあい)]]の[[窒素装甲>窒素装甲(オフェンスアーマー)]]による気流の操作により
食人ゴキブリの誘引物質を浴びせられ肉体は食人ゴキブリに食い尽くされるが、この事すらプロジェクトの一環で、
肉体を食われた後、『人的資源』プロジェクトの真の目的だった、自分の意識を[[AIM拡散力場]]を媒体とする[[濃淡コンピュータ]]へ移すことに成功。
この時点で[[風斬氷華>風斬氷華(かざきりひょうか)]]や[[ドラゴン]]と同じ領域に踏み込み、彼女を視認することは不可能となった。

[[AIM拡散力場]]に満たされた[[学園都市>学園都市(がくえんとし)]]よりさらに全世界的に存在する海水、空気を媒体とした濃淡コンピュータに意識を移すために
フレメア殺害を続行。[[博覧百科>博覧百科(ラーニングコア)]]の[[避雷針]]で殺害の瞬間を観察していたが、
フレメアが「守られる者」から「守る者」になるという意識の変化により
フレメアと『同じ場所』(AIM拡散力場の領域か現実かは不明)に出現。
大量のデータをフレメアに上書きされ意識が[[恋査>恋査(れんさ)]]の中に押し込められ、
[[上条当麻>上条当麻(かみじょうとうま)]]の[[幻想殺し>幻想殺し(イマジンブレイカー)]]により一時消滅。

絹旗との戦闘の生き残りの[[食人ゴキブリ]]の匂いを媒介に意識を取り戻すが、
[[友達>フレメア=セイヴェルン]]を傷つけたお仕置きのために薬味を捜索していた[[フロイライン=クロイトゥーネ]]により
情報そのものを捕食された。

作中でフレメアに見せられた「病室で重傷の患者に完治を約束している」記憶を、「こんなの知らない」と言って否認しているが、
彼女がここまでの暴走に至ったのは、[[暗闇の五月計画>暗闇の五月計画(くらやみのごがつけいかく)]]を転用されて[[木原唯一>木原唯一(きはらゆいいつ)]]の知的好奇心を植えつけられていた為である。
恋査(#29)が述べたように、本来は「10人中9人しか救えない状況」への別解を提示できるような人間だったと思われるが、
『木原』を獲得してしまったことでその発想は、他を顧みず「己を高める」方向にしか作用しなくなってしまったと考えられる。
フレメアが『人的資源』から外れた前後で一時的に『好奇心』からは解放されたらしく、病室の記憶は彼女本来のものである可能性が高い。

恋査の胸囲設定が八〇・九九九センチに留めてある事から、彼女自身の胸囲は八十一センチであると思われる。
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