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【種別】
人名

【初出】
新約七巻

【解説】
学園都市統括理事会の一人。

肩までかかるカールした茶髪に、茶色の目をした30代くらいの美女。
ラベンダーのニットに赤いミニスカート、ガーターベルトで固定したストッキングを着用し、上に白衣を羽織っている。
恋査の胸囲設定が八〇・九九九センチに留めてある事から、彼女自身の胸囲は八十一センチであると思われる。

見た目は30代だが、実年齢は70代。
医療関係に太いパイプを持ち、自身も医師なのでアンチエイジングにより30代の顔と身体を持つ。
土御門は「骨も内臓もオレより奇麗」と評している。

第一三学区にある大学付属を冠した病院に医師として勤務し、病院内で生活している。
様々な生物兵器の開発も手掛けており、自身の患者を使って秘密裏に人体実験も行っている。
まだ見ぬ何かを欲し、前人未到の領域に踏み込むことを目指しており、『人的資源』プロジェクトの中心人物である。

土御門が『人的資源』プロジェクトについての情報収集の際、病院を襲撃され、電気ショックによる拷問を受ける。
さらにはワイルドカード球菌を所有している事を明かした上で脅迫され、統括理事会メンバー専用の直結連絡のためのアドレスを教えた。
しかし、土御門は人的資源プロジェクトの首謀者を貝積継敏と思い込んでいたが、それ自体が薬味による阻止派同士を相討ちさせて共倒れさせる作戦だった。

『人的資源』プロジェクトを進めるためフレメア=セイヴェルンの殺害を恋査に命令。
自身はフレメアの行動に最も影響を受けやすい浜面仕上食人ゴキブリと共に襲撃。
しかし同行していた絹旗最愛窒素装甲による気流の操作により食人ゴキブリの誘引物質を浴びせられ、肉体は食人ゴキブリに食い尽くされた。
だが、この事すらプロジェクトの一環で、肉体を食われた後、『人的資源』プロジェクトの真の目的だった、自分の意識をAIM拡散力場を媒体とする濃淡コンピュータへ移すことに成功。
この時点で風斬氷華ドラゴンと同じ領域に踏み込み、彼女を視認することは不可能となった。

AIM拡散力場に満たされた学園都市よりさらに全世界的に存在する海水、空気を媒体とした濃淡コンピュータに意識を移すためにフレメア殺害を続行。
博覧百科避雷針で殺害の瞬間を観察していたが、
フレメアが「守られる者」から「守る者」になるという意識の変化により、フレメアと『同じ場所』(AIM拡散力場の領域か現実かは不明)に出現。
大量のデータをフレメアに上書きされ意識が恋査の中に押し込められ、上条当麻幻想殺しにより一時消滅した。

絹旗との戦闘の生き残りの食人ゴキブリの匂いを媒介に意識を取り戻すが、友達を傷つけたお仕置きのために薬味を捜索していたフロイライン=クロイトゥーネにより情報そのものを捕食された。

作中でフレメアに見せられた「病室で重傷の患者に完治を約束している」記憶を、「こんなの知らない」と言って否認しているが、
彼女がここまでの暴走に至ったのは、暗闇の五月計画を転用されて木原唯一の知的好奇心を植えつけられていた為である。
恋査(#29)が述べたように、本来は「10人中9人しか救えない状況」への別解を提示できるような人間だったと思われるが、
『木原』を獲得してしまったことでその発想は、他を顧みず「己を高める」方向にしか作用しなくなってしまったと考えられる。
実際に薬味が計画立案、実行に移した『人的資源』プロジェクトは「善性を悪用する」という『木原』の性質を孕んだものだった。
フレメアが『人的資源』から外れた前後で一時的に『好奇心』からは解放されたらしく、病室の記憶は彼女本来のものである可能性が高い。

最終更新:2026年04月04日 01:37